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広島カープの歴代投手(エース)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

1950年の球団創設からこれまで数々の名投手が登場してきた広島カープ。

今回は広島カープの歴代投手をリサーチして、最強の投手(エース)をご紹介します。

懐かしい投手が登場するかもしれません。それでは確認していきましょう!

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広島カープの歴代投手(エース)一覧まとめ!

1950年以降、そのシーズンの主な先発・中継ぎ・抑えの選手を一覧表にしてみました。

まずは先発から見てみましょう。そのシーズンで先発登板があり、最も多く勝ち星を挙げた投手を掲載しています。

広島カープの歴代投手(先発)一覧まとめ!

選手名 背番号 先発登板 防御率 勝利数 投球回 完投数 タイトル
1950 長谷川良平 32 37 3.87 15 348.1 27
1951 長谷川良平 18 22 3.48 17 263.1 17
1952 長谷川良平 18 29 3.32 11 306 15
1953 長谷川良平 18 24 2.66 20 253.2 18
1954 長谷川良平 18 30 1.82 18 310.2 28
1955 長谷川良平 18 36 1.69 30 387.1 32 最多勝利
1956 長谷川良平 18 32 2.15 22 351 25
1957 長谷川良平 18 33 2.51 21 340.1 22
1958 長谷川良平 18 18 2.12 9 178 8
弘瀬 昌彦 32 14 3.20 9 183 4
1959 備前 喜夫 16 35 2.19 17 291.2 18
1960 大石 清 22 39 2.56 26 341 16
1961 大石 清 22 36 2.44 27 346.1 21
1962 大石 清 22 37 2.68 20 331.1 21
1963 池田 英俊 11 38 2.57 21 286.2 20
1964 大石 清 22 30 2.92 17 261.2 15
1965 竜 憲一 21 7 2.31 18 226 2
1966 池田 英俊 11 34 2.77 16 244 17
竜 憲一 21 9 2.85 16 202.1 1
1967 大石弥太郎 19 15 2.87 10 204 5
1968 安仁屋宗八 16 32 2.07 23 313.1 20
1969 外木場義郎 14 39 2.69 11 304.1 15
白石 靜生 55 32 3.45 11 193.1 8
1970 外木場義郎 14 30 2.64 13 228.1 13
白石 靜生 55 30 2.83 13 209.2 7
1971 大石弥太郎 19 26 2.58 13 216 11
1972 外木場義郎 14 29 3.35 11 230.2 11
大石弥太郎 19 19 2.79 11 187 8
1973 佐伯 和司 21 35 2.30 19 277.2 13
1974 金城 基泰 27 36 3.64 20 252 11 最多勝利、最多奪三振
1975 外木場義郎 19 40 2.95 20 287 17 最多勝利、最多奪三振、沢村賞、ベストナイン
1976 池谷公二郎 11 36 3.26 20 290.1 18 最多勝利、最多奪三振、沢村賞、ベストナイン
1977 高橋 里志 34 40 3.73 20 284.2 14 最多勝利、最優秀防御率
1978 松原 明夫 18 32 3.60 15 230 12
1979 北別府 学 20 33 3.58 17 215.2 12
1980 福士 敬章 18 28 3.95 15 187 8 最高勝率
1981 北別府 学 20 32 3.31 16 226.1 13
1982 北別府 学 20 35 2.43 20 267.1 19 最多勝利、沢村賞、ベストナイン
1983 川口 和久 34 30 3.10 12 209.1 11
1984 山根 和夫 17 32 3.41 16 222 13 ベストナイン
1985 北別府 学 20 24 3.57 16 199 8 最高勝率
1986 北別府 学 20 30 2.43 18 230 17 最多勝利、最高勝率、最優秀防御率、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1987 大野 豊 24 25 2.93 13 159.2 8
1988 川口 和久 34 25 2.55 13 190.2 8
1989 川口 和久 34 26 2.51 12 208.1 11 最多奪三振
1990 佐々岡真司 18 23 3.11 13 173.2 8
1991 佐々岡真司 18 31 2.44 17 240 13 最多勝利、最優秀防御率、沢村賞、ベストナイン
1992 北別府 学 20 26 2.58 14 181.1 4
1993 川口 和久 34 25 3.54 8 162.2 7
1994 紀藤 真琴 11 25 3.97 16 181.1 8 最高勝率
1995 チェコ 106 27 2.74 15 193.2 10
1996 紀藤 真琴 11 26 4.27 12 164.1 6
1997 澤崎 俊和 14 21 3.74 12 156.1 2 新人王
1998 ミンチー 43 35 2.75 15 236 6
1999 佐々岡真司 18 26 3.27 15 190 13
2000 ミンチー 43 31 3.49 12 183 0
2001 黒田 博樹 15 27 3.03 12 190 13
2002 長谷川昌幸 19 29 3.84 13 194.1 5
2003 黒田 博樹 15 28 3.11 13 205.2 8
2004 ベイル 49 25 4.21 11 160.1 1
2005 黒田 博樹 15 28 3.17 15 212.2 11 最多勝利、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2006 黒田 博樹 15 25 1.85 13 189.1 7 最優秀防御率
2007 黒田 博樹 15 26 3.56 12 179.2 7
2008 ルイス 11 26 2.68 15 178 3 最多奪三振
2009 ルイス 11 28 2.96 11 176.1 3 最多奪三振
2010 前田 健太 18 28 2.21 15 215.2 6 最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2011 バリントン 42 30 2.42 13 204.1 3
2012 前田 健太 18 29 1.53 14 206.1 5 最優秀防御率、ゴールデングラブ賞
2013 前田 健太 18 26 2.10 15 175.2 3 最優秀防御率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2014 前田 健太 18 27 2.60 11 187 1 ゴールデングラブ賞
2015 前田 健太 18 29 2.09 15 206.1 5 最多勝利、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2016 野村 祐輔 19 25 2.71 16 152.2 1 最多勝利、最高勝率、ベストナイン
2017 薮田 和樹 23 15 2.58 15 129 2 最高勝率
2018 大瀬良大地 14 27 2.62 15 182 2 最多勝利、最高勝率
2019 大瀬良大地 14 25 3.53 11 173.1 6
ジョンソン 42 27 2.59 11 156.2 1
2020 森下 暢仁 18 18 1.91 10 122.2 2 新人王
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1950年代

