つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

オリックス

オリックス・バファローズの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

2024/02/03

数々の名選手がプレーし、ファンを熱狂させてきたオリックス・バファローズに所属した外国人選手たち。

今回はこれまでオリックス・バファローズに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、オリックス・バファローズ歴代最強の助っ人選手についてリサーチしました。

輝かしい実績を持つ名選手たちをチェックしていきましょう!!

スポンサーリンク

 

オリックス・バファローズの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。60年代から在籍する外国人選手が増え、タイトルを獲得した選手もいました。

まずは野手から見てみましょう。

オリックス・バファローズの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1952 ブリットン 8 78 0.316 2 35 USA
1953 ブリットン 8 116 0.276 3 60 USA
レインズ 10 120 0.286 8 49 USA 盗塁王
1954 レインズ 10 137 0.337 18 96 USA 首位打者、最多安打、ベストナイン
1955 バルボン 8 141 0.280 5 48 CUB 最多安打
1956 バルボン 8 152 0.239 6 31 CUB
1957 バルボン 8 122 0.213 8 30 CUB
1958 バルボン 8 128 0.268 4 32 CUB 盗塁王、ベストナイン
1959 バルボン 8 132 0.233 2 23 CUB 盗塁王
1960 バルボン 8 116 0.225 1 22 CUB 盗塁王
1961 バルボン 8 120 0.215 0 12 CUB
1962 バルボン 8 107 0.239 3 15 CUB
レインズ 9 73 0.252 5 27 USA
1963 バルボン 8 114 0.224 3 22 CUB
1964 バルボン 8 96 0.285 0 10 CUB
スペンサー 25 146 0.282 36 94 USA ベストナイン
ウインディ 27 123 0.231 19 40 USA
1965 スペンサー 25 123 0.311 38 77 USA ベストナイン
ウインディ 27 127 0.251 17 34 USA
ウォールス 5 108 0.239 14 48 USA
1966 スペンサー 25 125 0.278 20 63 USA
ウインディ 27 121 0.256 11 44 USA
ウォールス 5 0 0.000 0 0 USA
1967 スペンサー 25 124 0.274 30 68 USA
ウインディ 27 130 0.285 25 60 USA
1968 スペンサー 25 108 0.231 18 55 USA
ウインディ 27 74 0.239 10 27 USA
1969 ウインディ 27 66 0.236 4 12 USA
アグリー 19 92 0.268 8 26 USA
1970 エメリー 8 94 0.213 8 30 USA
カストロ 5 37 0.200 1 6 USA
1971 スペンサー 25 54 0.250 6 21 USA
エイデア 22 90 0.300 7 36 USA
1972 スペンサー 25 51 0.260 4 13 USA
ソーレル 4 119 0.290 16 63 USA
1973 ソーレル 4 64 0.235 4 12 USA
1975 マルカーノ 4 124 0.298 23 71 USA ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
ウイリアムス 1 123 0.238 15 47 USA
1976 マルカーノ 4 127 0.271 25 64 USA ダイヤモンドグラブ賞
ウイリアムス 1 128 0.271 15 51 USA ダイヤモンドグラブ賞
1977 マルカーノ 4 104 0.269 21 67 USA ベストナイン
ウイリアムス 1 125 0.251 16 50 USA
1978 マルカーノ 4 126 0.322 27 94 USA 打点王、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
ウイリアムス 1 117 0.295 18 66 USA ダイヤモンドグラブ賞
1979 マルカーノ 4 127 0.299 32 97 USA ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
ウイリアムス 1 105 0.230 11 30 USA
1980 マルカーノ 4 116 0.294 24 85 USA
ウイリアムス 1 120 0.252 21 50 USA
1981 マルカーノ 4 126 0.266 13 67 USA
ケージ 44 124 0.238 31 74 USA
1982 マルカーノ 4 117 0.267 15 66 USA
ケージ 44 128 0.233 31 72 USA
1983 ブーマー 44 121 0.304 17 62 USA
バンプ 6 125 0.272 12 57 USA
1984 ブーマー 44 128 0.355 37 130 USA 首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、MVP、ベストナイン
バンプ 6 78 0.232 4 24 USA
アルゾーラ 42 0 0.000 0 0 USA
1985 ブーマー 44 129 0.327 34 122 USA 最多安打
ヒックス 3 91 0.207 22 57 USA
1986 ブーマー 44 127 0.350 42 103 USA 最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1987 ブーマー 44 129 0.331 40 119 USA 打点王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1988 ブーマー 44 88 0.289 14 46 USA
ウイリアムズ 4 100 0.242 10 30 USA
1989 ブーマー 44 130 0.322 40 124 USA 首位打者、打点王、最多安打、ベストナイン
T.ブラウン 4 31 0.247 3 14 USA
1990 ブーマー 44 46 0.307 7 31 USA
1991 ブーマー 44 121 0.300 20 67 USA
1992 トーベ 5 96 0.305 11 58 USA
