オリックス・バファローズの歴代年俸ランキング一覧まとめ!最高年俸はいくらで誰なのかチェック!
投手も野手も球史に名を残すスーパースターがプレーしてきたオリックス・バファローズ。
今回はそんなオリックス・バファローズ歴代年俸ランキングを一覧にまとめ、最高年俸は誰なのかを調査しました。
一体どの選手がトップだったのか、名選手たちの年俸をチェックしていきましょう!!
目次
歴代の年俸ランキング一覧まとめ!歴代最高年俸は山本由伸投手の6億5000万円!!
オリックス・バファローズに在籍した選手の最高年俸を20位までまとめてみました。複数年契約等で最高年俸のシーズンが複数年ある選手は、初めて最高年俸で迎えたシーズンの成績を掲載しています。それではチェックしていきましょう。
順位 | 年度 | 選手名 | 年俸 | 打率/防御率 | 試合/登板 | 本塁打/勝利 | 守備位置 |
1 | 2023 | 山本 由伸 | 6億5000万円 | 1.21 | 23 | 16 | 先発 |
2 | 2000 | イチロー | 5億0000万円 | 0.387 | 105 | 12 | ライト |
2 | 2015 | 金子 千尋 | 5億0000万円 | 3.19 | 16 | 7 | 先発 |
4 | 2020 | A.ジョーンズ | 4億4000万円 | 0.258 | 87 | 12 | DH |
5 | 2009 | A.カブレラ | 4億0000万円 | 0.314 | 65 | 13 | ファースト |
5 | 2022 | 吉田 正尚 | 4億0000万円 | 0.335 | 119 | 21 | DH |
7 | 2009 | T.ローズ | 3億5000万円 | 0.308 | 84 | 22 | DH |
7 | 2015 | 中島 裕之 | 3億5000万円 | 0.240 | 117 | 10 | ファースト |
7 | 2015 | 糸井 嘉男 | 3億5000万円 | 0.262 | 132 | 17 | ライト |
10 | 2015 | 平野 佳寿 | 3億0000万円 | 4.06 | 33 | 0 | 中継ぎ |
10 | 2018 | 増井 浩俊 | 3億0000万円 | 2.49 | 63 | 2 | 抑え |
12 | 2005 | 谷 佳知 | 2億9000万円 | 0.248 | 111 | 6 | センター |
13 | 2019 | S.ロメロ | 2億8750万円 | 0.305 | 81 | 18 | DH |
14 | 2011 | 朴賛浩 | 2億5000万円 | 4.29 | 7 | 1 | 先発 |
14 | 2012 | 李大浩 | 2億5000万円 | 0.286 | 144 | 24 | ファースト |
14 | 2015 | T.ブランコ | 2億5000万円 | 0.194 | 52 | 9 | DH |
17 | 2020 | A.アルバース | 2億4000万円 | 3.94 | 16 | 4 | 先発 |
18 | 2018 | B.ディクソン | 2億1800万円 | 3.55 | 18 | 4 | 先発 |
19 | 2023 | 森 友哉 | 2億1000万円 | 0.294 | 110 | 18 | キャッチャー |
20 | 2006 | 中村 紀洋 | 2億0000万円 | 0.232 | 85 | 12 | サード |
1位 山本由伸投手 6億5000万円(23年)
2年連続投手四冠を達成した無敵のエースは6億5000万円のオリックス・バファローズ史上最高年俸でプレーした23年も前人未到の3年連続投手四冠に輝き、海を渡ることとなりました。
2位 イチロー選手 5億円(00年)
94年のレギュラー獲得以来、数々の伝説を作って来た天才ヒットメーカーはメジャーリーグでプレーする前の最後のシーズンだった00年も打率.387のハイアベレージを記録して7年連続となる首位打者を獲得しました。
2位タイ 金子千尋投手 5億円(15年)
多彩な変化球と制球力を武器に14年に16勝を挙げて最多勝、最優秀防御率、沢村賞、MVPを受賞、同年オフに年俸5億円の複数年契約を締結しました。
4位 アダム・ジョーンズ選手 4億4000万円(20年)
メジャーリーグ通算282本塁打を放ったスラッガーはコロナ禍の20年に日本球界に挑戦し、20年は87試合の出場で12本塁打を放ちました。
5位 アレックス・カブレラ選手 4億円(09年)
丸太のような腕で本塁打を量産したスラッガー。
西武在籍時の02年に55本塁打を放った力は健在で、08年の入団1年目も36本塁打を放ちましたが、09年は怪我による離脱もあり、65試合の出場に終わりました。
5位タイ 吉田正尚選手 4億円(22年)
パワフルなフルスイングで広角に打ち分け、21年に打率.339で首位打者を獲得、迎えた22年も打率.335を記録してチームの二連覇に大きく貢献しました。
7位 タフィ・ローズ選手 3億5000万円(09年)