50年代は球団創設からチームを牽引した大エースがいました。長谷川良平投手は1年目から15勝を挙げ、その後もチームの勝利数の半分以上の勝ち星を記録する等、創設期の広島カープのエースとして活躍しました。55年には30勝を挙げ、最多勝を獲得しました。

その長谷川投手と並んで58年は弘瀬昌彦投手が9勝、59年は備前喜夫投手が17勝を挙げました。

1960年代

59年に入団した大石清投手は2年目の60年にリーグ2位となる26勝をマーク、翌年も27勝を挙げる等エースの座に上り詰めました。

63年にチームトップの勝利数を記録したのは池田英俊投手で21勝、その池田投手と66年にチームトップの勝ち星を挙げたのは65年にもチーム最多勝を記録した竜憲一投手でした。

67年は阪急から移籍1年目の大石弥太郎投手、68年はプロ5年目の安仁屋宗八投手、69年は外木場義郎投手白石靜生投手がチームトップの勝利数を記録しました。

1970年代

70年代は後半にリーグトップの勝利数を挙げる投手が続出しました。69年に続いて外木場投手と白石投手がチーム最多勝、外木場投手は72年と75年もトップの勝ち星を挙げ、75年は最多勝に輝きました。
73年は佐伯和司投手が19勝をマーク、翌年は金城基泰投手が20勝を挙げ最多勝を獲得しました。

