2004年オフの球団合併から約20年経ち、黄金時代を迎えているオリックス・バファローズ。

今回はそんなオリックス・バファローズの歴代ベストナイン及びベストオーダーを考え、夢の歴代最強スタメンを組んでみました。

阪急時代からオリックス・バファローズ時代まで、時代を超えた選手たちを紹介します!!

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私が選ぶオリックス・バファローズの歴代ベストナイン！

ポジション	選手名	背番号	試合/登板	打率/防御率	本塁打/勝利	打点/奪三振	タイトル
ファースト	ブーマー	44	1019	0.323	251	804	首位打者②、本塁打王①、打点王③、MVP①、ベストナイン④、ゴールデングラブ賞②
セカンド	ﾏﾙｶｰﾉ	4	967	0.286	180	611	打点王①、ベストナイン④、ダイヤモンドグラブ賞④
サード	松永 浩美	87、48、8	1452	0.298	180	732	盗塁王①、最高出塁率①、ベストナイン④、ゴールデングラブ賞③
ショート	大橋 穣	6	1026	0.212	74	248	ベストナイン⑤、ダイヤモンドグラブ賞⑦
ライト	イチロー	51	951	0.353	118	529	首位打者⑦、打点王①、盗塁王①、最高出塁率⑤、最多安打⑤、MVP③、ベストナイン⑦、ゴールデングラブ賞⑦
センター	福本 豊	40、7	2401	0.291	208	884	盗塁王⑬、MVP①、ベストナイン⑩、ダイヤモンドグラブ賞⑫、日本シリーズMVP①
レフト	吉田 正尚	34、7	762	0.327	133	467	首位打者②、最高出塁率②、ベストナイン⑤
キャッチャー	岡村 浩二	39、29	1212	0.225	81	371	ベストナイン①
ピッチャー	山本 由伸	43、18	172	1.82	70	922	最多勝③、最優秀防御率④、最多奪三振④、最高勝率③、沢村賞③、MVP③、ベストナイン③、ゴールデングラブ賞③
指名打者	ニール	16、99	614	0.264	136	435	本塁打王①、打点王①、ベストナイン②、日本シリーズMVP①

※成績はオリックス・バファローズでの通算成績。

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オリックス・バファローズの歴代最強のファーストはブーマー・ウェルズ選手！

長打力が長けた選手が多かったファーストですが、歴代最強は三冠王獲得者のブーマー・ウェルズ選手でしょう。

来日１年目の83年に打率３割を記録し、２年目の84年に打率.355、37本塁打130打点を記録して三冠王を獲得、91年までの９年間で首位打者２回、本塁打王１回、打点王を３回獲得しており、80年代の打線を牽引しました。

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オリックス・バファローズの歴代最強のセカンドはボビー・マルカーノ選手！

繋ぎの打順を任せることが多いセカンドのポジションですが、歴代最強の選手は打ってよし、守ってよしのボビー・マルカーノ選手だと考えます。

打撃ではクリーンアップの一角を担い、勝負強さを発揮して78年には打点王を獲得、守備では堅実さと強肩が評価され、ダイヤモンドグラブ賞を４回受賞しました。

90年代半ばから繋ぎ役として活躍した大島公一選手や10年代にキャプテンとしてチームを引っ張った後藤光尊選手も候補選手です。

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オリックス・バファローズの歴代最強のサードは松永浩美選手！

オリックス・バファローズの「ホットコーナー」と呼ばれるサードで歴代最強の選手は俊足巧打でファンを魅了した松永浩美選手です。

78年に練習生として入団し、翌年プロ選手として契約を結び、スイッチヒッターの練習を始め、82年にレギュラーを獲得しました。

クリーンアップを打つことが多かったですが、自慢の俊足で85年に盗塁王を獲得、ベストナイン４回、ゴールデングラブ賞３回受賞する等、攻守にわたり活躍しました。

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オリックス・バファローズの歴代最強のショートは大橋穣選手！

内野の花形ポジションでもあるショートの歴代最強選手は、華麗な守備で貢献した大橋穣選手だと考えます。

プロ１年目の69年に東映でレギュラーを掴み、71年オフにトレードで阪急に加入、加入後即レギュラーとして起用されました。

打率は低かったもののパンチ力があり、下位打線を打ちながら72年から３年連続で二桁本塁打を記録、守備ではセカンドのマルカーノ選手と鉄壁の二遊間を形成し、７年連続でダイヤモンドグラブ賞を受賞しました。

大橋選手の後を受けた弓岡敬二郎選手も堅実な守備と巧打を持ち味に活躍しました。

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オリックス・バファローズの歴代最強のライトはイチロー選手！

ライトで歴代最強の選手は天才ヒットメーカー・イチロー選手一択です。

レギュラーとして起用されるようになったポジションはセンターで、レギュラー１年目の94年にプロ野球史上初のシーズン200安打達成や首位打者・MVPを獲得、97年にライトでの起用が多くなりました。

レギュラーを獲得した94年から00年オフのメジャーリーグ挑戦まで、７年連続首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、94年からの３年連続MVP等、多くのタイトルを手にしてアメリカにわたり、走攻守三拍子揃った日本球界最高の選手としてファンを魅了し続けました。

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オリックス・バファローズの歴代最強のセンターは福本豊選手！

