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中日ドラゴンズの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

戦前から活動し、長い歴史を持つ中日ドラゴンズでは、これまで多くの外国人選手がプレーしてきました。

今回はこれまで中日ドラゴンズに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、中日ドラゴンズ最強の助っ人選手についてリサーチしました。

在籍した選手の国籍に、中日ドラゴンズの特色が見られました。

それでは一緒に確認していきましょう!!

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中日ドラゴンズの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。60年代から在籍する外国人選手が増えていることがわかります。

まずは野手から見てみましょう。

中日ドラゴンズの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1961 与那嶺 要 37 76 0.178 1 9 USA
1962 与那嶺 要 37 17 0.214 0 1 USA
ニューク 36 81 0.262 12 43 USA
ドビー 7 72 0.225 10 35 USA
1963 マーシャル 6 138 0.258 28 92 USA
クラウス 36 62 0.257 3 22 USA
ニーマン 5 110 0.301 13 53 USA
1964 マーシャル 6 131 0.280 31 88 USA
アスプロ 4 101 0.282 12 42 USA
1965 マーシャル 6 139 0.266 19 72 USA
アスプロ 4 78 0.256 8 38 USA
1966 ワード 4 104 0.238 14 41 USA
スチブンス 30 109 0.224 5 29 USA
1969 フォックス 4 76 0.222 5 23 USA
1970 ミラー 4 130 0.257 24 70 USA
バビー 5 93 0.188 9 31 USA
1971 ミラー 4 125 0.242 28 71 USA
バート 6 122 0.174 3 28 USA
1972 ミラー 4 127 0.235 27 81 USA
バート 6 124 0.191 12 51 USA ダイヤモンドグラブ賞
1973 ウィリアム 5 118 0.264 10 38 USA
テーラー 40 105 0.222 7 27 USA
1974 ウィリアム 5 95 0.224 4 27 USA
マーチン 4 128 0.269 35 87 USA ベストナイン
1975 マーチン 4 119 0.258 22 62 USA
ローン 30 119 0.263 16 45 USA
1976 マーチン 4 125 0.281 40 104 USA
ローン 30 73 0.264 3 23 USA
1977 マーチン 4 119 0.282 31 78 USA
デービス 3 72 0.306 25 63 USA
1978 マーチン 4 130 0.288 33 84 USA
1979 ギャレット 6 115 0.252 20 71 USA
ジョーンズ 4 110 0.286 16 56 USA
1980 ギャレット 6 77 0.217 8 22 USA
ジョーンズ 4 64 0.281 4 19 USA
1981 チャーリー 14 26 0.122 1 6 USA
コージ 4 120 0.251 15 41 USA
1982 モッカ 4 130 0.311 23 76 USA
1983 モッカ 4 111 0.283 15 45 USA
1984 モッカ 4 130 0.316 31 93 USA
1985 モッカ 4 102 0.301 13 54 USA
1986 ゲーリー 4 129 0.251 36 82 USA
1987 ゲーリー 4 87 0.317 24 54 USA
1988 ゲーリー 4 101 0.293 16 53 USA
ブライアント 49 0 0.000 0 0 USA
1989 ジョージ 32 53 0.294 8 26 USA
1990 バンスロー 2 122 0.313 29 78 USA ベストナイン
ディステファーノ 30 56 0.215 5 14 USA
1991 ライアル 16 117 0.285 24 87 USA
1992 ライアル 16 7 0.300 0 1 USA
パウエル 30 88 0.308 13 35 USA
1993 パウエル 30 97 0.317 27 66 USA ベストナイン
ジャコビー 7 18 0.183 2 6 USA
ステアーズ 7 60 0.250 6 23 USA
1994 パウエル 30 110 0.324 20 76 USA 首位打者、ベストナイン
ジェームズ 19 100 0.263 8 40 USA
1995 パウエル 30 101 0.355 19 69 USA 首位打者、ベストナイン
ホール 7 50 0.236 12 35 USA
1996 パウエル 30 130 0.340 14 67 USA 首位打者、ベストナイン、最多安打
