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【オリックス】ドラフト1位指名の歴代選手一覧!その後の成績や活躍もチェック

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オリックスは1988年に前身の阪急から買収しプロ野球球団になりました。その後は仰木監督時代にイチロー選手や田口選手など素晴らしい選手が育ち、強いチームへと成長していきます。

また、懐かしいですがパンチ佐藤選手などひょうきんな選手も獲得し話題性も高い球団でしたね。

2004年には近鉄との合併があり、新たな球団としてオリックスバッファローズというチーム名に変更しました。その年は楽天球団の新規参入も決まり、新たな幕開けとなったプロ野球球団の一つです。ただ、新球団となり補強にも力を入れていますが、ここ最近チーム力はあるものの厳しい戦いが続いているのは否めません。

今回はそんなオリッツクスバッファローズのドラフト1位指名の歴代選手のその後の成績や活躍などについてまとめました。オリックスの歴史と共に確認していきましょう。

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オリックスドラフト1位の歴代選手一覧

早速ですがオリックスの歴代1位指名を受けたドラフト選手を見ていきます。

2004年オリックスバッファローズ以降のドラフトを見ていくことにしましょう。

年度 選手名 ポジション 出身校 背番号 獲得タイトル等
2004年 金子千尋(自由枠) 投手 トヨタ自動車 19 最多勝利2回(2010年・2014年)、最多奪三振(2013年)、最優秀防御率(2014年)、最優秀選手(2014年)、沢村賞(2014年)、ゴールデングラブ賞(2014年)、ベストナイン(2014年)
2005年 岡田貴弘(高校生ドラフト) 外野手 履正社高 55 本塁打王(2010年)、ベストナイン(2010年)、ゴールデングラブ賞(2014年)
2005年 平野佳寿(大学・社会人ドラフト希望枠) 投手 京都産業大 16 最優秀中継ぎ投手(2011年)、最多セーブ投手(2014年)
2006年 延江大輔(高校生ドラフト) 投手 瀬戸内高 47
2006年 小松聖(大学・社会人ドラフト希望枠) 投手 JR九州 28 新人王(2008年)
2007年 丹羽将弥(高校生ドラフト) 外野手 岐阜城北高 32
2007年 小林賢司(大学・社会人ドラフト) 投手 青山学院大 29
2008年 甲斐拓哉 投手 東海大三高 21
2009年 古川秀一 投手 日本文理大 14
2010年 後藤駿太 外野手 前橋商高 8
2011年 安達了一 内野手 東芝 3
2012年 松葉貴大 投手 大阪体育大 11
2013年 吉田一将 投手 JR東日本 14
2014年 山崎福也 投手 明治大 17
2015年 吉田正尚 外野手 青山学院大 34
2016年 山岡泰輔 投手 東京ガス 13
2017年 田嶋大樹 投手 JR東日本 29

新球団のオリックスバッファローズになってからのドラフト3年は、特に素晴らしい選手を獲得できていることが分かりますね。

金子千尋投手はいまや球界を代表する投手と言っても過言ではありません。また、2005年の岡田貴弘選手はT-岡田選手です。

この様に投手と野手の柱を獲得できているのは強みだと言えます。ですが、どちらも現在はベテランの域に入っているので、ここ数年はドラフト1位選手が成績を思うように残せていないのは少し寂しい状況と言えるかもしれません。

2017年に入団した田嶋大樹投手は社会人ナンバーワン左腕とも言われる実力者ですから、多くのタイトルを獲得できるようなエースへと成長して欲しいですね。

 

注目選手のその後について

ここでは注目選手について紹介していきます。

金子千尋選手

プロ入り後はケガなどもありましたが、2回の最多勝利に加え、沢村賞、最優秀選手も獲得しています。近年もケガの影響などから思うような投球は出来ていませんが、その存在感はやはり球界を代表するエースと言えます。

素晴らしいコントロールはまさに針の穴を通すという言葉が似合う投手です。ベテランの域に達していますが、今一度オリックスの優勝のためには欠かせない投手なので、ケガを克服し全盛期の活躍を見てみたいものですね。

 

岡田貴弘選手

岡田貴弘選手ことT-岡田選手は大阪の強豪校の履正社高校から入団しました。大きな体格からスイングスピードの速い打撃が魅力です。2010年には本塁打王にも輝きました。

その後も更なる飛躍を期待されていましたが、好不調の波も激しいことや助っ人外国人の加入などが重なり、思うような結果を残せない時期もありました。

ですが、2017年は再び31本の本塁打を放ちその存在感を見せつけてくれました。まだまだ中堅選手なので安定感を維持し、常に30本以上の本塁打を放つ選手として活躍してもらいたいですね。

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平野佳寿選手

入団投手は先発投手として登板していました。ですが、2010年からは中継ぎに転向し39ホールドポイントの好成績を残しています。先発時代でもまずまずの成績を残していましたが、中継ぎとなり大きく飛躍したと言えるでしょう。

2013年からは抑えとなり31セーブ、2014年には40セーブのパ・リーグ新記録の成績も残しており、2017年終了時点で156セーブとなっています。まだまだその記録を伸ばしてほしいと思います。

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甲斐拓哉選手

長野の東海大三高の出身で高卒で将来性を期待されプロに入団しました。最速151kmの力強いストレートが魅力的な投手でした。ですが、指にマメができやすい体質とケガなども重なり一軍では一度も登板することができませんでした。

2011年のオフに戦力外となりましたが、育成選手として再契約を結ぶことができました。翌年には再び戦力外通告を受け自由契約となり、プロ野球球界から離れています。

2013年からは地元長野の独立リーグに入団するも2015年の秋に任意で自ら引退しています。

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小林賢司選手

高校時代は山形の酒田南高校で甲子園にも出場しています。大学は青山学院大学に進学し、4年の時にはエース投手として活躍していました。名門大学からの入団ということもあり即戦力として活躍を期待されていました。1年目はケガに泣き一軍での登板がありませんでした。

2009年8月にはプロ初先発を果たしましたが、打者2人に対し2四球でワンアウトもとることができず降板という悔しいデビューとなりました。それ以降右肩痛もあり、リハビリ生活を送るようになり、2011年に戦力外通告を受け育成選手として再契約を結びました。

ですが、翌年には再度戦力外通告を受けることとなり、引退後はマネジメント会社に就職をしています。

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オリックスドラフト会議の豆知識エピソード

オリックスはドラフト1位で他球団と指名が競合した場合に、かなりクジ運が悪いです。

ちなみに2005年から2007年、2010年から2012年までは1位指名が競合し、結果として指名選手が獲得できていません。

2017年もアマチュアナンバーワン左腕と言われた田嶋大樹投手が西武との指名が重なり抽選となりました。西武は競合した場合にも比較的、交渉権獲得に成功している印象があるので、西武に指名権が行くのかと思いきや、今回はオリックスが田嶋投手の指名権を獲得できました。

悪いイメージのジンクスが消えて良かったのではないかと思います・・・!(^^)!

 

まとめ

・オリックスバッファローズになった直後はドラフトが成功している印象です。近年は期待されている選手もケガなどにより思うように活躍できていない傾向にあると言えます。

・投手と野手の柱金子投手、T-岡田選手の活躍が安定すれば、強いオリックスバッファローズになると言えるでしょう!!

・クジ運の悪いオリックスの印象を変えた2017年のドラフト会議。これからはクジ運の強いオリックスの印象をつけられるのか。来年以降のドラフトにも注目したいですね。

 

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