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埼玉西武ライオンズの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

球史に名を残す名選手がプレーし、球場を沸かせてきた埼玉西武ライオンズの外国人選手たち。

今回はこれまで埼玉西武ライオンズに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、埼玉西武ライオンズ歴代最強の助っ人選手についてリサーチしました。

それでは早速、ファンを熱狂させてきた名選手たちをチェックしていきましょう!!

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埼玉西武ライオンズの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。60年代から在籍する外国人選手が増え、アメリカ出身の選手が多く在籍したことがわかりました。

まずは野手から見てみましょう。

埼玉西武ライオンズの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1952 ワイヤット 8 68 0.261 5 26 USA
1963 ロイ 4 145 0.250 21 81 USA
バーマ 7 149 0.274 19 57 USA
ウイルソン 27 127 0.255 20 67 USA
1964 ロイ 4 112 0.240 17 66 USA
バーマ 7 145 0.247 14 64 USA
ウイルソン 27 98 0.263 7 40 USA
1965 ロイ 4 136 0.292 22 77 USA
バーマ 7 136 0.256 18 62 USA
アグリー 10 115 0.282 24 72 USA
1966 ロイ 4 124 0.260 22 56 USA ベストナイン
バーマ 7 134 0.260 23 53 USA
アグリー 10 115 0.234 11 30 USA
1967 バーマ 7 126 0.212 8 31 USA
1969 ボレス 29 115 0.242 18 56 USA
1970 ボレス 29 119 0.254 28 59 USA
ポインター 41 126 0.260 22 67 USA
1971 ボレス 29 33 0.284 9 21 USA
ポインター 41 73 0.186 11 34 USA
ニコラス 29 39 0.221 2 9 DOM
1972 ポインター 41 103 0.209 7 24 USA
1973 ビュフォード 1 130 0.242 20 60 USA
レポーズ 42 66 0.220 12 30 USA
1974 ビュフォード 1 108 0.330 14 43 USA ベストナイン
アルー 32 50 0.312 2 11 DOM
ハワード 10 1 0.000 0 0 USA
1975 ビュフォード 1 129 0.276 21 67 USA
アルー 32 123 0.282 8 45 DOM
白仁天 6 102 0.319 16 53 KOR 首位打者、ベストナイン
1976 アルー 32 89 0.261 4 19 DOM
白仁天 6 121 0.288 17 59 KOR
ジェナス 26 101 0.227 6 19 DOM
1977 ハンセン 26 125 0.269 20 60 USA
ロザリオ 2 107 0.218 5 18 USA
1978 ハンセン 26 107 0.273 11 38 USA
デービス 8 127 0.293 18 69 USA
1979 タイロン 1 58 0.291 8 24 USA
マルーフ 4 129 0.290 12 48 USA
ミューサー 24 65 0.196 2 10 USA
1980 タイロン 1 128 0.276 35 68 USA
スティーブ 10 65 0.314 16 50 USA
ダンカン 44 64 0.235 14 36 USA
1981 スティーブ 10 116 0.271 7 47 USA
テリー 45 123 0.316 22 100 USA ベストナイン
1982 スティーブ 10 122 0.307 11 46 USA ベストナイン
テリー 45 122 0.272 25 71 USA
1983 スティーブ 10 129 0.321 17 85 USA 最高出塁率、最多安打、ベストナイン
テリー 45 129 0.278 38 109 USA ベストナイン
1984 スティーブ 10 129 0.338 20 101 USA 最高出塁率
ジェリー 3 130 0.243 27 68 USA
1985 スティーブ 10 125 0.315 11 61 USA
1986 ブコビッチ 20 121 0.265 18 67 USA
1987 ブコビッチ 24 101 0.268 14 46 USA
バークレオ 29 0 0.000 0 0 USA
1988 バークレオ 29 118 0.268 38 90 USA
1989 バークレオ 29 37 0.210 6 11 USA
デストラーデ 39 83 0.257 32 81 USA
