「プロ野球の元旦」とも言われる２月１日のキャンプインが近づいています。各チームは前年シーズン終了後から翌年に向けてのチーム編成を進め、準備を整えてきました。

２月下旬頃までのキャンプを経て、期待のルーキーや移籍選手、新外国人などの新戦力の実力を見極める実戦の場としてオープン戦が行われます。

結論から申し上げると、DAZNの無料サービス期間を利用するのが断然オススメです。

 

今回は、オープン戦の中継を無料でネット視聴する方法をいくつかご紹介するとともに、「DAZN」と「スカパー」のサービスを徹底比較していきます。

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プロ野球のオープン戦の中継はどこで視聴可能？

まずは、オープン戦が視聴できる動画配信サービスを確認しましょう。

	DAZN（ﾀﾞｿﾞｰﾝ）	RakutenTV	パリーグTV	スカパー！プロ野球セット
無料期間	１ヶ月	31日間	なし	なし
月額料金	980円	690円	950円	3,685円
	（docomo利用者）	（月額プラン）	（各球団ファンクラブ会員）
	1,750円	5,500円	1,450円
	（docomo利用者以外）	（年額プラン）	（通常料金）
視聴可能な試合（主催試合視聴可：〇、視聴不可：×）	〇巨人	×巨人	×巨人	〇巨人
	〇DeNA	×DeNA	×DeNA	〇DeNA
	〇阪神	×阪神	×阪神	〇阪神
	×広島	×広島	×広島	〇広島
	〇中日	×中日	×中日	〇中日
	×ヤクルト	×ヤクルト	×ヤクルト	〇ヤクルト
	〇西武	〇西武	〇西武	〇西武
	〇ソフトバンク	〇ソフトバンク	〇ソフトバンク	〇ソフトバンク
	〇楽天	〇楽天	〇楽天	〇楽天
	〇ロッテ	〇ロッテ	〇ロッテ	〇ロッテ
	〇日本ハム	〇日本ハム	〇日本ハム	〇日本ハム
	〇オリックス	〇オリックス	〇オリックス	〇オリックス
視聴可能な機器	〇ＰＣ	〇ＰＣ	〇ＰＣ	〇ＰＣ
	〇スマホ	〇スマホ	〇スマホ	〇スマホ
	〇タブレット	〇タブレット	〇タブレット	〇タブレット
	〇ＴＶ	〇ＴＶ	△ＴＶ	〇ＴＶ
見逃し配信	あり	あり	あり	一部あり
その他の特徴	野球以外のスポーツも観戦可能	オフシーズン限定番組を多数配信	交流戦のみ巨人と阪神の主催試合も視聴可能	プロ野球の全球団全試合視聴可能
公式サイト	DAZN	RakutenTV	パ・リーグLIVE	スカパー！プロ野球セット

上記４つのサービスでオープン戦が視聴できますが、全てのオープンが視聴できるサービスは「スカパー！プロ野球セット」だけです。全ての試合を観戦したいという方はプロ野球セットの契約をおすすめします。

 

「DAZN」では10球団、「RakutenTV」と「パリーグTV」はパリーグ球団主催試合のみ視聴できます。

 

「DAZN」と「スカパー」における2020年のオープン戦の視聴可否について、実際の試合日程で比べてみましょう。

 

