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【センバツ2017】早稲田実業野球部メンバーと監督!注目選手は清宮幸太郎!

2017/03/18

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2017年もいよいよセンバツ高校野球大会の開幕が迫ってきました。
今年は東西で話題性の高いスラッガーがいます。

西のスラッガーは履正社の安田尚憲選手です。球界を代表する左打者の筒香選手(横浜)と似た雰囲気をもった選手で、飛ばす力においては群を抜いている打者です。

東のスラッガーといえば1年生の夏から甲子園で脚光を浴びた早稲田実業の清宮幸太郎選手です。1年の夏以来の甲子園出場が決まり、全国の高校野球ファンも楽しみにしているでしょう。そんな清宮幸太郎選手の所属する早稲田実業野球部メンバー、監督、清宮幸太郎選手についてまとめてみました!

2017年センバツの早稲田実業の戦いの見方も変わるかも知れませんよ。

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早稲田実業高校野球部メンバーは?

昨秋の試合のメンバーをみても大体1年生4~5人がスターティングメンバーで出場していました。期待値だけでなく現時点でもかなり実力の高い選手たちです。さすがに東京都の歴史ある名門高校野球部といったところでしょうか、選手層の厚さが違います。

通常ですと、高校野球の中ではレギュラーメンバーの中に下級生が2~3人くらいでているとチームとしてのバランスも良いと言われていたりもするので、若いチームといってよいかもしれませんね。

その中でも特に特徴ある選手を3名紹介します。

野村大樹選手

1人目は野村大樹選手です。入学した年から名門高校の4番を任されています。京都にある同志社中学の出身です。

中学時代は大阪福島リトルシニアに所属しU―15の日本代表にも選ばれた実績があります。身長は172cmとあまり高くないですが、体重が79㎏がっしりとした体格です。

打撃面についてはパンチ力があり、力強い打撃が魅了のスラッガーです。
清宮選手との3、4番は他校にとっては怖い存在になるでしょう。

雪山幹太選手

2人目は雪山幹太選手です。雪山選手も同じく関西出身で中学時代は神戸中央リトルシニアに所属しており、中学時代はエースで活躍していました。

早稲田実業野球部に入部し、内野手を希望していましたが、2016年夏の西東京大会敗退後、和泉監督から捕手への転向を命じられました。

元々投手ということもあり肩も強く、バッテリーとして投手の気持ちを考えながら配球を組み立てることができる捕手に成長しつつあります。
その結果、昨秋の東京大会優勝、明治神宮大会での準優勝の立役者となりました。打撃面でも5、6番を任され非凡なセンスを見せています。

中川広渡選手

3人目は中川広渡選手です。中川選手も関西出身で、名門ボーイズで有名な枚方ボーイズ出身です。昨秋は背番号18ながら主戦投手として任されていました。

選抜大会での背番号にも注目ですが、早稲田実業の投手陣の中心には変わりありません。まだまだ成長途中の投手ですが、大物の片鱗をみせつけています。

身長は173cm、体重80kgと投手として身長は高くないですが、どっしりとした下半身から力強いボールを投げ込みます。まだまだ伸びしろも十分、今後の更なる活躍が期待されます。

以上、3選手を取り上げましたが、他にも素晴らしい選手はたくさん揃っています。2017年春の時点で弱点があるとすれば、投手陣でしょう。一冬を超え中川選手がどこまで成長しているのか、また他の投手陣も成長して昨年以上の投球をしてくれるのを楽しみにしています。

 

監督は和泉実さん

早稲田実業野球部監督は和泉実さんです。1992年秋に監督に就任し、指揮をとっています。

高校は現在指揮をしている早稲田実業で、大学も早稲田大学です。高校時代は1978年に捕手として春夏連続で甲子園に出場しています。

監督としての成績は高校野球ファンであれば誰もが記憶する2006年夏ハンカチ王子「斎藤佑樹」投手を擁し、駒大苫小牧との決勝戦延長再試合を制し全国優勝を果たしました。和泉監督の指導方針として「選手の自主性を重んじる」ということがあるようです。

名門高校野球部だと最近では自主性という言葉を聞くようにはなりましたが、まだイメージとしてはガチガチで指導して常に厳しく指導している学校が多いように思えます。

現代の若者に合わせ選手を潰さず、可能性を無限に引き出す指導方法なのでしょう。そんな和泉監督だからこそ選手もついていっているのかもしれませんね。

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注目選手は清宮幸太郎選手!

全体的に能力が高い選手が多い早稲田実業ですが、なにはともあれ清宮幸太郎選手抜きでは語れないチームです。

2017年の高校生野手では一番の注目選手でしょう!

父はラグビー選手として活躍した清宮克幸さんです。父親の影響からなのか体格は高校生離れしており素晴らしいものがあります。

身長184cm、体重97kgと高校生離れした体格の持ち主です。

2015年1年生初めての夏、甲子園で高校野球ファンの注目を集める活躍をしました。打率は4割7分4厘、本塁打2本と1年生とは思えない成績を残しました。

その後も本塁打を重ね、2016年11月末の時点で78本と高校通算歴代ホームラン数ベスト10入りしています。2016年セリーグで本塁打、打点の二冠のタイトルを獲得した筒香選手(横浜)でさえ高校通算69本のホームラン数でした。

記録面では100本以上の記録を残した選手は神港学園(兵庫)山本大貴選手(2013年卒)ただ1人です。107本のホームラン数です。

清宮選手はまだまだ春、夏と多くの試合数が残されているので記録がどこまで伸びていくか楽しみなところです。100本の大台もそうですが、ぜひ1位の記録を塗り替えるところを3年生最後の夏、甲子園でみてみたいですね!

 

まとめ

・名門高校野球部ならではの選手層の厚さ、特に下級生で能力の高い選手が多く揃っており、勢いがつけばとまらない打線が特徴。

・和泉監督の「自主性を重んじる」指導方針のもと、選手が常に成長できる環境がある。チームとして、個としても総合的に高いレベルでの進化を遂げている。

・清宮選手の高校通算ホームラン数の記録更新に期待!!108本目のホームランを夏の全国大会甲子園で見せてくれるか??!!
 

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