【横浜DeNA】ドラフト1位指名の歴代選手一覧!その後の成績や活躍もチェック
横浜DeNAベイスターズは1998年に日本一を成し遂げてからは少し厳しい時代が続きました。その時に活躍した選手が年齢を重ねていったり、主力選手がFAなどで抜け出して一時期はBクラスが定位置となっていました。
ですが、球団もDeNAに変わり徐々に変化を見せてくれているのが近年の横浜DeNAベイスターズです。2016年、2017年のペナントレースは3位となり、2017年は念願の日本シリーズ進出を果たしました。今回はそんな横浜DeNAベイスターズのドラフト1位の歴代選手と注目選手のその後の活躍について見ていきたいと思います。
横浜の歴史と共に、プロ野球を振り返っていきましょう。懐かしい選手に出会えるかもしれませんよ。
横浜DeNAドラフト1位の歴代選手一覧
まずは、横浜DeNAの歴代ドラフト1位の選手を確認していきましょう。
年度 | 選手名 | ポジション | 出身校 | 背番号 | 獲得タイトル等 |
1965年 | 岡正光 | 投手 | 保原高 | 10 | ー |
1966年(第1次) | 松岡功祐 | 内野手 | サッポロビール | 23 | ー |
1966年(第2次) | 山下律夫 | 投手 | 近畿大 | 12 | ー |
1967年 | 小谷正勝 | 投手 | 国学院大 | 24 | ー |
1968年 | 野村収 | 投手 | 駒沢大 | 16 | 最多勝率(1975年)、最多勝利(1978年) |
1969年 | 荒川堯 | 内野手 | 早稲田大 | 3 | ー |
1970年 | 野口善男 | 内野手 | 法政大 | 3 | ー |
1971年 | 竹内広明 | 投手 | 深谷商高 | 36 | ー |
1972年 | 長崎慶一 | 外野手 | 法政大 | 23 | 首位打者(1982年)、ベストナイン(1982年) |
1973年 | 山下大輔 | 内野手 | 慶応大 | 20 | ベストナイン(1981年)、ゴールデングラブ賞8回(1976年~1983年) |
1974年 | 根本隆 | 投手 | 日本石油 | 20 | ー |
1975年 | 田村政雄 | 投手 | 中央大 | 12 | ー |
1976年 | 斉藤明雄 | 投手 | 大阪商大 | 17 | 最優秀防御率(1982年)、最優秀救援投手2回(1983年・1986年)、最多奪三振(1978年)、新人王(1977年) |
1977年 | 門田富昭 | 投手 | 西南学院大 | 15 | ー |
1978年 | 高本昇一 | 投手 | 勝山高 | 48 | ー |
1979年 | 杉永政信 | 投手 | 鯖江高 | 28 | ー |
1980年 | 広瀬新太郎 | 投手 | 峰山高 | 18 | ー |
1981年 | 右田一彦 | 投手 | 電電九州 | 16 | ー |
1982年 | 大畑徹 | 投手 | 九州産業大 | 21 | ー |
1983年 | 銚子利夫 | 内野手 | 法政大 | 22 | ー |
1984年 | 竹田光則 | 投手 | 明治大 | 27 | ー |
1985年 | 中山裕章 | 投手 | 高知商高 | 19 | ー |
1986年 | 友利結 | 投手 | 興南高 | 30 | ー |
1987年 | 盛田幸妃 | 投手 | 函館有斗高 | 15 | 最優秀防御率(1992年) |
1988年 | 谷繁元信 | 捕手 | 江の川高 | 1 | ベストナイン(1998年)、ゴールデングラブ賞6回(1998年・2006年・2007年・2009年・2011年・2012年) |
1989年 | 佐々木主浩 | 投手 | 東北福祉大 | 22 | 最優秀救援投手5回(1992年・1995年~1998年)、最優秀選手(1998年)、最優秀投手(1998年)、正力賞(1998年)、ベストナイン(1998年) |
1990年 | 水尾嘉孝 | 投手 | 福井工大 | 34 | ー |
1991年 | 斎藤隆 | 投手 | 東北福祉大 | 11 | 最多奪三振(1996年) |
