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【ソフトボール】リード(離塁)が出来ない?盗塁が難しい理由を独特のルールから考える

2019/01/13

ソフトボールは野球によく似ていますが、細かい部分でルールの違いがあります。

経験者であればもちろんルールの細かい部分まで知っているとは思いますが、経験者でないとソフトボールってそうなんだ!と思うこともあることも多いことでしょう。その代表的なものとして、ランナーが出た場合にソフトボールはリードができません。

野球ではランナーのリードは当たり前ですよね。今回はそんなソフトボールのリード(盗塁)に関するルール等についてまとめてみました。盗塁が難しい理由についても考えてみたいと思いますので、ぜひ観戦する際などに参考にしてくださいね。

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ソフトボールではリード(離塁)が出来ないため盗塁が非常に難しい!リードに関するルールとは?

タイトルにも記載しているようにソフトボールはリードができません。野球の場合はランナーがでたらピッチャーがセットポジションに入ります。その時にリードをしてベースから離れるのが普通です。盗塁を試みる場合などはできるだけリードを大きくとり、投手の投球モーションを盗むようにします。

ですが、ソフトボールはそのリードをしてはいけないルールになっています。リードできるのは投手の手からボールが離れた時です。もし投手の投球の前にリードした場合には、塁審から指摘されアウトになってしまいます。

ソフトボールは野球より塁間が短いです。ですから見ているだけですと、盗塁は簡単にできそうと勘違いしますが、リードができないという点と、野球のように投手のモーションを盗んでいち早くスタートを切るというのができないので、盗塁は難しいとされています。

 

盗塁を成功させるポイントとは?

対戦するチーム同士のレベルが高くなればなるほど、盗塁が難しくなるのがソフトボールです。そのソフトボールで盗塁を成功させるうえで重要なのはまずは当たり前ですが、ランナーの走力です。俊足であることは絶対条件です。もちろん、捕手の肩の力を弱いに越したことはありません。

ですが、強いチームになればなるほどそれについてはあまり期待できません。ですので、盗塁する場合の作戦の一つとして行なわれる「ディレードスチール」という形でスタートをあえてワンテンポ遅らせるのも成功するポイントと言えます。

どういうことかというと、ランナーがいる場合は捕手は盗塁を警戒します。警戒するということは投手がボールを離す瞬間は、投手とランナーを見ています。ですので、投手が投げた瞬間にランナーがスタートを切っていなければ捕手は捕球に集中するんですね。

このことを利用して、あえてワンテンポスタートを遅らせると、盗塁がしやすくなるということです。こういった作戦を「ディレードスチール」といったりします。

また、このディレードスチールは打者が左打者のときの方が有効です。なぜかというと、1塁走者が走っているのが見えずらいことと、捕手が投げづらいということがあるからです。

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盗塁・リードに関する豆知識エピソード

ソフトボールでは普通にスチールすることは本当に難しいです。なかなか盗塁しているシーンをみる機会は野球ほど多くはないでしょう。

野球でも良く活用しますが、ランナー1、3塁で攻撃している場合などで、1塁ランナーがわざと1、2塁間で挟まれるようにして3塁ランナーをホームに返すようなダブルスチールは塁間が狭いだけにたまに見かけます

この様な場合は、捕手が2塁方面へ送球する際の偽投(投げる真似)に気を付けて3塁ランナーはスタートを切らなくてはいけません。1点を争う場面は使える作戦ですが、捕手の偽投(投げる真似)には気を付けましょう。

 

まとめ

・ソフトボールは野球と違いランナーのリードができません。投手が投球する際に手からボールが離れてからベースを離れることができます。

・ソフトボールで盗塁を成功させるカギはディレードスチールかも知れません。ワンテンポ送らせてスタートを切って捕手を油断させて塁を盗みます。

・もし投手が手からボールを離す前にベースを離れたら塁審からアウトを宣告されます。野球をやっていた人でソフトボールをやる場合は気を付けたいポイントです。

 

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