1990 バークレオ 29 41 0.196 9 22 USA
デストラーデ 39 130 0.263 42 106 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン、日本シリーズMVP
1991 デストラーデ 39 130 0.268 39 92 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン
1992 デストラーデ 39 128 0.266 41 87 USA 本塁打王、ベストナイン
1993 トレンティーノ 45 30 0.152 1 6 MEX
1994 パグリアルーロ 13 80 0.263 7 47 USA
ブリューワ 33 74 0.232 8 31 USA
1995 デストラーデ 39 46 0.245 6 23 USA
ジャクソン 7 128 0.289 20 68 USA ベストナイン
1996 ジャクソン 7 126 0.266 19 64 USA
クーパー 21 81 0.243 7 27 USA
1997 マルティネス 60 130 0.305 31 108 DOM ベストナイン
ペンバートン 42 25 0.175 1 5 DOM
1998 マルティネス 60 133 0.283 30 95 DOM
ペンバートン 42 38 0.275 5 15 DOM
ラービー 4 37 0.277 2 12 USA
1999 シアンフロッコ 4 15 0.163 2 5 USA
ブロッサー 1 34 0.198 3 9 USA
ポール 63 59 0.257 12 29 USA
2000 T.フェルナンデス 3 103 0.327 11 74 USA
ジェファーソン 42 89 0.260 10 48 USA
ポール 63 47 0.242 4 18 USA
2001 ポール 63 0 0.000 0 0 USA
マクレーン 3 135 0.247 39 87 USA
カブレラ 42 139 0.282 49 124 VEN
2002 マクレーン 3 19 0.238 2 5 USA
カブレラ 42 128 0.336 55 115 VEN 本塁打王、最高出塁率、MVP、ベストナイン
エバンス 34 78 0.252 15 45 USA
2003 マクレーン 44 131 0.225 26 69 USA
カブレラ 42 124 0.324 50 112 VEN
2004 マクレーン 00 35 0.184 4 10 USA
カブレラ 42 64 0.280 25 62 VEN
J.フェルナンデス 1 131 0.285 33 94 DOM
2005 カブレラ 42 127 0.300 36 92 VEN
J.フェルナンデス 1 120 0.293 26 84 DOM
2006 カブレラ 42 126 0.315 31 100 VEN 打点王
リーファー 40 49 0.252 13 32 USA
2007 カブレラ 42 119 0.295 27 81 VEN ベストナイン
リーファー 40 47 0.261 8 28 USA
2008 ブラゼル 42 130 0.234 27 87 USA
ボカチカ 55 78 0.251 20 47 USA
2009 ボカチカ 55 75 0.215 13 32 USA
2010 J.フェルナンデス 52 57 0.339 11 45 USA
ブラウン 42 118 0.241 21 76 USA
2011 J.フェルナンデス 52 142 0.259 17 81 USA ベストナイン
ブラウン 42 21 0.155 0 5 USA
マルハーン 24 22 0.281 1 8 USA
2012 カーター 2 59 0.294 4 27 USA
ヘルマン 6 144 0.270 3 60 DOM
オーティズ 14 64 0.286 9 21 DOM
2013 カーター 10 14 0.133 0 3 USA
ヘルマン 6 144 0.319 4 55 DOM 最高出塁率
オーティズ 8 29 0.210 0 9 DOM
スピリー 19 70 0.234 3 25 USA
アブレイユ 125 0 0.000 0 0 DOM
2014 アブレイユ 125、72 7 0.250 0 4 DOM
ランサム 6 38 0.212 2 12 USA
メヒア 99 106 0.290 34 73 VEN 本塁打王、ベストナイン
2015 メヒア 99 135 0.235 27 89 VEN
セラテリ 6 33 0.183 0 6 USA
2016 メヒア 99 137 0.252 35 103 VEN
2017 メヒア 99 113 0.241 19 53 VEN
2018 メヒア 99 82 0.212 9 21 VEN
2019 メヒア 99 75 0.211 6 31 VEN
2020 メヒア 99 74 0.207 11 33 VEN
スパンジェンバーグ 22 111 0.268 15 57 USA
2021 メヒア 99 16 0.143 1 3 VEN
スパンジェンバーグ 22 61 0.232 7 27 USA
2022 ジャンセン 33 35 0.192 2 13 USA
オグレディ 30 123 0.213 15 46 USA
コドラド 115 0 0.000 0 0 VEN

