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広島カープの歴代外野手一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

多くのトップ選手が守ってきた広島カープの外野のポジション。

今回は広島カープの外野を守った歴代選手の成績や最高年俸などをリサーチして、広島カープ歴代最強の外野手をご紹介します。

聞いたことのある選手がたくさん出てくるかもしれません!

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広島カープの歴代外野手一覧まとめ!

まずは1950年以降、そのシーズンの主に外野を守った選手を一覧にしてみました。多くの選手が複数のポジションでレギュラーを経験していることがわかりました。

それではライトから順にご紹介します。

広島カープの歴代外野手(ライト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 岩本 章 7 112 0.277 12 51
1951 山口 政信 12 81 0.255 2 31
1952 長持 栄吉 8 117 0.275 2 36
1953 長持 栄吉 8 93 0.273 9 39
1954 長持 栄吉 8 98 0.257 5 35
1955 平山 智 3 117 0.238 7 42
1956 平山 智 3 126 0.240 10 46
1957 平山 智 3 117 0.222 11 38
1958 森永 勝治 9 118 0.272 13 45
1959 森永 勝治 9 127 0.259 8 44
1960 横溝 桂 31 107 0.265 6 32
1961 森永 勝治 9 124 0.279 14 59 ベストナイン
1962 森永 勝治 9 130 0.307 11 55 首位打者、ベストナイン
1963 森永 勝也 9 111 0.266 6 45
1964 森永 勝也 9 131 0.295 12 53
1965 森永 勝也 9 120 0.273 2 38
1966 森永 勝也 9 113 0.260 3 21
1967 山本 一義 7 119 0.311 16 58
1968 山本 一義 7 124 0.256 17 62
1969 山本 一義 7 115 0.294 21 66 ベストナイン
1970 山本 一義 7 113 0.272 12 42
1971 山本 一義 7 98 0.250 13 41
1972 山本 一義 7 120 0.282 17 68
1973 水谷 実雄 4 102 0.231 7 29
1974 ヒックス 24 105 0.243 17 40
1975 シェーン 19 117 0.281 13 56
1976 シェーン 19 122 0.307 20 62
1977 ライトル 6 120 0.301 19 65
1978 ライトル 6 130 0.296 33 108 ダイヤモンドグラブ賞
1979 ライトル 6 130 0.264 23 61 ダイヤモンドグラブ賞
1980 ライトル 6 130 0.280 23 82 ダイヤモンドグラブ賞、日本シリーズMVP
1981 ライトル 6 128 0.318 33 100 最多安打、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1982 ライトル 6 126 0.270 24 75
1983 山崎 隆造 1 107 0.305 6 34
1984 山崎 隆造 1 130 0.319 6 43 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1985 山崎 隆造 1 130 0.328 10 46 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1986 山崎 隆造 1 130 0.275 7 43
1987 山崎 隆造 1 130 0.294 12 43
1988 山崎 隆造 1 130 0.240 10 47 ゴールデングラブ賞
1989 山崎 隆造 1 130 0.266 8 34 ゴールデングラブ賞
1990 高沢 秀昭 10 91 0.254 6 24
1991 西田 真二 28 102 0.289 7 51
1992 山崎 隆造 1 111 0.265 6 31
1993 町田公二郎 5 103 0.246 6 31
1994 音 重鎮 30 115 0.294 5 39
1995 音 重鎮 30 118 0.267 9 49 ゴールデングラブ賞
1996 前田 智徳 1 105 0.313 19 65
1997 前田 智徳 1 100 0.304 15 68
1998 前田 智徳 1 127 0.335 24 80 ベストナイン
1999 前田 智徳 1 108 0.301 12 65
2000 前田 智徳 1 79 0.237 13 44
2001 新井 貴浩 41 138 0.311 25 90
2002 前田 智徳 1 123 0.308 20 59
2003 前田 智徳 1 128 0.290 21 71
2004 嶋 重宣 55 137 0.337 32 84 首位打者、最多安打、ベストナイン
2005 嶋 重宣 55 144 0.288 27 77
2006 嶋 重宣 55 128 0.269 24 69
2007 嶋 重宣 55 105 0.228 14 48
2008 アレックス 43 142 0.306 15 76
2009 天谷宗一郎 49 94 0.300 5 41
2010 廣瀬 純 26 135 0.309 12 57 ゴールデングラブ賞
2011 廣瀬 純 26 73 0.271 2 27
2012 廣瀬 純 26 102 0.241 6 33
2013 松山 竜平 37 123 0.282 10 52
2014 堂林 翔太 7 93 0.246 8 28
2015 シアーホルツ 57 65 0.250 10 30
2016 鈴木 誠也 51 129 0.335 29 95 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2017 鈴木 誠也 51 115 0.300 28 90 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2018 鈴木 誠也 51 124 0.320 32 94 ベストナイン
2019 鈴木 誠也 1 140 0.335 31 87 首位打者、最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2020 鈴木 誠也 1 118 0.300 26 75 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
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1950年代
50年代は5人の選手がライトの守りにつきました。50年は岩本章選手が守り、51年にレフトに回るとセンターから山口政信選手が移りました。52年からの3年はセンターから長持栄吉選手が回り、55年からの3年は平山智選手が守りました。その平山選手が58年にセンターに移ると森永勝治選手が起用され、120試合前後の出場試合数を記録しました。

