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広島カープの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

今回は広島カープの歴代キャプテンと選手会長の成績や最高年俸などをリサーチしました。

チームを牽引したエースやチームを支えるベテラン等、多くの選手が務めました。

それでは早速チェックしていきましょう!!

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広島カープの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!

まずはキャプテンから見ていきましょう。

広島カープではこれまでキャプテンを置く年と置かない年があり、00年以降でキャプテンを務めたのは5人と少なく、投手キャプテンと野手キャプテンを除き、チーム全体のキャプテンを務めたのは1人でした。

広島カープのキャプテン一覧まとめ!

選手名 背番号 試合/登板 打率/防御率 本塁打/勝利 打点/奪三振 タイトル
2006 前田 智徳 1 134 0.314 23 75
2006 黒田 博樹 15 25 1.85 13 144 最優秀防御率
2007 前田 智徳 1 124 0.285 15 71
2007 黒田 博樹 15 26 3.56 12 123
2008 石原 慶幸 31 123 0.265 9 50
2009 石原 慶幸 31 124 0.206 10 37
2021 鈴木 誠也 1 78 0.296 15 40
2021 大瀬良大地 14 13 3.21 5 51

※鈴木誠也選手と大瀬良大地選手の成績は8月19日時点

06年に投手キャプテンと野手キャプテンを務めたのは黒田博樹投手前田智徳選手のベテラン2人でした。黒田投手は06年に防御率1.85で最優秀防御率に輝き、前田選手は打率.314、23本塁打の好成績を収めました。2人は翌年もキャプテンを務め、07年シーズン限りで黒田投手はメジャーリーグに挑戦し、前田選手はこの年がレギュラーとして過ごした最後のシーズンとなりました。

08年と09年はチーム全体のキャプテンとしてキャッチャーの石原慶幸選手が就任し、120試合以上に出場して、チームを支えました。

石原選手が2年務めてからは、長らく監督の方針やチーム方針からキャプテンは置かずに16年からのリーグ3連覇を達成しましたが、佐々岡真司監督が就任2年目を迎えた21年は、先発ローテーションの中心として期待される大瀬良大地投手と4番の鈴木誠也選手をそれぞれ投手キャプテンと野手キャプテンに置き、シーズンを戦っています。

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広島カープの歴代選手会長一覧まとめ!

広島カープの選手会長はレギュラー格の選手が多く務めています。

ここでは86年以降の広島カープの選手会長を振り返ります。野手が多く務めている傾向が見られました。

選手名 背番号 試合/登板 打率/防御率 本塁打/勝利 打点/奪三振 タイトル
1986 北別府 学 20 30 2.43 18 123 最多勝利、最高勝率、最優秀防御率、沢村賞、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1987 北別府 学 20 29 4.36 10 119
1988 達川 光男 40 122 0.261 6 38 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1989 達川 光男 40 109 0.227 4 22
1990 山崎 隆造 1 127 0.294 7 50
1991 山崎 隆造 1 122 0.301 8 50 ベストナイン
1992 西田 真二 28 93 0.231 5 32
1993 西田 真二 28 34 0.243 0 4
1994 正田 耕三 4 122 0.280 5 34
1995 正田 耕三 4 124 0.274 3 38
1996 野村謙二郎 7 124 0.292 12 68 ベストナイン
1997 野村謙二郎 7 131 0.280 13 52
1998 野村謙二郎 7 135 0.282 14 49
1999 野村謙二郎 7 101 0.291 6 42
2000 緒方 孝市 9 21 0.182 3 10
2001 佐々岡真司 18 32 3.59 7 92
2002 佐々岡真司 18 25 3.46 8 127
2003 西山 秀二 32 60 0.149 1 7
2004 西山 秀二 32 22 0.111 0 0
2005 黒田 博樹 15 28 3.17 15 165 最多勝利、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2006 黒田 博樹 15 25 1.85 13 144 最優秀防御率
2007 新井 貴浩 25 144 0.290 28 102
2008 倉 義和 40 48 0.207 2 11
2009 倉 義和 40 43 0.190 0 7
2010 石原 慶幸 31 122 0.263 8 41
2011 石原 慶幸 31 110 0.201 4 27
2012 東出 輝裕 2 91 0.247 0 6
2013 東出 輝裕 2 0 0.000 0 0
2014 梵 英心 6 114 0.269 8 41
2015 梵 英心 6 96 0.237 6 27
2016 小窪 哲也 4 69 0.217 2 10
2017 小窪 哲也 4 26 0.175 0 8
2018 會澤 翼 27 106 0.305 13 42 ベストナイン
2019 會澤 翼 27 126 0.277 12 63 ベストナイン
2020 田中 広輔 2 112 0.251 8 39
2021 田中 広輔 2 59 0.193 1 6

