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松原聖弥の凄さが分かる名言・語録集!育成出身の天才の伝説エピソードから努力論まで


育成出身の選手が1軍で活躍するのをよく目にする球団といえば、パリーグでは福岡ソフトバンクホークス、セリーグでは読売ジャイアンツでしょう。ジャイアンツで育成出身の代表選手となれば、投手は山口鉄也、打者は松本哲也で間違いないと思います。2020年シーズンからその松本もつけた背番号31を、同じ育成出身で受け継ぐことになったのが松原聖弥です。

育成契約から這い上がり、2018年のメジャーリーグ選抜選手とのエキシビションゲームで、快足を見せつけるランニングホームランを記録して以来、俊足巧打好守と3拍子がそろった外野手として頭角を現し、激戦となるジャイアンツの外野レギュラー争いを繰り広げています。

兄は売り出し中のお笑い芸人となり、自身もプロ野球選手となって、お互いに夢を叶えましたが、ここからは共に一流と呼ばれるところまで上り詰められるかの勝負となりました。

今回は松本哲也2世と期待される、育成出身の天才松原聖弥の凄さが分かる名言や語録を紐解き、伝説エピソードから努力論にまで迫ります。

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松原聖弥について

まずは松原聖弥の経歴を追ってみます。

1995年1月26比生まれ、大阪府大阪市出身。中学時代はボーイズリーグで活躍し、高校は宮城県の強豪である仙台育英高校に進学。3年生の時、チームは夏の選手権大会で甲子園に出場しますが、松原はベンチに入れませんでした。卒業後は明星大学へ進学。首都大学リーグ2部とはいえ、5季連続ベストナインに選ばれます。2016年のドラフト会議にて、読売ジャイアンツから育成5巡目で指名を受け、入団しました。

2017年のルーキーイヤーは3軍でみっちりと鍛え、アジアウインターベースボールリーグでも結果を残します。2018年の春季キャンプでは育成選手で唯一1軍に合流。その後、2軍戦でも活躍し、7月末に晴れて支配下登録選手となります。11月行われた日米の選抜選手によるエキシビションゲームではランニングホームランを記録。

2019年も2軍暮らしが続きましたが、2020年は7月に初の1軍昇格を果たし、プロ初打席で初ヒットを放ちました。シーズン中盤からは外野の一角を任され、レギュラー候補として名乗りを上げました。2021年には開幕戦のスターティングメンバーにも選ばれ、より一層の活躍が期待されています。

2020年シーズン終了時点で、プロ通算4年間で73安打、3本塁打、12盗塁、打率.263。

次世代のスター候補として、まずは定位置確保に挑みます。

 

私が選ぶ、松原聖弥の凄さがわかる名言・語録集

【名言語録その1】

「自信をつけるために上手くなろうと必死にやっています」

「守備には自信がない」と言う松原。「守備での安心感を増していければ」と意識しているようですが、ヤクルトスワローズ戦で高梨裕稔の打球を素早く処理し、ライトゴロに取った守備などは、ポジショニングも送球も見事でした。

主に打撃が評価されている松原ですが、俊足で盗塁も出来るし、肩も悪くありません。間違いなく松原には走攻守すべてにおいての素質が感じられます。しかしホークスと共に3軍制を敷くジャイアンツには、才能を秘めた原石がたくさんいます。更に歴史ある人気球団のレギュラーとなれば、ファンのみならず見る目は厳しくなります。

まずは更に打力を磨くことがレギュラー獲得への第一歩なのは間違いありませんが、松原ならばそれに甘んじることなく走力を生かして30盗塁以上、そして守備ではゴールデングラブ賞を取るくらいのところを目指して欲しいものです。

でなければ長くレギュラーで居続けるのは難しい、それがプロの世界なのですから。

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【名言語録その2】

「イメージって大事だと思うんです。投手のフォームの特徴や球筋を見る時、事前に見たイメージで対応している部分があります」

現在のプロ野球は、映像はもちろん、実に様々なデータを記録しており、選手たちはその多くを活用しながらプレーしています。そんな中、松原は特に映像資料を活用し、対戦投手の対策を練っているようです。

同時に試合での打席はすべて映像を見て振り返るだけでなく、走塁についても「自分がイメージした形でスタートを切って走れているか」をしっかりと確認するそうです。

イメージという言葉は通常、想像による心象を表す時に使われます。しかし試合での経験も踏まえ、より具体的な形でイメージを作り上げることは、より自分の考えと体の動きを一致させることであり、その誤差が少なければ少ないほど、想像した通りにパフォーマンスが出来るというのは、野球に限らないことだと思います。

松原のイメージがうまく作り上げられた時、またひと回りレベルアップした姿を見ることができるかもしれません。

 

【名言語録その3】

「基本、既読スルーです」

松原の父親は、対戦相手の情報をネットで調べて送ってきたり、打撃について「なぜ、この球を振るんだ」と言ってきたり、毎試合全打席について、いろいろとアドバイスをしてくれるそうです。ただし、父親は野球をやったことはなく、「わからんやろ」と松原は既読スルーするそうです。

3人兄弟で、それぞれの夢が長男は「お笑い芸人」、次男が「プロ野球選手」、三男が「成功者」で、長男のゆいさんはお笑いコンビのロングアイランドで活躍し、次男の聖弥は見事プロ野球選手になっています。残る三男ですが、新幹線から撮った富士山をSNSにアップしたものの、それがまったく違う山だったという、ある意味で大物の匂いがする人物のようです。

兄弟は仲が良く、実家に集まるとよく3人で飲みに行き、バカ話で盛り上がるのだとか。それらのエピソードから、松原家の良い雰囲気が伝わってきます。夢はひとりで挑むよりも、誰かと共に挑む方がモチベーションになりやすいと思います。

是非とも兄弟そろって、更に大きな夢をかなえて欲しいものです。

 

名言からの学び

・より大きな目標が人を成長させる。

・イメージは具体的でなければ意味がない。

・誰かと挑む夢が更に大きなモチベーションになる。

 

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