1960年代

60年は横溝桂選手が守りましたが、61年からは再び森永選手がライトを務め、登録名を森永勝也に変更してからも守り続けました。61年にベストナインを受賞すると翌年には打率.307で首位打者に輝きました。

森永選手が巨人にトレードで移籍した67年からはレフトを守っていた山本一義選手が回り、69年にはベストナインを受賞しました。

1970年代

山本選手は72年まで務め、その後を水谷実雄選手が守り、74年からは助っ人外国人選手が起用されました。

74年はジム・ヒックス選手が起用され17本塁打を記録、75年からは登録名が「シェーン」のリッチー・シェインブラム選手が務め、2年目となった76年に打率.307、20本塁打を記録しましたが守備面に難があり同年限りで退団しました。

翌年からはジム・ライトル選手がクリーンアップの一角として活躍し、78年に33本塁打をマークしました。守りでも78年からダイヤモンドグラブ賞を連続受賞しました。

1980年代

ライトル選手は81年までダイヤモンドグラブ賞を4年連続で受賞し、81年は最多安打を記録しました。また、80年には日本シリーズMVPも受賞しました。

ライトル選手が南海に移籍した83年にライトのポジションを任されたのは山崎隆造選手でした。走攻守三拍子揃ったスイッチヒッターは長年安定した成績を残し、レギュラーを務めた83年から89年までの7年間でベストナインを2回、ゴールデングラブ賞を4回受賞しました。

1990年代

山崎選手がサードに回った90年はロッテから移籍してきた高沢秀昭選手、91年は西田真二選手、92年は再び山崎選手と1年ずつレギュラーが変わりました。93年は右の長距離打者として期待された町田公二郎選手、94年からの2年は91年に中日から加入していた音重鎮選手が起用され、95年にゴールデングラブ賞を受賞しました。

96年からはセンターでレギュラーを務めていた前田智徳選手が務め、99年まで連続して3割以上をマークし、打率.335を記録した98年はベストナインを受賞しました。

2000年代

前田選手は00年シーズン途中に左足の手術で離脱すると01年は本職が内野の新井貴浩選手が起用され、02年からの2年は再び前田選手が務めました。

足の状態を考慮し、前田選手がレフトに回った04年はピッチャーから転向して6年目の嶋重宣選手が起用されました。レギュラー1年目に打率.337を記録して首位打者と最多安打、ベストナインに輝き、07年までライトのレギュラーとして起用されました。