※田中広輔選手の成績は8月19日時点の成績

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86年と87年は先発として活躍していた北別府学投手が務め、1年目の86年は投手3冠に加えて沢村賞を受賞し、チームを牽引しました。88年と89年はキャッチャーの達川光男選手が就任し、88年はベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。

90年代に入り、サードのレギュラーだった山崎隆造選手が2年務め、92年からの2年は西田真二選手が務ますが、93年は34試合の出場に終わりました。

94年からはヒットメーカー・正田耕三選手が就任し、96年からの4年はショートのレギュラーだった野村謙二郎選手が務めました。野村選手の務めた4年は、最長の在任年数となっています。

00年の1年は緒方孝市選手が務めますが、怪我の影響もあり21試合の出場に留まり、佐々岡真司投手にバトンタッチしました。佐々岡投手が2年、キャッチャーのベテラン・西山秀二選手も2年務め、05年に就任したのは黒田博樹投手でした。

黒田投手は05年に最多勝を獲得し、投手キャプテンも務めた06年は最優秀防御率に輝き、同年限りでメジャーリーグに挑戦しました。黒田投手の後を新井貴浩選手が引き継ぎましたが、新井選手はFAで阪神タイガースに移籍したため1年で倉義和選手に交代しました。

倉選手が2年務め、10年からの2年は前年までキャプテンを務めていた石原慶幸選手が就任し、12年には東出輝裕選手が引き継ぎますが、就任2年目の13年は開幕前に負った左膝前十字靭帯断裂の影響で公式戦に出場することはできませんでした。

14年と15年はサードのレギュラーとして活躍していた梵英心選手、16年と17年は内野なら全ポジションをこなせるユーティリティプレーヤーの小窪哲也選手が務め、東出選手を含めて6年間内野手が務めました。

18年からの2年はキャッチャーの會澤翼選手が務め、2年連続でベストナインを受賞し、20年に田中広輔選手にバトンタッチし、田中選手は21年シーズンも選手会長としてプレーしています。

 

【広島カープ】歴代キャプテン&選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は鈴木誠也選手の3億1000万円!

ここでは広島カープ歴代キャプテンと選手会長を年俸で順位付けしてみました。在任期間中最も高かった年俸を記載しています。まずはキャプテンから見てみましょう。

【広島カープ】歴代キャプテンの年俸ランキング!歴代最高年俸は鈴木誠也選手の3億1000万円!

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2021 鈴木 誠也 3億1000万円 0.296 78
2 2007 黒田 博樹 3億0000万円 3.56 26
3 2007 前田 智徳 2億1000万円 0.285 124
4 2021 大瀬良 大地 1億5000万円 3.21 13
5 2009 石原 慶幸 5000万円 0.206 124

 

1位は鈴木誠也選手で21年の3億1000万円が歴代最高になりました。21年シーズンも4番としてチームを牽引し、8月に行われた東京オリンピックでも日本代表の4番を務めました。名実ともにチームを代表する選手であり、キャプテンを長く務めることも想定されます。

2位は07年の黒田博樹投手3億円で、この年は26試合に登板し、12勝を挙げました。同年限りでメジャーリーグに挑戦し、後に広島カープに復帰しました。

3位にランクインしたのは07年に野手キャプテンを務めた前田智徳選手2億1000万円でした。レギュラーとして過ごした最後のシーズンとなりましたが、巧みなバットコントロールは健在で、15本塁打71打点を記録しました。

4位は21年の大瀬良大地投手。18年に15勝を挙げ最多勝を獲得、19年も2桁勝利を達成し、21年に投手キャプテンに就任しました。20年はコンディション不良に悩まれ5勝に終わったため、投手キャプテンを務める今シーズンは奮起が期待されています。

5位は09年の石原慶幸選手5000万円でした。扇の要として120試合以上に出場し、キャプテンと正捕手の重責を果たし、後に選手会長も務めました。

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【広島カープ】歴代選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は野村謙二郎と黒田博樹投手の2億円!

