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阪神タイガースの歴代外野手一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

球団創設85年の歴史を持ち、これまで多くの選手が守ってきた阪神タイガースの外野のポジション。

今回は伝統ある阪神タイガースの外野を守った歴代選手の成績や最高年俸などをリサーチして、阪神タイガース歴代最強の外野手についてまとめました。

好きだった選手や好きな選手を探してみて下さいね。

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阪神タイガースの歴代外野手一覧まとめ!

まずは1950年以降、そのシーズンの主に外野を守った選手を一覧にしてみました。多くの選手が複数のポジションでレギュラーを経験していることがわかりました。

それではライトから順にご紹介します。

阪神タイガースの歴代外野手(ライト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 安居 玉一 15 118 0.300 11 60
1951 渡辺 博之 24 108 0.252 13 53
1952 渡辺 博之 24 116 0.260 5 61
1953 小島 勝治 28 102 0.227 4 31
1954 渡辺 博之 24 129 0.353 7 91 打点王、ベストナイン
1955 渡辺 博之 24 126 0.313 5 54 ベストナイン
1956 大津 淳 19 99 0.247 3 44
1957 並木 輝男 40 98 0.250 8 32
1958 横山 光次 21 113 0.239 5 45
1959 横山 光次 21 123 0.256 8 37
1960 横山 光次 21 94 0.242 3 20
1961 横山 光次 21 105 0.246 5 16
1962 藤井 栄治 19 127 0.240 2 38
1963 藤井 栄治 19 133 0.300 8 54 ベストナイン
1964 藤井 栄治 19 140 0.266 9 58
1965 藤井 栄治 19 140 0.238 8 54
1966 藤井 栄治 19 125 0.281 9 51
1967 藤井 栄治 19 125 0.266 9 52
1968 カークランド 31 133 0.247 37 89
1969 カークランド 31 130 0.246 26 66
1970 カークランド 31 118 0.249 15 32
1971 田淵 幸一 22 80 0.228 18 45
1972 カークランド 31 110 0.266 20 52
1973 カークランド 31 114 0.242 14 38
1974 テーラー 40 127 0.278 12 38
1975 テーラー 40 126 0.265 11 48
1976 ラインバック 40 118 0.300 22 81
1977 ラインバック 40 109 0.325 14 62
1978 ラインバック 40 102 0.253 16 53
1979 竹之内雅史 2 112 0.282 25 66
1980 佐野 仙好 9 129 0.268 15 58
1981 オルト 44 102 0.307 18 59
1982 ジョンストン 44 104 0.256 10 37
1983 バース 44 113 0.288 35 83
1984 岡田 彰布 16 115 0.297 15 51
1985 真弓 明信 7 119 0.322 34 84 ベストナイン
1986 真弓 明信 7 123 0.307 28 60
1987 真弓 明信 7 119 0.270 23 53
1988 真弓 明信 7 130 0.270 17 67
1989 真弓 明信 7 95 0.247 16 37
1990 田尾 安志 8 119 0.280 11 50
1991 真弓 明信 7 102 0.267 17 61
1992 亀山 努 00 131 0.287 4 28 ゴールデングラブ賞
1993 八木 裕 3 103 0.235 9 47
1994 亀山 努 00 105 0.284 9 28
1995 桧山進次郎 24 115 0.249 8 36
1996 平塚 克洋 54 105 0.254 11 47
1997 桧山進次郎 24 136 0.277 23 82
1998 坪井 智哉 32 123 0.327 2 21
1999 坪井 智哉 32 134 0.304 5 43
2000 タラスコ 42 102 0.239 19 57
2001 桧山進次郎 24 121 0.300 12 57
2002 桧山進次郎 24 110 0.293 13 61
2003 桧山進次郎 24 111 0.278 16 63
2004 桧山進次郎 24 130 0.306 18 84
2005 桧山進次郎 24 119 0.278 8 40
2006 濱中 治 5 139 0.302 20 75
2007 桜井 広大 51 91 0.281 9 43
2008 葛城 育郎 33 112 0.261 1 29
2009 桜井 広大 51 103 0.302 12 42
2010 桜井 広大 51 89 0.255 9 30
2011 マートン 9 142 0.311 13 30 最多安打、ベストナイン
2012 マートン 9 121 0.260 5 38
2013 福留 孝介 8 63 0.198 6 31
2014 福留 孝介 8 104 0.253 9 34
2015 福留 孝介 8 140 0.281 20 76 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2016 福留 孝介 8 131 0.311 11 59
2017 糸井 嘉男 7 114 0.290 17 62
2018 糸井 嘉男 7 119 0.308 16 68
2019 糸井 嘉男 7 103 0.314 5 42
 