08年は前年にセンターで起用されていたアレックス・オチョア選手、09年は俊足が武器の天谷宗一郎選手がセンターから回りました。

2010年代

10年は守備に定評のあった廣瀬純選手が起用され、持ち前の守備力で10年にゴールデングラブ賞を受賞しました。廣瀬選手の後を長打力のある松山竜平選手、レギュラー定着を期待された堂林翔太選手が起用されましたが1年ずつの起用に終わりました。15年はシーズン途中に加入したネイト・シアーホルツ選手が守りましたが思うような成績が残せませんでした。

16年からは4年目の鈴木誠也選手がポジションを掴み、16年は打率.335、29本塁打、95打点の好成績を残してベストナインを受賞しました。その後も毎年3割以上を記録し、本塁打も30本前後をマーク、19年には首位打者にも輝きました。4番として毎年安定した成績を残し、チームを牽引しています。

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広島カープの歴代外野手(センター)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 山口 政信 9 110 0.287 3 26
1951 長持 栄吉 24 75 0.302 2 26
1952 磯田 憲一 24 103 0.205 0 15
1953 小鶴 誠 15 130 0.283 14 74
1954 小鶴 誠 15 121 0.297 15 72
1955 小鶴 誠 15 130 0.285 18 67
1956 緋本 祥好 7 105 0.241 15 43
1957 小鶴 誠 15 107 0.256 8 38
1958 平山 智 3 123 0.226 5 25
1959 平山 智 3 113 0.211 1 24
1960 平山 智 3 119 0.210 7 34
1961 平山 智 3 118 0.253 3 23
1962 横溝 桂 31 112 0.256 9 31
1963 大和田 明 8 128 0.291 19 47
1964 大和田 明 8 139 0.279 18 59
1965 大和田明良 8 127 0.238 7 30
1966 大和田 明 8 104 0.254 13 30
1967 苑田 敏彦 34 109 0.266 8 35
1968 横溝 桂 61 86 0.210 1 17
1969 山本 浩司 27 120 0.240 12 40
1970 水谷 実雄 38 106 0.244 7 25
1971 山本 浩司 8 123 0.243 10 52
1972 山本 浩司 8 130 0.258 25 66 ダイヤモンドグラブ賞
1973 山本 浩司 8 126 0.269 19 46 ダイヤモンドグラブ賞
1974 山本 浩司 8 127 0.275 28 74 ダイヤモンドグラブ賞
1975 山本 浩二 8 130 0.319 30 84 首位打者、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1976 山本 浩二 8 129 0.293 23 62 MVP、ダイヤモンドグラブ賞
1977 山本 浩二 8 130 0.308 44 113 ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1978 山本 浩二 8 130 0.323 44 112 本塁打王、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1979 山本 浩二 8 130 0.293 42 113 打点王、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1980 山本 浩二 8 130 0.336 44 112 本塁打王、打点王、MVP、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1981 山本 浩二 8 130 0.330 43 103 本塁打王、打点王、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
1982 山本 浩二 8 130 0.306 30 90 ベストナイン
1983 長嶋 清幸 0 130 0.295 13 57 ゴールデングラブ賞
1984 長嶋 清幸 0 125 0.276 13 43 ゴールデングラブ賞、日本シリーズMVP
1985 長嶋 清幸 0 130 0.291 15 55
1986 長嶋 清幸 0 130 0.268 12 54 ゴールデングラブ賞
1987 長嶋 清幸 0 128 0.288 15 53 ゴールデングラブ賞
1988 長嶋 清幸 0 117 0.230 9 29
1989 長嶋 清幸 0 125 0.259 5 43
1990 長嶋 清幸 0 115 0.277 7 39
1991 前田 智徳 51 129 0.271 4 25 ゴールデングラブ賞
1992 前田 智徳 31 130 0.308 19 89 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1993 前田 智徳 31 131 0.317 27 70 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1994 前田 智徳 1 123 0.321 20 76 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
1995 緒方 孝市 37 101 0.316 10 43 盗塁王、ゴールデングラブ賞
1996 緒方 孝市 9 129 0.279 23 71 盗塁王、ゴールデングラブ賞
1997 緒方 孝市 9 135 0.271 17 57 盗塁王、ゴールデングラブ賞
1998 緒方 孝市 9 107 0.326 15 59 ゴールデングラブ賞
1999 緒方 孝市 9 132 0.305 36 69 ゴールデングラブ賞
2000 金本 知憲 10 136 0.315 30 90
2001 木村 拓也 0 137 0.263 7 45
2002 緒方 孝市 9 130 0.300 25 73
2003 緒方 孝市 9 136 0.300 29 82
2004 緒方 孝市 9 122 0.292 26 64
2005 緒方 孝市 9 122 0.306 21 57
2006 森笠 繁 41 115 0.292 6 31
2007 アレックス 43 73 0.300 7 31
2008 天谷宗一郎 49 135 0.263 4 24
2009 赤松 真人 38 137 0.232 6 43
2010 天谷宗一郎 49 123 0.245 6 35
2011 丸 佳浩 63 131 0.241 9 50
2012 丸 佳浩 63 106 0.247 4 22
2013 丸 佳浩 63 140 0.273 14 58 盗塁王、ゴールデングラブ賞
2014 丸 佳浩 9 144 0.310 19 67 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2015 丸 佳浩 9 143 0.249 19 63 ゴールデングラブ賞
2016 丸 佳浩 9 143 0.291 20 90 ゴールデングラブ賞、ベストナイン
2017 丸 佳浩 9 143 0.308 23 92 最多安打、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2018 丸 佳浩 9 125 0.306 39 97 最高出塁率、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2019 西川 龍馬 63 138 0.297 16 64
2020 西川 龍馬 63 76 0.304 6 32
 
