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中村紀洋の凄さがわかる名言・語録集!天才打者の伝説エピソードから人生哲学にまで迫る!


多くのチームを渡り歩く選手を、アメリカではジャーニーマンと呼びます。ジャーニーマンはいまひとつ個性がないものの、使いやすくて年俸も安い選手が多いのですが、日米6球団を渡り歩いた中村紀洋は、逆に個性豊かで、高額年俸を手にする選手でした。

今は無き近鉄バファローズの「いてまえ打線」と呼ばれた強力打線の中心打者として活躍し、まさに近鉄らしい野武士のような豪放さと、無頼漢を思わせる言動で、しばしば物議をかもしながらも、豪快な打撃でNPB通算2101本の安打を記録し、404本の本塁打を放ちました。

今回は個性派ジャーニーマンの強打者、中村紀洋の凄さがわかる名言・語録から、天才打者の伝説エピソードを紐解きながら、その人生哲学にも迫ってみましょう。

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中村紀洋について

まずは中村紀洋の経歴を追ってみます。

1973年7月24日生まれ、大阪府大阪市出身。府立渋谷高校に入学し、甲子園にも出場。1991年のドラフトで近鉄バファローズ(現オリックスバファローズ)から4位指名を受け入団

1995年にレギュラーを奪い、20本塁打を放ち、その長打力を発揮するようになります。2000年にはホームラン39本で本塁打王を獲得し、打点との二冠王に輝くなど、パリーグを代表する強打者としてシドニーそしてアテネのオリンピック代表にも選出。

2005年にマイナー契約でメジャーリーグに挑戦するも、メジャー出場はわずか17試合で日本球界に復帰。その後はオリックスブルーウェーブ(現オリックスバファローズ)、中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、横浜DeNAベイスターズと移籍。

本塁打王1回、打点王2回、ゴールデングラブ賞7回、ベストナイン5回、歴代3位となる、14本の満塁本塁打、10本のサヨナラ本塁打、17本のサヨナラ安打という記録を残し、生涯現役ということで引退とは言わず、2014年を最後にNPBのユニフォームを脱ぎました。

 

私が選ぶ、中村紀洋の凄さがわかる名言・語録

【名言・語録その1】

「ここで振りに行かなきゃ打てないっていう瞬間、ボールはピタッと止まります。そういう時はボールの縫い目まではっきり見えるんです」

かつて打撃の神様川上哲治が「ボールが止まって見える」と発言したそうですが、実は日本初のシーズン50本塁打を放った小鶴誠の言葉だったそうです。中村紀洋もボールが止まると言っています。ボクシングでもパンチが止まって見えるという話も聞きますし、いわゆるゾーンに入ると普通とは違う知覚現象が起こるものなのかもしれません

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プロに入団して、当時の水谷実雄コーチから「お前が20本塁打を打つまで俺は外出しない。お前も外出はダメだ」と言われてバットを振り続け、「バットを振れば新たな道が拓ける」と考えるほど練習をした中村だからこそ、ゾーンに入ることもあったのでしょう

現在、子どもたちの指導をすることもある中村は、指導において「フルスイングすること」を常に意識させているそうです。小鶴も日本初の50本塁打を打ったシーズンに「ボールが止まって」見えたようなので、まさに「振る」ことで「新たな道」が拓けたのかもしれません。

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【名言・語録その2】

「居場所がないのなら、自分の力を評価してくれる場所を求めるのがプロではないか」

ドラゴンズでの契約交渉が難航し、イーグルスに移籍する際の言葉です。中村といえば契約更改でよくもめていたイメージがあります。

 

「高額な契約金で入団している上位指名の連中に対しての思いが強い。だからこそ、結果を出したら年俸を上げてくれと言いたくなる」

プロを何で評価するのかといえば、年俸もそのひとつであるのは間違いありません。ドラフト4位だった中村が、上位の選手に負けていないという自負心と結果が、こういう発言をさせたのでしょう。

 

「中村紀というブランドをまず考えて、近鉄で終わっていいのか、いろいろな野球を経験した方が自分にとってプラスじゃないか」

メジャーに挑戦する時の中村の発言とされていますが、本人は後に「たぶんそんなことは言ってない」と答えています。

 

「近鉄はローカルチームで、入団した頃の全国区の選手といえば、野茂英雄さんくらいしかいなかった。だからちょっとでも有名になって盛り上げたいなと。それでマスコミに乗せられて便乗しただけ」

更に問題発言の多くも、自分の口から出たものでなくても、どうぞ勝手に書いてくれということで、放っておいたそうです。

不遜とも言われた発言のどれが、本当に中村の口から出たものなのか、正確にはわかりませんが、ただある程度、刺激的な言葉も容認していたのは間違いなく、そこにはプロとしての強烈なプライドがうかがえます。

 

「イチローもマイナー契約ならメジャーには上がれなかった」

中村はメジャー挑戦に失敗した後、そう言ったとされていますが、嘘にせよ本当にせよ、イチローにも負けないという自負心は伝わってきます。

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【名言・語録その3】

「俺は全球ホームランを狙っていた。ホームランの打ち損ないがヒット。ヒットの延長上がホームランという考え方は、俺にはなかった」

多くのプロ野球選手が「ホームランはヒットの延長上」という発言をする中、中村はまったく逆の表現をしています。

 

「野球は点をたくさん取らないと勝てない。僕は選手たちに『フライを打て』『強く大きく振れ』と指導します」

子どもたちへの指導を中村はそう語っています。「フライを打て」というのはメジャーのフライボール革命に通じるところがあるかもしれませんし、フルスイングをさせるのは体幹を強くさせるでしょう。

しかし本音は「せこい野球はしたくない」という発言にあるかもしれません。とにかく気持ちよく派手に打ちたいというのが、中村の根本にある気がします。

 

「どんなことでもええ。俺は一生勝負し続ける。それが、生涯現役って意味や」

指導者になろうとも現役時代そのままに、個体個の対戦勝負にこだわる姿勢は、プロとして勝負師であろうとする中村のこだわりだと言えます。

 

名言からの学び

・とにかく繰り返し練習することで、ゾーンのような新しい道が拓ける。

・プロとしての強烈な自負心が、逆に自分のブランド力を高める。

・どうあれ、こだわり続けることが、自分を高めてくれる。

 

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