コールズ 4 130 0.302 29 79 USA
1997 パウエル 30 106 0.253 14 56 USA
ゴメス 4 135 0.315 31 81 USA ベストナイン
1998 ゴメス 4 116 0.274 26 76 USA
李 鍾範 8 67 0.283 10 29 KOR
1999 ゴメス 4 133 0.297 36 109 USA ベストナイン
李 鍾範 8、7 123 0.238 9 33 KOR
2000 ゴメス 4 122 0.289 25 79 USA
李 鍾範 7 113 0.275 8 37 KOR
ディンゴ 44 18 0.180 1 8 AUS
2001 ゴメス 4 88 0.306 19 61 USA
李 鍾範 7 8 0.154 0 0 KOR
アンロー 9 4 0.143 0 0 USA
ティモンズ 44 83 0.228 12 45 USA
2002 ゴメス 4 66 0.267 16 43 USA
リナレス 44 16 0.174 1 5 CUB
ブレッド 49 49 0.201 7 15 USA
2003 リナレス 38 56 0.229 6 28 CUB
クルーズ 49 71 0.222 11 34 USA
アレックス 4 137 0.294 21 65 USA
2004 リナレス 38 60 0.283 4 28 CUB
アレックス 4 138 0.294 21 89 USA ゴールデングラブ賞
2005 アレックス 4 137 0.269 18 78 USA
T.ウッズ 44 135 0.306 38 103 USA
ベロア 95 0 0.000 0 0 DOM
2006 アレックス 4 138 0.273 15 77 USA
T.ウッズ 44 144 0.310 47 144 USA 本塁打王、打点王、ベストナイン
2007 T.ウッズ 44 139 0.270 35 102 USA ベストナイン
李炳圭 7 132 0.262 9 46 KOR
2008 T.ウッズ 44 140 0.276 35 77 USA
李炳圭 7 105 0.254 16 65 KOR
デラロサ 57 93 0.243 7 22 DOM
2009 李炳圭 7 28 0.218 3 8 KOR
デラロサ 57 32 0.236 0 3 DOM
ブランコ 42 144 0.275 39 110 DOM 本塁打王、打点王、ベストナイン
2010 ブランコ 42 134 0.264 32 86 DOM
セサル 7 51 0.215 1 10 DOM
2011 ブランコ 42 78 0.248 16 48 DOM
カラスコ 48 3 0.000 0 0 DOM
グスマン 45 73 0.181 7 15 DOM
2012 ブランコ 42 96 0.248 24 65 DOM
ディアス 44 21 0.174 0 1 DOM
2013 ディアス 44 0 0.000 0 0 DOM
ルナ 0 85 0.350 9 51 DOM
クラーク 60 132 0.238 25 70 USA
2014 ルナ 0 127 0.317 17 73 DOM ベストナイン
エルナンデス 00 86 0.262 5 32 DOM
A.ゴメス 44 12 0.077 0 0 DOM
2015 ルナ 0 134 0.292 8 60 DOM
エルナンデス 00 138 0.271 11 58 DOM
ナニータ 60 52 0.308 0 15 DOM
2016 エルナンデス 00 64 0.249 5 26 DOM
ナニータ 60 92 0.285 8 35 DOM
ビシエド 66 119 0.274 22 68 USA
2017 ビシエド 66 87 0.250 18 49 USA
ゲレーロ 42 130 0.279 35 86 CUB 本塁打王
ウルヘエス 210 0 0.000 0 0 CUB
2018 ビシエド 66 135 0.348 26 99 USA 首位打者、ベストナイン
マルティネス 210 0 0.000 0 0 CUB
モヤ 44 46 0.301 3 16 DOM
アルモンテ 42 132 0.321 15 77 DOM
2019 ビシエド 66 143 0.315 18 93 USA ベストナイン
マルティネス 210 0 0.000 0 0 CUB
モヤ 44 7 0.227 1 3 DOM
アルモンテ 42 49 0.329 7 25 DOM
2020 ビシエド 66 109 0.267 17 82 USA ゴールデングラブ賞
マルティネス 210、57 39 0.295 2 13 CUB
シエラ 96 25 0.225 1 7 DOM
2021 ビシエド 66 130 0.275 17 70 USA ゴールデングラブ賞
マルティネス 57 48 0.244 2 7 CUB
ガーバー 99 12 0.156 0 1 USA

※USA=アメリカ、KOR=韓国、AUS=オーストラリア、CUB=キューバ、DOM=ドミニカ共和国

※台湾出身の大豊泰昭選手は、ドラフト会議を経て入団しているため除外。

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日系アメリカ人の与那嶺要選手が巨人から移籍し、61年と62年にプレーしました。63年から3年プレーしたジム・マーシャル選手はメジャーリーグでシーズン2桁本塁打を放った実力を発揮し、3年間で78本塁打を記録しました。