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1950年代
50年代は6人の選手がライトを守りました。50年は安居玉一選手が務め、51年と52年、54年と55年は渡辺博之選手が守り、54年は91打点を挙げ打点王を獲得しました。53年はセンターから回った小島勝治選手、56年は翌年からはレフトに回る大津淳選手、57年は高卒ルーキーの並木輝男選手が主に守りました。58年から務めた横山光次選手は4番を打つこともありました。

1960年代

引き続き横山選手が務め、勝負強い打撃で貢献しましたが62年からは関西大学から入団したルーキーの藤井栄治選手が起用されました。63年は打率.300を記録してベストナインを受賞、ライトのレギュラーは67年まで務めました。

68年からは大砲として期待されたウィリー・カークランド選手がライトを守り、1年目から37本塁打を放つ活躍を見せました。

1970年代

70年もカークランド選手が守り、71年は負傷と病気の影響でキャッチャーから田淵幸一選手が回り、72年からの2年は再びカークランド選手が守りにつきました。6年在籍したカークランド選手が退団すると代わりに中日からボビー・テーラー選手が入団し、1番打者として出場しました。

76年からはマイク・ラインバック選手が務め、ライトを守った3年間で2度打率3割以上を記録しました。79年はクラウンライターからトレードで加入した竹之内雅史選手が守り、打率と本塁打で自己最多記録を残しました。

1980年代

80年はレフトでのレギュラー経験があった佐野仙好選手が守り、81年はダグ・オルト選手、82年はグレッグ・ジョンストン選手、83年は来日1年目のランディ・バース選手と1年ずつレギュラーが代わっていきました。

84年は故障から復帰した岡田彰布選手がセカンドではなくライトで起用され、85年から真弓明信選手が起用されました、真弓選手はライト1年目の85年に打率.322を記録してベストナインを受賞し、毎年安定した成績を残しました。

1990年代

90年は西武から87年にトレードで移籍してきた田尾安志選手が務め、119試合に出場しました。翌年は再び真弓選手が守り、92年は亀山努選手が抜擢されセンターの新庄剛志選手とともに活躍しました。93年は右の長距離ヒッターの八木裕選手にポジションを譲りますが、亀山選手は翌年レギュラーに返り咲きました。

95年は左打者の桧山進次郎選手、96年はシーズン開幕前にトレードで加入した平塚克洋選手、97年は再び桧山選手が起用され23本塁打をマークしました。98年からの2年はルーキーの坪井智哉選手が起用され、1年目は新人王を逃したものの打率.327のハイアベレージを記録しました。

2000年代

00年の1年間はメジャーリーグ経験のあるトニー・タラスコ選手が起用されましたが打率がなかなか上がらず1年で退団し、01年からの5年間は桧山選手がレギュラーを奪回しました。

打率3割以上を2度記録するなど活躍し、06年からは代打に回ると濱中治選手葛城育郎選手桜井広大選手が起用されましたが定着には至りませんでした。

2010年代

11年はヒットメーカーが活躍します。来日1年目の10年にセンターを守り最多安打を獲得していたマット・マートン選手はライトで起用された11年も2年連続で最多安打を獲得しました。マートン選手がレフトに回ると13年からは福留孝介選手が起用され、13年は本調子ではなく苦しいシーズンを送りました。

翌年以降は徐々に成績を上げていき、15年にはベストナインを受賞しました。福留選手がレフトに回り、代わりにオリックスからFAで入団した糸井嘉男選手が守り、毎年3割近い打率を残す活躍を見せています。

 

