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大島洋平選手の年俸や成績は?身長・体重や出身校などプロフィールもチェック

2017/06/06

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社会人からドラフト5位指名で中日ドラゴンズに入団したプロ1年目でいきなり開幕スタメンを勝ち取り、その後、ほぼ順調な足取りでキャリアを積み重ねてきた大島洋平選手。今や、押しも押されもしない主力選手の一人ですが、年齢的にはまだまだ“円熟期”の手前という印象で、今後さらなる進化が期待されます。そんな大島選手の年俸・成績推移と、身長・体重・出身校などのプロフィールをまとめました。それらのデータに加えて、豆知識エピソードなどについても記していますので、合わせて見ていきましょう。

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大島洋平選手の年俸・成績の推移について

それでは早速、年俸と成績の推移について見ていきます。

年俸推移(2010年~2017年)

年度 年俸 球団 背番号
2010年 1200万円 中日ドラゴンズ 32
2011年 1800万円 中日ドラゴンズ 8
2012年 2500万円 中日ドラゴンズ 8
2013年 7500万円 中日ドラゴンズ 8
2014年 5625万円 中日ドラゴンズ 8
2015年 7400万円 中日ドラゴンズ 8
2016年 9000万円 中日ドラゴンズ 8
2017年 1億円5000万円 中日ドラゴンズ 8

成績推移(2010年~2016年)

年度 試合数 打率 本塁打 打点
2010年 104 .258 0 17
2011年 96 .243 3 18
2012年 144 .310 1 13
2013年 140 .248 3 27
2014年 141 .318 2 28
2015年 142 .260 6 22
2016年 143 .292 3 26

“走攻守”三拍子そろった好選手という地位を確固たるものとしている大島選手ですが、プロ1年目の2010年は当時の落合博満監督から特に守備力を買われ、開幕スタメンに抜擢されました。1番センターで堂々の出場。開幕シリーズ2試合目に初安打を放ち、幸先よいスタートを切ります。

しかし、その後は打撃不振もあってファーム落ちを経験。復帰後の打順は7番、もしくは2番というケースが多く、完全にレギュラーを獲得するまでには至りませんでした。それでも、出場試合数が100を超えたのは及第点。初の契約更改で600万円のアップを手にしました。

真価が問われる2年目は前年を下回る試合数で、打率も微減。2年連続で規定打席に届かなかったものの、下位打線の核としてチームのリーグ2連覇に貢献。年俸は700万円アップとなりました。

大島選手が核弾頭としてレギュラーに定着し、本当の意味でチームの顔となったのは、2012年から。この年の数字で最も注目したいのは、やはり全試合出場の「144」。長丁場のシーズン、すべての試合でスコアボードに名前を記すのは、一流野手の証だと思います。打点13は物足りなかったものの、打率は初の3割超え。一気に5000万円増の,年俸7500万円となったのも当然と言えました。

2013年以降、打率に関しては隔年でダウンとアップを繰り返しますが、リードオフマンとしてコンスタントに140試合以上に出場しているのは見事(2016年も4年ぶりに全試合出場)。2014年に球団タイ記録となる186安打をマークしたことも、これまでのキャリアの中で光り輝いています。左肘の違和感に悩まされた2013年のオフに年俸ダウンはありましたが、そのとき以外は着実に金額を上書きし、2017年、待望の1億円突破を果たしました。

前述の左肘違和感や、左脇腹を痛めたシーズンもありましたが、大きな故障による長期離脱がなく、5年連続で規定打席をクリアしている点にも括目すべき。まさに“無事之名馬”を地でいくトッププレーヤーだと思います。

主な獲得タイトル一覧

そして、これまで獲得した主なタイトルは以下のとおりになります。

盗塁王:1回(2012年)
ベストナイン:1回(2012年)
ゴールデングラブ賞:5回(2011年・2012年・2014年・2015年・2016年)

2012年に盗塁王を獲得。ただし、今日までの通算盗塁成功率は7割を下回っているため、スタートやスライディングのテクニックにさらなる磨きをかけて、その数字を上げてほしいです。