マルチネス 00 42 0.227 6 23 USA
1993 トーベ 5 96 0.232 9 35 USA
タイゲイニー 42 98 0.290 23 43 USA
1994 タイゲイニー 42 78 0.248 10 56 USA
キャブレラ 9 95 0.237 11 46 USA
1995 D・J 24 107 0.266 16 60 USA
ニール 16 122 0.244 27 70 USA ベストナイン
1996 D・J 24 91 0.220 15 47 USA
ニール 16 124 0.274 32 111 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン、日本シリーズMVP
1997 D・J 24 9 0.240 1 3 USA
ニール 16 131 0.265 25 98 USA
ドネルス 3 112 0.302 17 67 USA
ボニチ 59 3 0.000 0 0 USA
1998 ニール 99 108 0.288 28 76 USA
ドネルス 3 44 0.264 5 22 USA
ボニチ 59 9 0.000 0 0 USA
プリアム 5 92 0.285 18 62 USA
1999 ニール 99 74 0.262 17 52 USA
ドネルス 3 0 0.000 0 0 USA
プリアム 5 122 0.280 20 85 USA
P.ゴンザレス 36 8 0.188 1 1 USA
ペレス 44 50 0.253 2 23 VEN
2000 ニール 99 55 0.224 7 28 USA
アリアス 5 116 0.250 26 61 USA
マルセド 44 23 0.225 2 15 USA
ナナリー 42 42 0.165 5 15 USA
2001 アリアス 5 139 0.262 38 97 USA
ビティエロ 23 126 0.275 22 83 USA
2002 シェルドン 12 129 0.256 26 59 USA
セギノール 55 89 0.204 23 47 PAN
2003 シェルドン 12 60 0.253 8 24 USA
オーティズ 8 127 0.255 33 86 DOM
ブラウン 23 128 0.307 28 93 USA
2004 オーティズ 8 128 0.289 24 71 DOM
ブラウン 23 93 0.269 15 70 USA
2005 サイモン 8 16 0.213 0 2 NLD
ブランボー 24 124 0.263 19 57 USA
ガルシア 28 100 0.307 21 60 MEX
2006 ブランボー 24 47 0.223 5 12 USA
ガルシア 28 91 0.249 13 37 MEX
グラボースキー 26 39 0.146 4 7 USA
2007 ラロッカ 30 136 0.286 27 79 USA ベストナイン
アレン 25 78 0.286 4 34 USA
ローズ 8 132 0.291 42 96 USA
2008 ラロッカ 30 26 0.169 1 9 USA
ローズ 8 142 0.277 40 118 USA 打点王、ベストナイン
カブレラ 42 138 0.315 36 104 VEN ベストナイン
2009 ラロッカ 30 74 0.287 12 43 USA
ローズ 8 84 0.308 22 62 USA
カブレラ 42 65 0.314 13 39 VEN
フェルナンデス 3 117 0.261 15 47 DOM
2010 ラロッカ 30 42 0.256 7 21 USA
カブレラ 42 112 0.331 24 82 VEN 最高出塁率、ベストナイン
セギノール 59 11 0.189 0 3 PAN
バルディリス 52 118 0.301 14 50 VEN
バイナム 5 16 0.138 0 1 USA
カラバイヨ 91 36 0.257 7 18 VEN
2011 バルディリス 52 137 0.267 18 66 VEN
カラバイヨ 91 4 0.091 0 0 VEN
李承燁 3 122 0.201 15 51 KOR
ヘスマン 5 48 0.192 6 14 USA
ベロス 120 0 0.000 0 0 DOM
2012 バルディリス 52 143 0.264 10 55 VEN
ベロス 120 0 0.000 0 0 DOM
李大浩 10 144 0.286 24 91 KOR 打点王、ベストナイン
スケールズ 4 85 0.262 5 23 USA
2013 バルディリス 52 142 0.289 17 91 VEN
李大浩 10 141 0.303 24 91 KOR
ロッティーノ 4 37 0.206 4 8 USA
フェルナンデス 44 25 0.188 1 4 DOM
2014 ヘルマン 4 141 0.250 7 52 DOM
ベタンコート 1 18 0.141 0 4 MEX
ペーニャ 42 140 0.255 32 90 DOM
バトラー 39 21 0.231 2 6 USA
2015 ヘルマン 4 73 0.267 1 15 DOM
カラバイヨ 99 64 0.252 12 35 VEN
ブランコ 42 52 0.194 9 24 DOM
チャベス 98 0 0.000 0 0 VEN
2016 ブランコ 42 27 0.218 3 13 DOM
モレル 4 94 0.244 8 38 USA
クラーク 44 11 0.172 2 4 USA
ボクセビッチ 29 60 0.187 3 18 USA
2017 モレル 4 38 0.276 1 11 USA
ジョージ 39 120 0.000 0 0 AUS
ロメロ 9 103 0.274 26 66 USA
マレーロ 12 82 0.290 20 50 USA
2018 ロメロ 9 119 0.237 25 63 USA
マレーロ 12 68 0.201 11 26 USA
2019 ロメロ 9 81 0.305 18 63 USA
マレーロ 12 43 0.211 2 14 USA
メネセス 33 29 0.206 4 14 MEX
モヤ 1 64 0.244 10 35 USA
2020 モヤ 1 46 0.274 12 38 USA
ロドリゲス 42 59 0.218 6 25 DOM
ジョーンズ 10 87 0.258 12 43 USA
2021 モヤ 1 106 0.229 13 47 USA
ジョーンズ 10 72 0.234 4 23 USA
ロメロ 69 20 0.169 3 9 USA
ラベロ 42 2 0.429 0 0 USA
2022 ラベロ 42 24 0.138 1 2 USA
バレラ 4 37 0.205 1 6 VEN
マッカーシー 14 59 0.225 4 19 USA
2023 ゴンサレス 8 84 0.217 12 38 VEN
シュウィンデル 23 20 0.188 1 11 USA
セデーニョ 121、40 57 0.244 9 34 VEN

