アメリカ(メジャー)野球殿堂入りの条件や基準は?受賞する特典とメリットについても
アメリカは野球の発祥の地と言われています。長い歴史があるだけに多くの方が、アメリカメジャーリーグに貢献してきました。
世界的に名を遺す名プレーヤーや野球に関わりその発展に大きく携わった人物など様々です。過去の歴史があって今のメジャーリーグに繋がってきています。日本でも野球殿堂があるようにアメリカ(メジャー)でも野球殿堂が存在しています。今回そのアメリカ(メジャー)野球殿堂入りについてまとめてみました。
メジャーリーグの歴史を見る上で参考にして頂ければと思います。
アメリカ(メジャー)野球殿堂入りとは?
アメリカの野球界の歴史の中で偉大な業績を残した人物やその発展に大きく寄与した人物に与えられるのが野球殿堂入りとなります。
表彰者はアメリカニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂博物館のギャラリーにレリーフが飾られるようになっています。野球殿堂入りの表彰は1936年からはじまり現在まで323人が表彰されています。
日本野球殿堂の場合は東京ドームにある野球博物館内で同じようにレリーフとして飾られるので同じようなものとなっています。
条件や基準はどうなっている?
アメリカメジャーの長い歴史の中で限られた人物しか野球殿堂入りを果たすことができません。
その条件というのがメジャーリーグで10年以上プレーした選手のうち引退後5年以上経過した選手となっています。そこから選考された選手は全米野球記者協会(BBWAA)の適正審査委員会で候補者とするかが議論されます。
そこで候補者として認められれば可否の投票にかけられます。投票についてはBBWAAに10年以上所属している記者に投票資格が与えられ通常25人から40人の候補者のうち最大10人までの名前を書いて投票します。そこで得票率75%以上の候補者が殿堂入りという形になります。
選考対象となる条件は最初に記載した10年以上のプレーと引退後5年が経過することが条件にはなっていますが、これは絶対ではありません。
過去に3件の例外があり1939年引退後に殿堂入りしたルー・ゲーリック、現役中に不慮の事故で急逝し、その翌年に殿堂入りしたロベルト・クレメンテ、現役生活9年で引退したアディ・ジョスの例外があります。
その他にも、ベテランズ委員会というものがあり、現役引退から15年以内にBBWAAで選ばれない場合にはベテランズ委員会が選手の審査をはじめます。ベテランズ委員会は4つの時代に区分し監督、コーチ、審判、発展貢献者それぞれで投票を行なっています。
受賞する特典やメリットについて
アメリカ(メジャー)野球殿堂入りを果たすことで賞金はあるようです。しかしそこに至るまでプレーヤーや野球界に大きく関わった方々なわけですから賞金自体が大きな特典とは言えないと思います。やはり一番は名誉ではないでしょうか!?
名誉なことの点で言えばアメリカの野球博物館で自分のレリーフが飾られることだと思います。
自分が行なってきた功績を称えてくれて、それを後世にまで繋げてくれるものが形として残せるというのは一番のメリットになります。
まとめ
・アメリカ(メジャー)野球殿堂入りは1936年からはじまり現在までで323人が受賞しています。その多くはプレーヤーとして影響力の高いことが称えられての受賞となっています。
・基本的にはメジャーでの現役生活が10年以上、引退後5年が経過した選手が対象となり選考されるようになっています。ですがそれに満たない例外も3件あります。
・アメリカ(メジャー)野球殿堂入りの最大のメリットはその名誉になります。後世に自分の野球に関わってきた歴史を繋いでいくことができるからです。
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