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1950年代

50年代の広島カープのセンターはライトでもレギュラーとして起用された山口政信選手長持栄吉選手平山智選手らが務めました。52年は磯田憲一選手、53年からの3年間と58年は松竹在籍時にシーズン打点の日本記録を樹立した小鶴誠選手が守り、4番を打ちました。

56年は緋本幸好選手が起用され、58年から平山選手が務めました。

1960年代

平山選手は61年までレギュラーを務め、62年はライトでもレギュラー経験のあった横溝桂選手が1年起用されました。横溝選手に代わって63年から起用されたのは大和田明(明良)選手で、66年までの4年間で3回2桁本塁打を達成しています。

67年は苑田敏彦選手、68年は再び横溝選手が務め、69年からは後の「ミスター赤ヘル」がポジションを掴みました。

1970年代

68年のドラフト会議で指名を受けて法政大学から入団した山本浩司選手は1年目だった69年の開幕戦からスタメンで起用され、70年はセンターを水谷実雄選手が務めたためレフトに回りました。

71年からは再びセンターを務め、ダイヤモンドグラブ賞を受賞、81年まで10年連続で受賞しました。山本浩二に登録名を変更した75年は首位打者に輝き、翌年はMVPを受賞しました。78年は44本塁打で本塁打王、79年は打点王を獲得し、いつしか「ミスター赤ヘル」と呼ばれるようになりました。

1980年代

山本選手は83年からレフトにポジションを移しますが、80年と81年に2年連続で本塁打王と打点王に輝き、80年には自身2回目となるMVPに輝きました。

山本選手の後にレギュラーを務めたのは長嶋清幸選手でした。プロ4年目の83年にレギュラーに抜擢されると安定した守備と俊足を生かしたプレーを見せ、4回ゴールデングラブ賞を受賞しました。また勝負強い打撃も兼ね備え、84年の日本シリーズでは3本塁打10打点を記録して日本シリーズMVPに輝きました。

1990年代

90年までレギュラーを務めた長嶋選手でしたが、91年に中日にトレードとなり、代わりにセンターを務めたのは前田智徳選手でした。前田選手は94年まで務め、センターを守った4年間全ての年でゴールデングラブ賞を受賞しました。92年からは打率3割以上をマークし、3年連続でベストナインに選ばれました。

95年からは俊足好打の緒方孝市選手が守り、95年から3年連続で盗塁王を獲得ゴールデングラブ賞も99年まで5年連続で受賞しました。ライトにポジションを移した前田選手と弛まぬ努力でレフトのポジションを掴んだ金本知憲選手と赤ヘル史上最強の外野陣を形成しました。