70年代に入るとスラッガーの活躍が光りました。ジョン・ミラー選手は4番を務めたこともあり、引退する72年までの3年間で79本塁打を記録、74年に入団したジーン・マーチン選手は来日1年目に35本塁打87打点をマークしました。76年にはタイトルは獲得できなかったものの40本塁打を放ち、チームを牽引しました。

80年代は82年からケン・モッカ選手が4年間プレーして89本塁打、入れ替わるように入団したゲーリー・レーシッチ選手が入団1年目の86年に36本塁打を記録しました。

ゲーリー選手が安定した成績を残していたことから、登録枠の関係もあり二軍暮らしだったラルフ・ブライアント選手は、中日ドラゴンズでは出場できなかったものの88年シーズン途中に移籍した近鉄で大活躍することとなりました。

90年代に入ると安定した成績を残す優良助っ人が多く入団し、92年から6年間プレーしたアロンゾ・パウエル選手は2年目の93年にベストナインを受賞すると、翌年から3年連続で首位打者を獲得しました。

97年に入団したレオ・ゴメス選手は主に4番を打ち、97年と99年にベストナインを受賞しました。また、96年にプレーしたダネル・コールズ選手は、1番打者を務めて打率.302、29本塁打、79打点を記録しました。

02年シーズン途中に「キューバの至宝」と言われていたオマール・リナレス選手が入団しましたが、全盛期には程遠く、目立った成績は残せませんでした。同時期にプレーしたアレックス・オチョア選手はメジャーリーグで800試合以上に出場した実力を発揮し、強肩を見せつけ04年にゴールデングラブ賞を受賞しました。

横浜で本塁打王獲得経験のあるタイロン・ウッズ選手は移籍1年目の05年に38本塁打を放つと、翌年は47本塁打144打点を記録、二冠王に輝きチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

ウッズ選手が退団し、代わりに入団したトニ・ブランコ選手は1年目の09年に本塁打と打点の二冠王に輝きました。

13年に入団したエクトル・ルナ選手は85試合の出場ながら打率.350をマーク、翌年は127試合に出場して打率.317を記録し、ベストナインを受賞しました。

16年からプレーしているダヤン・ビシエド選手は18年に打率.348を記録して首位打者を獲得、守備面でも安定した捕球技術で20年と21年にゴールデングラブ賞を受賞し、22年以降も活躍が期待されます。

