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横浜DeNAベイスターズの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

大洋ホエールズとして誕生し、数回の名称変更を経て活動している横浜DeNAベイスターズでは、多くの外国人選手がこれまでプレーしてきました。

今回はこれまで横浜DeNAベイスターズに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、横浜DeNAベイスターズ最強の助っ人選手についてリサーチしました。

球史に名を残す、レジェンド選手も登場します。

それでは一緒にチェックしていきましょう!!

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横浜DeNAベイスターズの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。球団創設から10年が経過した60年代から在籍する外国人選手が増えています。

まずは野手から見てみましょう。

横浜DeNAベイスターズの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1961 スタンレー橋本 27 80 0.266 0 7 USA
1962 アグウィリー 10 103 0.293 6 29 USA
マック 25 115 0.261 12 52 USA
1963 アグウィリー 10 96 0.253 3 18 USA
マック 25 75 0.180 8 21 USA
クレス 67 74 0.306 13 47 USA
1964 アグウィリー 10 72 0.201 3 14 USA
クレス 5 139 0.266 36 89 USA
1965 クレス 5 127 0.237 19 65 USA
1966 アスプロ 3 116 0.276 11 40 USA
1967 アグウィリー 4 75 0.258 4 13 USA
スチュアート 10 125 0.280 33 79 USA
1968 アグウィリー 4 104 0.268 10 36 USA
スチュアート 10 83 0.217 16 40 USA
1969 ロジャース 4、9 49 0.210 4 12 BHS
ジョンソン 10 96 0.242 5 29 USA
1970 セルフ 40 43 0.234 2 8 USA
1971 ワーハス 28 100 0.214 8 26 USA
リナレス 30 1 0.000 0 0 PRI
1972 シピン 11 120 0.279 22 76 USA ベストナイン、ダイヤモンドグラブ
ボイヤー 4 99 0.285 18 51 USA
1973 シピン 11 123 0.295 33 75 USA ベストナイン、ダイヤモンドグラブ
ボイヤー 6 86 0.225 14 39 USA ダイヤモンドグラブ
1974 シピン 11 115 0.306 25 73 USA
ボイヤー 6 118 0.282 19 65 USA ダイヤモンドグラブ
1975 シピン 11 130 0.295 34 82 USA
ボイヤー 6 116 0.229 20 63 USA
1976 シピン 11 111 0.307 30 74 USA
ゲーリー 9 126 0.236 18 37 USA
1977 シピン 11 129 0.310 22 87 USA
1978 ミヤーン 16 120 0.287 2 31 USA
ウォルトン 9 75 0.215 9 22 USA
1979 ミヤーン 16 98 0.346 6 41 USA 首位打者、ベストナイン
マーチン 4 125 0.254 28 83 USA
1980 ミヤーン 16 107 0.286 4 20 USA
ジェームス 4 111 0.269 21 57 USA
1981 ラコック 23 90 0.273 10 36 USA
ピータース 4 123 0.273 15 40 USA
1982 ピータース 4 14 0.105 1 3 USA
ラム 28 117 0.269 12 46 USA
マーク 34 86 0.167 3 17 USA
1983 レオン 2 128 0.288 30 98 USA
トレーシー 20 125 0.303 19 66 USA
1984 レオン 2 130 0.293 21 84 USA
トレーシー 20 3 0.222 1 2 USA
1985 レオン 2 128 0.294 31 110 USA
ホワイト 2 88 0.263 10 45 USA
1986 ポンセ 7 128 0.322 27 105 USA
ローマン 5 126 0.291 14 75 USA
1987 ポンセ 7 130 0.323 35 98 USA 打点王、ベストナイン
ローマン 5 0 0.000 0 0 USA
レスカーノ 18 20 0.217 3 7 USA
アドゥチ 14 82 0.268 13 48 USA
1988 ポンセ 7 130 0.292 33 102 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン
パチョレック 14 130 0.332 17 76 USA 最多安打、ベストナイン
1989 ポンセ 7 130 0.264 24 81 USA
パチョレック 14 118 0.333 12 62 USA
1990 ポンセ 7 15 0.193 0 3 USA