DAZNとスカパーで視聴できるオープン戦一覧まとめ

球団名	日付	対戦相手	DAZN（ﾀﾞｿﾞｰﾝ）	スカパー！プロ野球セット
巨人	2/16	DeNA	○	○
	2/23	楽天	○	○
	2/24	広島	○	○
	2/29	ヤクルト	○	○
	3/1	ヤクルト	○	○
	3/13	楽天	○	○
	3/14	楽天	○	○
	3/15	楽天	○	○
DeNA	2/22	楽天	○	○
	3/7	ソフトバンク	○	○
	3/8	ソフトバンク	○	○
	3/10	阪神	○	○
	3/11	広島	○	○
阪神	3/4	広島	○	○
	3/6	日本ハム	○	○
	3/7	日本ハム	○	○
	3/8	巨人	○	○
	3/13	オリックス	○	○
広島	2/23	阪神	×	○
	3/6	西武	×	○
	3/7	西武	×	○
	3/8	西武	×	○
	3/15	ソフトバンク	×	○
中日	2/22	阪神	○	○
	2/23	DeNA	○	○
	2/24	楽天	○	○
	2/29	広島	○	○
	3/1	広島	○	○
	3/3	西武	○	○
	3/4	西武	○	○
	3/13	ロッテ	○	○
	3/15	ロッテ	○	○
ヤクルト	2/22	広島	×	○
	2/24	阪神	×	○
	3/7	ロッテ	×	○
	3/8	ロッテ	×	○
	3/10	広島	×	○
	3/11	阪神	×	○
西武	2/29	DeNA	○	○
	3/1	DeNA	○	○
	3/13	ヤクルト	○	○
	3/14	ヤクルト	○	○
	3/15	ヤクルト	○	○
ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	2/29	阪神	○	○
	3/1	阪神	○	○
	3/3	ヤクルト	○	○
	3/4	ヤクルト	○	○
	3/5	ヤクルト	○	○
	3/10	巨人	○	○
	3/11	巨人	○	○
	3/13	広島	○	○
	3/14	広島	○	○
楽天	3/3	DeNA	○	○
	3/4	DeNA	○	○
	3/5	DeNA	○	○
	3/6	中日	○	○
	3/7	中日	○	○
	3/8	中日	○	○
	3/10	西武	○	○
	3/11	西武	○	○
ロッテ	2/29	楽天	○	○
	3/1	楽天	○	○
	3/10	日本ハム	○	○
	3/11	日本ハム	○	○
日本ハム	2/22	巨人	○	○
	2/23	ヤクルト	○	○
	2/24	DeNA	○	○
	2/29	オリックス	○	○
	3/1	オリックス	○	○
	3/3	巨人	○	○
	3/4	巨人	○	○
	3/13	DeNA	○	○
	3/14	DeNA	○	○
	3/15	DeNA	○	○
オリックス	2/23	ソフトバンク	○	○
	3/3	ロッテ	○	○
	3/4	ロッテ	○	○
	3/5	ロッテ	○	○
	3/6	巨人	○	○
	3/7	巨人	○	○
	3/8	日本ハム	○	○
	3/10	中日	○	○
	3/11	中日	○	○
	3/14	阪神	○	○
	3/15	阪神	○	○

まだオープン戦の中継について情報が出揃っていませんが、昨シーズンの中継状況と2020年１月時点で判明している中継情報を基にすると上記の表が想定されます（赤丸は情報あり）。「DAZN」ではヤクルトと広島主催試合以外が視聴でき、「スカパー」では全試合が視聴できます。

2019年はオープン戦期間中に「DAZN」がそれまで中継していなかった巨人の放映権を獲得し、終盤の巨人主催のオープン戦の中継が実現しました。2020年１月時点で今シーズンの放映権についてアナウンスは出ていませんが、放映権獲得状況により中継カードの増減があるかもしれません。

 

DAZNでオープン戦の中継を視聴するメリット・デメリット

DAZNでオープン戦の中継を視聴するメリットは？

DAZNでオープン戦の中継を視聴するデメリットは？

「DAZN」は無料期間が１か月設定されています。２月下旬から３月中旬に行われるオープン戦期間中はほぼカバーできますが、広島とヤクルトの主催試合が視聴できません。

 

スカパーでオープン戦の中継を視聴するメリット・デメリット

スカパーでオープン戦の中継を視聴するメリットは？

スカパーでオープン戦の中継を視聴するデメリットは？

 

月額料金は「DAZN」と比べると高額になりますが、球団によってはキャンプ中継を視聴することもできサービス内容は充実しています。無料期間が設定されておらず、シーズン中より試合数が少ないにも関わらず料金は変わらないため割高に感じる可能性があります。

 

その他に無料でオープン戦が視聴できるサービスまとめ

－横浜DeNAベイスターズの主催試合は「ニコニコプロ野球チャンネル」でも無料視聴が可能！

 