17年にプレーしたアレックス・ゲレーロ選手は35本塁打を放ち本塁打王を獲得しましたが、1年限りで退団し、巨人に移籍しました。

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中日ドラゴンズの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1965 ホイタック 18 18 48.00 2 0 57.1 USA
1978 フレッド 41 25 4.32 3 0 72.2 USA
1981 郭 源治 30 6 6.43 1 0 21.1 TPE
1982 郭 源治 30 34 3.48 9 0 176 TPE
1983 郭 源治 30 32 3.75 10 0 213.1 TPE
1984 郭 源治 30 34 3.25 13 0 216 TPE
1985 郭 源治 30 34 3.48 11 3 230.1 TPE
1986 郭 源治 33 30 3.65 11 0 177.1 TPE
1987 郭 源治 33 59 1.56 4 26 98 TPE 最優秀救援
カスティーヨ 41 2 7.84 1 0 10.1 USA
1988 郭 源治 33 61 1.95 7 37 111 TPE 最優秀救援、MVP
1989 郭 源治 33 42 2.31 5 25 74 TPE
義信 12 16 5.29 3 0 32.1 TPE
1990 郭 源治 33 22 5.21 2 0 67.1 TPE
義信 12 5 8.59 0 0 7.1 TPE
1991 郭 源治 33 33 2.71 13 2 163 TPE
アンダーソン 28 23 4.09 9 0 132 USA
デビッド 53 1 9.00 0 0 1 USA
1992 郭 源治 33 18 3.00 4 0 90 TPE
アンダーソン 28 31 3.92 9 0 140 USA
1993 郭 源治 33 39 3.43 3 17 107.2 TPE
1994 郭 源治 33 21 2.45 8 2 139.1 TPE 最優秀防御率
ヘンリー 42 31 3.48 3 0 67.1 USA
1995 郭 源治 33 26 4.02 5 4 80.2 TPE
モンテ 42 11 6.55 2 0 44 USA
1996 郭 源治 33 5 3.18 0 0 5.2 TPE
宣 銅烈 20 38 5.50 5 3 54 KOR
1997 宣 銅烈 20 43 1.28 1 38 63.1 KOR 最多セーブ
1998 宣 銅烈 20 42 1.48 3 29 48.2 KOR
ジャービス 12 4 4.41 1 0 16.1 USA
サムソン・リー 17 11 4.68 1 0 32.2 KOR
1999 宣 銅烈 20 39 2.61 1 28 31 KOR
サムソン・リー 17 36 2.83 6 3 95.1 KOR
呂 建剛 69 0 0.00 0 0 0 CHN
2000 呂 建剛 69 0 0.00 0 0 0 CHN
バンチ 42 27 2.98 14 0 184 USA 最多勝利
曹 竣揚 18 2 0.00 0 0 5.2 TPE
カールソン 46 2 0.00 0 0 2.1 USA
ギャラード 52 51 2.68 1 35 47 USA 最優秀救援
2001 呂 建剛 69 0 0.00 0 0 0 CHN
バンチ 42 25 3.38 10 0 160 USA
曹 竣揚 30 0 0.00 0 0 0 TPE
ギャラード 18 18 2.12 0 29 46.2 USA
2002 呂 建剛 69 0 0.00 0 0 0 CHN
バンチ 42 17 3.28 7 0 112.2 USA
曹 竣揚 30 0 0.00 0 0 0 TPE
ギャラード 18 47 1.52 1 34 47.1 USA 最優秀救援
バルガス 39 8 3.33 2 0 48.2 DOM
2003 ギャラード 18 23 5.09 2 14 23 USA
バルガス 39 6 6.64 0 0 21.2 DOM
M.バルデス 38、44 37 4.45 0 1 58.2 USA
2004 バルガス 39 6 4.06 2 0 31 DOM
M.バルデス 44 30 3.51 1 1 25.2 USA
陳 偉殷 74 10 6.05 0 1 19.1 TPE
ドミンゴ 42 23 3.67 10 0 146 DOM
2005 陳 偉殷 31 10 6.05 0 1 19.1 TPE
ドミンゴ 42 3 4.85 1 0 13 DOM
L.マルティネス 49 18 3.38 8 0 109.1 DOM
ブラウン 94 0 0.00 0 0 0 DOM
2006 陳 偉殷 28 0 0.00 0 0 0 TPE
ドミンゴ 42 4 3.93 2 0 18.1 DOM
L.マルティネス 49 23 4.25 6 0 112.1 DOM
ガルバ 47 3 11.25 0 0 4 DOM
ペレイラ 200 0 0.00 0 0 0 VEN
2007 陳 偉殷 203 0 0.00 0 0 0 TPE
S.ラミレス 42 27 5.47 1 0 26.1 DOM
グラセスキー 49 17 2.35 3 0 23 DOM
バレンタイン 4 0 0.00 0 0 0 USA
クルス 94 17 2.66 1 0 20.1 DOM
E.ラミレス 222 0 0.00 0 0 0 DOM
2008 チェン 21 39 2.90 7 0 114.2 TPE
クルス 42 0 0.00 0 0 0 DOM
ネルソン 49 6 3.00 0 0 6 DOM
2009 チェン 21 24 1.54 8 0 164 TPE 最優秀防御率
ネルソン 49 26 3.58 1 1 50.1 DOM
パヤノ 45 34 2.08 2 0 30.1 DOM
2010 チェン 21 29 2.87 13 0 188 TPE
ネルソン 49 15 3.16 4 0 68.1 DOM
E.バルデス 45 8 4.91 1 0 33 DOM
ヘスス 214 0 0.00 0 0 0 DOM
サンタマリア 213 0 0.00 0 0 0 DOM
2011 チェン 21 25 2.68 8 0 164.2 TPE
ネルソン 49 31 2.54 10 0 209.1 DOM
ヘスス 214 0 0.00 0 0 0 DOM
ソト 70 22 1.73 5 0 78 VEN
2012 ネルソン 49 6 7.15 0 0 11.1 DOM
ソト 70 18 2.17 4 0 62.1 VEN
ソーサ 65 53 1.85 5 4 63.1 DOM
2013 カブレラ 70 20 3.09 6 0 116.2 DOM
ブラッドリー 42 14 3.71 2 0 53.1 USA
マドリガル 65 31 3.23 2 0 39 DOM
2014 カブレラ 99 14 4.09 5 0 77 DOM
メジャ 205 0 0.00 0 0 0 DOM
パヤノ 47 23 2.59 0 0 24.1 DOM
2015 メジャ 205 0 0.00 0 0 0 DOM
R.バルデス 44 22 3.18 5 0 133 DOM
ネイラー 54 10 3.81 4 0 52 AUS
リーバス 42 0 0.00 0 0 0 DOM
ペレス 49 0 0.00 0 0 0 DOM
2016 R.バルデス 44 20 3.51 6 0 125.2 DOM
ネイラー 54 7 4.62 1 0 37 AUS
ジョーダン 99 22 4.24 6 0 121 DOM
ハイメ 42 0 0.00 0 0 0 DOM
レイソン 98 3 4.26 0 0 6.1 DOM
2017 R.バルデス 44 23 3.76 6 0 146 DOM
ジョーダン 99 18 2.30 6 0 74.1 DOM
R.マルティネス 211 0 0.00 0 0 0 CUB
アラウホ 49 6 6.48 1 0 8.1 VEN
ロンドン 49 4 5.79 0 0 4.2 VEN
2018 R.マルティネス 97 7 6.65 1 0 21.2 CUB
ガルシア 70 27 2.99 13 0 168.2 CUB
ジー 60 4 4.00 0 0 27 USA
J.ロドリゲス 57 26 2.30 0 1 27.1 DOM
2019 R.マルティネス 97 43 2.66 1 8 40.2 CUB
J.ロドリゲス 57 64 1.64 3 1 60.1 DOM 最優秀中継ぎ
ロメロ 70 21 4.26 8 0 116.1 DOM
ブリトー 201 0 0.00 0 0 0 DOM
2020 R.マルティネス 97 40 1.13 2 21 40 CUB
Y.ロドリゲス 212、67 11 4.12 3 0 59 CUB
ロメロ 70 0 0.00 0 0 0 DOM
ブリトー 201 0 0.00 0 0 0 DOM
ゴンザレス 53 28 4.78 0 0 26.1 DOM
2021 R.マルティネス 97 49 2.06 1 23 48 CUB
Y.ロドリゲス 67 12 3.65 1 0 61.2 CUB
ロサリオ 42 9 3.00 0 0 9 DOM