76年は池谷公二郎投手が20勝で最多勝に輝き、77年は高橋里志投手が20勝を挙げて74年の金城投手、75年の外木場投手、76年の池谷投手、77年の高橋投手と4年続けて最多勝投手が誕生しました。

78年は南海から移籍2年目の松原明夫投手、79年は4年目の北別府学投手17勝をマークしてチームトップでした。

1980年代

80年は松原明夫から登録名を変更した福士敬章投手、81年と82年は北別府投手がチームを牽引しました。北別府投手は86年に最多勝や沢村賞を受賞し、80年代のカープを支えました。

83年に12勝を挙げてチームトップに躍り出たのはプロ3年目のサウスポー・川口和久投手でした。右打者の内角に食い込むクロスファイヤーを武器に88年と89年もチームトップの勝ち星を挙げました。

84年は山根和夫投手が16勝を記録し、リーグ優勝に大きく貢献しました。87年はサウスポーの大野豊投手がパームボールを駆使して13勝を挙げました。

1990年代

90年はプロ1年目の佐々岡真司投手が先発に抑えにフル回転し、チームトップの勝利数とセーブ数を記録、翌年は先発に専念して最多勝と最優秀防御率、沢村賞を受賞しました。92年と93年は80年代にも活躍した北別府投手や川口投手が投手陣を引っ張り、94年は80年代後半から中継ぎとして活躍していた紀藤真琴投手が先発に転向し、いきなり16勝を挙げました。

95年に活躍したのはドミニカカープアカデミー出身のロビンソン・チェコ投手で、106番の三桁背番号でプレーしました。96年は紀藤投手、97年はルーキーの澤﨑俊和投手が12勝を挙げて新人王を受賞しました。98年はネイサン・ミンチー投手が中4日の登板を続けて15勝を挙げ、99年は抑えから戻った佐々岡投手が活躍しました。

2000年代

ミンチー投手は00年もチームトップの勝ち星を挙げますが、同年限りで退団し、翌年は澤﨑投手と同期の黒田博樹投手が12勝を記録しました。黒田投手はその後エースとしてチームを牽引し、05年に最多勝、06年には最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

カーブを武器に02年に13勝を挙げた長谷川昌幸投手、オーバースローとサイドスローを使い分けて投球した04年のジョン・ベイル投手、コースに投げ分けて打者を打ち取った08年と09年のコルビー・ルイス投手の活躍がありました。

2010年代

プロ3年目の前田健太投手は10年に開幕投手を務めると15勝を挙げて投手三冠を達成し、メジャーリーグに挑戦する前の最後のシーズンとなった15年まで5回チーム最多勝を記録しました。また、15年には2回目の最多勝のタイトルを獲得し、10年代前半の広島カープのエースとして君臨しました。

同時期に前田投手と先発ローテーションの一角を務めたのはブライアン・バリントン投手で、来日1年目の11年にチームトップの13勝を挙げました。

前田投手がメジャーリーグに移籍してからは野村祐輔投手が16年に16勝を挙げて最多勝に輝き、リーグ優勝に大きく貢献し、17年は薮田和樹投手が15勝をマークしました。リーグ3連覇となった18年は大瀬良大地投手が15勝を記録して最多勝を獲得、19年は大瀬良投手と並んでクリス・ジョンソン投手がチームトップの勝ち星を挙げました。

20年はルーキーの森下暢仁投手が10勝を挙げ、防御率も1.91と安定した投球を続け、新人王に輝きました。

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広島カープの歴代投手(中継ぎ)一覧まとめ!