※USA=アメリカ、CUB=キューバ、VEN=ベネズエラ、PAN=パナマ、DOM=ドミニカ共和国、NLD=オランダ、MEX=メキシコ、KOR=韓国、AUS=オーストラリア

スポンサーリンク

 

53年に来日したラリー・レインズ選手は1番ショートを務めて来日1年目に盗塁王を獲得、翌年は打率.337のハイアベレージを記録して首位打者とベストナインに輝きました。

レインズ選手が54年オフに退団すると代わってロベルト・バルボン選手が入団、55年から64年まで在籍し、58年から3年連続で盗塁王に輝く等、トップバッターとして打線を牽引しました。

60年代はダリル・スペンサー選手とウインディの登録名でプレーしたゴーディ・ウィンドホーン選手がクリーンアップを形成し、スペンサー選手は64年に36本塁打、66年に38本塁打を記録してベストナインを受賞、ウインディ選手は67年に25本塁打を放ち、長打力を見せつけました。

75年に来日したボビー・マルカーノ選手は主に5番打者を務めて勝負強い打撃とセカンドで堅実な守備を披露し、75年にベストナインとダイヤモンドグラブ賞を受賞、78年には打率.322、27本塁打、94打点をマークして打点王に輝く等、中心選手として活躍し、阪急在籍時はベストナインとダイヤモンドグラブ賞をそれぞれ4回受賞しました。

