【阪神】ドラフト1位指名の歴代選手一覧!その後の成績や活躍は?
2019/10/19
プロ野球の人気球団でもある阪神タイガ―ス。今でも巨人と並び人気が高く、多くの熱いファンがいる球団としても知られています。
昔から「伝統の一戦」と言えば阪神と巨人ですよね。両チームの選手、ファン共に見応えのある戦いとなっています。
しかし巨人とは違い、阪神は長らく低迷していた時期もありました。ですが、野村監督や星野監督など名将が監督を務めるなどして、長い間の低迷期から抜け出し、人気実力ともに見応えのある球団になっています。今回はそんな阪神タイガースのドラフト1位の歴代選手についてまとめると共に、注目選手のその後の活躍にも触れてみたいと思います。
ドラフト1位選手なので名の知れている選手が多いので、懐かしさも感じられますし、阪神ファンならずとも是非チェックしてみて下さいね。
目次
阪神ドラフト1位の歴代選手一覧
それでは早速阪神の歴代ドラフト1位選手を紹介していきます。
年度 | 選手名 | ポジション | 出身校 | 背番号 | 獲得タイトル等 |
1965年 | 石床幹雄 | 投手 | 土庄高 | 18 | ー |
1966年(第1次) | 江夏豊 | 投手 | 大阪学院大高 | 28 | 最優秀防御率(1969年)、最多勝利2回(1968年・1973年)、最多奪三振6回(1967年~1972年)、最優秀救援投手5回(1977年・1979年~1982年)、最優秀選手2回(1979年・1981年)、最優秀投手(1968年)、沢村賞(1968年)、ベストナイン(1968年) |
1966年(第2次) | 西村公一 | 内野手 | 甲府工高 | 22 | ー |
1967年 | 野上俊夫 | 投手 | 市和歌山商高 | 37 | ー |
1968年 | 田淵幸一 | 捕手 | 法政大 | 22 | 本塁打王(1975年)、新人王(1969年)、ベストナイン5回(1972年~1976年)、ゴールデングラブ賞2回(1973年・1974年)、正力賞(1983年) |
1969年 | 上田二朗 | 投手 | 東海大 | 16 | ー |
1970年 | 谷村智博 | 投手 | 鐘淵化学 | 18 | ー |
1971年 | 山本和行 | 投手 | 亜細亜大 | 25 | 最優秀救援投手2回(1982年・1984年) |
1972年 | 五月女豊 | 投手 | 日本石油 | 36 | ー |
1973年 | 佐野仙好 | 内野手 | 中央大 | 9 | 最多勝利打点(1981年) |
1974年 | 古賀正明 | 投手 | 丸善石油 | ー | 入団拒否 |
1975年 | 足立義男 | 投手 | 大分鉄道管理局 | ー | 入団拒否 |
1976年 | 益山性旭 | 投手 | 帝京大 | 21 | ー |
1977年 | 伊藤弘利 | 投手 | 三協精機 | 20 | ー |
1978年 | 江川卓 | 投手 | 作新学院職員 | 30 | 最高勝率2回(1981年・1984年)、最優秀防御率(1981年)、最多勝利2回(1980年・1981年)、最多奪三振3回(1980年~1982年)、最優秀選手(1981年)、最優秀投手2回(1980年・1981年)、ベストナイン2回(1980年・1981年) |
1979年 | 岡田彰布 | 内野手 | 早稲田大 | 16 | 新人王(1980年)、ベストナイン(1985年)、ゴールデングラブ賞(1985年) |
1980年 | 中田良弘 | 投手 | 日産自動車 | 28 | ー |
1981年 | 源五郎丸洋 | 投手 | 日田林工高 | 17 | ー |
1982年 | 木戸克彦 | 捕手 | 法政大 | 22 | ゴールデングラブ賞(1985年) |
1983年 | 中西清起 | 投手 | リッカー | 19 | 最優秀救援投手(1985年) |
1984年 | 嶋田章弘 | 投手 | 箕島高 | 15 | ー |
1985年 | 遠山昭治 | 投手 | 八代一高 | 21 | 新人王(1986年) |
1986年 | 猪俣隆 | 投手 | 法政大 | 17 | ー |
1987年 | 野田浩司 | 投手 | 九州産交 | 1 | 最多勝利(1993年)、ゴールデングラブ賞(1993年) |
1988年 | 中込伸 | 投手 | 神崎工高 | 99 | ー |
1989年 | 葛西稔 | 投手 | 法政大 | 13 | 最優秀防御率(1991年)、最多勝利(1991年)、最優秀選手(1991年)、最優秀投手(1991年)、沢村賞(1991年)、ベストナイン(1991年) |
