福井の強豪校福井工大福井。春は2季連続の5回目、夏の甲子園は7回出場しており、2017年春は12回目の甲子園の土を踏むことになりました。

2016年秋の北信越地区大会では優勝し、秋の全国大会明治神宮大会へ出場。2回戦からの出場で大阪の強豪履正社と対戦。4-3と接戦でしたが、惜敗しました。履正社は明治神宮大会を優勝しました。2016年の秋季地区大会優勝の実績を自信に甲子園では躍動するでしょう。

そんな気になる福井工大福井の偏差値・学費や寮に加え甲子園の記録などをまとめてみました。これから福井工大福井を目指す学生さんや親御さんはもちろん、高校野球ファンは是非確認して下さいね！

福井工大福井について

福井工大福井は福井県では強豪チームと評されています。最近では敦賀気比と常に甲子園出場を争っています。常に上位に名を残す学校です。他にも男子バレーボール部が強豪です。また福井県では唯一の女子硬式野球部もあります。

以下が簡単な学校のプロフィールになります。

国公私立別：私立
設立年月日：1959年
創設者：金井兼造
共学・別学：共学
都道府県：福井県

設立年月日をみると1959年設立ですから、歴史のある学校です。しかも福井工業大学の付属ということで中学校から入学できます。福井県内の学校では他校と比べても学校施設も充実しており、人気のある学校です。

偏差値

37-57の偏差値の数値です。6コースに分かれており、特別進学科57・進学Ⅰ類科48・衛生看護科43・進学Ⅱ類科41・体育科37・創造科学科37の6コースです。生徒の将来を見据えた多くのコースがあるのが特徴でしょう。もちろん付属の福井工業大への進学が多いいようですが、国公立への進学者もいるので勉学もしっかり取り組んでいる学校といえます。様々なクラブ活動もあるので力を入れている部活動は体育科へ進む生徒が多いいようです。
付属で大学もあることから勉学、クラブ活動共に力を入れている学校といえるでしょう。

学費

そして気になる学費ですが、以下のとおりになります。

入学金：98,000円
特別進学科・進学科進学コース
授業料　　：279,600円
教育充実費：91,800円
その他　　：48,240円
〈1年〉　　　　約52万
〈2年・3年〉　約42万

入学金98,000円
進学科進学コースⅡ類情報分野・デザイン分野・創造科学コース・衛生看護科
授業料　　：279,600円
教育充実費：79,800円
その他　　：48,240円
〈1年〉 　　約50万
〈2年・3年〉約40万

入学金98,000円
進学科進学コースⅡ普通分野・体育コース
授業料　　：279,600円
教育充実費：53,400円
その他　　：48,240円
〈1年〉 　　　約48万
〈2年・3年〉　約38万

※その他の内訳は生徒会費・PTA会費・後援会費です。
また、世帯年収により入学金・授業料・教育充実費は変動しますので、詳細はホームページにてご確認ください。

（参考）http://www.fukui-ut-fukui-h.ed.jp/themes/fukui-h/nyuusi/file/h28gakunoukinlist.pdf

私立学校の大学までの附属がある学校にしては少し安価な気がします。また世態年収により授業料なども減額される仕組みになっているので様々な家庭環境によっても対応しやすいような感じがします。価格的なものは地域性もあるかとは思いますが、良心的な金額の学校といえるでしょう。

施設や寮

以下のような充実した設備が揃っています。野球部のグランドも野球に打ち込むには素晴らしい環境が揃っています。その他のクラブ活動の施設も充実しており、大自然の中で学園生活を送るにはとても充実した設備といえるでしょう。

○福井工業大学カールマイヤーグラウンド
⇒敷地の広さは東京ドームの2.5倍。野球場は甲子園の土をひいています。ナイター設備も完備しています。

○金井講堂
⇒1520席の大規模な講堂。様々なイベントや式典等で使用。規模の大きさは圧巻です。

○金井学園新第一体育館（2017年秋完全完成予定）

バレーコート5面、バトミントンコート4面の他、屋内ランニングコースも設備される予定。高校の設備とは思えない充実した新感覚の体育館です。

（参考）http://www.fukui-ut-fukui-h.ed.jp/gakkousyoukai/institution.html

他にも様々な施設がありますが、福井工大福井は大自然の中にあるとても良い環境下の学校といえるでしょう。それぞれのクラブが活躍できる環境が用意されているのも魅力です。さすが中・高・大の一貫教育の学校という印象を受けます。

寮はあります。野球部の生徒も県外の選手も多く、ほとんどの選手が寮に入っているようです。施設も充実しているので、野球に打ち込める環境は整っているといえるでしょう。特に地域的に近い関西圏から多くの有望な選手が多いいようですね。

野球部ＯＢは？

プロ野球界にも輩出しております。ここでは主な方々を紹介します。

菅原秀⇒3年夏にエースとして甲子園出場。大阪体育大学へ進学。2016年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスから指名を受け入団。今後の活躍が楽しみな選手の1人です。（2013年卒）

山本翔也⇒法政大学、王子製紙を経て2013年ドラフト5位で阪神タイガースから指名を受け入団。貴重な左のサイドスロー気味の投手で打ち気をそらすピッチングが持ち味。（2007年卒）

甲子園での記録

甲子園出場は春夏合計で12回出場（2017年現在）

選抜高校野球大会の出場は今回が5回目ですが、初出場した1976年のベスト8まで勝ち残った時以来、選抜での勝利がありません。約40年ぶりの春の甲子園での勝利なるか、福井工大福井の選手が甲子園で暴れる姿を楽しみにしたいですね。

まとめ

・春の選抜大会約40年ぶりの勝利なるか。

・2017年秋には最新式の本格的な大規模体育館が完成予定。

・練習場の甲子園の土で慣れた選手達が、普段通りの平常心を保ち甲子園でプレーできるか、期待したい。
 

関連記事

■高校野球の豆知識

高校野球の歴代通算ホームラン記録ランキング！最多本数は誰で何本？

甲子園の気温はマウンドで何度になる？過去最高気温や歴代大熱戦もご紹介

甲子園の土はなぜ持って帰る？誰が最初でいつから始まったかリサーチ

【甲子園】野球部マネージャーの仕事内容や規定は？なぜグラウンドに出るのはダメだった？

【高校野球】監督の条件・資格や年齢制限は？歴代名将から求められる資質を検証！

-高校野球