パチョレック 14 133 0.326 17 94 USA 首位打者、最多安打、ベストナイン
マイヤー 23 104 0.275 26 77 USA
1991 パチョレック 14 114 0.310 11 75 USA
レイノルズ 23 118 0.316 15 80 USA ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1992 レイノルズ 23 113 0.248 19 66 USA
シーツ 26 131 0.308 26 100 USA 打点王、ベストナイン
1993 ローズ 23 130 0.325 19 94 USA 打点王、ベストナイン
ブラッグス 44 72 0.345 19 41 USA
1994 ローズ 23 130 0.296 15 86 USA
ブラッグス 44 122 0.315 35 91 USA ベストナイン
1995 ローズ 23 130 0.315 22 97 USA ベストナイン
ブラッグス 44 110 0.273 24 72 USA
1996 ローズ 23 126 0.304 16 86 USA
ブラッグス 44 100 0.281 13 56 USA
1997 ローズ 23 130 0.328 18 99 USA 最高出塁率、ベストナイン
セルビー 29 90 0.228 5 17 USA
1998 ローズ 23 124 0.325 19 96 USA ベストナイン、ゴールデングラブ賞
ホセ 9 33 0.218 1 12 VEN
1999 ローズ 23 134 0.369 37 153 USA 首位打者、打点王、最多安打、ベストナイン
ポゾ 9 91 0.297 9 30 DOM
2000 ローズ 23 135 0.332 21 97 USA 最多安打、ベストナイン
メローニ 25 42 0.213 1 3 USA
2001 ズーバー 49 92 0.310 2 27 USA
ドスター 4 112 0.272 9 27 USA
2002 グラン 4 67 0.226 10 34 USA
ロドリゲス 35 138 0.262 18 60 USA
ヤング 25 32 0.173 8 16 USA
2003 コックス 3 15 0.200 1 7 USA
T.ウッズ 44 136 0.273 40 87 USA 本塁打王
2004 T.ウッズ 44 130 0.298 45 103 USA 本塁打王、ベストナイン
2005 ウィット 39 25 0.172 4 7 USA
2008 ジェイジェイ 3 25 0.157 2 5 USA
ビグビー 6 72 0.255 8 29 USA
2009 王 靖超 114 0 0.000 0 0 CHN
D.ジョンソン 3 117 0.215 24 57 USA
2010 王 靖超 114 0 0.000 0 0 CHN
カスティーヨ 51 131 0.273 19 55 VEN
スレッジ 3 129 0.252 28 78 USA
ハーパー 42 64 0.316 19 56 USA
2011 スレッジ 3 95 0.260 20 57 USA
ハーパー 42 103 0.278 9 39 USA
2012 ラミレス 3 137 0.300 19 76 VEN
ルイーズ 56 32 0.210 2 5 USA
サラサー 42 13 0.222 0 1 VEN
2013 ラミレス 3 56 0.185 2 14 VEN
ブランコ 42 134 0.333 41 136 DOM 首位打者、打点王、ベストナイン
モーガン 27 108 0.294 11 50 USA
モステカル 115 0 0.000 0 0 VEN
2014 ブランコ 42 85 0.283 17 60 DOM
モステカル 115 0 0.000 0 0 VEN
バルディリス 52 139 0.255 17 52 VEN
グリエル 10 62 0.305 11 30 CUB
2015 バルディリス 52 139 0.255 17 52 VEN
グリエル 10 0 0.000 0 0 CUB
ロペス 2 140 0.291 25 73 VEN
グリエルJr. 91 0 0.000 0 0 CUB
2016 ロペス 2 123 0.263 34 95 VEN ゴールデングラブ賞
ロマック 52 30 0.113 0 2 CAN
エリアン 42 79 0.218 5 33 DOM
2017 ロペス 2 142 0.301 30 105 VEN 打点王、最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
エリアン 42 25 0.250 1 1 DOM
シリアコ 98 12 0.074 0 0 DOM
2018 ロペス 2 110 0.288 26 77 VEN ゴールデングラブ賞
ソト 99 107 0.310 41 95 USA 本塁打王、ベストナイン
2019 ロペス 2 142 0.241 31 84 VEN ゴールデングラブ賞
ソト 99 141 0.269 43 108 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン
2020 ロペス 2 81 0.246 12 42 VEN
ソト 99 114 0.252 25 78 USA
オースティン 23 65 0.286 20 56 USA
デラロサ 108 0 0.000 0 0 DOM
2021 ソト 99 123 0.234 21 62 USA
オースティン 23 107 0.303 28 74 USA
デラロサ 108 0 0.000 0 0 DOM