センターの歴代最強選手は、驚異の通算1065盗塁を記録した福本豊選手ではないでしょうか。

通算2401試合に出場して２位を大きく引き離す通算1065盗塁を記録、13年連続の盗塁王を獲得しました。

安打数は2500を超え、通算打率も３割に近い好成績を残しており、通算三塁打数115本は未だに歴代１位にランクインしています。

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オリックス・バファローズの歴代最強のレフトは吉田正尚選手！

多くの選手が守りについたレフトですが、歴代最強の選手はフルスイングでファンを魅了した吉田正尚選手だと考えます。

プロ１年目の16年から二桁本塁打を記録、17年以降は毎年３割を超える打率を残し、長打力と確実性を兼ね備え、20年に打率.350のハイアベレージを記録して首位打者を獲得しました。

翌21年も２年連続となる首位打者に輝き、チームの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。

70年代に主力としてプレーした大熊忠義選手や90年代にゴールデングラブ賞を複数回受賞した田口壮選手も候補選手と言えるでしょう。

 

オリックス・バファローズの歴代最強のキャッチャーは岡村浩二選手！

「扇の要」と呼ばれるキャッチャーで歴代最強の選手は60年代にレギュラーとして君臨した岡村浩二選手です。

プロ３年目の63年にレギュラーの座に就き、67年の球団創設初優勝の際には安定した守りだけでなく二桁本塁打を記録して、打撃面でもチームに貢献しました。

体を張ったブロックで走者の生還を許さず、レギュラーの間に５回優勝を経験し、阪急黄金時代の立役者の１人でした。

99年から10年までの長い間ホームを守り続けた日高剛選手もオリックス・バファローズを代表するキャッチャーの１人です。

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オリックス・バファローズの歴代最強のピッチャーは山本由伸投手！

オリックス・バファローズの歴代最強のピッチャーは令和時代の無敵のエース、山本由伸投手です。

プロ３年目の19年から先発ローテーションの一角を担い、いきなり最優秀防御率のタイトルを獲得、21年からは誰も成し遂げていない連続投手四冠（最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振）を３年続けて手にしました。

戦後史上初となる２年連続でのノーヒットノーラン、史上２人目となる３年連続沢村賞等、記録を残し続けた日本を代表するエースの１人です。

スタミナが豊富で「ガソリンタンク」の異名を持ち登板と白星を重ねた米田哲也投手、アンダースローで先発・リリーフでフル回転した山田久志投手、23年に日米通算250セーブを記録した平野佳寿投手等、先発にもリリーフにも好投手が多くいます。

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オリックス・バファローズの歴代最強の指名打者はトロイ・ニール選手！

打線の中軸を担った選手が多い指名打者では、95年から98年まで務めたトロイ・ニール選手を選出しました。

主に４番に座り、来日１年目の95年はベストナインを受賞、96年は32本塁打111打点を記録して本塁打と打点の二冠に輝き、チームの２連覇に貢献しました。

巨人との日本シリーズでも打棒を発揮して、日本シリーズMVPを受賞、翌年以降も本塁打数は25本を超え、４年間で112本塁打を放ちました。

オリックス・バファローズの歴代キャッチャー（捕手）一覧まとめ！最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック！

 

オリックス・バファローズの歴代最強の監督は中嶋聡監督！

選手としては86年のドラフト会議で３位指名を受けて阪急ブレーブスに入団、強肩を武器に89年からレギュラーを務め、西武、横浜、日本ハムと渡り歩き、日本ハムでの４シーズン目となった07年からバッテリーコーチを兼任することになり、指導者の道を進み始めました。

15年に現役を引退し、コーチの肩書を外して一度現場を離れましたが、18年に再び日本ハムのコーチに就任、19年から古巣・オリックスの２軍監督を務めました。

19年に最下位に沈んだチームは20年も開幕から不調で浮上することなく、夏場に西村徳文監督が辞任し、２軍監督だった中嶋監督が代行を務め、シーズンオフに正式に監督に就任しました。

選手一人一人の長所を組み合わせてチームを編成し、若手ベテラン関係なく、調子を見極めて力が発揮できるタイミングで起用、選手たちの競争心とモチベーションを保ちながらシーズンを戦い、21年は前年最下位からの優勝、22年は日本一、23年は２年連続の日本一とはならなかったもののリーグ三連覇にチームを導きました。

絶対的エース・山本由伸投手が抜けた24年も中嶋監督の下、新たなスターが誕生してリーグ四連覇の期待がかかります。

中嶋聡の凄さが分かる名言・語録集！オリックスを変えた苦労人の伝説エピソードからリーダー論まで

 

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私が組む歴代最強のベストオーダー！最強スタメンを考察！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

・首位打者と盗塁王の経験者が３人、打点王経験者が４人いる、多くの出塁、盗塁、得点が期待できる打線である。

・10人全員、ベストナイン受賞経験があり、内野の４人は全員ダイヤモンドグラブ賞・ゴールデングラブ賞を複数回受賞している鉄壁の内野陣。

・イチロー選手は首位打者を７年連続７回、福本豊選手は13年連続13回の盗塁王獲得者である。

・ピッチャーの山本由伸投手は自身の持つ連続投手四冠を３年に更新し、戦後史上初の２年連続ノーヒットノーラン達成者である。

 

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