2017年広島の契約更改が全選手終了しました。
2016年の広島は緒方監督の2年目となりましたが、他球団を寄せ付けない圧倒的な力で、セリーグ優勝を果たしました。残念ながら日本シリーズでは北海道日本ハムファイターズに負けてしまいましたが、今年こそは日本一を目指して欲しいところです。そんな2017年も優勝筆頭候補の広島ですが、2017年広島の年俸ランキングを確認しましょう。昨年度の最高年俸でエースの黒田投手が引退した今年、どのような年俸になっているのか注目ですよ！

2017広島の年俸ランキング結果一覧

それでは早速ですが2017年広島の年俸ランキングを見てきましょう。投手部門と野手部門に分けてみていきます。
※単位は万円で、一番右端のカッコ書きとなっている数字は前年からの増減額を示しています。

投手部門

まずは投手部門です。結果一覧は以下のとおりになります。

ジョンソン 31000 (△16000)
野村　祐輔 10000 (△5200)
ジャクソン 9600 (△2340)
中崎　翔太 8500 (△4300)
ヘーゲンズ 7700 (△2000)
今村　　猛 6100 (△2700)
ブレイシア 5600
大瀬良大地 4500 (±0)
福井　優也 4100 (△200)
永川　勝浩 3700 (▼930)
一岡　竜司 2800 (△480)
岡田　明丈 2520 (△1020)
戸田　隆矢 2300 (△470)
九里　亜蓮 2200 (△750)
中田　　廉 2000 (▼600)
江草　仁貴 1600 (±0)
加藤　拓也 1500
薮田　和樹 1400 (△400)
横山　弘樹 1250 (±0)
小野　淳平 1200 (▼200)
オスカル 1100 (△300)
今井　啓介 1000 (▼300)
飯田　哲矢 980 (▼20)
中村　恭平 900 (△160)
床田　寛樹 700
塹江　敦哉 650 (△150)
佐藤　祥万 600 (±0)
高橋　昂也 600
藤井　皓哉 500 (±0)
高橋　樹也 500 (±0)
アドゥワ誠 480
中村　祐太 450 (▼10)
長井　良太 450
辻　　空 430 (±0)
参考元：http://www.sanspo.com/baseball/professional/data/16/salary/carp.html

１億円超の高額年俸選手が2名います。
ジョンソン投手（3.1億円）は昨年度チーム2位の勝ち星を挙げたため、大幅な年俸アップとなりました。来日してから先発投手として常に安定感のあるピッチングを披露しています。

野村投手（1億円）は昨年最多勝のタイトルを初めて獲得し、1億円の大台に乗りました。防御率こそ決して良いとは言えないものの、リズムの良いピッチングで味方からの援護をものにしました。元明治大学のエースが広島のエースになれるのか、今年も活躍に期待です。

中崎投手（8500万円）は一昨年に引き続き、クローザーとして活躍。シーズン中は安定感のあるピッチングで、広島中継ぎ陣を支えました。しかし日本シリーズでは西川選手に満塁ホームランを打たれ、ほろにがい経験となったことでしょう。来年は、シーズンはもちろん日本シリーズでの活躍も期待されています。

野手部門

続いて、野手部門になります。結果一覧は以下のとおりになります。

菊池　涼介 14500 (△6000)
丸　　佳浩 14000 (△5500)
石原　慶幸 12000 (△2000)
新井　貴浩 11000 (△5000)
エルドレッド 11000 (▼1500)
田中　広輔 7800 (△4000)
鈴木　誠也 6000 (△4400)
梵　　英心 4000 (▼5000)
小窪　哲也 4000 (±0)
松山　竜平 4000 (△1200)
赤松　真人 3600 (△300)
会沢　　翼 2800 (△600)
天谷宗一郎 2400 (△100)
安部　友裕 2100 (△1100)
堂林　翔太 1650 (▼100)
野間　峻祥 1400 (▼200)
岩本　貴裕 1200 (▼200)
下水流　昂 1200 (△450)
西川　龍馬 930 (△180)
船越　涼太 800 (±0)
磯村　嘉孝 770 (△200)
白浜　裕太 700 (▼100)
上本　崇司 700 (▼100)
土生　翔平 600 (▼90)
庄司　隼人 580 (±0)
美間　優槻 550 (±0)
高橋　大樹 550 (▼100)
坂倉　将吾 500
桑原　　樹 500 (▼40)
中村　亘佑 450 (△20)
多田　大輔 450 (±0)
青木　　陸 450 (△30)
松浦　耕大 400 (△20)
木村　聡司 350 (△30)
参考元：http://www.sanspo.com/baseball/professional/data/16/salary/carp.html

注目すべきは菊池選手（1.45億円）。昨年は従来通り守備職人ぶりを発揮しました。セカンドで飛びついてアウトにしている菊池選手の姿を、何度見たことでしょう。また打撃面では最多安打のタイトルを獲得し、存在感を示しました。いまや日本一のセカンドといっても良いですね。

また不動の3番打者、丸選手（1.4億円）も大幅アップでサイン。勝負強い打撃で、広島は何度も助けられました。来年は課題である守備力も磨いて、さらにパワーアップした姿を見せてくれると思います。

エルドレッド選手（1.1億円）は、昨年よりダウン。シーズン序盤の怪我が響き、出遅れたシーズンとなりましたから、本人も納得していることでしょう。エルドレッド選手の一発のある打撃、またその存在感は相手チームにとってかなりの脅威となるため、来年は一年間を通して活躍してほしいですね。

最高額はジョンソン投手！

以上、投手部門、野手部門と見てきましたが、両部門合わせて最高額を獲得したのはジョンソン選手の3.1億円となりました！
誰もが納得できる結果ではないでしょうか。来日して2年間2桁勝利をあげ、防御率も２点台周辺と、抜群の安定感を誇っています。いまや名実ともに広島のエースとして君臨しています。
来年こそは日本一を目指して、ジョンソン選手には更に頑張ってもらいたいですね。

まとめ

・投手部門はジョンソン投手（3.1億円）、野村投手（1億円）と、先発の両エースが1億円超えを達成。

・野手部門は優勝に大きく貢献した菊池選手（1.45億円）、丸選手（1.4億円）の2名が上位にランクイン。

・ジョンソン投手（3.1億円）の年俸最高額獲得は常に安定感抜群のピッチングで納得の結果。来季以降の更なる活躍にも期待大。
 

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