東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代ファースト(一塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!
2005年の球団創設以来、喜びも苦しみも味わってきた東北楽天ゴールデンイーグルス。
今回はそんな東北楽天ゴールデンイーグルスのファーストを守った歴代選手の成績や年俸などをリサーチしました。
打力を武器にチームを牽引した名選手たちの成績を振り返っていきましょう!!
目次
東北楽天ゴールデンイーグルス歴代ファースト(一塁手)一覧まとめ!
まずは2005年以降、そのシーズンの主にファーストを守った選手を確認してみましょう。
年 | 選手名 | 背番号 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | タイトル |
2005 | 吉岡 雄二 | 3 | 116 | 0.282 | 10 | 52 | |
2006 | リック | 55 | 109 | 0.314 | 4 | 34 | |
2007 | フェルナンデス | 17 | 132 | 0.270 | 22 | 79 | |
2008 | フェルナンデス | 17 | 142 | 0.301 | 18 | 99 | |
2009 | セギノール | 5 | 104 | 0.253 | 14 | 54 | |
2010 | ルイーズ | 42 | 81 | 0.266 | 12 | 38 | |
2011 | ガルシア | 50 | 88 | 0.261 | 8 | 34 | |
2012 | フェルナンデス | 3 | 129 | 0.243 | 3 | 51 | |
2013 | 銀次 | 33 | 131 | 0.317 | 4 | 54 | |
2014 | 銀次 | 33 | 117 | 0.327 | 4 | 70 | ベストナイン |
2015 | 銀次 | 33 | 82 | 0.301 | 1 | 36 | |
2016 | 銀次 | 33 | 125 | 0.274 | 2 | 43 | |
2017 | 銀次 | 33 | 143 | 0.293 | 3 | 60 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2018 | 銀次 | 33 | 139 | 0.276 | 5 | 48 | |
2019 | 銀次 | 33 | 141 | 0.304 | 5 | 56 | |
2020 | 鈴木 大地 | 7 | 120 | 0.295 | 4 | 55 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2021 | 鈴木 大地 | 7 | 143 | 0.277 | 10 | 53 | |
2022 | 鈴木 大地 | 7 | 125 | 0.257 | 5 | 35 | |
2023 | 鈴木 大地 | 7 | 101 | 0.244 | 5 | 27 | |
2024 | 鈴木 大地 | 7 | 123 | 0.266 | 4 | 41 |
2000年代
巨人や近鉄でプレー経験のある吉岡雄二選手は05年に10本塁打を放ち、翌06年は03年にロッテでプレーしていたリック・ショート選手が複数のポジションで起用されましたが、ファーストでの出場が多く、打率.314を残しました。
06年にサードでベストナインを受賞していたホセ・フェルナンデス選手がファーストに回り、リック選手はレフトへ移り、フェルナンデス選手は2年間ファーストを守って08年には打率.301、18本塁打、99打点と結果を残しましたが、同年限りで退団となりました。
09年は08年途中に加入し、日本ハム時代の04年に本塁打王を獲得した実績を持つフェルナンド・セギノール選手が起用されましたが、思うような成績は残せませんでした。
2010年代
10年からの3年間は引き続き外国人選手が務め、10年はシーズン途中に加入したランディ・ルイーズ選手、11年も途中でチームに加わったルイス・ガルシア選手が起用され、12年は08年以来の復帰となったフェルナンデス選手が129試合に出場しましたが、わずか3本塁打にとどまりました。
12年にセカンドでレギュラーを掴んだ岩手県出身の銀次選手は13年からファーストに回り、左バッターながらサウスポーを苦にしない打撃スタイルで安打を量産し、19年までの
7シーズンで打率3割以上を4回して、ファースト部門ではベストナイン1回(17年)、ゴールデングラブ賞を1回受賞しました。
銀次選手がスタメンを外れ、代打で出場するようになった20年はロッテのキャプテンを務めた経験のある鈴木大地選手がFAで加入してファーストで起用され、走攻守で堅実なプレーを見せてチームを支え、24年まで毎年120試合に出場し、移籍1年目の20年にはファーストと同様に守ることの多かったサード部門のベストナインとゴールデングラブ賞に選出されました。
東北楽天ゴールデンイーグルス歴代ファースト年俸ランキング!歴代最高年俸は浅村栄斗選手の5億円!