阪神タイガースの歴代外野手(センター)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 後藤 次男 22 112 0.322 15 79
1951 後藤 次男 22 116 0.309 13 75 最多安打
1952 小島 勝治 28 92 0.281 5 58
1953 後藤 次男 12 96 0.276 3 40
1954 田宮謙次郎 22 125 0.300 7 60
1955 田宮謙次郎 22 117 0.288 4 43
1956 田宮謙次郎 22 126 0.300 11 42 ベストナイン
1957 田宮謙次郎 22 110 0.308 12 56 ベストナイン
1958 田宮謙次郎 22 120 0.320 11 62 首位打者、ベストナイン
1959 並木 輝男 40 98 0.190 4 24
1960 並木 輝男 7 120 0.306 11 61 ベストナイン
1961 ソロムコ 56 119 0.270 21 70
1962 並木 輝男 7 124 0.290 10 51 ベストナイン
1963 並木 輝男 7 123 0.273 16 64
1964 並木 輝男 7 122 0.230 11 48
1965 並木 輝男 7 104 0.223 10 21
1966 並木 輝男 7 93 0.235 2 17
1967 池田 純一 32 116 0.234 9 23
1968 藤井 栄治 19 113 0.268 4 40
1969 藤井 栄治 19 112 0.236 2 25
1970 山尾 孝雄 21 94 0.259 4 11
1971 山尾 孝雄 21 98 0.243 3 21
1972 池田 祥浩 7 121 0.283 9 50
1973 池田 祥浩 7 120 0.259 11 52
1974 池田 祥浩 7 107 0.251 6 42
1975 池辺 巌 34 121 0.260 3 28
1976 池辺 巌 34 121 0.279 13 40 ダイヤモンドグラブ賞
1977 池辺 巌 34 113 0.274 13 46
1978 池辺 巌 34 92 0.228 1 18
1979 スタントン 44 121 0.225 23 58
1980 加藤 博一 32 112 0.314 7 21
1981 佐野 仙好 9 127 0.296 11 48
1982 北村 照文 5 125 0.246 4 17 ダイヤモンドグラブ賞
1983 北村 照文 5 116 0.260 9 29 ダイヤモンドグラブ賞
1984 弘田 澄男 1 110 0.313 7 34
1985 北村 照文 5 114 0.262 3 19
1986 吉竹 春樹 8 117 0.236 6 24
1987 北村 照文 5 106 0.248 8 23
1988 大野 久 33 130 0.254 7 42
1989 大野 久 2 125 0.303 4 26
1990 大野 久 2 117 0.247 4 26
1991 ウイン 40 123 0.230 13 44
1992 新庄 剛志 63 95 0.278 11 46
1993 新庄 剛志 5 102 0.257 23 62 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1994 新庄 剛志 5 122 0.251 17 68 ゴールデングラブ賞
1995 新庄 剛志 5 87 0.225 7 37
1996 新庄 剛志 5 113 0.238 19 66 ゴールデングラブ賞
1997 新庄 剛志 5 136 0.232 20 68 ゴールデングラブ賞
1998 新庄 剛志 5 132 0.222 6 27 ゴールデングラブ賞
1999 新庄 剛志 5 123 0.255 14 58 ゴールデングラブ賞
2000 新庄 剛志 5 131 0.278 28 85 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2001 赤星 憲広 53 128 0.292 1 23 盗塁王、新人王、ゴールデングラブ賞
2002 赤星 憲広 53 78 0.252 0 12 盗塁王
2003 赤星 憲広 53 140 0.312 1 35 盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2004 赤星 憲広 53 138 0.300 0 30 盗塁王、ゴールデングラブ賞
2005 赤星 憲広 53 145 0.316 1 38 盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2006 赤星 憲広 53 142 0.269 0 20 ゴールデングラブ賞
2007 赤星 憲広 53 121 0.300 0 19
2008 赤星 憲広 53 144 0.317 0 30 ゴールデングラブ賞
2009 赤星 憲広 53 91 0.263 0 8
2010 マートン 9 144 0.349 17 91 最多安打、ベストナイン
2011 柴田 講平 00 104 0.271 0 9
2012 大和 0 128 0.257 0 26
2013 大和 0 104 0.273 0 21
2014 大和 0 121 0.264 1 24 ゴールデングラブ賞
2015 大和 0 123 0.225 0 12
2016 中谷 将大 60 64 0.266 4 14
2017 髙山 俊 9 103 0.250 6 24
2018 中谷 将大 60 77 0.230 5 26
2019 近本 光司 5 142 0.271 9 42 盗塁王
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1950年代