80年代は三冠王が誕生しました。83年からプレーしたブーマー・ウェルズ選手は来日2年目の84年に打率.355、37本塁打、130打点の好成績を収めて三冠王に輝き、80年代は5シーズンで30本塁打と100打点を超え、確実性と長打力、勝負強さを兼ね備え球界を代表するバッターの1人でした。

親会社がオリックスに代わってから初めて優勝した95年はトロイ・ニール選手が4番を務めてベストナインを受賞、連覇となった96年は32本塁打111打点を記録して本塁打と打点の二冠に輝きました。

チームが低迷した00年代で目立った活躍を見せたのは01年のジョージ・アリアス選手、03年のホセ・オーティズ選手ルーズベルト・ブラウン選手。それぞれ30本塁打前後で100打点近い成績を残し、打線の中軸を担いました。

他球団で実績を残した選手がチームに加入することもあり、広島から加入したグレッグ・ラロッカ選手、近鉄・巨人を経て入団した打撃主要タイトル獲得経験者のタフィ・ローズ選手、西武時代にローズ選手と同じくシーズン55本塁打を達成したアレックス・カブレラ選手はオリックスでも実力を発揮し、ベストナインの受賞やタイトルを獲得しました。

最後にタイトルを獲得した外国人野手は12年に打点王を獲得した李大浩選手で、近年タイトル獲得者はいませんが、21年からチームは三連覇中と黄金時代に入っており、外国人野手に頼らないチーム作りが見てとれます。

スポンサーリンク

 

