【プロ野球】セリーグ2017個人成績タイトル一覧まとめ!選手プロフィールも整理
2017年もプロ野球のペナントレースが両リーグ共に終了しました。
ペナントレースが終了すると各チームの順位はもちろん各部門のタイトルが決まります。それぞれ応援しているチームのお気に入り選手が思い通りに活躍してくれれば嬉しいのですが、毎年継続して結果を出していくことが難しい世界だと感じさせれます。
そんな2017年のペナントレースセ・リーグの個人成績タイトルをまとめてみました。まだ日本シリーズがなどが残されていますが、今年を振り返る上では確認しやすい記事になっていると思います。ぜひ目を通して頂ければと思います。
セリーグ2017野手部門
それでは早速セ・リーグの2017野手部門から紹介していきます。
首位打者は横浜の宮崎敏郎選手!
2017年成績:打率.323、安打数155、本塁打数15、打点62、出塁率.377、盗塁0
生年月日:1988年12月12日
ドラフト年/順位:2012年/6位
経歴:厳木高・日本文理大・セガサミー
宮崎選手は社会人からプロ入りしました。
しかもドラフト順位は6位と下位での入団でした。もともと打撃には定評があり、パンチ力がありながら左右に打ちこなせる打撃が魅力的な選手でした。入団当初から1軍には出場していましたが、レギュラーを掴むまでは至っていませんでした。
2017年努力の甲斐もあり、シーズン序盤から主に三塁手として出場する機会が多くなり、ラミレス監督からも評価されレギュラーが定着しました。
一番の魅力はその勝負強さで、チャンスの時には状況に応じたバッティングができるのでここまでの高打率で、初のタイトル獲得となりました。
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本塁打王は中日のゲレーロ選手!
2017年成績:打率.279、安打数131、本塁打数35、打点86、出塁率.333、盗塁1
生年月日:1986年11月20日
ドラフト年/順位:1年目(日本球界)
経歴:ドジャース
中日の1年目の助っ人外国人選手です。2017年の中日は正直厳しい戦いとなりました。ですが、助っ人外国人1年目のゲレーロ選手がその持ち前の長打力を見せ本塁打数35本でタイトルを獲得しました。
元々キューバの選手でキューバの思い切ったスイングが日本でも対応できた成功者と言えます。これだけ活躍したわけですから、オフには多くの球団が獲得したいという動きも出ているようなので来季の去就も注目したいところですね!!
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打点王は横浜のロペス選手!
2017年成績:打率.301、安打数171、本塁打数30、打点105、出塁率.330、盗塁0
生年月日:1983年11月24日
ドラフト年/順位:5年目(日本球界)
経歴:マリナーズ・ロッキーズ・マーリンズ・インディアンス・ホワイトソックス・巨人
横浜の主軸選手ロペス選手が打点王を獲得しました。横浜の主砲筒香選手のクリーンナップでシーズン序盤は主に3番、途中から4番に座りました。シーズン終盤にはまた3番となりましたが筒香選手との3、4番の破壊力は他チームの投手陣からすれば怖い存在となっています。
巨人時代から日本の野球に対応ができる器用な選手で左右に柔軟な打力の持ち主です。シーズン序盤は筒香選手にホームランが出ずに破壊力にかけていた横浜打線を支えた選手と言ってよいと思います。
盗塁王は広島の田中広輔選手!
2017年成績:打率.290、安打数164、本塁打数8、打点60、出塁率.398、盗塁35
生年月日:1989年7月3日
ドラフト年/順位:2013年/3位
経歴:東海大相模高・東海大・JR東日本
今では広島に欠かせない核弾頭、田中広輔選手が盗塁王を獲得しました。主に1番を打つ選手で最多安打ももう少しという素晴らしい成績を残しました。
正直なところ田中広輔選手の足を持っていれば盗塁数35はまだまだ物足りないといったところも感じてしまいます。
2016年、2017年とリーグ連覇をした広島の強さの象徴といっても良いと思います。思い切りの打撃と走塁で今後も広島を支えてもらいたい選手です。
最多安打は2名で広島の丸佳浩選手と横浜のロペス選手!
