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真中満監督の成績や年俸は?采配評価や家族情報も!

2017/06/29

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可愛らしい球団マスコット「つば九郎」と都内の野外球場が大人気のヤクルトスワローズ。最近ではトリプルスリーの山田選手やホームラン王を獲得した事もあるバレンティン選手の活躍が話題なりますよね。

そんなヤクルトスワローズを率いているのが真中満監督です。名コーチとして活躍し43歳の若さで監督に就任して、1年目で見事チームをリーグ優勝に導きました。ファンの間で真中監督の姿がかわいいと話題になることもあります。

今回はそんな真中満監督の現役時代の成績や年俸、そして監督としての采配評価やご家族の情報についてお伝えします。

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真中満監督の現役時代の成績や現在の年俸は?

まずは、簡単にプロフィールを確認していきましょう。

真中満監督のプロフィール

生年月日:1971年1月6日
ポジション:外野手
出身学校:日本大学
出身チーム:ヤクルトスワローズ
監督経歴:ヤクルトスワローズ

小学生の時に野球を始めた真中監督は高校3年生の時にはレギュラーで3番打ち甲子園に出場するほどの実力を持っていました。高校卒業後は日本大学経済学部に進学します。大学でも野球部に入部した真中監督は4年生の時に打点王、リーグ最高打率と2冠をとり大活躍しました。4年間の間に4度もベストナインを獲得し、1992年にドラフト3位でヤクルトに入団を決めプロ入りしたのです。

続いて年俸、成績を見ていきます。

成績及び年俸

年度 打率 本塁打 打点 年俸(万円)
1993 273 0 1 750
1994 329 1 6 750
1995 214 1 13 1300
1996 333 0 0 1860
1997 338 3 19 1560
1998 275 5 27 3500
1999 308 7 46 5450
2000 279 9 41 8450
2001 312 7 36 8450
2002 248 4 25 1億2200
2003 293 6 48 1億2000
2004 272 4 20 1億0000
2005 302 5 28 7000
2006 238 1 15 7000
2007 319 1 10 5000
2008 71 0 0 6000

 

真中監督は1998年に初めて規定打席に到達しました。レギュラーとして活躍して着実に年俸をあげていきます。規定打席に到達した後、代打の真中として日本シリーズ優勝にも大きく貢献した2001年に自身の最高打率となる.312を樹立しました。

その翌年に自身最高年俸1億2200万円を記録します。こうしてみると入団してから引退までコンスタントに活躍したいたということがよく分かりますね。

獲得タイトル

●日本シリーズ優秀選手賞:1回 (2001年)

現役時代にイケメン選手、代打の切り札として活躍した真中監督。

真中監督が入団した当時のヤクルトは名将野村克也監督率いる黄金時代でした。レギュラー争いをしていた選手が故障で戦線離脱する事が多くなり、1998年からレギュラーとしてライト、センターを守りますま。その後レギュラーからは外れるも、代打で打席に立てばヒットを出してくれる「代打の神様」と呼ばれ活躍しました。

2001年には代打打率4割越えでチームの日本一に貢献し、日本シリーズ優秀選手賞を受賞しました。

代打については以下のとおり、素晴らしい記録ですよね。その当時野村監督は真中監督の事を誰よりも練習する選手だと一目置いていたそうです。彼はプロ入り後も常に努力を重ね、レギュラー時代も、選手生活の晩年も華々しい活躍をみせた選手です。

●シーズン代打回数1位(98回)

●シーズン代打安打数1位(31安打)

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真中満監督の采配に対する評価は?