※USA=アメリカ、DOM=ドミニカ共和国、KOR=韓国、MEX=メキシコ、VEN=ベネズエラ

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52年に球団創設以来初めてとなる外国人選手だったビリー・ワイヤット選手がプレーし、多くの外国人選手がプレーするようになったのは、63年からでした。

63年に入団したトニー・ロイ選手ジム・バーマ選手はともにクリーンアップを務め、毎年安定した成績を残してロイ選手は66年にサードでベストナインを受賞しました。

70年代ではメジャーリーグ経験が豊富で、73年から3年間プレーしたドン・ビュフォード選手が74年にベストナインを受賞、75年に日本ハムからトレードで加入した白仁天選手が打率.319で首位打者に輝きました。

80年代前半はスティーブ・オンティベロス選手テリー・ウィットフィールド選手が打線を牽引し、スティーブ選手は82年と83年、テリー選手は81年と83年にそれぞれベストナインに選出される活躍を見せました。

後半では、バークレオの登録名でプレーしたタイラー・リー・バンバークレオ選手が88年に38本塁打90打点を記録し、89年はシーズン途中での入団となったオレステス・デストラーデ選手が83試合の出場ながら32本塁打を放ち、長打力を発揮しました。

デストラーデ選手は90年代前半も本塁打を量産し、90年から3年連続で本塁打王を獲得打点王も90年から2年連続で獲得し、チームのリーグ3連覇、3年連続日本一に大きく貢献しました。

90年代後半ではダリン・ジャクソン選手が95年にベストナインを受賞し、「マルちゃん」の愛称で親しまれたドミニカ共和国出身のドミンゴ・マルティネス選手が5番指名打者で出場を続け、打率.305、31本塁打、108打点の好成績を収めてベストナインに選出されました。

01年に入団したアレックス・カブレラ選手は、丸太のような太い腕でパワフルなバッティングを披露し、来日1年目に49本塁打を放つと02年も本塁打を量産し、歴代1位タイ(当時)となるシーズン55本塁打を記録して、本塁打王に輝きました。

毎年コンスタントに本塁打を放ち、05年には史上最速となる538試合目で通算200本塁打を達成、在籍した07年までの7年間で273本塁打を記録しました。

10年以降は11年にベストナインを受賞したホセ・フェルナンデス選手や12年に入団して13年にトップバッターを務め、2年連続で40盗塁以上を記録したエステバン・ヘルマン選手の活躍が光りましたが、思うような成績が残せず退団する選手も多くいました。

14年シーズン途中に入団し、106試合で34本塁打を記録して本塁打王に輝いたエルネスト・メヒア選手は15年に27本塁打、16年に35本塁打を記録する等、クリーンアップの一角として活躍しました。

