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【高校野球】監督の年収や給料!公立・私立で待遇に違いはあるの?

2017/08/13

a0001_007028_m野球が好きな方は学生時代に野球をやってきた方が多い思います。中学、高校、大学、社会人になるにつれて道が狭くなります。高校、大学で野球をやめて指導者の道を考える人も少なくないのではないでしょか!?

ですが、なりたくても誰もがすぐに高校野球の監督になれるわけではありません。高校には私立、公立がありますが、どちらを選ぶかにもよっても違いがでてきます。今回はそんな高校野球の監督について、年収や給料などについて調べてみました。高校野球ファンの方には面白い情報になると思います!!

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高校野球監督の年収や給料について

高校には私立、公立の2種類があります。それぞれ年収や給与も変わってきます。高校野球で強いと言われているのは明らかに私立高校ですね。全国的に高校野球の名門と言われている横浜高校、大阪桐蔭高校、早稲田実業高校、日大三校、明徳義塾高校、智辯和歌山などは全て私立高校です。その他にも強豪校と言われるところはほぼ私立高校と言ってよいでしょう。

そのように私立は公立と違い、クラブ活動に力を入れられる環境を整えたりしています。その1つとして野球部の指導者なども力のある監督を呼び寄せたり、中学生を集めるための動きなどをとりやすくしているんです。

したがって私立高校の監督は強い学校ほど学校の知名度も挙げて人気校にしてくれるので年収や給料も高くなると言われています。私立高校で強豪校の野球部監督は年収1000万ほど貰っているという話も出ていました。明確な情報ではないですが、強豪校であれば1000万前後貰っていてもおかしくないと言えます。また、甲子園の常連になれば更にもう少しもらえるというような情報もあります。

公立高校の監督は学校の教職をしながら野球部監督を務めているというケースが多いです。公立校は県立、市立などが主にあります。経営が県や市となります。ですから、形式は公務員と同様になるので給与も監督をしているからと言って高くなるわけではありません。一般的に年収600万くらいと言われています。

 

公立・私立で待遇に違いはあるの?

ここでは公立・私立での待遇著の違いを紹介します。

公立高校の待遇

公立高校の監督の待遇は大きく分けて公務員に該当します。ですから、野球部監督だからと言って特別な待遇を受けることは原則ありません。もしあった場合には学校やその監督も罰則を受ける場合があります。ですから、他の教職員と同じような立場や収入と同じとなります。

私立高校の待遇

私立高校は公立高校と違いそれぞれ、経営者が学校法人を設立している学校です。ですから入学金、授業料から公立校とは大きく違います。私立高校は学校の知名度をあげることにより人気を高め、多くの若者に入りたいと思ってもらえるような学校にしていかなければ継続していきません。

ですから、私立高校は何かに特化させていく必要があります。そして野球部を強豪校にして甲子園常連、甲子園で優勝などをするとその学校で野球をしたい生徒が自然に集まりやすくなります。

結果として指導者にも良い待遇をして、強くしてもらおうとしている学校が多く出てくるんですね。年収なども大きな差があり強豪校監督は高くなっていたり、さらには車などが提供されることもあるようです。その他に、甲子園出場や甲子園優勝などすると特別ボーナスなどがでる学校もあるようですが、あくまでもアマチュア野球なのでその辺りは公表されてはいません。

このように、公立高校・私立高校を見比べると待遇の違いは明らかです。私立高校でも強豪校でなく野球に力を入れていない学校であれば公立高校監督と同様に考えてよいでしょう。私立高校強豪校の監督は待遇面は良いと思いますが、その分結果がでなければ長くは続けることができません。すぐに結果が出る見込みがなければ、退かなくてはいけなくなる場合もよくあります。

どちらが良いかというのは一概に言えませんが、私立の強豪校の監督になるには実績なども必要になるのでアマチュア野球での功績や母校で選手時代に影響力を与えた方がなるケースが多いです。

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監督に関する豆知識エピソード

高校野球の監督になると高校生という1番青春を楽しみたい時代の生徒を、3年間指導することになります。野球に対しての指導はもちろんですが、どの監督も野球を通じた人間形成を重要視している方が多いです。ですから、野球以外に学校周辺のゴミ拾いやボランティアなどにも参加させる学校もあります。

ですが、勝つことだけに執着した監督もいます。明徳義塾監督の馬淵監督です。現在も監督をしていますが、あの松井秀喜選手率いる星稜高校との甲子園での試合では、松井秀喜選手を5打席連続敬遠の指示をしました。ランナーがいなくても敬遠です。否定するわけではないですが、学校の方針、監督の考え方でこのようなことがおきました。いまだに記憶残っているファンも多いことでしょう。

勝負の世界なので勝ち負けは重要ですが、監督、学校の考え、指導方法により戦いも変わってくることを感じさせた一戦でした。

 

以上、高校野球の監督について見てきましたが、高校野球の監督になるには私立であれば呼び寄せられる実力があったり、公立であれば基本的には教員であったりすることが求められます。そうはいっても、監督という立場でなくとも野球関係で仕事をしたいと思われる方も多いですよね。

球団職員という働き方も人気があります。特に体育会系の方で野球関係で働いてみたい!という方は是非合わせてチェックしてみて下さいね。

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まとめ

・私立の強豪校監督の待遇はかなり良い・・・!?

・公立高校野球部監督は公務員と同様で、特別待遇は野球部監督でもない!!

・学校、監督の考え方により選手の指導方法に差がでるのは事実。高校でも野球をしようと考えている中学生は高校を選ぶ際に監督の特徴をみてみるのも選択の1つ!!
 

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