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阪神タイガースの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

西の伝統球団である阪神タイガースでは、これまで多くの外国人選手がプレーしてきました。

今回はこれまで阪神タイガースに所属した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、阪神タイガース最強の助っ人選手についてリサーチしました。

懐かしい選手の名前に触れることができるかもしれませんよ♪

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阪神タイガースの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。60年代から在籍する外国人選手が増えていることがわかります。

それでは野手から順にご紹介します。

阪神タイガースの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1952 小島勝治 28 92 0.281 5 58 USA
1953 小島勝治 28 102 0.227 4 31 USA
与儀眞助 18 130 0.295 14 72 USA ベストナイン
1954 小島勝治 28 61 0.280 2 12 USA
与儀眞助 18 122 0.257 4 37 USA
1959 藤重 登 18 35 0.273 0 18 USA
1960 藤重 登 18 61 0.282 3 51 USA
ソロムコ 56 99 0.241 17 38 USA
1961 藤重 登 18 26 0.224 1 20 USA
ソロムコ 56 119 0.270 21 70 USA
1962 ソロムコ 56 122 0.222 14 42 USA
1963 ソロムコ 56 113 0.263 22 62 USA
1964 ヤシック 1 87 0.191 2 16 USA
ベルトイア 71 20 0.175 1 16 CAN
1967 クレスニック 3 43 0.190 5 17 USA
1968 カークランド 31 133 0.247 37 89 USA
1969 カークランド 31 130 0.246 26 66 USA
ゲインズ 35 51 0.205 3 11 USA
1970 カークランド 31 118 0.249 15 32 USA
バレンタイン 39 123 0.246 11 46 USA
1971 カークランド 31 110 0.219 14 27 USA
1972 カークランド 31 110 0.266 20 52 USA
マックファーデン 57 54 0.283 2 6 USA
1973 カークランド 31 114 0.242 14 38 USA
1974 テーラー 40 127 0.278 12 38 USA
1975 テーラー 40 126 0.265 11 48 USA
アルトマン 44 114 0.274 12 57 USA
1976 ラインバック 40 118 0.300 22 81 USA
ブリーデン 44 123 0.261 40 92 USA
1977 ラインバック 40 109 0.325 14 62 USA
ブリーデン 44 120 0.236 37 90 USA
1978 ラインバック 40 102 0.253 16 53 USA
ブリーデン 44 17 0.279 2 12 USA
1979 ラインバック 40 130 0.309 27 84 USA ベストナイン
スタントン 44 121 0.225 23 58 USA
1980 ラインバック 40 106 0.284 15 44 USA
ボウクレア 42 80 0.249 8 26 USA
ヒルトン 42 18 0.197 0 4 USA
1981 ラム 38 57 0.269 4 15 USA
デード 40 37 0.219 1 5 USA
ゴンザレス 12 9 0.174 1 3 USA
オルト 44 102 0.307 18 59 USA
1982 ラム 38 7 0.830 0 1 USA
ジョンストン 44 104 0.256 10 37 USA
アレン 40 78 0.260 3 16 USA
1983 アレン 40 47 0.276 2 10 USA
バース 44 113 0.288 35 83 USA
ストローター 39 28 0.276 5 12 USA
1984 バース 44 104 0.326 27 73 USA
1985 バース 44 126 0.350 54 134 USA 首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、MVP、ベストナイン、日本シリーズMVP
1986 バース 44 126 0.389 47 109 USA 首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、ベストナイン
1987 バース 44 123 0.320 37 79 USA
1988 バース 44 22 0.321 2 8 USA
ジョーンズ 00 52 0.254 8 27 USA