引退後、ヤクルトの二軍打撃コーチ、二軍監督、一軍打撃コーチを務めました。名コーチとして指導を行い、実績を積み重ねて一軍監督に就任した真中監督。チームをリーグ優勝に導いた彼の監督としての采配は概ねいい采配だと高評価です。ではその理由についてお伝えしていきますね。

1.選手、コーチの自主性を重んじる

二軍監督時代から真中監督は自分で克服したことこそが一番の強みになるという考えのもと指導しています。選手たちにはコーチの指示は待たずチャレンジして欲しいと伝えていいます。それはコーチに対しても同じです。コーチたちは選手の自主性を重んじるとともに、監督の采配に対して従うのではなく自身の意見を常に持ち、監督に意見述べるよう言われています。コーチの意見を聞き、監督の想いをみんなで共有することで次の試合はより良い采配ができ、更にチームの一体感にも繋がります。

2.攻撃型の采配

真中監督は攻撃型の試合展開をします。これがはまった時にはどのチームも手が出せないほど強いです!

攻撃型のチームづくりとして攻撃型の2番打者を起用しました。2番打者のイメージとしてバントを多くする繋ぎの役割が一般ですが、ヤクルトの2番は強打者の川端選手です。この事で1番から最強打者が揃うので相手投手にとって大きなプレッシャーですね。川端選手が小技ではなく粘ってヒットやホームランを狙うことで相手投手を疲れさせる事もできますし、2番が打てば大きな得点獲得にも繋がります。

3.頑固な真中采配

真中監督はチームの調子が良い時でも悪い時でも采配は一貫しています。ですから打順は殆ど変えませんし、戦法もぶれません。芯の通った監督の采配に選手たちも安心してついていく事ができます。しかし負けていてもなかなかオーダーや投手を変えない監督に、もやもやするファンも中にはいるようです。確かに頑固に選手を信じ、自分の信念をつらぬく姿はかっこいいですが臨機応変というのもまた大切ですもんね。今後監督として経験を積み重ねる中で、それも改善されてくるのではないでしょうか。

以上が、真中監督の采配が評価されている点です。

ポリシーをしっかり持った監督というのが素晴らしいですよね。まだ就任3年目ですので、経験を積めばきっと名将と呼ばれる監督になれると思います。

 

気になる家族情報について

現役時代にイケメン選手として人気があり、人柄も温厚そうな真中監督のご家族の情報をお伝えしていきます。

真中監督はご結婚されていて、奥様は1歳下の真中美奈さんという方だそうです。一般の方でお顔は公表していませんが、面白い人だとよく言われています。なにが面白いかまでの情報はなく気になりますね笑

お子さんは3人で息子さんが2人と娘さんが1人いらっしゃいます。

ご長男は高校3年間野球部に所属していました。その時のエピソードでベンチ入りで最後の試合を終えた息子さんに真中監督は、3年間レギュラーに入れないのに早起きして練習をし、チームのために頑張った息子の努力を労ったという話があります。

息子さんにとっては父親が元プロ野球選手できっとプレッシャーに感じることが多かったと思います。それだけに真中監督の言葉はとても心に響く嬉しいものだったのではないでしょうか。監督としてだけではなく父親としても立派なんですね。

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豆知識エピソード

ドラフト会議でガッツポーズ!

2015年のドラフト会議で明治大学の高山俊選手を阪神・金本監督と共に1位指名した真中監督。

引いたくじを先に開けドラフトのマークがあり大きくガッツポーズをしました。高山選手にも「慣れ親しんだ神宮球場だと思いますので、一緒にヤクルトでプレイしましょう。頑張りましょう」とコメントし、テレビ中継でも高山選手はヤクルトと中継された数分後、実はそれは真中監督の見間違いで交渉権は阪神にあったことが発覚しました。

真中監督はこの一連の出来事に落ち込んでいたようですが、チーム内では笑い話になってみんなの緊張が解けたと感謝されたそうです。笑い話になったのも真中監督の人柄ですかね。

ドラフトの珍事件、ほっこりするエピソードです。

 

まとめ

・現役時代はレギュラーで活躍した後、代打の神様と呼ばれ現役生活の晩年まで活躍した。

・現役時代の最高年俸は1億2200万円、最高打率は.312である。

・真中監督は選手の自主性を重んじている。そして攻撃型のチーム作りをし、頑固でぶれない采配で高評価である。

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