丸選手
2017年成績:打率.308、安打数171、本塁打数23、打点92、出塁率.398、盗塁13
生年月日:1989年4月11日
ドラフト年/順位:2007年/3位(高校生ドラフト)
経歴:千葉経済大付高
ロペス選手
2017年成績:打率.301、安打数171、本塁打数30、打点105、出塁率.330、盗塁0
生年月日:1983年11月24日
ドラフト年/順位:5年目(日本球界)
経歴:マリナーズ・ロッキーズ・マーリンズ・インディアンス・ホワイトソックス・巨人
最後の最後まで最多安打のタイトルを争いました。両チームの主力打者、丸選手とロペス選手です。数字だけ見ると本当に打率、打点、本塁打それぞれの記録も素晴らしい成績ですね。
特に丸選手は、守備でもセンターという中心の守りでありながら打撃でもこれだけの数字を残しました。左打者でありながら左投手も苦にしないことが安打数、打率に反映していると思います。
また両者ともにクリーンナップということで打点数も多く勝負強さもあることを示しています。
最高出塁率は広島の田中広輔選手!
2017年成績:打率.290、安打数164、本塁打数8、打点60、出塁率.398、盗塁35
生年月日:1989年7月3日
ドラフト年/順位:2013年/3位
経歴:東海大相模高・東海大・JR東日本
最高出塁率は広島の田中広輔選手でした。盗塁王のタイトルに続く2つ目のタイトルです。出塁率が多いということは四死球も多いということになります。
四球についてはセ・リーグの強打者である筒香選手(横浜)、山田選手(ヤクルト)のついで3番目に多い89個でした。死球については1番多く15個と、厳しいところを責められていることがよく分かりますね。
それだけ相手チームからすると広島と対戦するときは、先頭打者である田中選手を塁に出したくないという数字がこの最高出塁率にも繋がっていると言えるのではないかと思います。
セリーグ2017投手部門
続いては投手部門を確認していきましょう。
最優秀防御率は巨人の菅野智之投手!
2017年成績:防御率1.59、勝利17、敗戦5、ホールドポイント0、セーブ0、勝率.773、奪三振171
生年月日:1989年10月11日
ドラフト年/順位:2012年/1位
経歴:東海大相模高・東海大
2017年の巨人の戦いは連敗などもあり、厳しい戦いとなりました。
ですが、その中でもエース投手の意地を見せてくれたのが菅野投手です。菅野投手が投げると打線が振るわないなんて言うことも言われていますが、基本的に相手チームもエースをぶつけてくることが多いので仕方ないことだと思います。
勝率も8割近くあり、安心できるエースを不動のものとしたシーズンでしたね。菅野投手と言えば、コントロールの素晴らしさが崩れないところだと思います。このままの勢いでさらなる球界を代表する先発投手として来期以降の活躍も期待したいですね。
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最多勝利は巨人の菅野智之投手!
2017年成績:防御率1.59、勝利17、敗戦5、ホールドポイント0、セーブ0、勝率.773、奪三振171
生年月日:1989年10月11日
ドラフト年/順位:2012年/1位
経歴:東海大相模高・東海大
最優秀防御率に続き、2つのタイトルを獲得しました。
しかも最多勝利のタイトルは初の獲得となりました。プロに入ってからも自身の最高の勝ち星となり、17勝でシーズンを終えました。先発投手であれば最多勝利は特に嬉しいタイトルと言えます。一番の勝ち星をチームに与えた先発投手ですからチームからの信頼もより厚いものになりますしね。
最近ではあまりいない20勝もできる投手だと思うので、近い将来20勝に到達して投手部門のタイトルをすべて奪っていくくらいの投球を見せてほしいですよね・・・(^'^)
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勝率第1位は広島の薮田和樹投手!