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 1998 野村 謙二郎 2億0000万円 0.282 135
1 2006 黒田 博樹 2億0000万円 1.85 25
3 2001 佐々岡 真司 1億7000万円 3.59 32
4 2000 緒方 孝市 1億6000万円 0.182 21
5 2020 田中 広輔 1億5000万円 0.251 112

 

1位は2人が並び、98年の野村謙二郎選手と96年の黒田博樹投手2億円でした。野村選手はショートのレギュラーとして長年活躍し、チームリーダーとしてチームを牽引しました。98年も135試合に出場しました。

黒田投手は06年にキャプテンも務め、25試合に登板して防御率1.85で最優秀防御率のタイトルを獲得しました。記録した13勝は、チームトップの勝ち星でした。

3位は佐々岡真司投手がランクインしました。選手会長に就任した01年の年俸は1億7000万円で、この年は開幕投手を務めましたが、リーグ後半戦はリリーフに回りました。

4位は00年の緒方孝市選手。95年から99年まで5年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、盗塁王にも三度輝き、年俸1億6000万円の00年に選手会長に就任しました。迎えた00年は右膝の故障により21試合の出場に終わり、悔しいシーズンとなりました。

5位にランクインしたのは20年の田中広輔選手で、年俸は1億5000万円でした。16年からのリーグ三連覇にショートのレギュラーとして貢献し、選手会長に就任した20年も120試合中112試合に出場しました。

 

私が思う最強の広島カープのキャプテンは前田智徳選手!

チームの中心選手が務めた広島カープのキャプテンですが、歴代最強のキャプテンは前田智徳選手だと考えます。

ここで、前田智徳選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・野球解説者
生年月日:1971年6月14日
身長:176cm
出身:熊本県
最終学歴:熊本工業高校
血液型:AB型

1971年(昭和46年)6月14日生まれ、熊本県玉名郡岱明町(現・玉名市)出身。熊本工業から1989年のドラフト会議で4位指名を受けて広島カープに入団しました。

プロ通算23年で2188試合に出場して打率.302、295本塁打、1112打点を記録し、打撃だけでなくベストナイン4回、ゴールデングラブ賞を4回受賞する等、95年頃から悩まされた足の怪我を抱えるまでは走攻守に優れた外野手でした。

野手キャプテンに任命された06年と07年はレフトのレギュラーを務め、06年はリーグ4位となる打率.314を記録し、07年はプロ野球史上36人目となる2000安打を9月に本拠地・広島市民球場で達成し、バットでチームを牽引した歴代最強のキャプテンです。

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私が思う最強の広島カープの選手会長は北別府学投手!

野手が多く務めた広島カープの選手会長ですが、歴代最強の選手会長は86年と87年に務めた北別府学投手だと考えます。

まずは、北別府学投手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・元プロ野球指導者・野球解説者
生年月日:1957年7月12日
身長:181m
出身:鹿児島県
最終学歴:都城農業高校
血液型:O型

1957年(昭和32年)7月12日生まれ、鹿児島県曽於郡末吉町(現:曽於市)出身。都城農業高校から、1975年のドラフト会議で1位指名を受けて広島カープに入団しました。

プロ1年目から4試合に先発する等期待され、2年目から先発ローテーションの一角を担い、プロ通算19年で515試合に登板し、防御率3.67、213勝、135完投を記録しました。

82年には20勝を挙げ、最多勝と沢村賞を獲得すると選手会長に就任したプロ11年目の86年は、最多勝と最優秀防御率のタイトルに加えて、MVPを獲得してチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。また、2回目の沢村賞も受賞しており、在任期間中に圧倒的な成績を残した最強の選手会長ではないでしょうか。

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広島カープの歴代キャプテン&選手会長に関する豆知識

20年に選手会長に就任した田中広輔選手ですが、FA権の行使を考えていた20年シーズンオフの地元テレビ局の生放送でOBの新井貴浩さんから公開残留要請をされました。

新井さんから21年シーズンも選手会長をやってほしいと言われ、「はい」と答え、その後にFA権を行使せずに残留を表明し、選手会長も続投となりました。

田中選手に残留を要請した新井さんでしたが、自らが選手会長を務めた07年シーズンオフにFA権を行使して阪神タイガースに移籍したこともあり、広島カープファンは本当に田中選手が残留するのか、ドキドキした日々を過ごしたことでしょう。

 

まとめ

・00年以降広島カープのキャプテンを務めた選手は野手キャプテンと投手キャプテンを合わせて5人が務めている。

・キャプテンは3選手の2年が最長、選手会長は野村選手が一番長く務めている。

・歴代で一番年俸が高かったのは、キャプテンは鈴木選手の3億1000万円、選手会長は野村選手と黒田投手の2億円。

・前田選手はキャプテン在任時に2000安打を達成、北別府投手は投手3冠に加えて沢村賞を受賞している。

 

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