つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

名言

根尾昂の凄さが分かる名言・語録集!頭のいい天才野球選手の伝説エピソードから努力論まで


プロ野球の世界もついに2000年代生まれの選手たちが登場するようになりました。2017年度にドラフトされた村上宗隆は早生まれなので、いち早くプロ入りしていますが、2018年のドラフトで指名された高校生はすべて2000年生まれということになります。その中で最多となる4球団の1位指名を受けたのが根尾昂です。

この年のドラフトでは根尾と同じく4球団から1位指名を受けた小園海斗、3球団から1指名を受けた藤原恭大といった高校生に注目が集まりました。いずれはプロ野球を背負って立つ選手に成長して欲しい金の卵たちです。

その中でも根尾は小学時代に陸上100メートルで全国5位、中学時代にスキーの回転競技で全国優勝、そして高校時代には強豪大阪桐蔭高校のエース兼俊足巧打の打者として甲子園の春連覇、更に春夏連覇を果たす万能スポーツマンでありながら、中学では勉強でもオール5を取るほど優秀でした。

今回は期待の若手、根尾昂の凄さが分かる名言や語録を紐解き、頭のいい天才野球選手の伝説エピソードから努力論にまで迫ります。

スポンサーリンク

 

根尾昂について

まずは根尾昂の経歴を追ってみます。

2000年4月19日生まれ、岐阜県飛騨市出身。小学生の頃からドラゴンズジュニアに所属し、スポーツも出来て、頭もいいことから、地元では「飛騨の神童」として有名でした。両親が医者で、兄も医学部に進学しており、当初は医学部志望だったようですが、イチローに憧れて、野球の強豪校である大阪桐蔭高校に進学

イチローの名言・語録全集!成功哲学や自分をコントロールするメンタルの鍛え方とは?

 

高校では1年生でベンチ入り。2年になると投手兼遊撃手として、春の選抜大会に優勝。3年には春の選抜大会を連覇し、夏の選手権大会にも優勝して、春夏連覇も果たします。高校通算32本塁打を記録しました。

2018年のドラフトでは4球団から1位指名を受け、地元ともいうべき中日ドラゴンズが交渉権を獲得し、入団します。大阪桐蔭高校からは藤原恭大が千葉ロッテマリーンズの1位指名、横川凱が読売ジャイアンツの4位、柿木蓮が北海道日本ハムファイターズの5位を受けました。

プロでは遊撃手として期待されましたが、2019年は肉離れもあり、二軍スタート。フレッシュオールスターにも選出され、9月には1軍初出場も果たしますが、結局2試合で無安打に終わり、2軍でも打率は.210と、結果は残せませんでした。

2年目となる2020年シーズンに向けて、外野手としても出場機会を狙うなど、飛躍の年となるよう頑張っています。

 

私が選ぶ、根尾昂の凄さがわかる名言・語録集

【名言語録その1】

「先生方は僕たちが知らないことしか教えないわけですから、それを教えてくださるんだと思って聞いていました。授業が終わったら、今日はこういうことを学んだんだなとノートを整理する。オール5を目指していたわけではなく、どの教科でも手を抜かないという意識を常に持っていました」

中学時代の成績はオール5だったという根尾。ご両親が共に医師であり、兄も地元の進学校ながら初の岐阜県大会決勝進出に貢献したエースで、その後は現役で国立大学の医学部に入学しているそうで、まさにエリート一家です。

いかに環境が恵まれていようとも、結局は本人の努力がなければ結果は生まれないわけで、根尾はまさに「手を抜かない」姿勢で挑み、勉強や野球だけでなく、陸上でもスキーでも全国レベルの結果を残しています

同じ高校でやはりプロに入った藤原恭大は根尾について「夜中までストレッチしたり、本読んだり、野球につながることをずっとやっているので、違うなとは思いました」と語り、横川凱は「全てを野球につなげるというか、24時間野球のことばかり考えている」と話しています。

高校3年間で両親から送ってもらったおよそ100冊の本を読み、その中には哲学的な内容のものも含まれていたといいます。

才能を生かすために努力を惜しまない姿勢は、今後の成長を期待させます。

スポンサーリンク

 

【名言語録その2】

「自分の中では野手の方がもっとやるべきこと、やりたいことがいっぱいあると、ずっと感じていたんです」

高校時代にはいわゆる投手と打者の「二刀流」として注目された根尾ですが、プロでは野手としてプレイすることを選択しました。本格的に遊撃を守るのは高校2年の秋からのようで、経験不足からかプロ入りして2軍では最多エラーとなる24失策を記録しています。

売りである打撃力もウエスタンリーグ最多となる444打席に立ち.210、2本塁打、127三振です。1軍での2打席も共に三振と、プロの洗礼を浴びました。同じドラゴンズのレジェンド遊撃手である立浪和義は1年目から1軍で鍛えられ、打率.223、失策10ですから、やはり守備に対する不安が打撃に影響したのかもしれません。

立浪和義の凄さが分かる名言!輝かしい成績・記録を残した天才の努力論とは?

 

根尾は2020年から外野手にも挑戦しています。ドラゴンズの遊撃には2017年新人王の京田陽太がおり、ゴールデングラブ賞の獲得はないものの2年連続で刺殺数はリーグトップで、安定した守備力を見せています。

打力や俊足、強肩を生かしながら、1軍での経験を積むためにも、外野手として出場機会を増やすことは、きっとプラスに働くだろうと思います。

そして持前の克己心と頭の良さから、経験を積めば、遊撃手としてもまだまだ可能性を秘めているのではないでしょうか。

 

【名言語録その3】

「ただプロ野球選手になるのが目標ではありません。プロの世界で魅力ある選手、なかでも上のレベルというか、そこで活躍して、1番高いところを追い求めていけるような選手でいたいと思います」

憧れはイチローだという根尾。そのイチローのように長く一流であろうとの思いが強く「プロ野球で20年、そして25年という目標を念頭に置いて、プロの世界でやりたいです」と話しています。

自分の目指すプレイスタイルについては以下のように語っています。

 

「チームの流れを変えるプレーができる選手ですね。自分のミスで流れを相手にやってしまう試合もあるんですけど、そういったときこそ、逆に流れを変えられる選手がチームにいるのは大きいと感じています。僕は流れを引き寄せる選手というのを目指していきたい」

選手寮の部屋にはテレビもないそうで、今は野球に没頭しようとしている根尾。

 

「このオフの過ごし方が大切だと思っています。開幕だけではなく、シーズンを通して自分の思った通りに進めるよう、しっかり準備したいです」

2020年シーズンはコロナウイルス禍もあり、開幕の遅れもありますが、その準備の結果を見たいなと思います。


中日ドラゴンズ グッズ 根尾 #7 選手マフラータオル 2019 ブルー

名言からの学び

・環境は才能が芽を出す畑であり、才能そのものではない。

・才能を伸ばすには練習と経験が必要である。

・目標を掲げることが達成への近道である。

 

関連記事

山本昌の名言!球界レジェンドのトレーニング方法や姿勢から学ぶ努力論

落合博満の凄さが分かる名言・語録集!天才の練習方法やリーダーシップ論にも迫る

大島洋平の凄さが分かる名言!ファンを魅了する天才バッターの人生哲学とは?

スポンサーリンク

-名言

こんな記事も読まれています