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青木宣親の凄さが分かる名言・語録集!天才バッターの伝説エピソードから努力論まで


日本プロ野球の歴史において、シーズン200安打以上を達成しているのは、わずかに6人です。時代により試合数に違いがあるため、シーズン130試合だった頃に200安打を記録しているのはイチローのみですが、144試合制となってからもいまだ達成者5人ですから、1試合平均1.4本の安打を打ち続けるのがいかに至難の業かわかります。その記録を2度も記録しているのが青木宣親です。

青木は俊足巧打で守備も優れた、まさにイチロータイプの選手ですが、2018年シーズン終了時点で、日本プロ野球で4000打数を越える選手のうち、通算打率.328という史上最高打率を維持しています(イチローは3619打数で打率.353)。歴代全選手で3割を越えているのはわずか24人しかおらず、全プロ野球選手の頂点というのはすごい記録です。

日本では安打製造機として評価の高い青木ですが、メジャーでは6年間で7チームを渡り歩くなど苦労しました。しかし2018年に日本球界復帰すると、健在ぶりを発揮し、ベテランとしてチームを牽引しています。

今回は努力の天才バッター青木宣親の凄さが分かる名言と語録を紐解き、伝説エピソードから努力論まで迫ります。

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青木宣親について

まずは青木宣親の経歴を追ってみます。

1982年1月5日生まれ、宮崎県日向市出身。日向高校から早稲田大学に進学し、リーグ戦4連覇に貢献。前後の学年には1年上の和田毅や同期の鳥谷敬、1年下の田中浩康らドラフト候補選手が多く集まる中、青木は首位打者になるなどの活躍を見せ、2003年のドラフト4位でヤクルト・スワローズに指名され入団します。

2005年に稲葉篤紀が移籍した事もあり、センターのレギュラー争いを制し、イチロー以来2人目のシーズン200本安打を達成。新人王、首位打者などのタイトルを手にします。翌年には俊足を生かして盗塁王となり、更にコンスタントに安打を重ねて、2007年には1軍出場わずか373試合目で史上最速の500本安打を記録します。

また2006年と2009年のWBC日本代表に選出され、2大会連続世界一にも貢献しました。

2010年には2度目のシーズン200安打を放ち、打率.3585で球団記録を塗り替え、首位打者も獲得。6年連続3割以上の打率を残し、セリーグ最速の770試合で1000本を記録しました。

2011年シーズン後にポスティングシステムでメジャーリーグ挑戦を表明。ミルウォーキー・ブルワーズに移籍。2年間在籍し、共に2割8分後半の打率とまずまずの成績を残し、カンサスシティ・ロイヤルズにトレードされ、ワールドシリーズまで勝ち進みますが、惜しくも敗退。その後はサンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズ、ヒューストン・アストロズ、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・メッツと渡り歩き、2018年よりスワローズに復帰。

2018年シーズン終了時点で、日本プロ野球在籍通算9年、1446安打、94本塁打、盗塁167、打率.328。メジャーリーグ在籍通算6年で、774安打、33本塁打、盗塁98、打率.285。日本で得たタイトルは首位打者3回、盗塁王1回、最多安打2回、新人王、ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞6回

令和が始まってもチームの主力であり、顔として活躍しています。

 

私が選ぶ、青木宣親の凄さがわかる名言・語録集

【名言語録その1】

「打てないときはどこがどうおかしいのかは分析できる。ただ原因は様々です。根本をたどっていくと、技術的な問題だけではなくて肉体やメンタルなことにつながっていく場合もある。だから難しい」

中学時代は野球が楽しくなくて、高校では野球はやめるつもりで一般入試で入学した青木。大学では甲子園経験者ばかりで、当初はついていけなかったそうです。

 

「技術以前に、そもそも体力的についていけなかった。体力がないから、すぐにケガをする。ケガをするからさらに練習量が落ちる。その悪循環でした」

プロとしては大きくない175センチの己の体を知る事が、まず飛躍の始まりだったといえるのでしょう。メジャー1年目が終わった時も「体を鍛えれば技術と結果につながってくる」と語っています。「日本だったら抜けてくれる打球が抜けない。内野の頭を越えていく当たりが越えない」のだそうです。

身長は変えようがありませんが、体幹や筋肉などはトレーニングである程度克服できます。

まず肉体を鍛え、メンタルを整えて、更に技術を向上させるというのは、努力によって成しうるものであり、それを続けられる青木は努力の天才といえるかもしれません

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【名言語録その2】

「最終的に自分の感覚なんですが、人の話はすべて聞きます。そこでいいと思えば、納得するまでトライします。違うと思ったら、やらなければいいだけ。その区別ができるかどうか」

プロである以上「自分の個性、特徴を知っておくのは当然」だと語りながらも、「いつもそのスタイルを貫くのが大事だとは思いません」とも話している青木。

打撃フォームが変わったのを記者に指摘されて「それはいつでも、より良いものを求めているからですよ」と答えたそうです。

 

「皆、真面目に練習やっているけど、プロだから真面目に練習やってるやつなんて普通だから。じゃあ、そこからどうするのかって考えないと。運とかタイミングも大事なんだけど、他のやつよりいい成績を残すためにはどうしたらいいんだってことを、自分で見つけないと」

大学の先輩にあたる江尻慎太郎によると、ある時、青木がカウント論について話してくれたそうです。それによればカウントによって打者の有利不利は統計的に決まっているので、それには逆らわない。12パターンのカウントうち、打者有利、五分、打者不利と3パターンに分け、打者不利の時はファウルで逃げたりボールを見逃したりして、凡打になる確率の高いカウントでは前に打たないのだとか。

また2006年のオールスターでは「全打席本塁打を狙っていました」と語り、実際にホームランを打っています。それは長打も打てると敵チームの投手や捕手に意識させるだけで、警戒されて四球が増えるし、必然的に打率も出塁率も上がるという意図があったようです。

そうやって、いろいろ考え、実践していく力が、青木の打率を支えるひとつの力になっているのでしょう。

【名言語録その3】

「まだ行ける、まだ良くなりたい、伸びるはず。そういう気持ちはずっと持っていますし、それは変らないです」

メジャーリーグに挑戦した時、「あなたはどうして、アメリカに来たのか」と質問され、「来たかったんだから、しょうがないじゃん」と青木は答えました。

 

「最後の何年間かは、正直、ちょっとキツかった。目標を見失ってたって言うか。首位打者を獲ったとか、200安打を達成したとか、そんなんじゃなくて。チームも優勝してなかったし、何もかも達成したわけじゃないんだけど、ヒット打ちながらもちょっと、なんか違うよなあって感じるようになっていた」

日本を出る時にそう語っていた青木。何かを極めた者の孤独というべきなのか、それは超一流のレベルでないとわからない部分もあるのかもしれませんが、それを埋められる何かを求めて、青木はメジャーリーグに挑戦します。結果的にワールドシリーズにも出場しましたが、成績だけを見れば、苦戦したと言えるでしょう。

 

「結果を残さなければならないのはいつだって同じでしょ。結局はひとつひとつの積み重ねだと思いますよ」

様々な経験を積み重ね、「何でも受け入れようとしている」という思いのまま、日本に復帰し、チームを牽引する姿には、まだ成長しようとするエネルギーを感じます。

 

名言からの学び

・技術だけに頼らず、体やメンタルを整えることが、成果に結びつく。

・個性は大事だが、それにこだわり過ぎず、考え続けることが大事。

・貪欲に成長しようとする力が結果を生む。

 

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