プロ7年間でゴールデングラブ賞5回は立派。俊足を生かした広い守備範囲がウリで、左中間、右中間を破られそうな当たりを好捕するシーンは、すでに見慣れた光景になりました。

次に手にしたいタイトルは、もちろん首位打者でしょう。大島選手ほどの巧みなバットコントロールがあれば、ヒットゾーンは自ずと広くなりますし、足を生かした内野安打でも打率を稼げます。逆に言えば、今まで一度もリーディングヒッターになっていないことが不思議とも言えますね。

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身長・体重や出身校について

続いて大島選手のプロフィールも確認します。

生年月日: 1985年11月9日
出身:愛知県名古屋市緑区
身長:176cm
体重:74kg
投球/打席:左投左打
出身高校:享栄高校
出身大学:駒澤大学
出身社会人:日本生命

身長176cmは、近年の日本プロ野球界の日本人選手の中では、それほど長身とは言えません。今や185cm以上の長身選手は各球団、枚挙にいとまありませんから…。また、74kgの体重もプロ野球選手としては軽い部類。これらの数字がスリムな体型を証明していると思います。

ちなみにプロ1年目の、とある遠征先の駅で大島選手に遭遇したことがありますが、シックなスーツに身を包んだ大島選手は、ユニホーム姿のときよりも細身に映りました。もちろん、実際の体には筋肉質特有の逞しさがあると想像しますが、少なくとも体型でパワーを誇示するタイプではないと感じます。

(参考)http://www.suku-noppo.jp/data/2016_baseball_central.html

生まれは愛知県名古屋市緑区で、小学4年から軟式野球を始めました。中学からは硬式の少年野球ボーイズリーグで活躍。当時は投手兼外野手で、その“二刀流”は享栄高校進学後も続きました。

今でも試合前やイニング間のキャッチボールで、振りかぶって右足を上げてから遠投している場面を見掛けますが、その動作はプロの外野手としては珍しいもの。やはり、どこかに、投手を務めていた頃の名残りがあるのでしょうか…。ちなみに、外野手一本に専念したのは駒澤大からです。

 

豆知識エピソード

落合博満氏がゼネラルマネジャーとして契約交渉に同席していた、あるシーズンオフ。大島選手が提示額を不服として保留したことがあります。このニュースは大々的に報じられました。なぜなら、落合氏がGMに就任し、選手の年俸査定に関与するようになってからは一発サインが当たり前になっており、保留者は大島選手が初めてだったからです。

交渉の席の対面にいるのが、あの落合氏であっても自分の主張をアピールし、簡単には信念を曲げない。大島選手の気持ちの強さと、プロとしての矜持が垣間見られるエピソードでした。

※ちなみに、このときは複数回保留するも、奥様にたしなめられて結局は“陥落”しましたが…。

また、そのルックスと外見からクールなイメージのある大島選手ですが、男気を感じさせるエピソードも。その最たるものが、昨年のFA宣言からのチーム残留でしょう。大島選手ほどの実力と実績があれば、他球団から引く手あまたの状況だったはず。実際、獲得に乗り出した球団もあったようですが、最終的にはこのシーズンオフに就任した森繁和新監督の存在が大きかったと思います。駒澤大の大先輩でもある森新監督の残留要請という名の巧みな根回しに恩義を感じ、ある意味、筋を通した形となりました。

もちろん、生まれ育った名古屋…そして、子供の頃から好きだった中日ドラゴンズという要素も、大きな決め手になったのは確かですね。

 

まとめ

・大島選手の成績と年俸は、その過程で多少のアップダウンはあったものの、ほぼ順調に推移。一流から超一流へのグレードアップを図る段階に来ている。

・176cmの身長は日本人プロ野球選手としては決して高くない部類。体重は74kgで、体型的にはスリムなシルエットである。

・クールな印象があるが、気持ちの強さや男気が見て取れるエピソードも複数持つ。

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