1989 フィルダー 44 106 0.302 38 81 USA
1990 バリッシュ 45 105 0.249 28 80 USA
ウィッグス 42 26 0.191 1 4 USA
1991 オマリー 1 130 0.307 21 81 USA
ウイン 40 123 0.230 13 44 USA
1992 オマリー 1 111 0.325 15 62 USA ゴールデングラブ賞
パチョレック 42 129 0.311 22 88 USA 最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1993 オマリー 1 125 0.329 23 87 USA 首位打者
パチョレック 42 74 0.243 7 36 USA
1994 オマリー 1 124 0.314 15 74 USA
ディアー 57 70 0.151 8 21 USA
1995 グレン 28 120 0.256 23 77 USA
クールボー 32 127 0.278 22 77 USA
1996 グレン 28 33 0.237 5 18 USA
クールボー 32 48 0.210 2 16 USA
マース 32 63 0.245 8 42 USA
クレイグ 28 22 0.267 3 12 USA
1997 ハイアット 44 67 0.204 11 30 USA
シークリスト 12 25 0.192 0 4 USA
コールズ 28 63 0.242 7 28 USA
グリーンウェル 39 7 0.231 0 5 USA
1998 ハンセン 25 121 0.253 11 55 USA
パウエル 30 78 0.255 9 28 USA
ウィルソン 13 16 0.167 0 3 USA
1999 ブロワーズ 61 73 0.251 10 43 USA
ジョンソン 42 125 0.253 20 66 USA
2000 フランクリン 99 8 0.172 2 6 USA
バトル 99 13 0.227 1 1 USA
ハートキー 61 76 0.272 4 27 USA
タラスコ 42 102 0.239 19 57 USA
2001 E.ペレス 9 52 0.222 3 19 USA
クルーズ 42 70 0.234 14 34 USA
エバンス 5 39 0.242 2 14 USA
2002 エバンス 59 0 0.000 0 0 USA
ホワイト 6 73 0.227 7 21 USA
アリアス 14 126 0.258 32 82 USA
2003 アリアス 14 124 0.265 38 107 USA ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2004 アリアス 14 117 0.272 25 84 USA
キンケード 22 26 0.233 3 7 USA
2005 スペンサー 41 108 0.243 9 33 USA
シーツ 4 137 0.289 19 85 USA ゴールデングラブ賞
2006 スペンサー 41 59 0.222 6 17 USA
シーツ 4 143 0.310 19 75 USA ゴールデングラブ賞
2007 シーツ 4 132 0.292 9 54 USA ゴールデングラブ賞
2008 フォード 55 47 0.225 2 11 USA
バルディリス 52 77 0.227 3 16 VEN
2009 バルディリス 52 23 0.103 1 1 VEN
メンチ 32 15 0.148 0 2 USA
ブラゼル 67 82 0.291 16 49 VEN
2010 ブラゼル 67 143 0.296 47 117 USA ベストナイン
マートン 9 144 0.349 17 91 USA 最多安打、ベストナイン
2011 ブラゼル 67 120 0.282 16 69 USA
マートン 9 142 0.311 13 30 USA 最多安打、ベストナイン
ベキオナチ 128 0 0.000 0 0 VEN
2012 ブラゼル 67 98 0.233 12 43 USA
マートン 9 121 0.260 5 38 USA
2013 マートン 9 143 0.314 19 85 USA 最多安打、ベストナイン
コンラッド 36 24 0.175 0 0 USA
2014 マートン 9 142 0.338 14 84 USA 首位打者、ベストナイン
ゴメス 5 143 0.283 26 109 DOM 打点王、ベストナイン
2015 マートン 9 140 0.276 9 59 USA
ゴメス 5 143 0.271 17 72 DOM
N.ペレス 95 3 0.000 0 0 DOM
2016 ゴメス 5 139 0.255 22 79 DOM
ヘイグ 36 31 0.231 2 11 USA
N.ペレス 95 0 0.000 0 0 DOM
2017 キャンベル 29 21 0.191 1 5 USA
ロジャース 48 40 0.252 5 23 USA
2018 ロサリオ 3 75 0.242 8 40 DOM
ナバーロ 99 66 0.276 3 25 USA
2019 ナバーロ 99 15 0.209 0 2 USA
マルテ 31 105 0.284 12 49 DOM
ソラーテ 42 20 0.188 4 9 VEN

