市民球団として、広島の街を熱狂させてきた広島カープ。

今回はそんな赤ヘル軍団、広島カープの歴代ベストナインおよびベストオーダーを考察し、時代を超えてファンが熱狂すること間違いなしの最強スタメンを組んでみました。

タイトルホルダーが並ぶ、夢のオーダーをご紹介します。

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私が選ぶ広島カープの歴代ベストナイン！

ポジション	選手名	背番号	試合/登板	打率/防御率	本塁打/勝利	打点/奪三振	タイトル
ファースト	L.ロペス	２、33	575	0.299	112	442	打点王②、最多安打①、ベストナイン②
セカンド	菊池 涼介	33	1255	0.272	108	463	最多安打①、ベストナイン②、ゴールデングラブ賞⑧ 9/18
サード	衣笠 祥雄	28、3	2677	0.270	504	1448	打点王①、盗塁王①、MVP①、ベストナイン③、ゴールデングラブ賞③
ショート	高橋 慶彦	40、2	1546	0.265	154	572	盗塁王③、最多安打①、ベストナイン⑤、日本シリーズMVP①
ライト	鈴木 誠也	51、1	871	0.314	173	539	首位打者①、最高出塁率①、ベストナイン⑤、ゴールデングラブ賞④　9/18
センター	緒方 孝市	37、9	1808	0.282	241	725	盗塁王③、ゴールデングラブ賞⑤
レフト	山本浩司（浩二）	27、8	2284	0.290	536	1475	首位打者①、本塁打王④、打点王③、MVP②、ベストナイン⑩、ダイヤモンドグラブ賞⑩
キャッチャー	達川 光男	40	1334	0.246	51	358	ベストナイン③、ゴールデングラブ賞③
ピッチャー	長谷川良平	34	621	2.65	197	1564	最多勝利①

※成績は広島カープでの通算成績。

広島カープの歴代最強のファーストはルイス・ロペス選手！

多くの強打者が守りについてきたファーストですが、歴代最強はルイス・ロペス選手です。

在籍５年で442打点を記録した勝負強さでチームの勝利に貢献し、来日１年目の96年から２年連続で打点王を獲得しました。また、打率も途中退団となった02年を除いたすべての年で３割以上をマークしました。

他にも日本人のスラッガータイプの選手として、新井貴浩選手や栗原健太選手も候補に挙がります。

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広島カープの歴代最強のセカンドは菊池涼介選手！

小技や守備力に優れた選手が多く起用されたセカンドのポジションですが、歴代最強の選手は圧倒的な守備範囲を誇る「忍者」菊池涼介選手だと考えます。

レギュラーに定着した13年から８年連続でゴールデングラブ賞を受賞しており、ヒット性の打球も難なく捕球する広大な守備範囲で、味方投手を助けています。打撃面でもパンチ力のある打撃を見せ、走攻守三拍子揃った菊池選手が最強のセカンドです。

90年代にセカンドのレギュラーを務め、巧みなバットコントロールで首位打者を２回獲得している正田耕三選手も広島カープのセカンドを代表する選手の一人です。

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広島カープの歴代最強のサードは衣笠祥雄選手！

広島カープの「ホットコーナー」と呼ばれるサードで歴代最強の選手は2215試合連続出場を果たした衣笠祥雄選手です。

プロ野球史上歴代５位となる2543安打を記録し、放った504本塁打も歴代７位、1448打点も歴代10位と打撃３部門でトップ10入りしています。

「鉄人」の愛称で親しまれ、プロ野球の歴史に名を刻んでいる衣笠選手が歴代最強のサードです。

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広島カープの歴代最強のショートは高橋慶彦選手！

内野の中心ポジションであるショートの歴代最強選手は、走攻守三拍子揃ったスイッチヒッターの高橋慶彦選手だと考えます。

プロ４年目からレギュラーを務め、猛練習で会得した左右の打席で安打を量産し、打率３割以上を５回、20本塁打以上を４回記録しました。俊足を武器に盗塁王に三回輝き、通算でも477盗塁を記録しています。

高橋選手の後に長年レギュラーを務め、広角に打ち分ける打撃と走力が光った野村謙二郎選手等、名選手が揃っていますが、赤ヘル機動力野球の象徴だった高橋選手が最強のショートです。

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広島カープの歴代最強のライトは鈴木誠也選手！

巧みなバットコントロールで2000安打を達成した前田智徳選手や走攻守三拍子揃ったスイッチヒッターの山崎隆造選手等、候補者が多いライトで歴代最強の選手は現在の広島カープの４番を務めている鈴木誠也選手だと考えます。