2000年代

緒方選手は00年と01年は怪我により出場機会が減少し、00年はレフトから金本知憲選手が回り、01年はユーティリティプレーヤーとして重宝された木村拓也選手が緒方選手の穴を埋めました。緒方選手が02年にレギュラーに返り咲き、05年まで120試合以上に出場しましたが、度重なる怪我によりポジションを失いました。

06年は森笠繁選手が起用され、07年は中日で活躍したアレックス・オチョア選手がシーズン途中に加入し、打率.300を記録しました。

08年は天谷宗一郎選手がブラウン監督に見出され、プロ7年目で初めて開幕スタメンを掴むと自己最多の135試合に出場し、翌年はライトにポジションを移すと07年オフに阪神へFAで移籍した新井貴浩選手の人的補償で加入していた赤松真人選手が初となる規定打席に到達しました。

2010年代

10年は天谷選手が再び務め、11年からは丸佳浩選手が起用されました。丸選手はレギュラー3年目の13年に盗塁王を獲得し、同年に初めて受賞したゴールデングラブ賞は6年連続で受賞しました。打撃面でも年々成績は向上し、17年には最多安打、18年は39本塁打を放つ活躍を見せ、16年からの3連覇に3番打者として大きく貢献し、17年と18年にMVPを獲得しました。

丸選手が巨人にFAで移籍し、センターを誰が務めるのか注目されましたが、バッティングセンスが抜群の西川龍馬選手が起用され、ヒットを量産しています。

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広島カープの歴代外野手(レフト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
1950 樋笠 一夫 10 133 0.219 21 72
1951 岩本 章 7 99 0.251 9 48
1952 岩本 章 7 87 0.268 3 33
1953 銭村 健四 25 71 0.264 3 28
1954 銭村 健四 25 118 0.259 4 29
1955 銭村 健四 25 109 0.215 3 26
1956 木下 強三 26 111 0.243 2 16
1957 緋本 祥好 7 120 0.236 4 25
1958 大和田 明 8 120 0.234 14 45
1959 大和田 明 8 128 0.265 23 79 ベストナイン
1960 大和田 明 8 125 0.254 18 60
1961 大和田 明 8 116 0.272 14 56
1962 大和田 明 8 116 0.253 9 33
1963 山本 一義 7 120 0.253 12 47
1964 山本 一義 7 111 0.290 11 44
1965 山本 一義 7 129 0.256 15 59
1966 山本 一義 7 123 0.300 15 70 ベストナイン
1967 大和田 明 8 105 0.245 4 26
1968 山内 一弘 8 134 0.313 21 69 ベストナイン
1969 山内 一弘 8 100 0.274 21 38
1970 山本 浩司 8 128 0.243 22 56
1971 水谷 実雄 4 125 0.283 9 45 ベストナイン
1972 水谷 実雄 4 109 0.262 12 49
1973 ヒックス 24 105 0.250 16 49
1974 山本 一義 7 90 0.287 7 21
1975 水谷 実雄 4 121 0.285 13 37
1976 水谷 実雄 4 118 0.308 26 73
1977 ギャレット 5 128 0.279 35 91
1978 ギャレット 5 130 0.271 40 97
1979 ギャレット 5 126 0.225 27 59
1980 デュプリー 5 127 0.266 10 40
1981 ガードナー 5 129 0.281 26 77
1982 ガードナー 5 89 0.254 4 28
1983 山本 浩二 8 129 0.316 36 101 本塁打王
1984 山本 浩二 8 123 0.293 33 94 ベストナイン
1985 山本 浩二 8 113 0.288 24 79
1986 山本 浩二 8 126 0.276 27 78 ベストナイン
1987 ランス 45 121 0.218 39 83 本塁打王
1988 ランス 45 79 0.189 19 50
1989 アレン 49 80 0.300 11 39
1990 アレン 49 98 0.313 25 61
1991 アレン 00 69 0.233 9 33
1992 ブラウン 43 109 0.233 19 68
1993 ブラウン 43 120 0.276 27 83
1994 金本 知憲 10 90 0.268 17 43
1995 金本 知憲 10 104 0.274 24 67 ベストナイン
1996 金本 知憲 10 126 0.300 27 72
1997 金本 知憲 10 133 0.301 33 82
1998 金本 知憲 10 133 0.253 21 74
1999 金本 知憲 10 135 0.293 34 94
2000 町田康嗣郎 5 102 0.281 13 34
2001 金本 知憲 10 140 0.314 25 93 ベストナイン
2002 金本 知憲 10 140 0.274 29 84
2003 森笠 繁 41 117 0.265 6 25
2004 前田 智徳 1 121 0.312 21 70
2005 前田 智徳 1 146 0.319 32 87
2006 前田 智徳 1 134 0.314 23 75
2007 前田 智徳 1 124 0.285 15 71
2008 嶋 重宣 55 108 0.309 7 35
2009 フィリップス 22 74 0.265 15 50
2010 嶋 重宣 55 123 0.262 14 46
2011 松山 竜平 37 68 0.270 3 19
2012 天谷宗一郎 49 108 0.265 6 25
2013 エルドレッド 55 66 0.247 13 32
2014 ロサリオ 69 69 0.336 14 49
2015 エルドレッド 55 79 0.227 19 54
2016 エルドレッド 55 95 0.294 21 53
2017 松山 竜平 44 120 0.326 14 77
2018 野間 峻祥 37 126 0.286 4 46
2019 松山 竜平 44 110 0.259 6 49
2020 ピレラ 10 99 0.266 11 34
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1950年代