※USA=アメリカ、DOM=ドミニカ共和国、VEN=ベネズエラ

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50年代は日系アメリカ人選手が所属し、小島勝治選手がセンターとライト、与儀眞助選手がサードのレギュラーを務めました。与儀選手は53年にベストナインを受賞しています。

 

60年に入団したマイク・ソロムコ選手は外野の一角を担い、在籍4年で20本塁打を2回記録するなど長打力を発揮しました。期待どおりの働きを見せられない選手が多い中、68年に入団したウィリー・カークランド選手が初年度に37本塁打をマークしました。

カークランド選手は70年代も引き続き活躍し、打率はそこまで高くなかったものの毎年2桁本塁打を記録しました。70年代後半はマイク・ラインバック選手ハル・ブリーデン選手の2人が主軸として活躍し、ラインバック選手は79年にベストナインを受賞、ブリーデン選手は76年に40本塁打を記録し、田淵幸一選手や掛布雅之選手らとともに当時の年間チーム本塁打のリーグ記録樹立に貢献しました。

 

80年代は大記録を残した選手が登場します。83年から在籍したランディ・バース選手は来日3年目の85年に三冠王を獲得してチームを日本一に導くと翌年も2年連続で三冠王に輝きました。86年に記録した打率.389は現在でも破られていない史上最高打率です。

バース選手が去った翌年はセシル・フィルダー選手がファーストを守り、本塁打王を逃したものの38本塁打を記録しました。しかし契約が折り合わず1年で退団してしまいました。

ランディ・バースの凄さが分かる名言・語録集!最強助っ人外人「三冠王」の伝説エピソードから人生哲学まで

 

90年代は前半に2人の選手が活躍しました。トーマス・オマリー選手は来日1年目から打率3割をマークし、在籍した4年間全てのシーズンで3割以上を記録しました。93年には首位打者に輝きましたが、プレーだけでなく明るい性格でファンを魅了しました。92年に大洋から加入したジム・パチョレック選手も活躍し、92年にはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、オマリー選手とともにチームを牽引しました。

 

オマリー選手とパチョレック選手の活躍以降思うような成績が残せない助っ人外国人が多くいましたが、02年にオリックスから加入したジョージ・アリアス選手中軸打者として活躍しました。03年には38本塁打107打点を記録して、18年ぶりのリーグ優勝の立役者の1人でした。05年に広島から加入したアンディ・シーツ選手は安定した守備と勝負強い打撃でチームに貢献しました。

 

10年代は打撃タイトルを獲得した選手が登場します。09年シーズン途中に加入したクレイグ・ブラゼル選手は10年に47本塁打を放ちベストナインを獲得、10年に加入したマット・マートン選手は初年度に当時のプロ野球新記録となる214安打を放ち最多安打を獲得すると翌年も最多安打に輝きました。13年にも最多安打を獲得し、14年には首位打者に輝くなど抜群のバットコントロールで安打を量産しました。

14年に来日したマウロ・ゴメス選手は4番を打ち、109打点を挙げ打点王を獲得しました。

 

活躍した選手がいる中、期待された結果が残せなかった選手もいます。97年に入団したマイク・グリーンウェル選手は現役メジャーリーガーとして高額年俸で入団したものの出場わずか7試合で骨折を理由に5月で引退しました。本塁打と打点が0だったブルックス・コンラッド選手や開幕戦で46年ぶり史上2人目となる退場処分を受けたマイク・キンケード選手など記憶に残る選手がいました。

 