「クマさん」の愛称で親しまれた後藤次男選手がファーストに回った52年を除き、50年から3年センターを守り、51年はリーグ最多安打を記録しました。後藤選手がファーストに回った52年は小島勝治選手が起用され、後藤選手が代打での出場が多くなると54年からは田宮謙次郎選手が守りました。

田宮選手はレギュラー1年目から打率3割を記録し、56年から3年連続ベストナインを受賞、58年には首位打者に輝きました。田宮選手が大毎に移籍するとライトでレギュラー経験がある並木輝男選手が起用されました。

1960年代

60年代は並木選手が起用されることが多く、ベストナインを2度受賞しました。61年は前年にはレフトで起用されていたマイク・ソロムコ選手が守って21本塁打を記録し、並木選手が東京オリオンズに移籍した67年は3年目の池田純一選手がポジションを掴み、116試合に出場しました。

池田選手がレフトに回るとライトから藤井栄治選手がコンバートされました。

1970年代

70年代は4人の選手が守りました。山尾孝雄選手は藤井選手の故障によりレギュラーを掴み、2年間レギュラーとして起用されました。72年からは登録名を池田祥浩に変えた池田選手が守って中心打者として活躍し、75年からの4年間はトレードでロッテから加入した池辺巌選手が起用され76年にはダイヤモンドグラブ賞を受賞するなど守りの面で貢献しました。

79年はリロイ・スタントン選手が起用されますがシーズン136三振を記録するなどチームに貢献できず同年限りで退団しました。

1980年代

80年は太平洋から76年に加入していた加藤博一選手が起用されて打率.314、34盗塁王を記録し俊足を武器に活躍しました。翌年は前年ライトで出場していた佐野好仙選手、82年は北村照文選手が守りました。北村選手は俊足と堅守が売りで82年と83年に2年続けてダイヤモンドグラブ賞を受賞しました。その後も85年と87年にレギュラーとして出場を続けましたが88年シーズン途中に西武に移籍しました。

北村選手とレギュラーを争ったのはロッテから移籍してきた弘田澄男選手とドラフト外で入団していた吉竹春樹選手で、それぞれ1年ずつレギュラーとして起用されました。
88年からは生え抜きの大野久選手が務め、89年に打率.303を記録しています。

1990年代

大野選手は90年オフにダイエーにトレードで移籍し、翌年センターを任されたのはマーベル・ウイン選手でしたが低打率に終わり1年限りで退団すると92年から「虎のプリンス」がレギュラーを掴みます。

新庄剛志選手はプロ3年目の92年後半にセンターに定着し、翌年には初のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、走攻守三拍子揃った選手として活躍しました。90年代で6度のゴールデングラブ賞を受賞し、99年には敬遠球を打ってサヨナラを決めるなど記録にも記憶にも残る選手でした。

2000年代

新庄選手が00年オフにメジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍するとレギュラーに抜擢されたのはルーキーの赤星憲広選手でした。1年目から128試合に出場し、阪神の選手としては45年ぶりに盗塁王を獲得して新人王に輝くと翌年以降も持ち味の俊足を存分に発揮して5年連続で盗塁王を獲得しました。

入団当初は打撃の評価は低かったものの広角に打ち分けレギュラーを務めた09年までで5回打率3割以上をマークしました。

2010年代

赤星選手が怪我により09年限りで引退すると10年はマット・マートン選手がセンターを務めました。広角に打ち分けるバッティング技術で当時のプロ野球記録となる214本の安打を放ち、不動の1番打者としてチームを牽引しました。

マートン選手がライトに回ると起用されたのは俊足の柴田講平選手、内野の守備に定評のあった大和選手であり、大和選手は4年間レギュラーを務めて14年には内野が本職ながら外野手部門でゴールデングラブ賞を受賞しました。

16年と18年は和製大砲として期待された中谷将大選手、17年は髙山俊選手が守り、19年は俊足が武器のルーキーの近本光司選手が起用され05年の赤星選手以来となる盗塁王を獲得ました。

 