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埼玉西武ライオンズの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1952 オニール 19 26 2.74 7 0 101.2 USA
1953 オニール 19 35 3.34 10 0 145.2 USA
ペイン 52 9 1.77 4 0 61 USA
ロング 51 3 1.74 2 0 31 USA
1985 郭泰源 12 15 2.52 9 0 117.2 TPE
1986 郭泰源 12 39 2.91 5 16 108.1 TPE
1987 郭泰源 18 22 3.02 13 0 158 TPE
1988 郭泰源 18 19 2.41 13 1 149.1 TPE 最高勝率
1989 郭泰源 18 26 3.27 10 0 198.1 TPE
1990 郭泰源 18 18 3.54 9 0 119.1 TPE
1991 郭泰源 18 24 2.59 15 1 184.1 TPE MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
ヤング 29 2 3.72 1 0 9.2 USA
1992 郭泰源 18 23 2.41 14 0 168 TPE ゴールデングラブ賞
ヤング 29 3 8.10 0 0 10 USA
1993 郭泰源 18 22 3.51 8 0 133.1 TPE
1994 郭泰源 18 27 4.98 13 0 130 TPE 最高勝率
1995 郭泰源 18 22 2.54 8 0 163 TPE
1996 郭泰源 18 14 7.39 0 0 52.1 TPE
1997 郭泰源 18 1 0.00 0 0 0.1 TPE
ギブンス 50 19 5.10 4 0 77.2 USA
ロバート 55 34 4.22 3 6 53.1 USA
1998 ブロス 33 11 5.74 2 0 42.1 USA
カラーラ 46 33 4.91 1 1 73.1 VEN
1999 ブロス 33 0 0.00 0 0 0 USA
マニュエル 60 1 0.00 0 0 1 USA
2000 許銘傑 17 28 4.57 6 0 126 TPE
ディアス 66 7 7.56 0 0 8.1 MEX
2001 許銘傑 17 27 3.47 11 0 140 TPE
デルトロ 32 14 5.59 1 0 19.1 MEX
2002 許銘傑 17 20 3.65 9 0 118.1 TPE
張誌家 99 19 2.71 10 1 116.1 TPE
2003 許銘傑 23 19 5.14 4 0 70 TPE
張誌家 99 22 4.98 7 0 124.2 TPE
2004 許銘傑 23 27 4.36 4 0 64 TPE
張誌家 99 22 3.70 9 0 146 TPE
2005 許銘傑 23 4 6.35 0 0 5.2 TPE
張誌家 99 0 0.00 0 0 0 TPE
ライト 40 2 40.50 0 0 1.1 USA
2006 許銘傑 23 19 5.48 1 0 42.2 TPE
張誌家 99 0 0.00 0 0 0 TPE
グラマン 54 13 4.26 4 0 74 USA
ギッセル 34 18 3.96 6 0 109 USA
2007 許銘傑 23 15 4.88 0 0 24 TPE
グラマン 54 40 4.08 4 17 79.1 USA
ギッセル 34 14 5.21 1 0 74.1 USA
ジョンソン 30 7 4.35 1 0 4.35 USA
2008 許銘傑 23 17 5.12 1 0 31.2 TPE
グラマン 54 55 1.42 3 31 57 USA
キニー 40 17 4.48 2 0 80.1 USA
2009 許銘傑 23 16 3.79 1 0 40.1 TPE
グラマン 54 6 5.40 0 3 5 USA
ワズディン 37 14 5.31 2 0 57.2 USA
ベイリス 42 19 3.21 0 1 14 USA
2010 許銘傑 23 22 4.55 6 0 120.2 TPE
グラマン 54 7 17.36 0 0 4.2 USA
シコースキー 50 58 2.57 2 33 63 USA 最多セーブ
2011 ミンチェ 23 49 1.98 6 1 68.1 TPE
グラマン 54 29 4.26 2 1 25.1 USA
シコースキー 50 4 4.91 0 0 3.2 USA
2012 ウィリアムズ 36 55 1.70 4 4 42.1 USA
ゴンザレス 50 16 7.04 2 3 23 VEN
2013 ウィリアムズ 36 47 1.89 1 3 38 USA
シコースキー 50 0 0.00 0 0 0 USA
サファテ 26 58 1.87 9 10 57.2 USA
メンドーサ 124 0 0.00 0 0 0 DOM
2014 ウィリアムズ 36 60 2.96 6 0 51.2 USA
レイノルズ 42 12 5.46 3 0 61 USA
ボウデン 26 36 4.50 2 0 40 USA
ロペス 122 0 0.00 0 0 0 DOM
2015 郭俊麟 12 21 5.31 3 0 79.2 TPE
バスケス 26 34 3.63 3 0 34.2 DOM
メヒア 42 4 14.73 0 0 3.2 USA
ルブラン 47 8 4.23 2 0 44.2 USA
2016 郭俊麟 12 12 8.46 0 0 22.1 TPE
バスケス 26 19 5.51 0 0 16.1 DOM
バンヘッケン 47 10 6.31 0 0 45.2 USA
C.C.リー 54 18 6.48 0 0 16.2 TPE
ポーリーノ 4 9 4.70 0 0 44 DOM
ウルフ 69 4 3.04 4 0 23.2 USA
2017 郭俊麟 12 0 0.00 0 0 0 TPE
ウルフ 54 23 3.73 9 0 125.1 USA
ガルセス 00 18 6.39 2 0 31 DOM
シュリッター 47 64 2.83 1 0 63.2 USA
キャンデラリオ 68 1 21.00 0 0 3 DOM
ファイフ 69 5 6.86 1 0 21 USA
2018 郭俊麟 12 3 6.32 1 0 15.2 TPE
ウルフ 54 14 4.77 4 0 66 USA
カスティーヨ 47 20 4.48 7 3 74.1 DOM
ワグナー 12 36 4.22 2 1 32 USA
ヒース 68 42 2.50 4 13 39.2 USA
2019 郭俊麟 12 2 4.50 1 0 10 TPE
ヒース 68 34 3.73 2 2 31.1 USA
カスティーヨ 47 0 0.00 0 0 0 DOM
マーティン 42 22 2.08 2 1 21.2 USA
ニール 54 17 2.87 12 0 100.1 USA
2020 ニール 54 21 5.22 6 0 112 USA
ギャレット 33 49 3.10 3 0 49.1 USA
ノリン 140、58 5 6.75 1 0 21.1 USA
2021 ニール 54 11 5.85 1 0 60 USA
ギャレット 33 61 3.77 4 2 57.1 USA
ダーモディ 56 11 5.13 0 0 33.1 USA
2022 ボー 42 27 2.56 0 0 31.2 BRA
スミス 25 20 3.29 1 1 38.1 USA
エンス 75 23 2.94 10 0 122.1 USA
ヘレラ 116 0 0.00 0 0 0 COL