オリックス・バファローズの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1952 ニューベリー 23 36 3.22 11 0 206.1 USA
1953 ゲインズ 21 36 2.52 14 0 220.2 USA
1955 スピアマン 9 31 2.54 9 0 138 USA
1962 リック 13 19 3.63 3 0 56.2 USA
1963 リック 13 7 3.86 0 0 9.1 USA
1974 アマーン 20 1 3.00 0 0 3 USA
オースチン 19 8 2.33 1 0 27 USA
1986 アニマル 50 42 2.63 5 19 51.1 USA
1987 アニマル 50 18 4.08 2 5 17.2 USA
1989 ホフマン 38 19 3.45 9 0 120 USA
1990 ホフマン 38 24 4.13 8 0 152.2 USA
シュルジー 42 20 2.58 6 0 69.2 USA
1991 ホフマン 38 9 5.30 3 0 37.1 USA
シュルジー 42 24 4.66 3 7 36.2 USA
1992 シュルジー 42 13 3.49 3 0 85 USA
1994 バラー 52 17 4.15 0 0 30.1 USA
1996 フレーザー 19 18 3.07 10 0 99.2 USA
1997 フレーザー 19 24 4.39 10 0 121 USA
1998 フレーザー 19 24 4.72 5 1 108.2 USA
ウィン 15 49 3.74 8 7 113 VEN
マーク 27 13 3.55 2 0 50.2 USA
1999 ウィン 38 34 2.29 4 4 63 VEN
マーク 36 42 3.42 3 1 76.1 USA
ウィリー 39 13 3.94 3 1 29.2 USA
2000 ウィリー 39 0 0.00 0 0 0 USA
カルロス 91 42 5.26 7 4 104.1 VEN
ブロウズ 43 14 5.40 5 0 68.1 USA
2001 カルロス 91 11 8.35 1 0 18.1 VEN
具臺晟 18 51 4.06 7 10 126.1 KOR
ヤーナル 29 15 3.93 4 0 73.1 USA
2002 具臺晟 15 22 2.52 5 0 146.1 KOR
ヤーナル 29 25 3.61 6 0 164.1 USA
余文彬 68 0 0.00 0 0 0 TPE
2003 具臺晟 15 19 4.99 6 0 113.2 KOR
フィリップス 17 7 6.98 2 0 38.2 USA
2004 具臺晟 15 18 4.32 6 0 116.2 KOR
フィリップス 17 14 7.78 2 0 59 USA
ムーア 49 16 6.24 6 0 83.2 USA
2005 JP 25 28 3.51 14 0 200 USA
ケビン 21 22 4.69 4 0 109.1 USA
パーラ 49 8 4.09 4 0 33 DOM
スチュワート 14 7 8.10 0 0 33.1 USA
2006 デイビー 6 24 2.62 10 0 165 USA
セラフィニ 29 7 9.97 0 0 21.2 USA
オバミュラー 14 14 5.31 1 0 42.1 USA
2007 デイビー 6 26 3.21 8 0 162.2 USA
セラフィニ 29 9 5.40 2 0 45 USA
カーター 23 34 4.48 3 6 86.1 USA
2008 デイビー 6 0 0.00 0 0 0 USA
コロンカ 12 3 6.75 0 0 12 USA
ラモン 50 17 5.82 4 0 82 DOM
ヤング 91 11 6.97 0 0 10.1 USA
2009 レスター 24 20 5.04 0 0 25 USA
ボーグルソン 12 30 4.54 1 0 41.2 USA
2010 レスター 24 35 4.78 2 10 37.2 USA
バイエスタス 117 0 0.00 0 0 0 VEN
2011 バイエスタス 117、65 0 0.00 0 0 0 VEN
フィガロ 42 24 3.42 8 0 123.2 DOM
マクレーン 50 7 4.50 3 0 30 USA
朴賛浩 61 7 4.29 1 0 42 KOR
マトス 118 0 0.00 0 0 0 DOM
2012 バイエスタス 65 0 0.00 0 0 0 VEN
フィガロ 42 11 3.09 0 0 64 DOM
マクレーン 50 18 3.91 5 0 69 USA
ミンチェ 00 37 5.29 0 1 32.1 TPE
白嗟承 99 0 0.00 0 0 0 TPE
マエストリ 91 8 2.17 4 0 49.2 ITA
2013 ミンチェ 00 1 27.00 0 0 1 TPE
マエストリ 91 24 5.40 7 0 75 ITA
ディクソン 32 23 2.77 8 0 130 USA
ハモンド 55 0 0.00 0 0 0 USA
シュルツ 42 1 0.00 0 0 1 USA
ミルズ 48 1 10.13 0 0 2.2 USA
2014 マエストリ 91 36 1.91 3 0 50.1 ITA
ディクソン 32 26 3.33 9 0 154 USA
ランズラー 12 0 0.00 0 0 0 USA
2015 マエストリ 91 28 3.19 0 1 42.1 ITA
ディクソン 32 20 2.48 9 0 130.2 USA
バリントン 25 14 3.30 5 0 73.2 USA
2016 ディクソン 32 27 4.36 9 0 171.1 USA
コーディエ 52 13 7.30 0 2 12.1 USA
ミッシュ 25 3 8.44 0 0 5.1 USA
2017 ディクソン 32 25 3.24 8 0 136 USA
ウエスト 29 2 4.50 0 0 2 USA
コーク 25 6 4.56 2 0 23.2 USA
ヘルメン 42 44 2.68 2 3 47 DOM
2018 ディクソン 32 18 3.55 4 0 99 USA
アルバース 27 19 3.08 9 0 114 USA
ローチ 42 11 5.01 2 0 50.1 USA
2019 ディクソン 32 37 3.03 2 18 35.2 USA
アルバース 27 13 5.83 2 0 63.1 USA
エップラー 42 24 4.02 4 0 31.1 USA
2020 ディクソン 32 39 3.28 0 16 35.2 USA
アルバース 27 16 3.94 4 0 89 USA
ヒギンス 52 41 2.40 3 0 41.1 USA
2021 ディクソン 32 0 0.00 0 0 0 USA
ヒギンス 52 49 2.53 1 2 46.1 USA
スパークスマン 56 6 6.88 0 0 17 USA
バルガス 49 5 11.00 1 0 9 MEX
2022 バルガス 49 8 6.59 0 0 13.2 MEX
ワゲスパック 58 32 2.97 2 5 72.2 USA
ビドル 69 35 4.02 4 0 40.1 USA
2023 ワゲスパック 58 31 5.77 4 2 43.2 USA
コットン 42 7 5.89 1 0 18.1 USA
ニックス 48 2 10.50 0 0 6 USA

※USA=アメリカ、VEN=ベネズエラ、KOR=韓国、TPE=台湾、DOM=ドミニカ共和国、ITA=イタリア、MEX=メキシコ

スポンサーリンク

 

