つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

楽天

東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代キャッチャー(捕手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

2025/06/08

仙台の地に根付き、ファンとともに戦っている東北楽天ゴールデンイーグルス。

今回はそんな東北楽天ゴールデンイーグルスのキャッチャーを守った歴代選手の成績や年俸などをリサーチしました。

杜の都で、扇の要としてチームを支えた選手たちを振り返っていきましょう!!

スポンサーリンク

 

東北楽天ゴールデンイーグルス歴代キャッチャー(捕手)一覧まとめ!

まずは2005年以降、そのシーズンの主にキャッチャーを守った選手を確認してみましょう。

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
2005 藤井 彰人 31 113 0.232 0 21
2006 藤井 彰人 31 105 0.236 3 25
2007 嶋 基宏 37 125 0.183 2 16
2008 藤井 彰人 31 90 0.263 1 13
2009 嶋 基宏 37 106 0.233 1 14
2010 嶋 基宏 37 127 0.315 3 43 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2011 嶋 基宏 37 129 0.224 2 28
2012 嶋 基宏 37 91 0.291 1 8
2013 嶋 基宏 37 134 0.257 4 48 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2014 嶋 基宏 37 126 0.263 1 36
2015 嶋 基宏 37 117 0.219 4 18
2016 嶋 基宏 37 80 0.271 2 17
2017 嶋 基宏 37 112 0.199 3 28
2018 嶋 基宏 37 113 0.206 0 21
2019 堀内 謙伍 65 65 0.156 0 13
2020 太田 光 2 67 0.200 2 16
2021 太田 光 2 107 0.188 4 23
2022 炭谷銀仁朗 26 98 0.237 4 18
2023 太田 光 2 104 0.243 3 14
2024 太田 光 2 94 0.196 2 23
 
スポンサーリンク

2000年代

球団創設1年目の05年に多くマスクを被った藤井彰人選手は近鉄最終年だった前年に主戦捕手として活躍しており、05年は113試合、06年は105試合と新球団でもレギュラーとしてプレーしました。

07年はルーキーだった嶋基宏選手にポジションを奪われましたが、08年はレギュラーを奪還し、21勝を挙げた岩隈久志投手と最優秀バッテリー賞を受賞しました。

藤井選手の故障もあり、09年は嶋選手がメインで起用され、以降は絶対的な正捕手としてチームを牽引していくこととなります。

2010年代

嶋選手はプロ4年目だった10年にイーグルスのキャッチャーとして初めて規定打席に到達し、打率.315を記録して、こちらも球団初となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。

東日本大震災の影響で開幕が遅れた2011年4月2日に行われた復興支援試合前の「見せましょう野球の底力を」のスピーチは、多くの感動と反響を呼び、震災から2年後の13年は球団初のリーグ優勝と日本一を達成し、嶋選手自身も2回目のベストナインとゴールデングラブ賞に輝き、「野球の底力」を見せたシーズンとなりました。その後も嶋選手はレギュラーとして出場を続け、度々日本代表にも招集されており、球界を代表するキャッチャーへと成長していきました。

腰痛に苦しみなかなか一軍でプレーできなかった19年限りで退団が決まり、ヤクルトへ移籍、同年は高卒4年目の堀内謙伍選手が自己最多となる65試合に出場しましたが、レギュラー定着には至らず、20年はプロ2年目の太田光選手が抜擢されるとリーグトップの盗塁阻止率を記録する等、存在感を示しました。

21年からは太田選手が100試合前後に出場、巨人からトレードで21年に加入した炭谷銀仁朗選手とのポジション争いを展開し、炭谷選手が23年限りで古巣の西武に戻ると24年は太田選手がレギュラー格として起用されました。

スポンサーリンク

 

東北楽天ゴールデンイーグルス歴代キャッチャー年俸ランキング!歴代最高年俸は嶋基宏選手の1億2000万円!

ここでは東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代キャッチャーを年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績はキャッチャーのレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2012 嶋 基宏 1億2000万円 0.291 91
2 2022 炭谷 銀仁朗 9500万円 0.237 98
3 2024 太田 光 4800万円 0.196 94
4 2008 藤井 彰人 3600万円 0.263 90
5 2019 堀内 謙伍 650万円 0.156 65

 

2005年の球団創設以降、それほど多くの選手がレギュラーを務めていない東北楽天ゴールデンイーグルスのキャッチャーですが、1位は1億2000万円嶋基宏選手でした。

キャッチャーとして、チームリーダーとして、日本プロ野球選手会長としてリーダーシップを発揮し、イーグルスのキャッチャーでは10年に初めてベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、12年は1億2000万円でプレーしました。

2位は22年に9500万円でプレーした炭谷銀仁朗選手で、18年オフに西武からFAで巨人に入団していましたが、出場機会を得られなかった21年シーズン途中にFAで入団した選手としては異例となるトレードでチームに加入、翌22年は98試合に出場しました。