続いて中継ぎ投手の一覧です。最優秀中継ぎのタイトルが創設された1996年からの表になります。05年にホールドポイント(ホールド+救援勝利)が導入されるまでは登板数が一番多い投手を掲載しています。

選手名 背番号 登板数(リリーフ) 防御率 勝利数 ホールドポイント タイトル
1996 小早川幸二 67 46 3.77 0 -
1997 横山 竜士 53 56 3.27 10 -
1998 玉木 重雄 30 50 4.99 6 -
1999 玉木 重雄 30 37 4.08 3 -
2000 高橋 建 22 40 3.93 5 -
2001 玉木 重雄 30 62 2.76 9 -
2002 玉木 重雄 30 52 3.34 6 -
小林 幹英 29 52 3.18 4 -
2003 天野 浩一 48 49 3.00 2 -
2004 林 昌樹 53 46 4.14 1 -
2005 永川 勝浩 20 57 3.13 3 17
2006 高橋 建 22 54 4.70 2 17
2007 梅津 智弘 39 47 5.28 2 23
2008 梅津 智弘 39 64 2.62 0 21
シュルツ 70 55 2.28 3 21
2009 シュルツ 70 73 3.48 5 40
2010 高橋 建 22 26 9.30 4 12
2011 青木 高広 47 76 3.27 2 22
2012 今村 猛 16 69 1.89 2 28
2013 今村 猛 16 57 3.31 2 20
2014 中田 廉 34 66 3.89 9 27
2015 大瀬良大地 14 42 3.13 3 22
2016 ジャクソン 58 67 1.71 5 42
2017 ジャクソン 58 60 2.03 2 32
2018 ジャクソン 58 48 2.76 3 28
2019 菊池 保則 59 58 2.80 1 16
一岡 竜司 30 33 2.90 0 16
2020 塹江 敦哉 36 52 4.17 3 22
 
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1990年代

96年はサウスポーの小早川幸二投手が自己最多となる46試合に登板し、97年はこの年に一軍デビューを果たしたプロ3年目の横山竜士投手が中継ぎながら10勝を挙げました。

98年と99年は玉木重雄投手がチームトップの登板数を記録しました。

2000年代

00年は先発でも10試合に登板した高橋建投手が多く起用され、01年は玉木投手が62試合に登板し、フル回転しました。玉木投手と並び、02年は小林幹英投手が52試合の登板数を記録、翌年以降は天野浩一投手林昌樹投手らの若手が積極的に起用されました。

ホールドポイントが採用された05年は後に抑えとして活躍した永川勝浩投手、06年は高橋投手、07年は変則サイドスローの梅津智弘投手がチームトップのホールドポイントを記録し、梅津投手は08年もマイク・シュルツ投手とともに中継ぎ陣を支えました。

シュルツ投手は09年に73試合に登板し、40ホールドポイントを記録しました。

2010年代

10年はメジャーリーグから復帰した高橋投手がチームトップのホールドポイントを記録しましたが同年限りで引退、翌年は変則サウスポーの青木高広投手が独特のカーブを武器にセットアッパーとして登板数を重ねました。12年と13年はパワーピッチャーの今村猛投手、14年は中田廉投手の若い投手の活躍が光りました。

15年は大瀬良大地投手がシーズン途中に先発から配置転換され、チームの3連覇が始まった16年からの3年間はジェイ・ジャクソン投手がセットアッパーを務め、安定した投球を披露しました。

19年は楽天から移籍して1年目の菊池保則投手が自己最多となる58試合に登板し、一岡竜司投手とともに中継ぎ陣を牽引しました。20年はシーズン前まで通算14登板だった高卒5年目サウスポーの塹江敦史投手が52試合に登板し、プロ初勝利をマークする等1年を通して一軍で活躍しました。

広島カープの歴代投手(抑え)一覧まとめ!