阪神タイガースの歴代外野手(レフト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 金田 正泰 21 132 0.254 6 52
1951 金田 正泰 7 116 0.322 9 58 ベストナイン
1952 金田 正泰 7 120 0.274 5 67
1953 金田 正泰 7 127 0.327 8 64 ベストナイン
1954 金田 正泰 7 120 0.309 4 35
1955 金田 正泰 7 126 0.254 2 32
1956 横山 光次 21 86 0.199 2 13
1957 大津 淳 19 128 0.262 8 56
1958 大津 淳 19 105 0.251 5 42
1959 大津 淳 19 115 0.238 5 24
1960 ソロムコ 56 99 0.241 17 38
1961 並木 輝男 7 116 0.257 6 35
1962 ソロムコ 56 122 0.222 14 42
1963 ソロムコ 56 113 0.263 22 62
1964 山内 一弘 8 140 0.257 31 94
1965 山内 一弘 8 127 0.261 20 65
1966 山内 一弘 8 125 0.256 18 54
1967 山内 一弘 8 130 0.259 18 63
1968 池田 純一 32 94 0.238 10 19
1969 池田 純一 32 99 0.181 3 13
1970 バレンタイン 39 123 0.246 11 46
1971 池田 祥浩 7 91 0.239 11 24
1972 藤井 栄治 9 86 0.264 2 32
1973 藤井 栄治 9 44 0.293 5 10
1974 望月 充 29 88 0.231 9 32
1975 池田 祥浩 7 118 0.249 6 28
1976 東田 正義 2 121 0.247 12 34
1977 佐野 仙好 9 67 0.305 8 21
1978 佐野 仙好 9 104 0.226 8 34
1979 ラインバック 40 130 0.309 27 84 ベストナイン
1980 ラインバック 40 106 0.284 15 44
1981 ラム 38 57 0.269 4 15
1982 佐野 仙好 9 130 0.271 15 65
1983 佐野 仙好 9 130 0.279 13 64
1984 佐野 仙好 9 125 0.305 15 50
1985 佐野 仙好 9 120 0.288 13 60
1986 佐野 仙好 9 107 0.268 14 35
1987 佐野 仙好 9 100 0.240 10 33
1988 中野 佐資 0 108 0.237 4 25
1989 中野 佐資 0 124 0.268 11 41
1990 真弓 明信 7 79 0.304 17 49
1991 中野 佐資 0 114 0.210 8 18
1992 八木 裕 3 129 0.267 21 60
1993 パチョレック 42 74 0.243 7 36
1994 石嶺 和彦 29 130 0.246 17 77
1995 石嶺 和彦 29 97 0.240 9 33
1996 桧山進次郎 24 130 0.263 22 73
1997 コールズ 28 63 0.242 7 28
1998 桧山進次郎 24 122 0.226 15 52
1999 桧山進次郎 24 95 0.256 8 37
2000 坪井 智哉 32 128 0.272 4 32
2001 濱中 おさむ 25 110 0.263 13 53
2002 濱中 おさむ 25 102 0.301 18 51
2003 金本 知憲 6 140 0.289 19 77
2004 金本 知憲 6 138 0.317 34 113 打点王、ベストナイン
2005 金本 知憲 6 146 0.327 40 125 MVP、ベストナイン
2006 金本 知憲 6 146 0.303 26 98 ベストナイン
2007 金本 知憲 6 144 0.265 31 95
2008 金本 知憲 6 144 0.307 27 108 ベストナイン
2009 金本 知憲 6 144 0.261 21 91
2010 金本 知憲 6 144 0.241 16 45
2011 金本 知憲 6 122 0.218 12 31
2012 金本 知憲 6 126 0.258 6 30
2013 マートン 9 143 0.314 19 85 最多安打、ベストナイン
2014 マートン 9 142 0.338 14 84 首位打者、ベストナイン
2015 マートン 9 140 0.276 9 59
2016 髙山 俊 9 134 0.275 8 65 新人王
2017 福留 孝介 8 127 0.263 18 79
2018 福留 孝介 8 123 0.280 14 72
2019 福留 孝介 8 104 0.256 10 47
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1950年代

50年代は3人の選手がレギュラーを務めました。金田正泰選手は戦前からレギュラーを務め、51年には現在でも破られていないシーズン18本の三塁打を放ち、55年まで起用されました。56年は横山光次選手、57年からは前年ライトで起用されていた大津淳選手が務めて試合出場を重ねました。

1960年代

60年はマイク・ソロムコ選手が入団し、1年目からチーム2位となる17本塁打を記録しました。ソロムコ選手は翌年センターに回り、62年と63年は再びレフトで起用されました。61年はセンターから並木輝男選手が回り、64年のシーズン前にソロムコ選手が移籍すると前年シーズンオフに加入し、毎日の中軸打者を務めていた山内一弘選手が守りました。