1990年 | 湯船敏郎 | 投手 | 本田技研鈴鹿 | 15 | ー |
1991年 | 萩原誠 | 内野手 | 大阪桐蔭高 | 31 | ー |
1992年 | 安達智次郎 | 投手 | 村野工高 | 12 | ー |
1993年 | 藪恵一 | 投手 | 朝日生命 | 18 | 新人王(1994年) |
1994年 | 山村宏樹 | 投手 | 甲府工高 | 17 | ー |
1995年 | 舩木聖士 | 投手 | NKK | 35 | ー |
1996年 | 今岡誠 | 内野手 | 東洋大 | 7 | 首位打者(2003年)、打点王(2005年)、ベストナイン3回(2002年・2003年・2005年)、ゴールデングラブ賞(2003年) |
1997年 | 中谷仁 | 捕手 | 智弁和歌山高 | 22 | ー |
1998年 | 藤川球児 | 投手 | 高知商高 | 30 | 最多セーブ投手2回(2007年・2011年)、最優秀中継ぎ投手2回(2005年・2006年) |
1999年 | 的場寛壱 | 内野手 | 九州共立大 | 2 | ー |
2000年 | 藤田太陽 | 投手 | 川崎製鉄千葉 | 15 | ー |
2001年 | 安藤優也(自由獲得枠) | 投手 | トヨタ自動車 | 16 | ー |
2001年 | 浅井良(自由獲得枠) | 捕手 | 法政大 | 12 | ー |
2002年 | 杉山直久 | 投手 | 龍谷大 | 18 | ー |
2002年 | 江草仁貴 | 投手 | 専修大 | 26 | ー |
2003年 | 鳥谷敬 | 内野手 | 早稲田大 | 1 | 最高出塁率(2011年)、ベストナイン6回(2008年・2010年・2011年・2013年~2015年)、ゴールデングラブ賞4回(2011年・2013年~2015年) |
2003年 | 筒井和也 | 投手 | 愛知学院大 | 19 | ー |
2004年 | 岡崎太一 | 捕手 | 松下電器 | 27 | ー |
2004年 | 能見篤史 | 投手 | 大阪ガス | 14 | 最多奪三振(2012年) |
2005年 | 鶴直人(高校生ドラフト) | 投手 | 近大付高 | 46 | ー |
2005年 | 岩田稔(大学・社会人希望枠) | 投手 | 関西大 | 21 | ー |
2006年 | 野原将志(高校生ドラフト) | 内野手 | 長崎日大高 | 37 | ー |
2006年 | 小嶋達也(大学・社会人希望枠) | 投手 | 大阪ガス | 29 | ー |
2007年 | 高浜卓也(高校生ドラフト) | 内野手 | 横浜高 | 36 | ー |
2007年 | 白仁田寛和(大学・社会人ドラフト) | 投手 | 福岡大 | 47 | ー |
2008年 | 蕭一傑 | 投手 | 奈良産大 | 19 | ー |
2009年 | 二神一人 | 投手 | 法政大 | 18 | ー |
2010年 | 榎田大樹 | 投手 | 東京ガス | 13 | ー |
2011年 | 伊藤隼太 | 外野手 | 慶応大 | 51 | ー |
2012年 | 藤浪晋太郎 | 投手 | 大阪桐蔭高 | 19 | 最多奪三振(2015年) |
2013年 | 岩貞祐太 | 投手 | 横浜商大 | 17 | ー |
2014年 | 横山雄哉 | 投手 | 新日鉄住金鹿島 | 15 | ー |
2015年 | 高山俊 | 外野手 | 明治大 | 9 | 新人王(2016年) |
2016年 | 大山悠輔 | 内野手 | 白鴎大 | 3 | ー |
2017年 | 馬場皐輔 | 投手 | 仙台大 | 18 | ー |
2018年 | 近本光司 | 外野手 | 大阪ガス | 5 | ー |
2019年 | 西純矢 | 投手 | 創志学園 | ー |
流石はドラフト1位選手。
多くの期待された選手が名を連ねている印象があります。ですが、その期待に応えられない選手がいるのもまた現実ですね。実力社会ですから仕方ありませんが。
しかし、一覧にしてみるとやはり江夏豊さんの記録などは素晴らしいですよね。昔の選手ではありますが、さすが記憶にも記録にも残る偉大な投手だったということが記録からでも感じられます。
注目選手のその後について
続いてドラフト1位選手のその後について紹介していきます。
藤川球児選手
阪神タイガースの抑えのエースと言えば、藤川球児選手を思い浮かべるファンも多いと思います。