3位は24年の太田光選手4800万円です。20年に67試合に出場してレギュラーを掴むと翌年は107試合に出場、22年は炭谷選手とレギュラー争いを演じて23年は再びレギュラーとして104試合に出場しました。

4位は08年の藤井彰人選手。近鉄時代から堅実な守備で投手陣を支え、特に岩隈久志投手とのバッテリーはイーグルスに移ってからも抜群のコンビネーションを見せ、3600万円でプレーした08年は岩隈投手の21勝に貢献して最優秀バッテリー賞を受賞しました。

5位の堀内謙伍選手は腰痛に苦しんだ嶋選手の代わりに65試合に出場しましたが、高卒4年目のシーズンであり、プロ3年目だった18年に出場した12試合が一軍での通算出場試合数だったことから年俸は650万円でした。

スポンサーリンク

 

私が思う歴代最強の東北楽天ゴールデンイーグルスのキャッチャー(捕手)は嶋基宏選手!

扇の要としてチームを支えた選手がマスクを被っていた東北楽天ゴールデンイーグルスのキャッチャーですが、歴代最強のキャッチャーは球団のキャッチャーとして史上初となるベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した嶋基宏選手一択です。

ここで、嶋基宏選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・プロ野球指導者
生年月日:1984年12月13日
身長:179cm
出身:岐阜県
最終学歴:國學院大學
血液型:A型

1984年(昭和59年)12月13日生まれ、岐阜県海津郡海津町(現:海津市)出身。中京大学附属中京高校から國學院大學に進み、06年の大学生・社会人ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから3巡目指名を受け入団しました。

高校時代はセカンドを守り、大学1年時にキャッチャーへ転向、大学最終学年ではキャプテンを務めていました。

キャッチャー出身の名将・野村克也監督に見込まれ、プロ1年目の07年から出場機会を得て125試合に出場、オールスターにファン投票で選出される等、活躍を見せました。09年からレギュラーに定着し、10年にはキャッチャーでは球団初となる規定打席に到達して打率.315の好成績を残してこちらも球団のキャッチャーとしては初めてのベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。

11年シーズン開幕前に発生した東日本大震災で、本拠地である宮城県も甚大な被害を受け、遠征中だったチームは地元に帰ることも難しく、選手たちも野球に集中することができなかった中、遠征先で募金活動を行う等、選手会長としてチームをまとめて、野球と慈善活動の両立を図りました。

開幕が延期となり、4月に行われた復興支援試合では被災地に寄り添い、「見せましょう野球の底力を」とスピーチを行って多くの感動と反響を呼び、その2年後の13年シーズンでは、球団創設以来初となるリーグ優勝と日本一にレギュラーキャッチャーとして貢献し、「野球の底力」を発揮して、宮城県・東北地方に感動と勇気を与えました。

数々の「球団初」を成し遂げ、キャプテンシーを発揮してチームだけでなく日本球界を引っ張った嶋選手が東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強のキャッチャーで間違いありません。

スポンサーリンク

 

東北楽天ゴールデンイーグルス歴代キャッチャー(捕手)に関する豆知識

22年に太田光選手とポジションを争い、98試合に出場した炭谷銀仁朗選手。西武時代には高卒1年目で開幕スタメンを果たし、長年レギュラーとしてチームを支え、18年オフに巨人にFAで移籍した実力者の21年7月の電撃加入はファンを驚かせました。

当時のイーグルスキャッチャー陣は太田選手の他、一軍経験の少ない選手が多く、経験豊富なキャッチャーが必要でしたが、移籍直前まで一軍でプレーしていて、FAで加入した際に結んだ3年契約の途中だった炭谷選手のトレードでの加入は予想することが難しく、より多くの出場機会を求めた炭谷選手選手キャリアを考えて送り出した巨人経験豊富な実力者が欲しかったイーグルスの三者の思いが交錯した出来事でした。


まとめ

・東北楽天ゴールデンイーグルスのキャッチャーは嶋基宏選手が長くレギュラーを務めた。

・嶋選手はキャッチャーでは球団初となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、嶋選手の1億2000万円。

・嶋選手はキャッチャーとして数々の「球団初」の記録やタイトル獲得で球団史に名を残し、リーダーシップを発揮してチーム内外に影響を与えた東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強のキャッチャーである。

 

関連記事

イチローの名言・語録全集!成功哲学や自分をコントロールするメンタルの鍛え方とは?

王貞治の名言・格言全集!尊敬され続ける天才打者の努力論やリーダー論とは?

長嶋茂雄監督の名言集!天才で人気者の成功哲学やその人柄と魅力に迫る

野茂英雄の凄さが分かる名言!メジャーに挑んだレジェンドの魅力や生き様に迫る

松井秀喜の凄さが分かる名言集!誰もが尊敬するレジェンドの人柄や努力論に迫る!

スポンサーリンク

-楽天

こんな記事も読まれています