※USA=アメリカ、BHS=バハマ、PRI=プエルトリコ、VEN=ベネズエラ、DOM=ドミニカ共和国、CHN=中国、CUB=キューバ、

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60年代で活躍した外国人選手は「クレス」の登録名でプレーしたマイク・クレスニック選手。63年シーズン途中に加入し、規定打席には到達しませんでしたが打率.306を記録、翌年はリーグ2位となる36本塁打を放ち、長打力を発揮しました。

67年と68年にプレーしたディック・スチュアート選手も67年に33本塁打を放ちました。

70年代に入ると2人の選手が安定した成績を残しました。72年に入団したジョン・シピン選手は来日して2年連続でベストナインとダイヤモンドグラブ賞を受賞、大洋ホエールズでプレーした6年間で30本塁打以上を3シーズンで記録しました。打ってよし、守ってよしの人気選手でした。

78年に巨人に移籍したシピン選手の代わりとして来日したフェリックス・ミヤーン選手は安打を量産し、79年に打率.346で首位打者に輝きました。

80年代は実力者2人が好成績を残しました。ロッテの主軸だったレオン・リー選手は83年からプレーし、83年に30本塁打、84年に打率.321を記録する等、実力を発揮しました。

86年に来日したカルロス・ポンセ選手は1年目から打率.322、27本塁打、105打点をマークし、主に4番としてチームを牽引しました。翌87年は打点王、88年は本塁打と打点の二冠に輝き、人気選手の1人でした。

90年代に入って目立つ活躍を見せたのは93年に入団したロバート・ローズ選手グレン・ブラッグス選手でした。

ローズ選手はセカンドを守り、来日1年目でいきなり打点王を獲得、94年以外のすべてのシーズンで打率3割以上を記録し、99年には打率.369のハイアベレージを残して首位打者を獲得しました。打点も153打点とプロ野球歴代2位の記録で打点王に輝き、98年にリーグ優勝を果たした「マシンガン打線」の中軸として活躍しました。

ブラッグス選手はメジャーリーグ経験豊富で長打力を期待されて入団、94年に本塁打王は逃したものの35本塁打を放ってベストナインを受賞しました。

00年代以降は実力を発揮できない外国人選手が多く、チームも低迷しました。その中でも輝きを放ったのは、03年と04年の2年間プレーしたタイロン・ウッズ選手2年連続で40本塁打以上を放ち本塁打王に輝く活躍を見せましたが、チームは契約更新をせず中日に移籍しました。

10年代に入ると活躍を見せる外国人選手が現われました。

中日の主軸を務め、09年に本塁打と打点の二冠に輝いた実績のあるトニ・ブランコ選手が13年から2年間プレーし、13年に打率.333で首位打者、136打点で自身二回目となる打点王を獲得しました。

15年から20年までプレーしたホセ・ロペス選手は打線の中軸を担い、17年に打点王と最多安打を獲得、守備でも16年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、19年にはファーストとしての連続守備機会無失策の日本記録を更新する等、攻守両面でチームに貢献しました。