ここではその年一番多くのセーブを記録した投手を掲載しています。

74年からセーブがプロ野球に導入されましたが、導入当初は最終回だけ投げる投手は少なく、ロングリリーフをして結果的にセーブがついているケースが多くありました。また、先発の合間にリリーフをこなす選手もいました。

選手名 背番号 登板数(リリーフ) 防御率 勝利数 セーブ数 タイトル
1974 木原 義隆 28 31 3.05 2 5
1975 宮本 幸信 19 44 1.70 10 10
1976 宮本 幸信 19 31 4.60 4 7
1977 池谷公二郎 11 13 5.22 11 5 最多奪三振
1978 福士 敬章 18 40 5.13 6 5
江夏 豊 26 49 3.03 5 12
1979 江夏 豊 26 55 2.66 9 22 最優秀救援
1980 江夏 豊 26 53 2.62 9 21 最優秀救援
1981 大野 豊 24 57 2.68 8 11
1982 大野 豊 24 57 2.62 10 11
1983 大野 豊 24 44 3.51 7 9
1984 小林 誠二 29 53 2.20 11 9 最優秀防御率
1985 小林 誠二 29 45 3.88 4 7
川端 順 33 34 2.72 11 7 新人王
1986 津田 恒実 14 49 2.08 4 22
1987 津田 恒実 14 47 1.64 3 18
1988 津田 恒実 14 47 3.86 5 20
1989 津田 恒実 14 51 1.63 12 28 最優秀救援
1990 佐々岡真司 18 31 3.15 13 17
1991 大野 豊 24 32 3.55 5 10
1992 大野 豊 22 55 2.30 6 20
1993 大野 豊 22 47 2.86 8 19 最優秀救援
1994 大野 豊 22 39 2.61 1 28
1995 佐々岡真司 18 32 3.05 7 17
1996 佐々岡真司 18 49 1.70 5 23
1997 佐々岡真司 18 39 2.65 5 21
1998 小林 幹英 29 54 2.87 9 18
1999 澤崎 俊和 14 25 6.38 1 14
2000 河野 昌人 12 45 4.52 4 9
2001 シュールストロム 45 22 3.27 0 11
2002 小山田保裕 39 44 2.72 2 30
2003 永川 勝浩 20 40 3.89 3 25
2004 大竹 寛 17 38 3.18 6 17
2005 ベイル 49 51 3.19 2 24
2006 永川 勝浩 20 65 1.66 5 27
2007 永川 勝浩 20 61 3.06 4 31
2008 永川 勝浩 20 56 1.77 4 38
2009 永川 勝浩 20 56 2.73 3 36
2010 横山 竜士 23 46 1.62 3 11
2011 サファテ 58 57 1.34 1 35
2013 ミコライオ 57 61 2.79 3 21
2014 ミコライオ 57 57 2.04 2 27
2015 中﨑 翔太 56 69 2.34 0 29
2016 中﨑 翔太 21 61 1.32 3 34
2017 今村 猛 16 68 2.38 3 23
2018 中﨑 翔太 21 68 2.71 4 32
2019 フランスア 97 67 2.76 8 12
2020 フランスア 97 53 2.45 2 19
 
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1970年代

導入初年度の74年はリリーフ専門投手の木原義隆投手が5セーブを記録し、75年と76年も同じくリリーフ登板のみの宮本幸信投手がチーム最多セーブを記録しました。

77年は先発でも起用されていた池谷公二郎投手とリリーフ中心で起用された福士敬章投手、78年からは伝説のサウスポー・江夏豊投手が加入し、抑えを任されました。

1980年代

江夏投手は81年に日本ハムに移籍するまで守護神を務め、広島カープでプレーした最後のシーズンとなった80年も2年連続の最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。江夏投手の後を同じサウスポーの大野豊投手が起用され、セーブを重ねていきました。

広島カープから西武に移籍し、再びカープのユニフォームに袖を通した小林誠二投手は復帰1年目の84年に9セーブを挙げ、リリーフ投手ながら規定投球回数に達して最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
85年は小林投手と並び、2年目の川端順投手も先発にリリーフにフル回転し、11勝7セーブを記録して新人王に輝きました。