ここでは東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代ファーストを年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績はファーストのレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。
順位 | 年度 | 選手名 | 年俸 | 打率 | 試合 |
1 | 2025 | 浅村 栄斗 | 5億0000万円 | 0.250 | 49 |
2 | 2007 | J.フェルナンデス | 2億0000万円 | 0.270 | 132 |
2 | 2021 | 鈴木 大地 | 2億0000万円 | 0.277 | 143 |
4 | 2018 | 銀次 | 1億0000万円 | 0.276 | 139 |
5 | 2005 | 吉岡 雄二 | 7500万円 | 0.282 | 116 |
※浅村選手は6月2日時点の成績
打線の中心で打力を発揮してきた選手が多い東北楽天ゴールデンイーグルスのファーストのポジションでの年俸1位はサードと同じく5億円の浅村栄斗選手でした。
25年はこれまで親しんできたセカンドや24年に守ったサードを離れてファーストでの起用が増え、5月24日に平成生まれ初となる通算2000安打を達成しました。
2位は2億円で2人が並び、07年のホセ・フェルナンデス選手は、同年サードからファーストにポジション移し、ベストナインを受賞した前年より成績は落ちましたが、20本塁打以上を記録して打線を牽引しました。
FAでロッテから移籍して20年からプレーしている鈴木大地選手は移籍2年目に自己最高年俸に到達、全143試合にフル出場して、チームを支えました。
4位は18年の銀次選手でした。ファーストのレギュラーは13年から務め、14年にサード部門でベストナインを受賞、17年にはファースト部門でベストナインとゴールデングラブ賞を獲得すると年俸は1億円に到達しました。
5位にランクインしたのは球団創設1年目の05年にレギュラーを務めた吉岡雄二選手。巨人や近鉄で活躍し、分配ドラフトでイーグルス創設メンバーとなり、年俸7500万円でプレーした05年は10本塁打を放ちました。
私が思う歴代最強の東北楽天ゴールデンイーグルスのファースト(一塁手)は銀次選手!
ポジション柄、外国人選手の起用が目立つ東北楽天ゴールデンイーグルスのファーストですが、歴代最強のファーストは東北出身(岩手県)選手としてチームを牽引した銀次選手だと考えます。
ここで、銀次選手のプロフィールを確認していきましょう。
職業:元プロ野球選手・野球アンバサダー
生年月日:1988年2月24日
身長:174cm
出身:岩手県
最終学歴:盛岡中央高校
血液型:A型
1988年(昭和63年)2月24日生まれ、岩手県下閉伊郡普代村出身。2005年の高校生ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから3巡目指名を受け、盛岡中央高校から入団しました。
プロ1年目から3年目までは二軍での出場のみで、4年目に2試合、5年目に22試合に出場するとプロ6年目の12年にセカンドのレギュラーを獲得して出場試合数を126試合に伸ばし、規定打席に到達してチームトップとなる打率.280を記録しました。
元々キャッチャーで入団し、プロ4年目に内野手に転向したことからセカンドの守備には不安があり、13年からはキャッチャー出身の捕球技術を活かすためにファーストに転向、ファーストに移ってからは左打ちながらサウスポーを苦にしないバットコントロールと空振りの少なさで安打を量産し、13年から3年連続で打率3割以上を記録しました。
ファーストとサードを兼任する年もあり、14年はサード部門でベストナインを受賞しましたが、17年はファースト部門でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しており、一軍定着当時は苦手だったセカンドでも多くの試合に出場する等、ショート以外の内野を守れるユーティリティさも武器でした。
レギュラー最終年となった19年にはイーグルスの生え抜き選手では初めて通算1000安打に到達する等、東北出身選手としてふるさとを盛り上げる活躍を見せた銀次選手が東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強のファーストでしょう。
東北楽天ゴールデンイーグルス歴代ファースト(一塁手)に関する豆知識
ショート以外の内野をこなすことができ、14年にファーストのレギュラーを務めながら、サードでの出場も多く、サード部門でベストナインを受賞した銀次選手。そんな銀次選手と同じくファーストのレギュラーながら、内野の全ポジションを守ることのできるユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献している選手がいます。
19年オフにロッテからFAで入団した鈴木大地選手は、ロッテ時代も内野の全ポジションをこなし、ショートでベストナインを2回、セカンドでゴールデングラブ賞を1回受賞した経験がありましたが、イーグルスでは移籍1年目の20年にサード部門でベストナインとゴールデングラブ賞に選出されました。
ピッチャー以外のすべてのポジションを守り、広島や巨人でチームを支えた木村拓也さんのようなプレーヤーを目指すと12年に語っており、ベテランの域に達した現在も複数のポジションを守り、チームに貢献しています。
まとめ
・東北楽天ゴールデンイーグルスのファーストは銀次選手と鈴木大地選手が長くレギュラーを務めた。
・銀次選手がベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。
・歴代で一番年俸が高かったのは、浅村栄斗選手の5億円。
・東北出身(岩手県)の銀次選手はサウスポーを苦にしないバットコントロールで安打を量産、生え抜き選手では球団初となる通算1000安打達成した東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強のファーストである。
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