そのロペス選手とクリーンアップを組んだネフタリ・ソト選手は、来日1年目の18年から2年連続で本塁打王に輝きました。

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横浜DeNAベイスターズの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1962 グルン 67 26 4.50 2 0 83.1 USA
1964 ストーン 4 6 3.75 0 0 12 USA
1966 スタンカ 6 32 4.17 6 0 144.2 USA
1977 ブレット 31 3 8.53 0 0 6.1 USA
1994 スコット 28 25 2.51 0 0 32.1 USA
1995 シュワーズ 49 4 4.15 1 0 8.2 USA
バークベック 47 8 2.82 2 0 38.1 USA
1996 バークベック 18 4 11.81 0 0 10.2 USA
1997 キャンベル 33 0 0.00 0 0 0 USA
マホームズ 30 11 4.82 3 0 52.1 USA
1998 マホームズ 30 10 5.98 0 0 43.2 USA
2000 ベタンコート 22 11 4.08 1 0 28.2 USA
2001 バワーズ 12 26 4.39 3 0 127 USA
ホージマー 38、42 6 9.00 0 0 19 USA
2002 バワーズ 12 24 3.77 4 0 131.1 USA
グスマン 50 19 2.79 5 0 96.2 DOM
ホルト 49 19 3.57 6 0 111 USA
ターマン 42 9 6.16 0 0 19 USA
2003 ドミンゴ 50 25 4.69 8 0 153.2 DOM
ホルト 49 24 4.55 5 0 146.1 USA
ホワイトサイド 32 13 7.30 0 2 12.1 USA
ギャラード 32 13 2.19 0 8 12.1 USA
2004 ギャラード 19 13 8.31 2 0 13 USA
マレン 40 28 4.71 7 0 151 USA
セドリック 50 20 3.54 7 0 104.1 USA
ウォーカー 43 10 6.80 2 0 46.1 USA
2005 セドリック 50 18 3.83 7 0 112.2 USA
クルーン 42 55 2.70 3 26 53.1 USA
ホルツ 33 44 4.38 0 0 24.2 USA
2006 クルーン 42 47 3.00 2 27 48 USA
べバリン 43 8 11.13 0 0 32.1 USA
ソニア 58 27 3.82 1 0 30.2 USA
2007 クルーン 42 43 2.76 3 31 42.1 USA
ホセロ 67 45 4.59 3 2 66.2 DOM
マットホワイト 64 24 4.96 0 0 32.2 USA
チアソン 56 0 0.00 0 0 0 USA
2008 マットホワイト 64 15 4.50 1 0 14 USA
ウッド 10 26 4.69 3 0 136.1 USA
ヒューズ 42 21 4.91 1 1 22 USA
2009 陳 瑋 113 0 0.00 0 0 0 CHN
グリン 10 23 5.11 3 0 118 USA
ウォーランド 48 21 4.80 5 0 110.2 USA
マストニー 42 15 5.70 1 0 61.2 USA
ランドルフ 68 8 1.96 5 0 55 USA
2010 陳 瑋 113 0 0.00 0 0 0 CHN
ランドルフ 68 16 4.25 2 0 91 USA
王 溢正 66 0 0.00 0 0 0 TPE
ブーチェック 27 15 4.62 1 0 25.1 USA
2011 ランドルフ 68 0 0.00 0 0 0 USA
王 溢正 66 0 0.00 0 0 0 TPE
陳 冠宇 53 0 0.00 0 0 0 TPE
ブランドン 52 12 1.16 1 0 23.1 USA
ハミルトン 38 18 7.18 1 0 36.1 USA
リーチ 24 8 5.95 1 0 39.1 USA
ゴンザレス 18 2 12.86 1 0 7 USA
2012 王 溢正 66 6 8.88 0 0 24.1 TPE
陳 冠宇 118 0 0.00 0 0 0 TPE
ブランドン 52 16 5.32 2 0 69.1 USA
ハミルトン 38 9 7.43 0 0 13.1 USA
ジオ 61 8 3.92 1 0 39 PRI
クレイマー 38 2 10.80 0 0 8.1 USA
2013 陳 冠宇 118 0 0.00 0 0 0 TPE
ソーサ 53 55 1.85 3 19 60.1 DOM
ソト 61 8 9.68 1 0 30.2 VEN
鄭 凱文 62 6 7.29 0 0 21 TPE
コーコラン 56 7 5.61 1 0 33.2 USA
2014 陳 冠宇 59 1 11.57 0 0 2.1 TPE
ソーサ 53 27 4.94 0 12 23.2 DOM
ソト 61 26 1.57 1 1 23 VEN
モスコーソ 49 24 3.39 9 0 146 VEN
2015 モスコーソ 49 15 5.19 3 0 60.2 VEN
エレラ 53 52 2.96 5 0 51.2 DOM
ビロウ 42 1 33.75 0 0 1.1 USA
2016 モスコーソ 49 13 5.18 5 0 80 VEN
エレラ 53 0 0.00 0 0 0 DOM
ペトリック 67 15 5.51 3 0 47.1 USA
ザガースキー 69 32 4.96 3 0 32.2 USA
ブロードウェイ 42 5 4.50 0 0 6 USA
2017 パットン 53 62 2.70 4 7 60 USA
ウィーランド 56 21 2.98 10 0 133 USA
クライン 49 7 4.75 2 0 36 USA
エスコバー 62 27 3.44 1 2 34 VEN
2018 パットン 53 58 2.57 5 0 56 USA
ウィーランド 56 18 4.99 4 0 92 USA
エスコバー 62 53 3.57 4 0 53 VEN
バリオス 42 14 3.33 2 0 54 VEN
2019 パットン 53 42 5.15 0 0 36.2 USA
エスコバー 62 74 2.51 5 0 75.1 VEN
バリオス 42 3 4.30 1 0 14.2 VEN
コルデロ 107 0 0.00 0 0 0 DOM
ソリス 97 4 2.08 0 0 4.1 USA
2020 パットン 53 57 4.92 3 0 53 USA
エスコバー 62 56 2.33 1 0 54 VEN
コルデロ 107 0 0.00 0 0 0 DOM
ピープルズ 45 10 4.97 2 0 38 USA
ディアス 109 0 0.00 0 0 0 VEN
2021 エスコバー 62 61 3.38 4 1 58.2 VEN
コルデロ 107 0 0.00 0 0 0 DOM
ピープルズ 45 18 4.21 3 0 47 USA
ディアス 109 0 0.00 0 0 0 VEN
ロメロ 42 14 3.01 5 0 80.2 DOM
シャッケルフォード 49 32 5.35 1 1 31.1 USA
スターリン 110 0 0.00 0 0 0 DOM