52年のジミー・ニューベリー投手ルーファス・ゲインズ投手は二桁勝利を記録しましたが、どちらも1年限りで退団し、その後は米田哲也投手をはじめとした日本人投手の活躍が光り、助っ人外国人投手に頼らないシーズンが続きました。

86年に入団したアニマル・レスリー投手は来日1年目に19セーブを挙げ、試合を締めた後のパフォーマンスでファンの心を掴みましたが、翌年は5セーブに終わりました。

89年に親会社がオリックスに代わり、毎年のように外国人投手を獲得しましたが目立った成績の残した選手は少なく、90年代は96年から2年連続で10勝を記録したウィリー・フレーザー投手、ウィンの登録名でプレーし、99年に中継ぎとして安定した投球を披露したエドウィン・ハタド投手の活躍が光りました。

00年代以降は、韓国球界で抑えとして活躍、01年に入団して先発・抑えで7勝10セーブを挙げた具臺晟投手、05年に14勝を挙げた元近鉄のJPことジェレミー・パウエル投手、広島から06年に加入して自己最多となる10勝を記録したトム・デイビー投手が活躍しましたが、好成績は長く続きませんでした。

長い期間在籍し、継続して成績を残したのは13年に来日したブランドン・ディクソン投手。1年目から先発ローテーションに一角を担い8勝を挙げると翌年からは3年連続で9勝をマークし、15年には開幕投手を務めました。

150キロ台のストレートと大きく変化するナックルカーブを武器にゴロで打ち取るピッチングを披露し、19年シーズン途中には抑えに回りチームトップタイとなる18セーブ、翌20年も16セーブを記録し、実働8年で49勝34セーブの成績を残しました。

 

【オリックス・バファローズ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はアダム・ジョーンズ選手の4億4000万円!

ここではオリックス・バファローズ歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。同年俸の選手が複数いたためトップ5には7人が入り、そのうち野手が6人という結果になりました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2020 A.ジョーンズ 4億4000万円 0.258 87
2 2009 A.カブレラ 4億0000万円 0.314 65
3 2009 T.ローズ 3億5000万円 0.308 84
4 2019 S.ロメロ 2億8750万円 0.305 81
5 2011 朴賛浩 2億5000万円 4.29 7
5 2012 李大浩 2億5000万円 0.286 144
5 2015 T.ブランコ 2億5000万円 0.19 52
スポンサーリンク

1位はアダム・ジョーンズ選手。メジャーリーグ通算1823試合出場、282本塁打を記録していたスラッガーはコロナ禍の20年に来日し、年俸4億4000万円でプレーしました。120試合の短縮シーズンで87試合に出場し、12本塁打を放ちました。

2位はアレックス・カブレラ選手4億円でした。西武時代にシーズン55本塁打を放ったスラッガーは08年にオリックスに加入、移籍1年目に打率.315、36本塁打、104打点で指名打者部門のベストナインに選出されましたが、09年はシーズン途中に負った骨折の影響で65試合の出場にとどまりました。

3位はタフィ・ローズ選手です。近鉄の主砲時代にカブレラ選手と同じくシーズン55本塁打を記録、巨人を経て07年にオリックスに入団しました。07年から2年連続で40本塁打を記録し、08年は打点王に輝く等、カブレラ選手とともに打線の中軸を担いましたが、年俸3億5000万円でプレーした09年は死球で骨折して離脱、カブレラ選手も同時期に戦列を離れており、チームは二枚看板を欠くシーズンとなりました。

4位にランクインしたのはステフェン・ロメロ選手。17年から2年連続で20本塁打以上を記録、2億8750万円で迎えた19年は出場試合数が81試合と少なかったものの18本塁打を記録しました。

5位には2億5000万円で3人がランクインし、メジャーリーグでもプレーした経験があり11年に来日した朴賛浩投手は7試合の登板で1勝に終わり、12年に加入した韓国の主砲・李大浩選手は144試合フル出場を果たして91打点を記録して打点王に輝きました。

中日時代に本塁打と打点の二冠を獲得した実績のあったトニ・ブランコ選手は主砲として期待されていましたが、加入1年目の15年は故障もあり思うような成績は残せませんでした。

 

私が思う最強のオリックス・バファローズ歴代外国人(助っ人)選手はブーマー・ウェルズ選手!

