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雨天中止のルール!判断基準や再試合・払い戻しもリサーチ【プロ野球】

2018/09/02

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プロ野球観戦は一年で沢山観戦しに行ける人もいれば、一年に数回もしくは一回しか見に行くことができないという人も多いことでしょう。

最近ではドーム球場も増えてきて昔に比べ、天候に左右されにくくはなりましたが、屋外球場では梅雨時期などは特に天候により雨天中止になってしまうこともあります。

あまりにも天候が悪いコンディションではしょうがないことですが、その日しか見に行けない人にとっては非常に残念なことですよね。

今回はプロ野球の雨天中止時のルールや判断基準、それによっての再試合や払い戻しなどについてまとめてみました。野球観戦が趣味の方は特に押さえておきたいテーマだと思いますよ。

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雨天中止の判断基準は?

屋外球場で試合をする場合は、天候状況を考えなくてはいけません。グラウンド状況が悪化していては試合にならないので、野球は中止がよくあります。雨天中止の場合の判断基準は気になるところだと思います。しかし具体的にどのような状況になったら中止になる、という明確な基準はありません

ただ、野球規則上では、その試合のホームチームの監督がその試合を開催するかについて決める権限を持つことになっています。ですので、天気予報なども見た上で、ナイターの場合は15時頃までに検討し中止とするケースもあります。ちなみにあまり良くないことですが、状態が良くないチームで今日は試合がしたくないと判断した場合は、強行できるような雨でも早々に中止にしてしまうケースもあるようですね。

また、試合前のメンバー交換が行なわれた後については、球審にその権限が一任されるので、試合中の雨天中止などは球審の判断となります。この場合は、試合が出来ないレベルと判断される相応の雨量がある場合に、協議の上で中止となります。

 

再試合はいつ行われる?

プロ野球は、雨天中止を考えて予備日というものを設定しています。

具体的には、ペナントレースの前半戦であればオールスター前後半戦であればクライマックスシリーズ前に予備日を設けています。また、交流戦については交流戦終了後の4日間ほど間を空けて予備日を設けていますので、その間に雨天中止の場合の再試合を行ないます。

ですから、中止が重なり試合ができない状態が続いた場合は、ダブルヘッダー(1日に2試合)などが組まれることもあります。

また、プロ野球は月曜日が基本試合が行なわれませんが、シーズン終盤には中止で試合ができなかった場合に変則的に月曜日に試合が組まれることも多くあります。

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チケットの払い戻しはどうなるの?

雨天中止の場合はもちろんチケットは返金されます。プロ野球の規定で5回終了をしていれば試合は成立していたことになるので、9回まで終了していなくても払い戻しはされません。

ですが、試合前の中止はもちろん、試合の成立に至らずノーゲームになった場合は全て払い戻しされます。各球団により払い戻し方法は違うので確認は必要ですが、基本的には購入した場所での返金になります。

 

まとめ

・プロ野球の雨天中止の権限はホームチームの監督が持っている。

・再試合は基本的には予備日を活用。それでも、対応できない場合はダブルヘッダーなども実施。

・払い戻しは球団により規定が違います。試合が成立しないノーゲームの場合は全て返金。

 

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