ベイスターズの主催試合は公式戦だけでなくオープン戦も「ニコニコプロ野球チャンネル」で視聴することができます。ニコニコ動画のアカウント登録を行えば視聴が可能になり、リアルタイムでコメントを書き込みことができ、配球や判定について他のユーザーとリアルタイムで意見交換をしながら視聴することができます。しかし、視聴者数が増加すると有料会員が優先され、無料会員は視聴を継続できなくなる可能性があります。

 

ヤクルトスワローズの主催試合は「FOD」でも無料視聴が可能！

 

「FOD」ではシーズン中のヤクルトスワローズの主催試合を全て配信していますが、オープン戦も配信しています。無料期間が１か月設けられており、この期間のヤクルト主催のオープン戦は無料視聴が可能です。
他にもフジテレビ系列のドラマやバラエティ番組の視聴も可能なため、無料期間中に楽しめる番組は多いのではないでしょうか。

 

巨人戦の主催試合は「hulu」では無料視聴が不可

「hulu」では2017年から巨人主催試合の配信が始まり視聴が可能になりましたが、公式戦のみの配信でオープン戦の配信は行っていません。２週間の無料期間が設けられており、巨人主催の公式戦の他に日本テレビ系のドラマやアニメ、バラエティ番組を中心に配信されており、野球以外にも楽しめる番組が揃っています。

巨人主催のオープン戦を視聴するには「ジャイアンツLIVEストリーム」への登録が必要になり、こちらは月額1,500円の有料配信サービスです。

 

オープン戦は地上波では放送されている？

オープン戦の地上波中継は限られた試合しか放送されません。オープン戦は通常の本拠地での開催だけでなく、地方球場で開催されることが多くあり、その試合が開催されている地方局で中継される可能性があります。

しかし、シーズンに比べると圧倒的に少ないオープン戦のさらに限られた試合数の中継になるため、ほとんど視聴することができないと思ったほうがよいです。

 

オープン戦を視聴する上でのワンポイントアドバイス

オープン戦では各球団とも、序盤は期待の若手や話題の新戦力の実戦でのプレーを確認することが多いです。

今年ならロッテの佐々木朗希投手やヤクルトの奥川恭伸投手の登板やメジャーでの実績十分なオリックスのアダム・ジョーンズ選手のバッティングなど、チェックしておきたい選手のプレーが確認できる機会があります。

無料で視聴できるサービスを活用して、新入団選手のプレーを確認してみてはいかがでしょうか。

 

プロ野球のオープン戦の中継を無料でネット視聴するならDAZN！

これまでいくつか無料でオープン戦を視聴できる配信サービスをご紹介しましたが、無料期間が１か月設けられており、10球団の主催試合が視聴できる「DAZN」が最もおすすめできる配信サービスです。2020年は２月16日の巨人-DeNA戦を皮切りに３月15日まで行われるオープン戦を丸ごと無料期間内で楽しむことが可能です。

「スカパー」では全てのオープン戦を視聴することができますが、月額料金が発生するため、無料でより多くの試合を視聴できる「DAZN」でプロ野球のオープン戦を楽しむことをおすすめします。

 

まとめ（結論）

・「DAZN」は10球団の主催試合、「スカパー！プロ野球セット」は全球団の主催試合が視聴可能ですが、１か月の無料期間が設定されている「DAZN」ではオープン戦が丸ごと無料で視聴可能です。

・パリーグ主催試合だけで良いという方は無料期間が31日設定されている「RakutenTV」への加入、特定球団（ベイスターズ、スワローズ）のみの主催試合で良いという方は「ニコニコプロ野球チャンネル」や「FOD」への登録・加入で無料視聴が可能です。

・2020年の放映権については情報が出ていませんが、「DAZN」の放映権獲得状況によっては視聴できる試合数が増減される可能性があります。

 

シーズン開幕まで待ちきれない方は一番多くオープン戦を無料視聴できる「DAZN」へ加入し、新シーズンに向けて各球団の戦力チェックや戦い方を確認して、2020年もプロ野球を楽しみましょう！

-動画配信サービス