※USA=アメリカ、TPE=台湾、KOR=韓国、CHN=中国、DOM=ドミニカ共和国、VEN=ベネズエラ、AUS=オーストラリア、CUB=キューバ

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80年代に入るまで助っ人外国人投手は2人しかおらず、81年に入団した台湾出身の郭源治投手が活躍した最初の投手でした。81年から96年まで長期にわたって活躍し、先発・リリーフでフル回転しました。

87年に最優秀救援のタイトルを獲得すると翌年は最優秀救援とMVPを受賞、94年には最優秀防御率に輝きました。

96年に入団した韓国出身の宣銅烈投手は抑えとして活躍し、97年に38セーブを挙げ最多セーブのタイトルを獲得しました。

00年は先発と抑えで外国人投手のタイトルホルダーが誕生しました。先発で起用されたメルビン・バンチ投手ノーヒットノーランを記録する等の活躍を見せて14勝をマーク、最多勝に輝きました。抑えを務めたエディ・ギャラード投手は35セーブで最優秀救援を獲得しました。

ギャラード投手は02年も最優秀救援に輝きますが、翌年は首脳陣と衝突してシーズン途中に退団、その後横浜へ入団しました。

06年に入団し、育成枠への切り替えも経験したチェン・ウェイン(陳偉殷)投手は、入団4年目の09年に防御率1.54の好成績で最優秀防御率に輝き、退団する11年まで左のエースとして活躍しました。

チェン投手以降は活躍した外国人投手は少なく、18年に13勝を挙げたオネルキ・ガルシア投手、19年に最優秀中継ぎを受賞したジョエリー・ロドリゲス投手、20年と21年に20セーブ以上を記録したライデル・マルティネス投手が好成績を残しました。

 

【中日ドラゴンズ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はタイロン・ウッズ選手の6億円!