阪神タイガースの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1962 バッキー 4 8 4.70 0 0 23 USA
M.ブラウン 18 0 0.00 0 0 0 USA
1963 バッキー 4 33 2.49 8 0 151.2 USA
1964 バッキー 4 46 1.89 29 0 353.1 USA 最多勝利、最優秀防御率、沢村賞、ベストナイン
バーンサイド 32 29 3.36 5 0 118 USA
1965 バッキー 4 40 2.28 18 0 256.2 USA
バーンサイド 32 32 2.91 5 0 164.1 USA
1966 バッキー 4 40 2.78 14 0 243 USA
1967 バッキー 4 38 2.30 18 0 258.1 USA
1968 バッキー 4 34 2.19 13 0 255.1 USA
1983 オルセン 43 13 3.51 4 1 66.2 USA
1984 オルセン 43 29 4.65 2 0 98.2 USA
1985 ゲイル 45 33 4.30 13 0 190.2 USA
1986 ゲイル 45 27 4.56 5 0 161.2 USA
1987 キーオ 4 27 3.80 11 0 168 USA
1988 キーオ 4 28 2.76 12 0 179.2 USA
1989 キーオ 4 28 3.72 15 0 201 USA
1990 キーオ 4 24 5.00 7 0 129.2 USA
1993 郭李 建夫 20 27 3.68 5 2 51.1 TPE
1994 郭李 建夫 20 49 3.14 7 2 86 TPE
1995 郭李 建夫 20 30 3.37 5 0 115 TPE
1996 郭李 建夫 20 45 3.62 8 15 104.1 TPE
1997 郭李 建夫 20 5 5.79 0 0 4.2 TPE
マクドナルド 40 9 7.36 1 0 7.1 USA
1998 郭李 建夫 20 11 4.61 2 0 13.2 TPE
リベラ 49 44 2.38 2 27 53 DOM
メイ 69 21 3.47 4 0 129.2 USA
クリーク 21 7 5.65 0 0 28.2 USA
1999 リベラ 49 29 0.70 1 12 25.1 DOM
メイ 69 18 4.25 6 0 112.1 USA
ミラー 53 11 5.98 2 0 52.2 USA
2000 ミラー 53 17 7.41 0 6 17 USA
ラミレズ 62 9 5.55 1 0 35.2 MEX
ハンセル 49 20 4.34 7 0 114 USA
2001 ハンセル 14 27 3.49 5 0 162.1 USA
カーライル 26 28 3.87 7 0 153.1 USA
2002 ハンセル 42 5 1.93 0 0 4.2 USA
カーライル 26 3 7.53 0 0 14.1 USA
ムーア 17 27 3.33 10 0 181.1 USA
バルデス 18 42 1.54 4 22 52.2 USA
2003 ムーア 17 21 4.35 10 0 111.2 USA
リガン 65 29 1.51 3 0 35.2 USA
ポート 35 8 9.64 0 1 9.1 USA
ウィリアムス 54 52 1.54 1 25 52.2 AUS
2004 リガン 65 23 2.84 5 4 25.1 USA
ウィリアムス 54 51 3.28 3 14 46.2 AUS
モレル 59 21 3.67 0 1 27 DOM
マイヤーズ 97 20 4.07 1 0 24.1 USA
ホッジス 50 8 5.31 2 0 40.2 USA
2005 ウィリアムス 54 75 2.11 3 0 76.2 AUS
J.ブラウン 17 11 5.18 4 0 33 USA
ダーウィン 59 4 5.91 0 0 10.2 VEN
2006 ウィリアムス 54 47 1.90 3 3 47.1 AUS
ダーウィン 59 49 3.79 1 2 73.2 VEN
オクスプリング 45 16 5.12 4 0 77.1 AUS
2007 ウィリアムス 54 60 0.96 1 0 65.1 AUS
ダーウィン 59 35 3.36 2 0 61.2 VEN
ボーグルソン 36 20 4.13 7 0 106.2 USA
ジャン 92 21 4.66 6 0 104.1 DOM
2008 ウィリアムス 54 55 3.09 5 5 55.1 AUS
ボーグルソン 4 12 3.99 3 0 65.1 USA
リーソップ 69 8 6.75 0 0 21.1 USA
オヘイダ 122 0 0.00 0 0 0 VEN
アッチソン 27 42 3.70 7 0 104.2 USA
2009 ウィリアムス 54 31 3.58 1 0 27.2 AUS
リーソップ 69 0 0.00 0 0 0 USA
アッチソン 27 75 1.70 5 0 90 USA
鄭 凱文 64 13 5.46 1 0 31.1 TPE
2010 鄭 凱文 64 1 0.00 0 0 1 TPE
メッセンジャー 54 26 4.93 5 0 80.1 USA
フォッサム 29 12 5.72 2 0 56.2 USA
スタンリッジ 55 23 3.49 11 0 126.1 USA
2011 鄭 凱文 40 3 3.38 1 0 10.2 TPE
メッセンジャー 54 25 2.88 12 0 150 USA
スタンリッジ 55 25 2.92 9 0 151 USA
ザラテ 116 0 0.00 0 0 0 VEN
2012 鄭 凱文 40 10 2.45 0 0 11 TPE
メッセンジャー 54 30 2.52 10 0 196.2 USA
スタンリッジ 55 25 2.69 7 0 150.1 USA
ザラテ 95 2 9.00 0 0 2 VEN
2013 メッセンジャー 54 30 2.89 12 0 196.1 USA 最多奪三振
スタンリッジ 55 26 2.74 8 0 160.2 USA
ザラテ 95 2 5.40 0 0 1.2 VEN
ボイヤー 44 22 2.67 3 0 27 USA
2014 メッセンジャー 54 31 3.20 13 0 208.1 USA 最多勝利、最多奪三振
呉 昇桓 22 64 1.76 2 39 66.2 KOR 最多セーブ
2015 メッセンジャー 54 29 2.97 9 0 193.2 USA
呉 昇桓 22 63 2.73 2 41 69.1 KOR 最多セーブ
サンティアゴ 41 3 4.32 1 0 16.2 PUR
2016 メッセンジャー 54 28 3.01 12 0 185.1 USA
マテオ 38 52 1.80 1 20 55 DOM
ドリス 98 34 2.12 3 8 34 DOM
サターホワイト 75 20 2.57 1 0 21 USA
2017 メッセンジャー 54 22 2.39 11 0 143 USA
マテオ 38 63 2.75 7 0 59 DOM 最優秀中継ぎ
ドリス 98 55 2.85 4 37 63 DOM 最多セーブ
メンデス 20 8 6.52 0 0 0 DOM
メンドーサ 75 4 5.14 0 0 21 MEX
2018 メッセンジャー 54 28 3.63 11 0 173.2 USA
マテオ 38 17 6.75 0 0 14.2 DOM
ドリス 98 55 2.85 1 32 53.2 CAN
呂 彦青 26 0 0.00 0 0 0 TPE
モレノ 48 8 2.70 0 0 6.2 VEN
2019 メッセンジャー 54 14 4.67 3 0 79 USA
ドリス 98 56 2.11 5 19 44.1 DOM
呂 彦青 26 0 0.00 0 0 0 TPE
ガルシア 77 21 4.69 6 0 103.2 CUB