※USA=アメリカ、TPE=台湾、VEN=ベネズエラ、MEX=メキシコ、DOM=ドミニカ共和国、COL=コロンビア

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球団初の外国人投手として入団したマリオン・オニール投手は入団2年目の53年に10勝を挙げましたが、54年以降は野手のみ在籍するシーズンが続き、85年に台湾出身の郭泰源投手が入団するまで投手はいませんでした。

郭投手は1年目からノーヒットノーランを達成する等9勝を挙げる活躍を見せ、翌年は抑えに回り16セーブを記録、87年は再び先発を務めて13勝をマークしました。

在籍した97年までで6回2桁勝利を記録、91年にはMVPを受賞し、通算117勝を挙げて80年代後半から90年代半ばまでライオンズ投手陣を牽引しました。

郭投手と同じ台湾出身で00年に入団した許銘傑(ミンチェ)投手は先発・ロングリリーフで起用されて01年と02年に2桁勝利を記録、在籍12年目だった11年はセットアッパーとして22ホールドをマークしました。

10年に最多セーブを獲得したブライアン・シコースキー投手、19年にチーム最多勝だったザック・ニール投手の活躍が光りましたが、野手と比べると日本球界への順応に苦しんだ選手が多くいた印象です。

 

【埼玉西武ライオンズ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はアレックス・カブレラ選手の6億円!

ここでは埼玉西武ライオンズ歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。トップ5の内訳は野手が4人ランクインする結果となりました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2006 A.カブレラ 6億0000万円 0.315 126
2 2017 E.メヒア 5億0000万円 0.241 113
3 1995 O.デストラーデ 3億6000万円 0.245 46
4 2000 T.フェルナンデス 3億5000万円 0.327 103
5 2007 J.ジョンソン 3億0000万円 4.35 7

1位はアレックス・カブレラ選手でした。来日1年目の01年にいきなり49本塁打を記録すると翌年はプロ野球タイ記録(当時)となるシーズン55本塁打を放ちました。毎年本塁打を量産し、6億円でプレーした06年も31本塁打を記録しました。

2位はエルネスト・メヒア選手5億円でした。14年に途中入団ながら本塁打王に輝き、15年と16年も中軸として活躍して年俸5億円の複数年契約を結びました。17年は不調に陥り、19本塁打に留まりました。