ここでは中日ドラゴンズ歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。プロ野球界では投手よりも野手の年俸が高くなる傾向がありますが、傾向どおりトップ5には野手が4人ランクインしました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2007 T.ウッズ 6億0000万円 0.270 139
2 2020 D.ビシエド 3億5000万円 0.267 109
3 2005 アレックス.O 2億6250万円 0.269 137
4 2002 E.ギャラード 2億6000万円 1.52 47
4 2002 L.ゴメス 2億6000万円 0.267 66

1位はタイロン・ウッズ選手で、07年の6億円が歴代最高年俸となりました。入団2年目の06年に47本塁打144打点と打ちまくり、チームのリーグ優勝に4番として貢献すると年俸は最高額に到達しました。

2位はダヤン・ビシエド選手3億5000万円です。打線の中軸を担う右の強打者で、16年に入団後毎年安定した成績を残しています。18年の首位打者や19年のベストナインが評価され、20年シーズンから最高年俸でプレーしており、今後の活躍も期待されています。

3位はメジャーリーグで活躍経験のあったアレックス・オチョア選手でした。03年に来日し、21本塁打を放ちチームを牽引すると、年俸は2億6250万円になりました。迎えた04年は強肩を披露し、ゴールデングラブ賞を受賞しました。

4位は2人が並び、エディ・ギャラード投手は来日1年目の00年から守護神として君臨し、35セーブを挙げて最優秀救援を獲得、2億6000万円となった02年も最優秀救援に輝きました。

もう1人は02年のレオ・ゴメス選手。97年に入団し、打線の中軸を任せられると打率.315、31本塁打、81打点の好成績を収めました。以降も安定した成績を残し、02年に2億6000万円でプレーしました。

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私が思う最強の中日ドラゴンズ歴代外国人(助っ人)選手は郭源治投手!

多くの助っ人外国人選手が中日ドラゴンズの一員としてプレーしてきましたが、歴代最強の選手は無尽蔵のスタミナで投げ続けた郭源治投手だと考えます。

職業:元プロ野球選手・野球指導者
生年月日:1956年10月5日
身長:178cm
出身:台湾
最終学歴:輔仁大学
血液型:A型

1956年(昭和31年)10月5日生まれ、台湾・台東市出身。華興高校から輔仁大学に進み、兵役を終えた後81年7月から中日ドラゴンズでプレーしました。

晩年は台湾に戻りプレーしましたが、日本での通算16年で496試合に登板し、先発・リリーフでフル回転して、防御率3.22、106勝、116セーブを記録しています。150キロを超えるストレートとシンカーを武器に活躍し、87年と88年に最優秀救援のタイトルを獲得、88年はMVPも受賞しました。

勝利数とセーブ数は100を超え、16年もの長い期間中日ドラゴンズ投手陣を支えた無尽蔵のスタミナを誇り、89年には日本に帰化した台湾出身の郭投手が歴代最強の外国人選手ではないでしょうか。

中日ドラゴンズの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

中日ドラゴンズに在籍した外国人選手の国籍を見てみるとある傾向が見えてきます。投手・野手ともに00年代半ばからドミニカ共和国出身の選手が多く在籍していることがわかります。

タイトルを獲得したトニ・ブランコ選手をはじめ、11年に10勝を挙げたマキシモ・ネルソン投手等、ドミニカ共和国から入団した多くの選手は04年から投手コーチやヘッドコーチを歴任し、11年限りで一度チームを離れ、14年に復帰して17年から監督を務めた森繁和さんに見出された選手でした。

ドミニカ共和国を中心に、独自のパイプを中南米に築いた森さんは、現地で実際にプレーをチェックし、無名の選手を入団させ育てるチームのスタイルを確立させました。

森さんがチームを離れた今もそのスタイルは変わらず、中日ドラゴンズでプレーする外国人選手は中南米出身の選手が多く、特色が表れています。

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まとめ

・中日ドラゴンズは60年代から外国人選手が増え、00年代半ばから中南米出身の選手が多く入団するようになった。

・野手ではマーチン選手やビシエド選手、投手では郭投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、2007年シーズンのウッズ選手の6億円。

・郭投手は先発・リリーフでフル回転し、88年にはMVPを受賞した中日ドラゴンズ歴代最強の外国人選手である。

 

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-中日

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