※USA=アメリカ、DOM=ドミニカ共和国、CHN=中国、TPE=台湾、PRI=プエルトリコ、VEN=ベネズエラ

 

62年に入団して「グルン」の登録名でプレーしたアル・グルンワルド投手が最初の外国人投手でした。その後90年代から多くの外国人投手がプレーしましたが、目立った成績を残せた選手は少なく、03年に8勝を挙げたドミンゴ・グスマン投手が活躍した選手の1人に挙げられます。

05年から3年間プレーしたマーク・クルーン投手は佐々木主浩投手の代わりに抑えとして起用され、160キロ近い剛速球と高速フォークを武器に3年間で84セーブをマークしました。

17年に加入したスペンサー・パットン投手エドウィン・エスコバー投手は左右のセットアッパーとして登板を重ね、チームの勝利に貢献しました。パットン投手は20年までプレーし、エスコバー投手は22年現在も貴重な中継ぎサウスポーとしてマウンドに上がっています。

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【横浜DeNAベイスターズ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はアレックス・ラミレス選手とユリエスキ・グリエル選手の3億5000万円!

ここでは横浜DeNAベイスターズ歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。プロ野球界では投手よりも野手の年俸が高くなる傾向がありますが、トップ5には傾向どおり野手のみがランクインしました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2012 A.ラミレス 3億5000万円 0.300 137
1 2015 Y.グリエル 3億5000万円 0.000 0
3 2000 R.ローズ 3億4000万円 0.332 135
4 2003 S.コックス 3億2000万円 0.200 15
5 2022 N.ソト 2億7000万円 0.249 54

※N.ソト選手の成績は6/27現在の成績

 

1位は2人が並び、1人目はアレックス・ラミレス選手です。ヤクルトと巨人で数々のタイトルを獲得したプロ野球を代表するスラッガーは、巨人退団後の12年に加入した際の3億5000万円が歴代最高年俸となりました。年齢による衰えはあったものの加入初年度も打率3割を記録しました。

同じく1位はユリエスキ・グリエル選手で、キューバの至宝はキューバが国外移籍を解禁したことに伴い、14年に横浜DeNAベイスターズへ移籍しました。2年目に年俸3億5000万円で契約しましたが、開幕間近になっても怪我の治療を理由に来日せず、同年4月に契約違反で自由契約になりました。