50年代は6人の選手が起用されました。球団創設1年目の59年は樋笠一夫選手が務め、21本塁打を放ちましたが1年で巨人に移籍し、51年からの2年は岩本章選手がライトから回りました。

53年からはアメリカ出身の銭村健四選手が3年間レギュラーを務め、俊足を武器に活躍しました。木下強三選手緋本祥好選手が1年ずつ起用され、西鉄から移籍してきた大和田明選手がレギュラーを掴み、59年には23本塁打を記録してベストナインに選ばれました。

1960年代

大和田選手はレフトのレギュラーを62年まで務め、4番を打つ等チームの中心打者として活躍しました。大和田選手は翌年からセンターにポジションを移し、ポジションを戻した67年もレフトのレギュラーを務めますが、その間にレフトのレギュラーとして起用されたのは山本一義選手でした。

地元出身の山本選手は法政大学から加入し、3年目の63年にレギュラーを掴むと持ち味の打撃力を発揮し、打線の中心を担いました。66年には打率.300を記録してベストナインを受賞、翌年からはライトにポジションを変更しました。

68年からの2年は毎日・大毎の主軸として長年活躍した山内一弘選手が加入し、68年に打率.313、21本塁打、69打点の好成績を残し、ベストナインを受賞しました。

1970年代

70年は前年にセンターでレギュラーを掴んだ山本浩司選手が守り、71年は水谷実雄選手、72年はジム・ヒックス選手が任され、それぞれ2桁本塁打を放ちました。

74年は山本一義選手がライトから戻り、75年からの2年は水谷選手が再び起用されて76年に打率.308、26本塁打を記録しました。

エイドリアン・ギャレット選手は77年に入団すると1年目から35本塁打を記録し、翌年には広島カープの外国人選手としては初となる40本塁打を達成しました。

1980年代

80年代からは外国人選手の名前が増えていきます。80年はマイク・デュプリー選手が加入しますが、長打力に欠け1年で退団、代わってアート・ガードナー選手が入団して1年目に26本塁打を記録しました。
翌年の82年は相手チームから厳しい攻めの結果、思うような成績を残せず退団しました。

84年からはベテランの域に入った山本浩二選手がレフトを任され、84年に36本塁打で本塁打王に輝きました。

山本選手が86年限りで引退するとリック・ランセロッティ選手が「ランス」の登録名でプレーし、87年に39本塁打を放ち本塁打王に輝きましたが、打率は低く翌年も2割に届かない打率でした。89年はロッド・アレン選手が入団し、79試合に出場しました。