※USA=アメリカ、TPE=台湾、DOM=ドミニカ共和国、MEX=メキシコ、AUS=オーストラリア、KOR=韓国、PUR=プエルトリコ、VEN=ベネズエラ、CUB=キューバ

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50年代以降で最初に入団した外国人投手はジーン・バッキー投手でした。入団1年目は8試合の登板に終わりましたが、2年目は29勝を挙げ最多勝と沢村賞に輝くなど活躍し、阪神での7年で通算100勝を記録しました。

 

70年代に在籍した投手はおらず、80年代後半に在籍したマット・キーオ投手は入団1年目の87年に開幕投手を務めると11勝を挙げました。

 

93年に入団した台湾出身の郭李建夫投手は、95年以外は主にリリーフとして活躍し、96年には15セーブを記録しました。98年に抑えを務めたベン・リベラ投手は150キロを超えるストレートを武器に当時の球団新記録となる27セーブを挙げ、6位に沈んだチームの希望でした。

 

2000年代は中継ぎ投手が活躍しました。03年シーズン途中に加入したジェロッド・リガン投手は防御率1.51と安定した成績を残し、強力リリーフ陣の一角を担いリーグ優勝に貢献しました。同じく03年にはジェフ・ウィリアムス投手が抑えを務め、1年目に25セーブを挙げると3年目からはセットアッパーに回り在籍した7年間で371試合に登板し、通算防御率2.20の好成績を残しました。藤川球児投手と久保田智之投手とのリリーフユニット「JFK」は他球団にとって脅威でした。

09年にはスコット・アッチソン投手が抑えの藤川投手につなぐ役割を担い、75試合で30ホールドを記録しました。

 

10年に入団したランディ・メッセンジャー投手は11年から先発に回ると毎年2桁勝利をマークし、14年に最多勝、13年と14年に最多奪三振のタイトルを獲得しました。投球回数も毎年200イニング近く投げ、エースとして活躍し通算98勝を挙げました。

リリーフでは呉昇桓投手が14年から2年連続で最多セーブに輝き、17年はマルコス・マテオ投手最優秀中継ぎラファエル・ドリス投手最多セーブを獲得するなど10年代後半はリリーフ投手の活躍が目立ちました。

 

【阪神タイガース】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はマット・マートン選手の4億5000万円!

ここでは阪神タイガース歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。プロ野球界では投手よりも野手の年俸が高くなる傾向がありますが、阪神のトップ5には投手が2人、野手が3人ランクインしました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2015 M.マートン 4億5000万円 0.271 143
2 2014 呉 昇桓 4億0000万円 1.76 64
3 2004 W.ロサリオ 3億8000万円 0.242 75
4 1997 M.グリーンウェル 3億6000万円 0.231 7
5 2017 R.メッセンジャー 3億5000万円 2.39 22

1位はマット・マートン選手で、2015年の4億5000万円が歴代最高年俸となりました。来日1年目からヒットを量産し、当時のプロ野球記録となるシーズン214安打を放ちました。14年には打率.338で首位打者に輝くと年俸は自己最高となりました。