翌年からは炎のストッパーと呼ばれた津田恒実投手が150キロを超える剛速球で相手打者を抑え込み、89年に最優秀救援投手を獲得しました。

1990年代

90年代は佐々岡真司投手と大野投手が試合を締める役割を担いました。90年の佐々岡投手は先発としても23試合に登板し、シーズン途中からは抑えを務めました。大野投手は91年から94年までチーム最多セーブを記録し、93年は最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。

95年は開幕投手を務めた佐々岡投手でしたが、大野投手と入れ替わる形で抑えに回り、翌年に自己最多となる23セーブをマークしました。

98年はルーキーの小林幹英投手が活躍し、中日の川上憲伸投手に新人王は奪われたものの活躍が認められ、同じくルーキーだった巨人の高橋由伸選手と阪神の坪井智哉選手とともにセリーグ会長特別表彰を受けました。翌年は97年に先発として12勝を挙げて新人王に輝いた澤﨑俊和投手が抑えで起用され、14セーブを挙げました。

2000年代

00年代は多くの投手がチーム最多セーブを記録しました。00年は河野昌人投手、01年はエリック・シュールストロム投手がそれぞれチーム最多セーブを記録しました。02年の小山田保裕投手は球団史上初となる30セーブをマークしましたが翌年は怪我の影響もあり、永川勝浩投手が新人ながら抑えで起用されました。

04年は永川投手の不調により大竹寛投手が抑えに回り、05年も前年は先発ローテーションの一角を担ったジョン・ベイル投手が起用されました。06年からは再び永川投手が務め、毎年20セーブ以上を記録し、守護神として君臨しました。

2010年代

永川投手が不調に陥った10年は横山竜士投手がシーズン途中から抑えに回り10セーブを記録、11年はデニス・サファテ投手が入団し、25セーブを挙げました。翌年はセットアッパーに回り、代わってキャム・ミコライオ投手が務め、2年間で48セーブをマークしました。

15年からは中﨑翔太投手が起用され、抑え1年目に29セーブをマーク、翌年も34セーブを挙げてチームの優勝の大きく貢献しました。17年こそ今村猛投手に抑えの座を譲りましたが、18年は再び守護神として32セーブを記録しました。

中﨑投手が怪我により離脱した19年はヘロニモ・フランスア投手が代理を務め、155キロを超えるストレートを武器に20年も守護神を務めました。

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【広島カープ】歴代投手の年俸ランキング!歴代最高年俸はクリス・ジョンソン投手の3億4200万円!

ここでは広島カープ歴代投手を年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績は先発・中継ぎ・抑えでチームトップの成績を残したシーズンを採用しています。

投手の年俸は先発投手が高くなる傾向がありますが、広島カープのトップ5には4人の先発投手がランクインしました。

順位 年度 選手名 年俸 防御率 勝利数 登板数
1 2019 K.ジョンソン 3億4200万円 2.59 11 27
2 2007 黒田 博樹 3億0000万円 3.56 12 26
2 2015 前田 健太 3億0000万円 2.09 15 29
4 2009 永川 勝浩 1億6000万円 2.73 3 56
5 2019 大瀬良 大地 1億4500万円 3.53 11 26

 

1位はクリス・ジョンソン投手で、2019年の3億4200万円が歴代最高年俸となりました。来日1年目の15年から先発ローテーションの一角を担い、勝ち星を積み重ねていきました。18年に3回目の2桁勝利を達成し、最高年俸で迎えた19年も11勝を挙げました。

2位は2人が並びました。1人目は07年の黒田博樹投手です。メジャーリーグ挑戦前の最後のシーズンとなったこの年は年俸3億円でプレーし、チームトップの12勝を記録して、海を渡りました。

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同じく2位は前田健太投手です。前田投手もメジャーリーグ挑戦前の15年に年俸3億円に到達しました。10年代の広島カープのエースとして活躍し、10年から毎年2桁勝利を記録しました。15年も15勝を挙げて最多勝に輝き、渡米しました。