プロ４年目の16年にレギュラーを掴むと、いきなり打率.335、29本塁打、95打点の好成績を収めてベストナインを受賞しました。以降、毎年３割を超える打率と30本塁打前後を記録し、首位打者獲得経験もある４番打者としてチームを牽引しています。

また、東京オリンピックでは侍ジャパンの４番を務めました。

広島カープの歴代最強のセンターは緒方幸市選手！

外野の中心ポジションであるセンターの歴代最強選手は俊足巧打に加えて抜群の守備力を備えていた緒方孝市選手です。

95年からレギュラーを務め、怪我により出場機会が減少したシーズンもありましたが、05年までで通算９年センターのレギュラーとして活躍しました。

打撃ではタイトル獲得はなかったものの打率３割以上を６回記録し、99年には36本塁打を放ちました。走塁では95年から３年連続で盗塁王を獲得し、守備でも５年連続でゴールデングラブ賞を受賞しており、攻守にわたりチームの中心選手でした。

16年からの３連覇に大きく貢献した丸佳浩選手も広島カープのセンターを代表する選手です。

広島カープの歴代最強のレフトは山本浩司（浩二）選手！

広島カープの歴代最強のレフトはセンターでも圧倒的な成績を残し、年齢を重ねてからコンバートされたレフトでも大活躍した「ミスター赤ヘル」こと山本浩司（浩二）選手で間違いありません。

プロ通算18年で打率.290、536本塁打、1475打点を記録し、打撃主要タイトルを全て獲得しています。記録した536本塁打は大学出身者としてプロ野球史上最多本塁打記録になっており、球史に名を残している名選手です。

「ミスター赤ヘル」の愛称で親しまれ、後に監督も務めた山本浩司（浩二）選手が歴代最強レフトです。

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広島カープの歴代最強のキャッチャーは達川光男選手！

優れた守備を武器としたキャッチャーが多い広島カープのキャッチャーの歴代最強選手は、プレーでもキャラでもファンを魅了した達川光男選手だと考えます。

リード面を評価されてプロ５年目にレギュラーに抜擢され、11年間レギュラーを務めました。ベストナインとゴールデングラブ賞を３回ずつ獲得し、相手打者に話しかけて集中力を削ぐ「ささやき戦術」を実行していました。当たっていないのに死球で出塁しようとしたことが何度かあり、その映像は今でも珍プレー好プレーで紹介されています。

平成のリーグ３連覇にレギュラーとして貢献し、打てるキャッチャーとして今でも活躍している會澤翼選手も候補の１人です。

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広島カープの歴代最強のピッチャーは長谷川良平投手！

多くの名投手が素晴らしい記録を残してきた広島カープのピッチャーで、歴代最強の投手は小さな大エースの長谷川良平投手です。

167cmの小柄な体格から右打者の懐をえぐるストレートとシュートを武器に球団創成期から投げ続け、55年に30勝を記録して最多勝を獲得しました。通算でも197勝を挙げ、９年連続でチームトップの勝ち星を記録しました。

その長谷川投手が記録していた197勝の球団記録を213まで更新した北別府学投手や平成の広島カープを牽引した黒田博樹投手、前田健太投手も最強のピッチャーに挙げられます。

広島カープの歴代投手（エース）一覧まとめ！最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック！

 

広島カープの歴代最強の監督は古葉竹識監督！

現役時代は広島カープでショートとセカンドのレギュラーとして活躍し、移籍先の南海で指導者人生をスタートさせました。74年にコーチとして広島に復帰し、75年シーズン途中から監督に就任すると球団史上初となるリーグ優勝に導きました。

高橋慶彦選手や山崎隆造選手、正田耕三選手をスイッチヒッターとして育成し、投手も若手を徹底的に鍛え上げました。キャンプでの猛練習が着実にチーム力をアップさせ、79年と80年に２年連続優勝、84年も優勝を果たし、いずれも日本一に輝いています。

在任11年で４回のリーグ優勝と３回の日本一にチームを導いた、広島カープ歴代最強の指揮官です。

【広島カープ】歴代監督を成績と一緒に徹底紹介！優勝回数最多は古葉竹識監督！

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私が組む歴代最強のベストオーダー！最強スタメンを考察！

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まとめ

・センターの緒方幸市選手とショートの高橋慶彦選手の２人が盗塁王経験者である。

・レフトの山本浩司（浩二）選手、サードの衣笠祥雄選手、ファーストのルイス・ロペス選手の３人は打点王経験者である。

・レフトの山本選手の記録した536本塁打は大学出身者としてプロ野球史上最多記録である。

・ピッチャーの長谷川良平投手は北別府学投手に抜かれるまで球団最多勝利数を記録していた。

 

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