2017年成績:防御率2.58、勝利15、敗戦3、ホールドポイント6、セーブ0、勝率.833、奪三振115
生年月日:1992年8月7日
ドラフト年/順位:2014年/2位
経歴:岡山理大付高・亜細亜大
2017年の広島のエースに成長した薮田投手が勝率第1位に輝きました。広島と言えば安定した投手陣が多くいる印象ですが、その中でも3年目の薮田投手がでてきたことが安定した投手陣にさらなる厚みを増してくれました。勢いのあるストレートで打者をねじ伏せていくイメージがあります。
淡々と投げていくイメージですが、野手からの信頼も厚く負けない投手として成長しました。
高い勝率があるのは負けない投手と言えることにも繋がります。結果、敗戦が3で終えたのは首脳陣からしても安心して大舞台でも任せられる投手として成長したと言えるのではないかと思います。
最多セーブは阪神のドリス投手!
2017年成績:防御率2.71、勝利4、敗戦4、ホールドポイント9、セーブ37、勝率.500、奪三振85
生年月日:1988年1月10日
ドラフト年/順位:2年目
経歴:カブス・タイガース(日本球界)
2017年の阪神と言えばリリーフ投手が安定していました。この後の記録にも、ホールドポイントでも阪神投手がでていますが、抑えを主に任されたドリス投手が最多セーブのタイトルを獲得しました。
抑え投手と言えば力強いストレートと、落ちる球で三振を取れる投手ですが、まさにドリス投手がそれを演じてくれました。
まれに崩れてしまうところがあるので不安がないわけではないですが、調子のよい時のドリス投手は好打者でも連続して打たれてしまうことはあまりありません。2017年リーグ2位の立役者の1人と言ってよいと思います。
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最優秀中継ぎ投手は2人で阪神の桑原謙太朗投手とマテオ投手!
桑原投手
2017年成績:防御率1.51、勝利4、敗戦2、ホールドポイント43、セーブ0、勝率.667、奪三振63
生年月日:1985年10月29日
ドラフト年/順位:2007年/3位
経歴:津田学園高・奈良産大・横浜・オリックス
マテオ投手
2017年成績:防御率2.75、勝利7、敗戦4、ホールドポイント43、セーブ0、勝率.636、奪三振62
生年月日:1984年4月18日
ドラフト年/順位:2年目(日本球界)
経歴:カブス・パドレス
抑えのドリス投手に続き、2人の投手が阪神から最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。
阪神と言えばリリーフ陣が安定しているときは強いイメージがあります。かつてはJFK(ウィリアムス投手・藤川投手・久保田投手)と言われた3人のリリーフ陣がいました。2017年もそのような安定した3人が出てきたといっていいですよね。
主に7回は桑原投手、8回はマテオ投手、9回はドリス投手が投げてくるので、相手チームは6回までに1点でも多くとっているような試合展開を考えなくてはいけません。このリリーフ陣がいたことで、阪神としては試合を逆算できたこと2017年の戦い方の強みだったと思います。
最多奪三振は巨人のマイコラス投手!
2017年成績:防御率2.25、勝利14、敗戦8、ホールドポイント0、セーブ0、勝率.636、奪三振187
生年月日:1988年8月23日
ドラフト年/順位:3年目(日本球界)
経歴:パドレス・レンジャース
マイコラス投手は来日し3年目のシーズンを迎えました。
外国人投手ならではの長身から投げ下ろす角度のあるストレートと、落差のある変化球が持ち味で打者を打ち取っていきました。防御率も2.25と素晴らしい成績で、エースである菅野投手と同じように点をあまりとられない投手です。
一時期、奥様もテレビに出演する機会も多く美人奥様としても有名ですよね・・・(^^♪日本でこれだけ活躍できているのもあれだけ綺麗な奥様がサポートしているのからなのかも知れませんね。
まとめ
・2017年セ・リーグの各個人タイトルが出揃いました。やはりリーグ順位にも準じているような顔ぶれも多く打撃が持ち味の横浜では首位打者・打点・安打数などでタイトル獲得者がでました。
・球界のエースにもなりつつある巨人菅野投手が防御率、勝利数のタイトルを獲得しました。自身初の勝利数タイトルは17勝となり、20勝も目指せる投手として今後も期待したいですね。
・阪神のリリーフ陣の層の厚さを感じられるリリーフ陣のタイトル獲得となりました。セーブ王がドリス投手。最優秀中継ぎ投手が桑原投手とマテオ投手で安定したリリーフ陣がリーグ2位の原動力になりました。
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