1992年 | 小桧山雅仁 | 投手 | 日本石油 | 19 | ー |
1993年 | 河原隆一 | 投手 | 関東学院大 | 15 | ー |
1994年 | 紀田彰一 | 内野手 | 横浜高 | 28 | ー |
1995年 | 細見和史 | 投手 | 同志社大 | 24 | ー |
1996年 | 川村丈夫 | 投手 | 日本石油 | 16 | ー |
1997年 | 谷口邦幸 | 投手 | 町野高 | 46 | ー |
1998年 | 古木克明 | 内野手 | 豊田大谷高 | 3 | ー |
1999年 | 田中一徳 | 外野手 | PL学園高 | 9 | ー |
2000年 | 内川聖一 | 内野手 | 大分工高 | 25 | 首位打者2回(2008年・2011年)、最高出塁率(2008年)、最多安打2回(2008年・2012年)、最優秀選手(2011年)、ベストナイン5回(2008年・2009年・2011年~2013年) |
2001年 | 秦裕二 | 投手 | 智弁学園高 | 28 | ー |
2002年 | 村田修一(自由獲得枠) | 内野手 | 日本大 | 25 | 本塁打王2回(2007年・2008年)、ベストナイン4回(2008年・2012年・2013年・2016年)、ゴールデングラブ賞3回(2013年・2014年・2016年) |
2002年 | 土居龍太郎(自由獲得枠) | 投手 | 法政大 | 27 | ー |
2003年 | 森大輔(自由獲得枠) | 投手 | 三菱ふそう川崎 | 15 | ー |
2003年 | 吉川輝昭(自由獲得枠) | 投手 | 日本文理大 | 12 | ー |
2004年 | 那須野巧(自由獲得枠) | 投手 | 日本大 | 13 | ー |
2004年 | 染田賢作(自由獲得枠) | 投手 | 同志社大 | 19 | ー |
2005年 | 山口俊(高校生ドラフト) | 投手 | 柳ヶ浦高 | 11 | ー |
2005年 | 高宮和也(大学・社会人ドラフト) | 投手 | ホンダ鈴鹿 | 15 | ー |
2006年 | 北篤(高校生ドラフト) | 投手 | 小松工高 | 43 | ー |
2006年 | 高崎健太郎(大学・社会人ドラフト) | 投手 | 日産自動車 | 22 | ー |
2007年 | 田中健二朗(高校生ドラフト) | 投手 | 常葉学園菊川高 | 46 | ー |
2007年 | 小林太志(大学・社会人ドラフト) | 投手 | JR東日本 | 14 | ー |
2008年 | 松本啓二朗 | 外野手 | 早稲田大 | 6 | ー |
2009年 | 筒香嘉智 | 内野手 | 横浜高 | 55 | 本塁打王(2016年)、打点王(2016年)、ベストナイン(2015年・2016年) |
2010年 | 須田幸太 | 投手 | JFE東日本 | 20 | ー |
2011年 | 北方悠誠 | 投手 | 唐津商高 | 28 | ー |
2012年 | 白崎浩之 | 内野手 | 駒沢大 | 29 | ー |
2013年 | 柿田裕太 | 投手 | 日本生命 | 13 | ー |
2014年 | 山崎康晃 | 投手 | 亜細亜大 | 19 | 新人王(2015年) |
2015年 | 今永昇太 | 投手 | 駒沢大 | 21 | ー |
2016年 | 浜口遥大 | 投手 | 神奈川大 | 26 | ー |
横浜ベイスターズ時代の1998に日本一の座を掴みました。その時に最も目立っていたのが大魔神こと佐々木主浩さんでした。
佐々木主浩さんは東北福祉大からドラフト1位で1989年に入団しています。その前年1988年のドラフト1位は横浜の正捕手になる谷繁元信さんですし、1987年も高卒で盛田幸妃選手が入団しています。
盛田投手のシュートボールは素晴らしく今でも語り継がれています。この近辺のドラフト1位は大成功といっていいでしょうね。
また近年も投手陣で素晴らしいスカウティングを実現しており、2014年は山崎康晃投手、2015年は今永昇太投手、2016年は浜口遥大投手とそれぞれ持ち味を生かしチームに多きく貢献しています。
