仙台で誕生し、東北の人々に勇気を与え続けている東北楽天ゴールデンイーグルス。

今回はそんな東北楽天ゴールデンイーグルスの指名打者を務めた歴代選手の成績や最高年俸等について調査し、東北楽天ゴールデンイーグルス史上歴代最強の指名打者についてまとめてみました。

バット１本でチームを勝利に導くために奮闘した選手たちを振り返っていきましょう!!

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代指名打者一覧まとめ！

まずは球団が創設された2005年以降で、そのシーズンの主に指名打者を務めた選手を一覧にしてみました。

年	選手名	背番号	試合数	打率	本塁打	打点	タイトル
2005	山﨑 武司	7	118	0.266	25	65
2006	山﨑 武司	7	122	0.241	19	67
2007	山﨑 武司	7	141	0.261	43	108	本塁打王、打点王、ベストナイン
2008	山﨑 武司	7	142	0.276	26	80
2009	山﨑 武司	7	142	0.246	39	107	ベストナイン
2010	山﨑 武司	7	141	0.239	28	93
2011	山﨑 武司	7	102	0.229	11	48
2012	ガルシア	50	77	0.227	7	30
2013	ｼﾞｮｰﾝｽﾞ	25	143	0.243	26	94
2014	ｼﾞｮｰﾝｽﾞ	25	138	0.221	24	71
2015	ペーニャ	42	125	0.268	17	40
2016	ｳｨｰﾗｰ	40	140	0.265	27	88
2017	アマダー	49	121	0.237	23	65
2018	ｳｨｰﾗｰ	40	106	0.269	15	58
2019	ﾌﾞﾗｯｼｭ	69	128	0.261	33	95
2020	ロメロ	99、9	103	0.272	24	63
2021	ﾃﾞｨｸｿﾝ	9	38	0.167	4	15
2022	銀次	33	83	0.261	0	26
2023	島内 宏明	35	104	0.236	7	38
2024	フランコ	23	68	0.218	8	30
2025	ボイト	9	67	0.300	13	39

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代指名打者年俸ランキング！歴代最高年俸はアンドリュー・ジョーンズ選手選手の４億円！

ここでは東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代指名打者を年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績は指名打者のレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位	年度	選手名	年俸	打率	試合
1	2014	A.ジョーンズ	４億0000万円	0.221	138
2	2010	山﨑 武司	２億5000万円	0.239	141
3	2018	Z.ウィーラー	２億0000万円	0.269	106
4	2019	J.ブラッシュ	１億2000万円	0.261	128
4	2023	島内 宏明	１億2000万円	0.236	104

打線の中軸を担った選手が多い東北楽天ゴールデンイーグルスの指名打者ですが、１位は14年に４億円でプレーしたアンドリュー・ジョーンズ選手でした。
メジャーリーグでの実績十分の助っ人は日本球界２年目だった14年に日本での最高年俸で契約、24本塁打を放ち長打力を見せつけました。

２位は山﨑武司選手。球団創設１年目の05年から指名打者での出場を続け、07年に本塁打と打点の二冠に輝き、09年も本塁打と打点を量産すると10年の年俸は２億5000万円となりました。

３位にランクインしたのは15年からプレーしていたゼラス・ウィーラー選手で、16年に続いて指名打者での出場が多かった18年に２億円でプレー、15本塁打58打点を記録しました。

４位は２人が１億2000万円で並び、19年のジャバリ・ブラッシュ選手は日本でのプレーが１年目でしたが、33本塁打95打点の好成績を残してチームのAクラス入りに貢献、23年の島内宏明選手は前年ライトのレギュラーとして最多安打のタイトルを獲得していましたが、指名打者が多かった23年は打率.236と苦しいシーズンを送りました。

 

私が思う歴代最強の東北楽天ゴールデンイーグルスの指名打者は山﨑武司選手！

打線の中軸を担った選手が多い東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代指名打者の中で、歴代最強の指名打者は復活を果たしてチームに貢献した山﨑武司選手だと考えます。

ここで、山﨑武司選手のプロフィールを確認していきましょう。

1968年（昭和43年）11月7日生まれ、愛知県知多市出身。1986年のドラフト会議で中日ドラゴンズから２位指名を受けてプロ入り、03年から２年間オリックス・ブルーウェーブでプレー、東北楽天ゴールデンイーグルスには球団創設１年目の05年に加入しました。

中日時代の96年に本塁打王に輝いた実績があり、長年レギュラーとして活躍していましたが、首脳陣との関係が良くなかった02年オフにオリックスへトレードとなり、移籍先のオリックスでも２年目の04年に監督と衝突、自由契約となり山﨑選手は同年限りでの引退を決めていたところ、新球団として球界に参入したイーグルスの田尾安志監督から熱烈なオファーを受けて、現役を続けることになりました。

イーグルスでは初年度から指名打者のレギュラーとして出場し、05年はプロ入り19年目で通算1000安打に到達、25本塁打を放ちました。06年から就任した名将・野村克也監督から配球等を学び、打撃成績が上昇、07年には43本塁打108打点を記録して11年振りとなる本塁打王と初の打点王に輝き、両リーグでの本塁打王獲得は史上３人目、39歳での本塁打と打点のタイトル獲得は門田博光選手の40歳に次ぐ歴代２位の年長記録でした。

その後も中軸打者として本塁打と打点を量産し、09年は39本塁打107打点を挙げ、中日時代にも仕えた星野仙一監督の就任１年目だった11年までプレーし、11年もチームトップの本塁打と打点を記録しましたが、構想外となり同年オフに退団しました。

前所属球団を自由契約となり、球団創設と同時に入団、１年目から指名打者のレギュラーとして活躍し、11年振りでプロ野球史上３人目となる両リーグでの本塁打王獲得等、仙台の地で復活を果たしてチームに貢献し続けた山﨑武司選手が東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強の指名打者でしょう。

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代指名打者に関する豆知識

13年から２年間プレーしたアンドリュー・ジョーンズ選手。メジャーリーグで本塁打王に輝いた実績を持つ実力者は、仙台の地でも力を見せつけました。

13年は開幕戦から４番指名打者で出場し、同じくメジャーリーグ経験豊富だったケーシー・マギー選手とクリーンアップを組んで打線を牽引しました。７月には米日通算2000安打を達成、26本塁打を放ち球団創設以来初となるリーグ優勝に貢献し、巨人との日本シリーズでも第４戦で本塁打を記録して、日本シリーズとアメリカ・ワールドシリーズの両方で本塁打を放った４人目の選手となる等、日本でも活躍を見せました。

まとめ

・山﨑武司選手が最も長く務め、山﨑選手の退団後は多くの外国人選手がレギュラーを務めている。

・山﨑選手が唯一、打撃主要タイトルを獲得している。

・歴代で一番年俸が高かったのは、14年のアンドリュー・ジョーンズ選手の４億円。

・山﨑選手は本塁打王と打点王を１回ずつ、ベストナインを２回獲得しており、史上３人目となる両リーグでの本塁打王獲得経験者になる等、東北楽天ゴールデンイーグルス史上歴代最強の指名打者である。

 

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