1990年代

アレン選手が引き続き起用され、90年に4打席連続本塁打を放つ等活躍しました。アレン選手の次に起用されたのは後に監督を務めたマーティ・ブラウン選手で、2年間で46本塁打を記録しました。

94年からレギュラーとして起用されたのは大卒3年目の金本知憲選手でした。プロ入り後2年は結果が残せなかったもののトレーニングを積み、94年に17本塁打を放ちレギュラー掴むと、翌年にはベストナインを受賞し、その後も主にクリーンアップの一角としてチームを牽引しました。

2000年代

金本選手がセンターに回った00年は町田公二郎選手が起用され、01年からは再び金本選手が守りますが、02年オフに阪神にFAで移籍しました。

03年は森笠繁選手が抜擢され、自己最多の117試合に出場、翌年からは足の怪我を考慮してライトから前田智徳選手が回りました。

前田選手は足の故障により、守備力と走力は全盛期に比べると落ちましたが、バットコントロールは健在であり、04年から3年連続で3割を達成し、05年には32本塁打を記録しました。前田選手が代打の切り札に回るとライトのレギュラー時に首位打者に輝いた嶋重宣選手が務め、不調に陥った翌年はシーズン途中に加入したアンディ・フィリップス選手が15本塁打を放ちました。

2010年代

11年は松山竜平選手、12年は天谷宗一郎選手が務め、13年に起用されたのは前年に加入していたブラッド・エルドレッド選手でした。シーズン途中に怪我で離脱しましたがチームに残留し、14年はファーストのレギュラーとして本塁打王を獲得、レフトに戻った15年と16年も2桁本塁打を記録しました。

14年はドミニカカープアカデミー出身のライネル・ロサリオ選手が14本塁打を放ち、17年は松山選手が打率.326、14本塁打、77打点と勝負強さを発揮してチームの優勝に大きく貢献しました。18年からはレギュラーが定まらず、野間峻祥選手、松山選手、ホセ・ピレラ選手が1年ずつ務めました。

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【広島カープ】歴代外野手の年俸ランキング!歴代最高年俸は鈴木誠也選手の3億1000万円!

ここでは広島カープ歴代外野手を年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績は外野手のレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合数
1 2021 鈴木 誠也 3億1000万円 0.306 72
2 2002 金本 知憲 2億4000万円 0.274 140
3 2000 前田 智徳 2億1500万円 0.308 127
4 2018 丸 佳浩 2億1000万円 0.309 125
5 2004 緒方 孝市 1億6500万円 0.292 122

※鈴木誠也選手の成績は東京五輪中断前の最終戦終了時の成績

 

生え抜きの名選手や外国人選手が多く守りについた広島カープの外野ですが、1位は鈴木誠也選手で21年の3億1000万円が歴代最高年俸となりました。レギュラー定着後、毎年安定した成績を残している若き主砲は、若くして広島カープの外野手史上最高年俸に到達しました。

鈴木誠也の凄さが分かる名言・語録集!天才スラッガーの伝説エピソードから努力論を考察

2位は02年の金本知憲選手2億4000万円です。阪神にFAで移籍する前年の02年は、打率.274でしたが29本塁打を放ちました。センターを守った緒方選手、ライトを守った前田選手と最強の外野陣を形成しました。

金本知憲監督の凄さが分かる名言・語録集!伝説エピソードや努力論にも迫る!

3位にランクインしたのは00年の前田智徳選手でした。若い頃からレギュラーに定着し、成績を残してきた孤高の天才は、00年に自己最高年俸に2億1500万円となりました。怪我を抱えながらも天才的な打撃技術を見せました。

前田智徳の凄さが分かる名言!天才バッターの伝説エピソードから人生哲学まで!