この様にみてみますと、続けていい選手を獲得出来ている印象を受けますね。この地道な積み重ねが2017年の日本シリーズ進出に繋がったといってもいいかもしれませんね。
注目選手のその後について
ここでは注目選手のその後について記載します。
筒香嘉智選手
日本の若き主砲で現時点では日本の中でも最高の打者と言っても良いと思います。
2016年はその実力を発揮し、本塁打王、打点王の2冠を獲得しました。左打者でありながら左にも強い打球を打てるところも魅力的なところです。近い将来、三冠王も獲得できる実力は充分に備えているので、本当に今後の活躍が楽しみな選手です。
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山崎康晃選手
横浜の守護神と言えば今までは1998年に日本一になった佐々木主浩さんのイメージが強く残っている人も多いと思います。ですが、今ではそれを超える人気を誇るのが山崎康晃投手です。山崎康晃投手は入団1年目に抑えで活躍し新人王も獲得しました。
その後もチームの抑え、セットアッパーとして横浜には欠かせない投手の一人になっています。
また横浜スタジアムでの登場曲も盛り上がりを見せ、ヤスアキジャンプをして山崎投手を球場全体で応援するのも愛されている選手の証拠と言えます。
村田修一選手
村田選手は松坂世代の選手の一人で長距離砲の打者として横浜でも主軸を任されていました。横浜時代にも2度の本塁打王に輝いています。ですが、勝てるチームに行きたいと2012年から巨人に移籍しました。横浜時代からも「男村田」の愛称でその男気の強い性格でファンも多い選手でした。
2017年オフに巨人を自由契約となり今後の去就も注目されていますが、まだまだやれる選手なので松坂世代の一人として長くプロ野球を続けてもらいたいですね。
古木克明選手
古木克明選手も松坂世代の一人です。高卒で横浜に松坂大輔選手の外れ1位にドラフト1位で入団しました。入団時の背番号も3で野手の主軸として将来を期待されていましたし、2003年には125試合にも出場し本塁打も22本と素晴らしい成績を残しました。
ですが、その後は右肘のケガなどにもより思うよな活躍ができず、2009年にトライアウトを受けましたが引退しました。
2009年12月には一時期格闘技の道に転身されましたが、その後は野球の独立リーグへの道にも進んでいます。今現在は事業構想修士を取得して様々な方々に貢献する仕事をしているようです。
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田中一徳選手
田中一徳選手は1998年の夏の甲子園で、横浜高校とPL学園が演じた準々決勝の時のPL学園の2年生の選手でした。体は小柄でしたが俊足と好打を持ち合わせており、いやらしい選手として注目されていました。
プロ入り後もその俊足と好打を期待されていましたが、プロでは思うような活躍ができずにわずか7年間の2006年で戦力外通告を受けることになりました。その後はアメリカ独立リーグでプレーし日本プロ野球の道も諦めていませんでしたが、その後のトライアウトを受けるも声はかからず野球の道の引退を決めました。
今現在は日本経済大学のコーチとしてアマチュア野球を支えている一人になっています。
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まとめ
・1998年の日本一の主軸メンバーがドラフト1位で活躍していました。抑えの佐々木主浩投手。捕手の谷繁元信選手が成長し日本一を獲得しました。
・2009年のドラフト1位はいまや「日本の主砲」筒香嘉智選手です。2016年は本塁打王、打点王の2冠を獲得しました。今の日本球界の中で最も三冠王に近い選手と言っても良いと思います。
・2014年から2016年は投手で素晴らしいドラフト1位の投手を獲得しています。今まで横浜は投手王国というイメージはあまりなかったですが、投手王国と呼ばれる時代も近いかも知れません。
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