2017年現在もまだ現役で活躍しています。松坂世代の選手の一人です。全盛期のストレートは目を見張るものがありました。
打者も、ストレートと分かっていても打てなかったという話もあります。浮き上がるようなストレートで力強さがありましたよね。
2012年からはメジャーにも行きましたが、少しでも長く古巣の阪神でプレーして欲しい選手の一人です。
鳥谷敬選手
鳥谷選手は期待されて希望枠のドラフトで阪神に入団しました。
入団1年目から開幕戦でスタメンとして出場しました。1年目は思うような成果は残せませんでしたが、チームキャプテンや野手のキャプテンなども任されチームの中心選手としてなくてはならない存在になっています。
しかも2017年9月にはプロ野球史上50人目の2000本安打も達成しています。阪神タイガースには欠かせない選手ですよね。
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藤波晋太郎選手
高校野球の名門大阪桐蔭高校から2012年のドラフト1位で指名され入団しました。
入団から3年は二桁勝利を続けるなど将来が楽しみな選手としてさらなる期待を持たせてくれました。ですが、2016年、2017年と実力以上の成績を残すことができていません。まだ若い選手なだけに立ち直ることができることを信じています。
あの長身から投げ下ろす力強い角度のあるストレートは中々打ち崩すことはできません。近い間に阪神のエースに上りつめることを期待します。
萩原誠選手
大阪桐蔭の夏の甲子園初出場初優勝をした時の4番打者でした。
1991年のドラフトで阪神から1位指名され背番号も31とあのミスタータイガースの掛布雅之さんと同じ背番号をつけました。それだけ期待値の高い野手として注目を集めていました
しかし阪神での現役生活は長くなく1993年から1997年の6年間だけのプレーとなりました。
その間の本塁打数も4本と期待に応えることができませんでした。1997年のオフに近鉄にトレードされ2001年にプロ野球を引退しています。引退後は柔道整復師の資格を取得し整骨院開業しています。
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鶴直人選手
大阪の近大付高出身の選手で、高校時代から最速151kmのストレートを投げ込んでいました。
まだまだ成長段階で将来を期待されていましたが、プロに入団後もケガに泣かされ思うような成績を残すことができませんでした。
2016年のオフに自由契約選手となり引退しました。現役引退後は阪神球団職員の営業部として活躍しています。
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阪神ドラフト会議の豆知識エピソード
阪神タイガースのドラフト1位の一覧でも名前があるように、江川卓さんは阪神に一度入団しています。
高校時代「昭和の怪物」として騒がれた江川さんは阪急ブレーブスから1位指名されましたが、大学進学を熱望していたこともあり入団を拒否しました。法政大学に進みました。その後は巨人入りを熱望していましたが、クラウンライター(現在の西武ライオンズ)が江川さんを強行指名し、意中の球団ではないことから入団せず作新学院職員となり2年後の指名を待ちました。
ですが、2年後のドラフトの前に巨人と入団契約を結び、巨人入団となるのかと思いきやNPBがその契約を認めず、巨人軍がドラフトをボイコットするということが起きました。その際に阪神が江川さんを1位指名しました。
ですが、キャンプインの直前に巨人のエースであった小林繁さんとの電撃トレードが発表され話題になりました。いわゆる「江川事件」ですね。その後も伝説のエピソードして語り継がれています。
江川事件については、以下でも記載していますので巨人のドラフト記事も興味のある方は見てみて下さいね。
↓
【巨人】ドラフト指名1位の歴代選手一覧まとめ!その後の成績や活躍は?
まとめ
・阪神ドラフト1位の中で抑えのエースと言えば藤川球児選手です。火の玉ストレートで浮き上がる力強い球を投げ込みます。長く現役を続けてもらいたいですね。
・藤波晋太郎選手の今後が少し不安ですが、早く本調子の戻った姿を見たいものです。阪神のエースやがては球界を代表するエースになる素質は十分な投手です。
・ドラフトエピソードと言えば江川卓さんが一度は阪神タイガースに入団していることです。昔はドラフトで様々なドラマがありましたよね。
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