1950年の球団創設以来。多くの名選手がプレーしてきた東京ヤクルトスワローズ。

今回はそんな燕軍団、東京ヤクルトスワローズの歴代ベストナインおよびベストオーダーを考察し、時代を超えた夢の最強スタメンを組んでみました。

球史に名を残す名選手が並ぶ夢のオーダーを是非ご覧ください。

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私が選ぶ東京ヤクルトスワローズの歴代ベストナイン！

ﾎﾟｼﾞｼｮﾝ	選手名	背番号	試合/登板	打率/防御率	本塁打/勝利	打点/奪三振	タイトル
ﾌｧｰｽﾄ	R.ペタジーニ	9	539	0.321	160	429	本塁打王②、打点王①、最高出塁率②、MVP①、ベストナイン④、ゴールデングラブ賞③
ｾｶﾝﾄﾞ	山田 哲人	23、1	1058	0.293	214	635	本塁打王①、盗塁王③、最高出塁率①、最多安打①、MVP①、ベストナイン⑤
ｻｰﾄﾞ	岩村 明憲	48、1	1091	0.253	192	601	ベストナイン②、ゴールデングラブ賞⑥
ｼｮｰﾄ	宮本 慎也	6	2162	0.282	62	578	ベストナイン①、ゴールデングラブ賞⑩
ﾗｲﾄ	W.バレンティン	4	1022	0.265	288	763	本塁打王③、打点王①、最高出塁率②、MVP①、ベストナイン②
ｾﾝﾀｰ	青木 宣親	23、1	1353	0.325	128	561	首位打者③、盗塁王①、最高出塁率②、最多安打②、新人王、ベストナイン⑦、ゴールデングラブ賞⑦
ﾚﾌﾄ	A.ラミレス	3	1394	0.278	232	813	本塁打王①、打点王②、最多安打②、ベストナイン②
ｷｬｯﾁｬｰ	古田 敦也	27	2008	0.294	217	1009	首位打者①、最多安打①、MVP②、ベストナイン⑨、ゴールデングラブ賞⑩、日本シリーズMVP②
ﾋﾟｯﾁｬｰ	金田 正一	34	814	2.34	353	4065	最多勝利③、最優秀防御率③、最多奪三振⑩、沢村賞③、ベストナイン③

※成績は東京ヤクルトスワローズでの通算成績。

東京ヤクルトスワローズの歴代最強のファーストはロベルト・ペタジーニ選手！

長打力のある選手が守りについてきたファーストですが、歴代最強は在籍４年で２回本塁打王を獲得したロベルト・ペタジーニ選手です。

スワローズでプレーした４年間で通算打率.321を記録し、160本のアーチを描きました。在籍したすべての年でベストナインを受賞して、01年にはMVPを獲得するなど相手投手陣に恐怖を与える４番打者でした。

日本人４番打者として90年代前半に活躍した広沢克己選手も候補の一人です。

 

東京ヤクルトスワローズの歴代最強のセカンドは山田哲人選手！

小技や守備力を武器にした選手が多く起用されたセカンドのポジションですが、歴代最強の選手は長打力と脚力を兼ね備えた山田哲人選手だと考えます。

平成生まれ初の本塁打王や史上初となる同一シーズンでの本塁打王と盗塁王の獲得、プロ野球史上唯一となるトリプルスリーを３回記録するなど新時代のスターとして球史に名を残しています。

バントや自己犠牲に長けた選手が多いセカンドのポジション像を変え、日本を代表する野手の一人です。

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東京ヤクルトスワローズの歴代最強のサードは岩村明憲選手！

「ホットコーナー」と呼ばれるサードで歴代最強の選手は、走攻守三拍子揃った岩村明憲選手です。

04年に44本塁打を記録した長打力に加え、00年に三塁打９本をマークした俊足とゴールデングラブ賞６回受賞の高い守備力を誇り、メジャーリーグに挑戦した歴代最強のサードです。

05年に実母が亡くなった日に実家に帰らず、プロとして試合に出場することを選び、その日の試合で２本の本塁打を記録した姿はスワローズファンの心に刻まれています。

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東京ヤクルトスワローズの歴代最強のショートは宮本慎也選手！

多くの選手が務めた東京ヤクルトスワローズのショートの歴代最強選手は、堅実な守備と確実性の高い打撃で活躍した宮本慎也選手です。

打撃面は01年に世界タイ記録となるシーズン67犠打を記録し、右打ち等の小技技術に長け、ショートのレギュラーとして出場した12年間で４度の打率３割超えを果たしています。守備面では巨人の坂本勇人選手をはじめ、多くのプロ野球選手が弟子入りを希望するほどの堅実な守備と安定したスローイングを武器にショートで６回、サードで４回ゴールデングラブ賞を獲得した名手です。

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「ブンブン丸」の愛称で親しまれ、宮本選手の前にショートのレギュラーを務め、90年代に５回30本塁打以上を記録した池山隆寛選手もスワローズを代表するショートの一人です。

 