山内選手は移籍初年度に31本塁打を放ち、67年には史上2人目となる通算2,000本安打を達成し、阪神に移籍してからも実力を発揮しました。67年限りで山内選手が広島に移籍すると代わって前年にセンターを務めていた池田純一選手が守りました。

1970年代

池田選手は71年と75年もレフトで出場します。70年はフレッド・バレンタイン選手が起用され長打を期待されましたが実力を発揮できませんでした。

72年と73年はライトとセンターでレギュラー経験のある藤井栄治選手が守り、74年は3年目の望月充選手、76年は日本ハムからトレードで加入した東田正義選手が起用されて12本塁打を放ちました。

77年からの2年は佐野仙好選手が務め、規定打席に到達しなかったものの77年は打率.305をマークしました。佐野選手がファーストを務めた79年はライトからマイク・ラインバック選手が回り、ベストナインを受賞しました。

1980年代

ラインバック選手は80年まで在籍し、81年は代わりにスティーブン・ラム選手が起用されましたが4本塁打に終わりました。82年からは再び佐野選手が務め、87年まで安定した成績を残し、中軸打者として活躍しました。

佐野選手の後を中野佐資選手が2年務め、89年には11本塁打を放ちました。

1990年代

90年代は多くの選手が起用されました。90年は真弓明信選手がライトから回り、真弓選手がライトに戻ると91年は再び中野選手が起用されました。92年は打撃の良い八木裕選手が起用され21本塁打を記録し、八木選手がライトに移ると大洋から移籍してきて前年にファーストで起用されていたジム・パチョレック選手が務めますが、シーズン途中に現役引退を表明して帰国しました。

94年と95年は阪急の主軸を務めていた石嶺和彦選手がFAで入団しますが、球場の違いやリーグの違いに苦しみ思うような成績が残せないシーズンが続き、96年は桧山進次郎選手、97年は中日でプレー経験のあったダネル・コールズ選手、98年からの2年は再び桧山選手が守りました。

2000年代

00年はライトで起用されていた坪井智哉選手が回り、01年からの2年は長距離打者として期待されていた濱中おさむ選手が起用され02年は打率.301、18本塁打を記録しました。

03年からはFAで広島から入団した金本知憲選手が務め、移籍2年目の04年に打率.314、34本塁打、113打点を記録して打点王とベストナインを獲得すると優勝した翌年は3部門全てで前年を上回る成績を残しMVPを獲得しました。

その後も広島時代から続いていた連続フルイニング出場試合数を伸ばし、06年には世界新記録を達成し「鉄人」の愛称のとおり試合に出場し続けました。

2010年代

金本選手は10年のオープン戦で右肩を負傷し、連続出場は続けましたがフルイニング出場はこの年の4月にストップしました。怪我の影響もあり思うような成績が残せなくなり12年シーズン限りで引退するとライトからマット・マートン選手が回り、13年は最多安打、14年は首位打者に輝くなど安打を量産しました。

16年はルーキーの髙山俊選手が134試合に出場して新人王を獲得、17年からはライトから福留孝介選手が回り40歳を超えてからも100試合以上の試合に出場しています。

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【阪神タイガース】歴代外野手の年俸ランキング!歴代最高年俸は金本知憲選手の5億5000万円!

ここでは阪神タイガース歴代外野手を年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績は外野手のレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合数
1 2007 金本 知憲 5億5000万円 0.265 144
2 2015 M.マートン 4億5000万円 0.276 140
3 2018 糸井 嘉男 4億0000万円 0.308 119
4 2009 赤星 憲広 2億5000万円 0.263 91
5 2017 福留 孝介 2億3000万円 0.263 127

阪神タイガースの外野手は打力を期待されて入団した外国人選手やFAで入団した選手がいましたが、1位は金本知憲選手で、07年の5億5000万円が歴代最高年俸となりました。広島からFAで移籍し、入団2年目の04年に打点王を獲得、優勝した05年はMVPを受賞しました。移籍後3年連続となるベストナインを受賞し、07年は自己最高年俸に到達、打率は前年を下回りましたが31本塁打を放ちました。

金本知憲監督の凄さが分かる名言・語録集!伝説エピソードや努力論にも迫る!