3位はオルステス・デストラーデ選手でした。来日2年目の90年から3年連続で本塁打王を獲得し、秋山幸二選手、清原和博選手とともに強力クリーンアップを形成しました。92年オフに一度チームを離れ、95年に年俸3億6000万円で復帰しましたが、全盛期に及ばず同年途中に家庭の事情で退団しました。

4位にランクインしたトニー・フェルナンデス選手はメジャーリーグ出場試合数が2000試合を超え、通算安打数も2240本を数える大物外国人として年俸3億5000万円で00年に入団しました。1年限りで退団しましたが、主に4番を務めリーグ4位となる打率.327を記録して、メジャーリーガーの実力を発揮しました。

5位はジェイソン・ジョンソン投手で、メジャーリーグ通算55勝の実績を買われて07年に来日しました。開幕直後に右肘痛で離脱、5月に復帰して7月に来日初勝利を挙げ巻き返しが期待されていましたが、最終的には7試合の登板で1勝に終わり、年俸3億円に見合った成績を収めることはできませんでした。

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私が思う最強の埼玉西武ライオンズ歴代外国人(助っ人)選手はアレックス・カブレラ選手!

打撃でチームに貢献した選手が多かった埼玉西武ライオンズの外国人選手の中で、歴代最強の選手はアレックス・カブレラ選手ではないでしょうか。

ここで、アレックス・カブレラ選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手
生年月日:1971年12月24日
身長:188cm
出身:ベネズエラ
最終学歴:アンドレ・ベロ高校
血液型:不明

1971年(昭和46年)12月24日生まれ、ベネズエラ・モナガス州出身。アンドレ・ベロ高校を経て、シカゴ・カブスとマイナー契約を結びましたがメジャー昇格はならず、メキシコや台湾でプレーしました。99年12月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んで00年にメジャーに昇格して5本塁打を記録しましたが、00年オフに西武ライオンズに入団することが発表されました。

ライオンズでは01年から07年まで在籍し、主に4番として通算827試合に出場して、打率.305、273本塁打、686打点を記録本塁打王と打点王を1回、ベストナインを2回受賞し、02年にはMVPに選出されました。

丸太のような太い腕でパワフルな打撃を披露し、来日1年目の01年位49本塁打を放つと翌年はプロ野球タイ記録(当時)となるシーズン55本塁打を記録して本塁打王に輝きました。毎年コンスタントに本塁打を量産、広角に打ち分ける打撃技術も持ち合わせており、4シーズンで打率3割以上を記録しました。

史上初めて3年間で通算150本塁打に到達し、史上最速となる538試合での通算200本塁打達成等、球史に名を残す活躍を見せたカブレラ選手。札幌ドームの高い天井に6回当てる等、日本球界にインパクトを残し続けたスラッガー・カブレラ選手が埼玉西武ライオンズ歴代最強の外国人選手だと考えます。

埼玉西武ライオンズの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

埼玉西武ライオンズでは台湾出身の選手が多く在籍しました。85年に久しぶりの外国人投手として入団した郭泰源投手は97年までプレーし、91年にはMVPを獲得する等、先発の柱として活躍しました。

00年から11年まで在籍した許銘傑(ミンチェ)投手はロングリリーフやセットアッパーを担い、02年から4シーズンプレーした張誌家投手は来日1年目に10勝を挙げました。

近年では郭俊麟投手が15年から4年間在籍、日本の学校に在籍してドラフト指名を受けているため外国人枠から外れている呉念庭選手張奕投手が現在はプレーしており、多くの台湾出身選手がライオンズのユニフォームに袖を通しています。

 

まとめ

・埼玉西武ライオンズは60年代から外国人選手が増え、アメリカ出身の選手が多くプレーしている。

・野手ではデストラーデ選手やカブレラ選手、投手では郭泰源投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、06年のカブレラ選手の6億円。

・カブレラ選手は本塁打を量産し、シーズン本塁打タイ記録(当時)となる55本塁打や史上最速での通算200本塁打達成等、球史に名を残した埼玉西武ライオンズ歴代最強の外国人選手である。

 

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