東京ヤクルトスワローズの歴代最強のライトはウラディミール・バレンティン選手！

現・日本代表監督の稲葉篤紀選手や投手から転向してレギュラーを掴んだ雄平選手らが守ったライトで歴代最強の選手はウラディミール・バレンティン選手だと考えます。

11年に来日し、レフトのイメージが強いバレンティン選手ですが、来日から３シーズンはライトで起用されていました。

来日１年目から本塁打王を獲得し、３年目の13年には長らく破られていなかった王貞治選手のシーズン55本塁打を更新する60本塁打を記録しました。

 

東京ヤクルトスワローズの歴代最強のセンターは青木宣親選手！

外野の中心ポジションであるセンターの歴代最強選手は走攻守揃ったヒットメーカーである青木宣親選手です。

05年のプロ２年目からセンターのレギュラーに定着し、首位打者と最多安打に輝くと毎年安打を量産しました。11年オフにメジャーリーグに挑戦するまでセンターのレギュラーを務め、首位打者３回、最多安打２回を獲得しました。メジャーリーグから復帰後もセンターとレフトのレギュラーとして起用され、20年シーズン終了時点でプロ野球史上歴代最高打率に君臨しています。

強肩俊足を披露し、抜群の身体能力で90年代の黄金期を支えた飯田哲也選手も候補の一人です。

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東京ヤクルトスワローズの歴代最強のレフトはアレックス・ラミレス選手！

「小さな大打者」と言われた若松勉選手や本塁打王を獲得したドゥエイン・ホージー選手らが守ったレフトの歴代最強選手はアレックス・ラミレス選手ではないでしょうか。

来日１年目の01年から巨人に移籍する07年までレギュラーを務め、03年に本塁打王と打点王、最多安打のタイトルを獲得しました。

07年にも打点王と最多安打を獲得し、この年は外国人右打者として史上初となる200安打を達成しました。

 

東京ヤクルトスワローズの歴代最強のキャッチャーは古田敦也選手！

東京ヤクルトスワローズ歴代最強のキャッチャーは90年代黄金期の象徴とも言える古田敦也選手で間違いなしです。

プロ１年目から扇の要を務め、２年目には首位打者に輝きました。また、元々定評のあった守備面では抜群の捕球技術と強肩でゴールデングラブ賞を10回受賞しています。

大学と社会人を経てプロ入りした選手としては初の通算2000本安打達成やシーズンと日本シリーズでそれぞれ２回MVPを獲得するなど活躍し、野村克也監督が掲げた「ID野球」の申し子でした。

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東京ヤクルトスワローズの歴代最強のピッチャーは金田正一投手！

数々の名投手が素晴らしい活躍をしてきた東京ヤクルトスワローズのピッチャーで、歴代最強の投手は金田正一投手です。

当時の国鉄スワローズに在籍した在籍した15年で防御率2.34、353勝、344完投と現代野球では考えられない大記録を残しており、最多勝と最優秀防御率、沢村賞を３回受賞しています。巨人に移籍してからも勝利数を伸ばし、歴代最多となる通算400勝を記録していますが、そのほとんどがスワローズ時代に記録しているものでした。

他にも70年代に活躍した松岡弘投手、今年40歳を迎え長年先発ローテーションの一角をを担っている石川雅規投手、守護神として最優秀救援を４回獲得している高津臣吾投手など多くの名投手がいますが、金田投手の実績は飛び抜けています。

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東京ヤクルトスワローズの歴代最強の監督は野村克也監督！

89年オフにスワローズの監督に就任するとデータを重視した「ID野球」を掲げ、キャンプ中などは連日連夜のミーティングを重ね選手の意識改革をしました。主力選手のコンバートや古田選手をはじめとする若手の抜擢し、柔軟な選手起用でチーム力を上げていきました。また、前所属では成績が振るわなかった選手や出番に恵まれなかった選手たちを積極的に起用して活躍させた手腕は「野村再生工場」と呼ばれていました。

就任３年目の92年に優勝を果たすと翌年も優勝、95年と97年も優勝してそのうち３回日本一に導いています。在任９年で４回の優勝の実績だけでなく、球界に多くの知恵と理論、「ノムラの教え」を受けた指導者・選手が活躍していることも含めて歴代最強監督は「ノムさん」で間違いありません。

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私が組む歴代最強のベストオーダー！最強スタメンを考察！

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まとめ

・ファーストのペタジーニ選手、セカンドの山田哲人選手、ライトのバレンティン選手、レフトのラミレス選手の４人が本塁打王経験者である。

・バレンティン選手はシーズン本塁打記録保持者であり、ラミレス選手は史上初の外国人右打者としてシーズン200安打を記録している。

・センターの青木宣親選手は20年シーズン終了時点でプロ野球歴代最高の通算打率を記録している。

・ピッチャーの金田正一投手は通算400勝のうち353勝をスワローズで記録している。

・最強のベストオーダーは打撃主要タイトルホルダーがずらりと並ぶオーダーである。

 

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