2位は15年のマット・マートン選手4億5000万円です。来日してからヒットを打ち続け、14年に打率.338のハイアベレージで首位打者に輝くと年俸は自己最高となりました。迎えた15年は大きく打率を落とし、同年限りで退団しました。

 

3位にランクインしたのは18年の糸井嘉男選手でした。日本ハム、オリックスの主軸として長年活躍し、16年オフにFAで阪神に入団しました。移籍2年目となった18年は4億円で迎え、打率.308、本塁打16本、打点68を記録し、9月にはプロ通算1,500本安打を達成しました。

 

4位は09年の赤星憲広選手。ルーキーイヤーから俊足を武器に活躍し、盗塁王を5年連続で獲得するなど不動のセンターとして出場を続けました。08年はフル出場を果たし、打率.317を記録して守備でも6回目のゴールデングラブ賞を受賞すると年俸は自己最高の2億5000万円になりました。迎えた09年はプレー中の負傷が響き、このままプレーを続けると命の危険があると医師に言われ、同年限りで引退しました。

赤星憲広の凄さがわかる名言・語録集!赤い彗星の努力論や人生哲学にも迫る!

 

5位にランクインしたのは17年の福留孝介選手でした。中日の中軸打者として活躍し、メジャーリーグに挑戦、日本球界復帰の際に選んだ球団は阪神でした。13年から阪神でプレーし、年々成績を上げていき、39歳になった16年シーズンでは131試合に出場して打率.311をマーク、阪神での最高年俸となる2億3000万円になりました。

福留孝介の凄さが分かる名言・語録集!天才打者の伝説エピソードから人生哲学まで

 

私が思う最強の阪神タイガースの歴代外野手は金本知憲選手!

チームの主軸を務めた選手や俊足堅守の選手など名選手が揃う阪神の外野ですが、歴代最強の選手は広島からFAで入団し、10年レギュラーを務めた「アニキ」こと金本知憲選手だと考えます。

ここで、金本知憲選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・元プロ野球指導者・野球解説者
生年月日:1968年4月3日
身長:180cm
出身:広島県
最終学歴:東北福祉大学
血液型:O 型

1968年(昭和43年)4月3日生まれ、広島県広島市南区出身。広陵高校から東北福祉大学を経て、1991年のドラフト会議で4位指名を受け広島東洋カープに入団しました。

阪神タイガースには02年オフにFAで入団し、阪神でプレーした10年間で1,394試合に出場し、打率.278、232本塁打、813打点を記録しています。MVPと打点王を1回ずつ獲得し、ベストナインを4回受賞、クリーンアップを主に務めて勝負強い打撃でチームを引っ張りました。

また、連続フルイニング出場の世界新記録を06年に達成し、怪我を抱えても試合に出場し続け結果を残す姿は「鉄人」と呼ばれ、若手選手の面倒だけでなくチームスタッフに対しても気遣いをする人柄から「アニキ」とも呼ばれていました。

FA選手の重責を果たし、長年チームを引っ張り、数々のタイトルを獲得した「アニキ」がファンの心に残る阪神タイガース歴代最強の外野手ではないでしょうか。

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阪神タイガースの歴代外野手に関する豆知識

阪神タイガースの外野のレギュラーを務めた選手たちは社会貢献活動にも熱心でした。

ライトやレフトでレギュラーを務めた桧山進次郎選手は02年から母子生活支援施設で暮らす子どもたちを甲子園球場に招待する活動を始め、自身が引退する13年まで続けました。

5年連続盗塁王を獲得した赤星憲広選手は03年からそのシーズンに記録した盗塁数と同じ数の車椅子を寄贈しており、その数は301個になりました。04年には社会貢献活動優秀者を表彰するゴールデンスピリット賞を受賞しており、引退した現在も「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~」を設立し、社会貢献活動を続けています。

 


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まとめ

・阪神タイガースの外野は同じ選手が複数の外野のポジションでレギュラーを務めている。

・ライトでは真弓選手と桧山選手、センターでは新庄選手や赤星選手、レフトでは佐野選手と金本選手が長くレギュラーを務めた。

・歴代で一番年俸が高かったのは、2007年シーズンの金本知憲選手の5億5000万円。

・金本選手は打点王を獲得し、優勝した05年にはMVPを受賞、連続フルイニング出場の世界記録を持つ阪神タイガース歴代最強の外野手である。

 

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