4位は18年の丸佳浩選手。11年からレギュラーとして試合出場を続け、チームの優勝に大きく貢献した17年はMVPに輝き、年俸は2億1000万円になりました。迎えた18年も打率.309、39本塁打、97打点を記録し、2年連続のMVPを受賞しました。

丸佳浩の凄さが分かる名言・語録集!天才スラッガーの伝説エピソードから努力論まで

5位にランクインしたのは緒方孝市選手でした。95年からレギュラーに定着し、俊足を生かした広大な守備範囲を誇り、5年連続でゴールデングラブ賞を受賞しました。怪我により一時期レギュラーから外れますが、02年から再びレギュラーを務めて04年に自己最高の1億6500万円に達しました。

緒方孝市監督の凄さが分かる名言・語録集!人柄と魅力やリーダー論にも迫る!

 

私が思う最強の広島カープの歴代外野手は山本浩二(浩司)選手!

多くの名選手が誕生した広島カープの外野手ですが、歴代最強はミスター赤ヘルこと山本浩二(浩司)選手だと考えます。

ここで、山本浩二(浩司)選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:プロ野球選手
生年月日:1946年10月25日
身長:183cm
出身:広島県
最終学歴:法政大学
血液型:B型

1946年(昭和21年)10月25日生まれ、広島県広島市出身。廿日市高校から法政大学を経て、1968年のドラフト会議で1位指名を受けて地元の広島カープに入団しました。

プロ1年目から開幕スタメンに抜擢され、夏場以降はクリーンアップを務めることもありました。入団1年目から40歳で引退するまでセンターとレフトのレギュラーを務め続け、「ミスター赤ヘル」と呼ばれるようになりました。

プロ通算18年で2284試合に出場し、打率.290、536本塁打、1475打点を記録しました。打撃主要タイトルを全て獲得しており、首位打者1回、本塁打王4回、打点王3回、MVPにも2回輝きました。打撃だけでなく守備面でも活躍し、守備の名手に贈られるダイヤモンドグラブ賞を10年連続で受賞しており、通算10回の受賞回数と併せてセリーグの外野手記録となっています。

また、放った536本塁打は大学出身者としてプロ野球史上歴代最多記録、オールスターで記録した14本塁打も現在でも最多記録であり、日本プロ野球の歴史に名を残した広島出身の「ミスター赤ヘル」こと山本浩二(浩司)選手が広島カープ史上最強の外野手間違いなしです。

山本浩二監督の名言!成績・記録の凄さからリーダー論や人生哲学にも迫る!

 

広島カープの歴代外野手に関する豆知識

広島カープの外野手は名選手が多く、他球団に脅威を与えてきましたが、中でも90年代後半から00年代前半に形成されたレフト・金本知憲選手、センター・緒方孝市選手、ライト・前田智徳選手のトリオが挙げられます。

金本選手は東北福祉大学からドラフト4位で入団し、厳しいトレーニングを自らに課し、プロ3年目にレギュラー掴みました。

緒方選手は鳥栖高校からドラフト3位で入団し、プロ入り後にピッチャーから転向して、幾多の怪我を乗り越え、抜群の身体能力を武器にプロ9年目でレギュラーの座を手に入れました。

前田選手はドラフト4位で熊本工業高校から入団し、天才的なバットコントロールでプロ2年目からレギュラーとして起用されました。

トリプルスリーを達成する等安定した成績を残し続けた金本選手、広大な守備範囲と盗塁でチームを牽引した緒方選手、ハイアベレージを残してヒットを量産した前田選手の特徴の違う3人が、セリーグ他球団の投手陣を恐怖に陥れ、最強外野トリオとして広島カープファンの心に刻まれています。

 

 

まとめ

・広島カープの外野は同じ選手が複数の外野のポジションでレギュラーを務めている。

・ライトでは山崎選手と前田選手、センターでは山本浩二(浩司)選手や長嶋選手、レフトでは大和田選手と金本選手が長くレギュラーを務めた。

・歴代で一番年俸が高かったのは、2021年シーズンの鈴木誠也選手の3億1000万円。

・山本浩二(浩司)選手は首位打者1回、本塁打王4回、打点王を3回と獲得し、通算536本塁打を放った広島カープ歴代最強の外野手である。

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