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宮本和知の凄さが分かる名言・語録集!タレント力抜群の投手コーチの伝説エピソードから指導方法まで


プロ野球選手から解説者に転身するのはひとつの定番です。なかには更にそこからテレビタレントとして、より幅広い活躍をみせる人もいます。2019年シーズンから読売ジャイアンツの投手コーチに就任した宮本和知もそのひとりです。

現役時代は槙原寛己、斎藤雅樹、桑田真澄らと活躍時期が重なっていますが、1989年と90年に2年連続でリーグ優勝の胴上げ投手になる強運の持ち主であり、忙しいタレント活動の中、メンタルトレーナーのライセンスを取得するなど努力家でもあります。

コーチ就任時には「野球の勉強もしていないタレントがコーチになるとは」との批判的なコメントもありましたが、1年目に原辰徳監督のもと、見事にリーグ優勝を果たしたのには、宮本の明るい性格とブルペン陣に対する心配りがチームに好影響を与えた部分もあるのでしょう。

今回はタレント力抜群の宮本和知の凄さが分かる名言や語録を紐解き、その伝説エピソードから指導方法にまで迫ります。

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宮本和知について

まずは宮本和知の経歴を追ってみます。

1964年2月13日生まれ、山口県下関市出身。幼少の頃はサッカー少年でしたが、中学の途中から野球に転向。下関工業高校で投手に抜擢され、卒業後は川崎製鉄水島製鉄所に入ります。都市対抗で活躍し、当時はアマチュアのみの参加だったロサンゼルスオリンピックの日本代表に選ばれ金メダルに貢献。1984年のドラフト3位で読売ジャイアンツに入団します。

1年目から中継ぎ投手として登板機会を得ますが、その後は伸び悩み、徐々に登板数を減らして行きます。再びチャンスを得たのは1989年で、シーズン後半から先発として勝ち星を重ね、リーグ優勝の際にも胴上げ投手になります。翌年はシーズンを通して活躍、規定投球回に達し、自己最高の14勝を上げ、2年連続でシーズン優勝の胴上げ投手になりました。

その後もチーム事情のため、先発も中継ぎもこなし、何でもできる貴重な左投手として重宝されますが、1997年に衝突事故の影響もあり、このシーズン限りで引退。現役通算13年間で66勝、防御率3.60の記録を残しました。

現役引退後は野球解説者だけでなく、テレビタレントとしても活躍。持前の明るいキャラクターでお茶の間を楽しませていました。2019年シーズンよりジャイアンツの投手コーチに就任しました。

 

私が選ぶ、宮本和知の凄さがわかる名言・語録集

【名言語録その1】

「居場所を与えたら、その選手に責任が出てくるわけですよ。力を発揮する要因になる」

宮本は2007年にアメリカでスポーツ心理を学び、メンタルトレーナーのライセンスを取得していますし、また少年野球や女子硬式野球の指導も経験しています。

少年野球チームに関しては、プロ野球選手たちも話を聞き、高校前までは軟式野球の経験者が多かったことから、あえて軟式チームを立ち上げたそうです。また個人的にジャイアンツの二軍に足繁く通い、チームの若手投手の事情にも詳しかったという話です。宮本は常に軽いフットワークで走り回っていました。

そのフットワークの良さとメンタルトレーナーとしての勉強は、たとえば2019年シーズンに、本来はリリーフを主とする投手で継投するブルペンデーを試した時、先発指名された澤村拓一が、誰も踏み荒らしていない真っ新なマウンドは緊張すると言っているのを聞き、捕手に頼んであえてマウンドを掘り、ブルペンでの投球も中継ぎの時と同様に10球に抑えさせ、更にはプレイボール直前に、これもいつものようにベンチからブルペンに澤村を指名する電話をかけるといった心配りにつながっています。

 

「僕は技術的に事細かく教えるタイプでもない。選手に居場所を与えたいなと思った。経験はすごく生かしてほしい」

宮本のタレント時代に見せた明るいキャラクターと、選手が居場所を感じられるような細やかな配慮が、常に勝利を求められるジャイアンツに、いい意味で肩の力を抜く雰囲気を作り上げているように思います。

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【名言語録その2】

「別に何を言われようが、結果の世界だから、優勝すればいいだろうということしかなかった」

タレント生活が長く、コーチとしての能力については懐疑的な目もありました。2018年度のセリーグ投手成績を見ると、ホールド数トップの横浜DeNAベイスターズが136でトップ。最下位のジャイアンツはわずかに73でした。もちろん菅野智之という大黒柱がいて、チーム21完投ですから、ホールド数が少なくなる面もありますが、中継ぎ投手陣の整備が2019年シーズンの課題だったのは間違いありません。

事実、完投数を増やしていた菅野の不調もあり、苦しいシーズンだった筈のジャイアンツですが、中川皓太の台頭、田口麗斗、高木京介ら中継ぎの踏ん張りは、役割分担の明確化などもあり、うまくいったように見えます。

 

「いつもそばにはジャイアンツがあったので。顔見知りというか、知らない仲でもなかったので、すんなり入れたかなと」

タレントをしながらも、常にジャイアンツというチームを意識し、2軍にも足を運ぶなど小さな積み重ねが、活躍の場を得て、ジャイアンツに足りなかった部分を見事に補った結果が、2019年のリーグ優勝につながったのでしょう。

 

【名言語録その3】

「首脳陣が思っている考えと、選手個々が考えていることにズレがあってはいけないと思っているのね」

宮本は技術論よりも、選手ひとりひとりと、野球観についてや、問題意識について、時間をかけて話をするそうです。

「ウォーミングアップ代わりにコミュニケーションを取って、そしていよいよスタート」と考え、そのスタートについても選手各々が勝手にスタートラインにつくのではなく、後ろ盾となる人が「こうやって戦っていくんだぞ。さあお前たち競争だ、と持ってい行かないと」いけないと語っています。

当然、後ろ盾のなるのは監督やコーチです。コーチングは方向性を明確に示すことが、まず選手からの信頼を得る一歩です。

コーチとして踏み出したばかりの宮本ですが、まずは信頼を得るために順調なスタートを切ったと言えるのではないでしょうか。

 

名言からの学び

・各々の居場所を見つけさせることが、役割を果たす近道である。

・結果を出すためには、地道で小さな努力が大切である。

・方向性を明示することが信頼につながる。

 

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