センターゴロとはどんな意味?歴代の記録を確認しよう!
2019/03/09
プロ野球の記録ではあまり聞かないセンターゴロです。少年野球などあまり外野手が下がらないで守っている場合には良くライトゴロなどは聞くと思います。
まれにセンターゴロもあることはあります。しかし、プロ野球においてはあまりライトゴロ自体も多くはありません。
打者が投手の場合やあまり力のない打者などの場合は外野手が前進守備で守り、その前に早い打球がきた場合、外野手は思い切って突っ込み素早く一塁手へ送球します。ですが、長い間プロ野球を見てもあまり覚えがない人もいるのではないかと思います。
今回はそんなセンターゴロについて意味や過去プロ野球で記録したケースをまとめてみました。プロ野球でセンターゴロなんてあるのかと思う人もいると思うかもしれませんが、ぜひ野球通の情報として参考にして頂ければと思います。
目次
センターゴロとはどんな意味?
野球の場合打者が打球を打って、内野にゴロを打ってアウトになった場合はその処理した野手の名将の後にゴロをつけて読んでいます。
例えばサードにゴロを打ってアウトになった場合はサードゴロ、セカンドにゴロを打ってアウトになった場合はセカンドゴロと言います。
そしてまれに外野に打球が飛びそのまま一塁へ送球しアウトになる場合があります。この場合は例えばライトに飛んでライトから一塁手へ送球しアウトになった場合はライトゴロになります。
同じようにセンターが打球を処理して、一塁手へ送球しアウトになったっ場合はセンターゴロになります。
そして他にもよくある例が、ランナーが1塁や2塁にいて打球をセンターが取れるか取れないか微妙な際に2塁でフォースプレーになることがあります。
あまり、記憶にないと思いますが、歴史の長いプロ野球の中ではセンターゴロの記録もあるので、この後で実際にあったプレーを紹介していきます。
歴代記録を確認しよう
ここではセンターゴロをマークできた歴代記録・選手(守備で成功させた選手)を紹介していきます。
元阪神タイガース 北村照文選手
このプレーは正真正銘のセンターゴロになったプレーです。1987年6月16日のナゴヤ球場で中日と対戦していました。
相手打者は投手の鈴木孝政選手だったので前進守備をしていたのはありましたが、強肩攻守の北村選手はセンター前の打球を処理し素早く1塁手へノーバウンドでレーザービーム級の送球をしアウトにしました。
打った鈴木選手もさすがに、1塁には投げてこないだろうと思っていたこともありますが、今後も中々見られないプレーではないかと思います。
千葉ロッテ 荻野貴司選手
2018年5月29日のセ・パ交流戦のヤクルト対ロッテの試合でセンターゴロが成立するプレーが起きました。9回裏ヤクルトの最終回で1対5でヤクルトが負けていました。
1アウト1、2塁で代打荒木選手がセンターにライナーの打球を打ちました。取れるか取れないか微妙な打球でしたが、ショートバウンドでセンター荻野選手はキャッチしました。
走者の1、2塁のランナーはセンターがノーバウンドでキャッチしたと思い帰塁しようとしましたが、ショートバウンドでキャッチしていた荻野選手は3塁手へ送球し、3塁手が2塁へ送球、それぞれフォースプレーでセンターゴロ併殺打が完成しました。
この様なプレーの時はセンターの守備位置に近い2塁塁審が、的確に素早くジャッジをすることが必要であることを感じさせてくれたプレーです。
西武 秋山彰吾選手
2014年4月9日の西武対ソフトバンクの試合でした。
2回表ノーアウト1、2塁でソフトバンクの攻撃で打者は松田選手2塁ランナーはイ・デホ選手でした。
イ・デホ選手は足は遅い方でしたが、打球はセンター秋山選手のところに飛び、イ・デホ選手がスタートが遅れ3塁でアウトになるプレーがありました。センター秋山選手の攻守がうみだしたプレーです。
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センターゴロについての豆知識エピソード
センターゴロの記録については調べてみても多くはありません。
しかも、北村選手のように正真正銘のセンターにきた打球を1塁でアウトにするケースは北村選手しか見つかりませんでした。・・・他にもあるのかも知れませんが・・・。
ですから、センターゴロになる条件としてはランナーがいる状態で打球が取れるのかどうか際どい場合と、そのランナー自体の足が遅い場合に起こりえるプレーということが分かります。それにしても元阪神の北村選手は本当に凄いプレーを成し遂げているというのが分かりますよね。
ユーチューブなどにも上がっているので是非一度見てみると面白いと思います。
まとめ
・センターゴロを行なった代表的な選手は元阪神の北村照文選手です。相手打者は中日の投手鈴木正孝選手でした。
・センターゴロが行なわれる主な条件は、センターの選手が強肩ということと走者がいて足が遅いということが前提が必要になります。あまり見れないプレーですが、まれにプロ野球でも起こることがあります。
・センターゴロは打球の捕球がノーバウンドかワンバウンドか微妙な判定の際に起こることもあります。その様な場合は、2塁塁審の的確な素早いジャッジが必要になります。
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