2位は14年から2年間抑えを務めた呉昇桓投手です。韓国球界から4億円の高年俸で入団し、1年目から39セーブを挙げるなど自慢のストレートを武器に活躍しました。翌年最多セーブを獲得し、在籍2年で80セーブをマークしました。

3位にランクインしたのはウィリン・ロサリオ選手でした。3億8000万円で入団し、4番として期待されましたが日本のピッチャーの投球に苦しみ、出場75試合で打率.242、8本塁打に終わり1年で退団しました。

4位にランクインしたマイク・グリーンウェル選手3億6000万円の高年俸で入団しましたが、キャンプ途中に離脱して出遅れ、日本デビューを果たしたのは5月に入ってからでした。さらに試合中に自打球を右足に当て骨折すると突然引退を宣言して7試合に出場したのみで退団しました。

5位は17年のランディ・メッセンジャー投手。球団史上最長となる10シーズンを過ごし、先発に回った入団2年目の11年に2桁勝利を達成すると白星を積み重ねて通算98勝を挙げました。5度目の2桁勝利を達成した16年シーズンオフに自己最高年俸となる3億5000万円になりました。

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私が思う最強の阪神タイガースの歴代外国人(助っ人)選手はマット・マートン選手!

これまで多くの助っ人外国人選手が伝統の縦じまのユニフォームに袖を通してプレーしてきましたが、歴代最強の選手はマット・マートン選手だと考えます。

ここで、マット・マートン選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・カブスベースボールオペレーション補佐
生年月日:1981年10月3日
身長:185cm
出身:アメリカ
最終学歴:ジョージア工科大学
血液型:不明

1981年(昭和56年)9月29日生まれ、アメリカ・フロリダ州出身。ジョージア工科大学からドラフト1巡目でメジャーリーグのボストン・レッドソックスに入団し、シカゴ・カブスなど複数球団を経て2009年のオフに阪神タイガースに入団しました。

日本での通算6年で832試合に出場して打率.310、77本塁打、417打点を記録しています。広角に打ち分けるバットコントロールを武器に来日初年度となった10年は全試合に出場して、当時のプロ野球記録となるシーズン214安打を放ち、ヒットメーカーとしてチームを牽引しました。この年を含めて3回最多安打のタイトルを獲得し、首位打者1回、ベストナインには4回選ばれました。

本塁上での激しいクロスプレーが度々問題視され、退場と出場停止処分を受けたこともありますが気性の荒い性格ではなく、真面目でチームの勝利を第一に考えた結果のプレーでした。また日本文化の理解を深め、引退してアメリカに帰国してからも現役時代と同様に日本国内での慈善活動を行っています。

三冠王を2年連続で獲得したランディ・バース選手や10年在籍して先発の柱として活躍を続けたランディ・メッセンジャー投手など名選手は多くいますが、ヒットを量産し続けたマートン選手が歴代最強の外国人選手ではないでしょうか。

阪神タイガースの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

球団創設85年の歴史の中で最も長く在籍したのは通算10年プレーしたランディ・メッセンジャー投手です。8年連続規定投球回到達や通算1475奪三振はプロ野球でプレーした外国人投手最多記録になっています。

メッセンジャー投手は異国の地に溶け込み、日本食が好きでした。特にお気に入りはラーメンで、遠征先では登板前日に必ず行きつけのラーメン店で食事をしており、テレビ番組などでもラーメン好きを公言していました。また、甲子園球場で販売された選手プロデュースメニューもラーメンをプロデュースするなどメッセンジャー投手のラーメン好きは阪神ファンの間に浸透していました。

 

通算263試合、球団外国人投手歴代2位となる98勝を記録したメッセンジャー投手。ラーメンと出会い、ラーメンを食べ続けたことが日本で長く活躍した理由の一つだったかもしれません

まとめ

・阪神タイガースは60年代から助っ人外国人野手、80年代から助っ人外国人投手を獲得することが多くなった。

・野手ではカークランド選手やマートン選手、投手ではバッキー投手やメッセンジャー投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、2015年シーズンのマートン選手の4億5000万円。

・マートン選手は安打を量産して日本記録を達成し、最多安打を3回、首位打者に1回輝いた阪神タイガース歴代最強の外国人選手である。

 

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