球界を代表する外国人選手たちが活躍していたオリックス・バファローズの歴代外国人選手の中で、歴代最強の外国人選手は阪急ブレーブス時代に打線の中軸を担い、三冠王を獲得したブーマー・ウェルズ選手ではないでしょうか。

ここで、ブーマー・ウェルズ選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・野球評論家
生年月日:1954年4月25日
身長:200cm
出身:アメリカ
最終学歴:ニューヨーク州立大学オールバニ校
血液型:不明

1954年(昭和29年)4月25日生まれ、アメリカ・アラバマ州出身。81年にメジャーリーグのトロント・ブルージェイズに入団、ミネソタ・ツインズを経て83年に当時の阪急ブレーブスに入団することが決まりました。

身長2mの大柄な体に似合う長打力を期待されて入団し、来日1年目は膝の手術の影響と日本野球への順応途中だったことから17本塁打と少なかったものの規定打席に到達して打率.304を記録、長打と確実性を兼ね備えた打者の印象を見ている者に与えました。翌84年は日本野球のピッチャーや配球、環境に完全に慣れて打率.355、37本塁打、130打点を記録して三冠王を獲得、チームのリーグ優勝に大きく貢献してMVPに輝きました。

83年から91年まで阪急・オリックスでプレーして、空振りの少ない柔らかいスイングで広角に打ち分け、9年間で8回打率3割以上を記録、30本塁打以上を5回(40本塁打以上は3回)、100打点以上も5回達成し、打撃主要タイトルは首位打者2回、本塁打王1回、打点王3回獲得しました。

右打者として歴代1位の通算打率.317に代表されるように抜群の実績を残し、日本球界屈指の外国人強打者として、歴史に名を残している三冠王獲得者のブーマー・ウェルズ選手がオリックス・バファローズ史上最強外国人選手です。

スポンサーリンク

オリックス・バファローズの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

メジャーリーグで通算1823試合に出場して282本塁打を記録して20年に来日したアダム・ジョーンズ選手はコロナ禍の難しい時期に日本球界でプレーしましたが、そのコロナ禍の影響で難しい選択を迫られた外国人投手がいました。13年から先発、リリーフとして活躍していたブランドン・ディクソン投手です。

13年から19年途中まで先発を務め、19年途中からは抑えに回り、20年シーズン終了時点で通算49勝34セーブの実績を残しており、21年シーズンもチームは戦力として考えていました。

しかし、緊急事態宣言の発出等で家族同伴での来日のハードルが高く、2月のキャンプ、3月下旬のシーズン開幕後も家族との来日を希望していたディクソン投手の要望が叶う状況ではなく、5月中旬に話し合いの結果、自由契約となりアメリカ球界に復帰することになりました。

その後、セントルイス・カージナルスとマイナー契約を結び、8月の東京オリンピックではアメリカ代表として登板したディクソン投手。9月には自身9年振りとなるメジャー昇格を果たし、その際には「日本で引退するつもりでいたのでメジャーに戻るとは考えていなかった」と発言しており、コロナ禍がなければオリックスでのプレーが第一優先だったことがわかる発言でした。


 

 

まとめ

・オリックス・バファローズは50年代から活躍した外国人選手がいて、アメリカ出身の選手が多くプレーしている。

・野手ではバルボン選手やブーマー選手、投手ではディクソン投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、20年のジョーンズ選手の4億4000万円。

・ブーマー選手は長打力と確実性を兼ね備えてコンスタントに成績を残し、来日2年目には三冠王に輝き、右打者として歴代1位となる打率.317を記録、球史に名を残したオリックス・バファローズ歴代最強の外国人選手である。

 

関連記事

オリックス・バファローズの歴代キャッチャー(捕手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

オリックス・バファローズの歴代ショート(遊撃手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

オリックス・バファローズの歴代サード(三塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

オリックス・バファローズの歴代外野手一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

オリックス・バファローズの歴代セカンド(二塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

スポンサーリンク

-オリックス

こんな記事も読まれています