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4位は09年の永川勝浩投手。守護神として活躍し、08年に38セーブを記録すると年俸は1憶6000万円に達しました。迎えた09年も36セーブを挙げて、チームの勝利に貢献しました。

5位にランクインしたのは大瀬良大地投手です。プロ1年目の14年に10勝を挙げ、翌年からはチーム事情から中継ぎに回りますが、先発に復帰した17年は再び10勝を挙げてリーグ優勝に貢献しました。18年は15勝を挙げて最多勝を獲得、年俸は1憶4500万円になりました。

 

私が思う最強の広島カープの歴代投手は長谷川良平投手!

広島カープでは先発もリリーフも数々の名投手が誕生していますが、歴代最強の投手はチーム創設期を支えた長谷川良平投手だと考えます。

ここで、長谷川良平投手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・元プロ野球指導者
生年月日:1930年3月25日
身長:167m
出身:愛知県
最終学歴:半田商工学校
血液型:不明

1930年(昭和5年)3月25日生まれ、愛知県半田市出身。半田商工学校から4つの社会人チームでプレーした後、入団テストを受けて1950年に広島カープに入団しました。1年目から先発の一角を担い、チームトップの15勝を挙げると翌年はチーム全体の勝利数32に対して半数を超す17勝を記録しました。その後も毎年チームトップの勝ち星を挙げ、53年に20勝を記録、55年には387.1イニングを投げて30勝をマークして最多勝を獲得しました。

身長は167cmと小さかったもののサイドスローから繰り出されるストレートと右打者の懐をえぐるシュートを武器に相手打者を打ち取り、下位に沈むことの多かった球団創設期のチームを支えました。プロ通算14年で621試合に登板、防御率2.65、197勝、213完投を記録し、197勝は北別府学投手に抜かれるまで球団記録でした。

広島カープ一筋で投げ続け、球団創設から9年連続でチームトップの勝ち星を挙げ続けた「小さなエース」の長谷川良平投手が広島カープ史上歴代最強の投手と言えるでしょう。

 

広島カープの歴代投手に関する豆知識

広島カープでは各年代を代表する日本人エースに加えて、外国人投手も好成績を残してきました。

90年代後半から00年にかけて佐々岡真司投手とチームを牽引したのはネイサン・ミンチー投手で98年には236イニングを投げて15勝を挙げました。

07年シーズン限りで黒田博樹投手がメジャーリーグに挑戦し、その穴を埋めたのは大竹寛投手とコルビー・ルイス投手で08年と09年に2桁勝利を記録し、広島カープ時代に身に着けた制球力を武器にメジャーリーグに復帰後も活躍しました。

11年にはブライアン・バリントン投手が来日し、前田健太投手とWエースとして活躍し、13年にはミンチー投手の球団歴代外国人投手通算勝利数を更新しました。

15年からプレーしたクリス・ジョンソン投手は前田投手や野村祐輔投手、大瀬良大地投手らと先発ローテーションの一角を担い、バリントン投手の球団歴代外国人投手通算勝利数を大きく更新し、16年には外国人投手としては52年ぶり2人目となる沢村賞を受賞しました。

広島カープの歴史には、日本人エースとともに活躍した外国人投手の存在がありました。

まとめ

・広島カープの先発投手は長谷川良平投手や黒田博樹投手、前田健太投手が多くのシーズンでチーム勝ち頭だった。

・中継ぎでは玉木重雄投手やジャクソン投手、抑えでは江夏豊投手や大野豊投手、佐々岡真司投手がチームトップの成績を複数シーズンで記録している。

・歴代で一番年俸が高かったのは、19年シーズンのジョンソン投手の3億4200万円。

・長谷川投手は通算14年で197勝を挙げて213完投を記録し、球団創設期の広島カープを支えた歴代最強の投手である。

 

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