3位はマシンガン打線の中軸を担ったロバート・ローズ選手でした。93年に来日後複数の打撃タイトルを獲得し、不動のセカンドとして98年のリーグ優勝に大きく貢献しました。99年に打率.369、153打点で首位打者と打点王の二冠に輝くと年俸は3億4000万円にアップしました。

4位はスティーブ・コックス選手。左の強打者を求めていたチーム事情もあり、03年に3億2000万円の破格な契約で来日しましたが、キャンプ中の負傷と同年5月に復帰後すぐに負傷して6月に帰国しました。

5位はネフタリ・ソト選手で、18年に加入後、1年目から本塁打王を獲得し、翌年も本塁打王に輝きました。21年まで4年連続で20本塁打以上を記録しており、22年は年俸2億7000万円でプレーしています。

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私が思う最強の横浜DeNAベイスターズ歴代外国人(助っ人)選手はロバート・ローズ選手!

投手・野手共に多くの助っ人外国人選手が横浜DeNAベイスターズの一員としてプレーしてきましたが、歴代最強の選手は横浜ベイスターズ時代に「マシンガン打線」の中心として活躍したロバート・ローズ選手だと考えます。

ここで、ロバート・ローズ選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・野球指導者
生年月日:1967年3月15日
身長:180cm
出身:アメリカ
最終学歴:サンディマス高校
血液型:不明

1967年(昭和42年)3月15日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。サンディマス高校からカリフォルニア・エンゼルスに入団し、92年オフに横浜ベイスターズへの加入が決まりました。

93年から00年まで8年間横浜でプレーし、02年にロッテに入団しましたがオープン戦期間中に退団したこともあり、日本では実質、横浜ベイスターズ一筋で通算1039試合に出場し、打率.325、167本塁打、808打点を記録しています。

来日当初バッティングはそれほど期待されていませんでしたが、予想を覆す活躍を見せ、来日1年目の93年に94打点を記録して打点王を獲得しました。確実性の高いバッティングと勝負強さを発揮し、毎年高打率と多くの打点をマーク、98年の38年ぶりのリーグ優勝には4番打者として貢献しました。

99年は打ちに打ちまくり、6月にプロ野球史上初の3回目のサイクルヒット達成右打者として当時のシーズン最高打率となる打率.369を残し、プロ野球歴代2位のシーズン153打点記録する等、プロ野球を代表する強打者として名を残しました。

どこに投げても打たれそうという恐怖を相手投手陣に与え、「マシンガン打線」の中心として味方打線を牽引したロバート・ローズ選手が横浜DeNAベイスターズ歴代最強の外国人選手間違いなしです。

横浜DeNAベイスターズの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

活躍を見せた選手だけでなく、期待が外れてしまった選手も多くいた横浜DeNAベイスターズの外国人選手。中でも14年に入団して15年シーズン開幕直後に退団して実質1年だけのプレーとなったユリエスキ・グリエル選手と15年に入団が決まったものの来日せずに制限選手となり、横浜DeNAベイスターズではプレーしなかったルルデス・グリエル・ジュニア選手の兄弟はお騒がせ助っ人でした。

キューバの至宝として期待されて入団した兄のグリエル選手は、14年に途中入団ながら打率.305を記録し、翌年への期待が高まりましたが、怪我を理由に来日せずそのまま退団となりました。飛行機に乗れないと主張したグリエル選手の意向を尊重し、沖縄遠征から外す等、配慮を重ねたチームを裏切ることとなりました。

また、弟のグリエル・ジュニア選手もキューバ代表として活躍しており、チームは15年から2年契約を結びましたが、前述のとおり来日せず、横浜DeNAベイスターズのユニフォームに袖を通すことはありませんでした。

なお、翌16年に兄弟はハイチに亡命し、メジャーリーガーになりました。

まとめ

・横浜DeNAベイスターズは60年代から外国人選手が増え、アメリカ出身の選手が多くプレーした。

・野手ではシピン選手やローズ選手、ロペス選手、投手ではパットン投手やエスコバー投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、12年のラミレス選手と15年のグリエル選手の3億5000万円。

・ローズ選手は打撃タイトルを複数回獲得し、歴代2位の打点や当時の右打者最高打率を記録する等、マシンガン打線の中心を担った横浜DeNAベイスターズ歴代最強の外国人選手である。

 

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