近鉄時代の01年にシーズン55本塁打を放ち、その後巨人を経て07年からオリックスでプレーしました。
08年に118打点を記録して自身三回目の打点王を獲得し、年俸アップで迎えた09年は故障もあり、納得のいくシーズンではありませんでした。
7位タイ 中島裕之選手 3億5000万円(15年)
長年西武でショートとして活躍し、メジャーリーグに挑戦しましたが出場はならず、12年以来3年ぶりの日本球界復帰の際に選んだのは地元・関西のオリックスでした。
15年はショートではなく、主にファーストを務め、117試合に出場しました。
7位タイ 糸井嘉男選手 3億5000万円(15年)
走攻守三拍子揃った大型外野手は、14年に打率.331で自身初の首位打者に輝き、年俸は3億5000万円になりました。
迎えた15年はキャプテンに就任しましたが、怪我に苦しみ、悩みの多い1年を過ごしました。
10位 平野佳寿投手 3億円(15年)
ルーキーだった06年から3年間は先発ローテーションの一角を担い、10年から中継ぎに転向し、13年からは守護神を務めました。
14年に40セーブを挙げて最多セーブを獲得しましたが、15年はセーブ機会での失敗が目立ち、中継ぎに配置転換されました。
10位タイ 増井浩俊投手 3億円(18年)
日本ハムで抑え・先発として活躍し、17年シーズンオフにメジャーリーグに挑戦した平野投手の穴を埋めるべくFAで入団しました。
移籍1年目の18年は63試合に登板して35セーブを挙げる活躍を見せました。
12位 谷佳知選手 2億9000万円(05年)
90年代後半から外野のレギュラーを務め、毎年コンスタントに成績を残しており、04年はアテネオリンピックでの負傷でシーズン後半戦は離脱しましたが、打率.317を記録してベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、年俸は2億9000万円へと上がりました。
13位 ステフェン・ロメロ選手 2億8750万円(18年)
来日1年目の17年に26本塁打を放ち、期待された18年も25本塁打を記録、中軸として活躍しました。
故障も多い選手でしたが、一発が魅力のスラッガーとして、打線を牽引しました。
14位 朴賛浩投手 2億5000万円(11年)
韓国のエースだった右のサイドスロー投手。
メジャーリーグでの経験も豊富で期待されて入団しましたが、7試合の登板で1勝に終わり、1年限りで退団しました。
14位タイ 李大浩選手 2億5000万円(12年)
韓国の主砲は来日1年目の12年から活躍を見せ、144試合にフル出場して勝負強い打撃で打点を量産、打点王とベストナインに輝きました。
14位タイ トニ・ブランコ選手 2億5000万円(15年)
中日時代に本塁打と打点の二冠を獲得した実力者でしたが、15年のオリックス入団後は故障に苦しみ、15年はNPB通算7年目で初めて本塁打数が二桁に届きませんでした。
17位 アンドリュー・アルバース投手 2億4000万円(20年)
18年に来日して先発ローテーションの一角を担い、9勝を挙げる活躍を見せ、契約を延長しました。
19年は故障に苦しみ、最高年俸で迎えた20年は黒星先行だったものの1年間ローテーションを守りました。
18位 ブランドン・ディクソン投手 2億1800万円(18年)
来日した13年から先発として活躍したアメリカ出身の右腕。
変化の大きいナックルカーブを武器に毎年10勝近くを記録、18年は故障で出遅れたこともあり4勝に終わりました。
19位 森友哉選手 2億1000万円(23年)
強打のキャッチャーとして西武で中軸を担っていましたが、22年オフにFAでオリックスに入団しました。
移籍1年目は同学年の若月健矢選手とともに捕手陣を引っ張り、リーグ三連覇に貢献しました。
20位 中村紀洋選手 2億0000万円(06年)
長年近鉄の主砲としてチームを牽引していましたが、05年に海を渡りメジャーリーグを目指しましたが、夢舞台に立つことはできませんでした。
06年にプレーする場として選んだオリックスではサードのレギュラーとして85試合に出場しましたが、1年限りで退団しました。
オリックス・バファローズの歴代最高年俸獲得者は6億5000万円の山本由伸投手!
令和になり、結果を残し続けているオリックス・バファローズで歴代最高年俸獲得者は6億5000万円の山本由伸投手です。
ここで、山本由伸投手のプロフィールを確認していきましょう。
職業:プロ野球選手
生年月日:1998年8月17日
身長:178cm
出身:岡山県
最終学歴:都城高校
血液型:AB型
1998年(平成10年)8月17日生まれ、岡山県備前市出身。16年のドラフト会議でオリックス・バファローズから4位指名を受けて、都城高校から入団しました。
プロ1年目の8月に一軍デビューを先発で果たし、その後プロ初勝利を記録、2年目の中継ぎでの活躍を経てプロ3年目から先発に定着しました。
19年に防御率1.95を記録して最優秀防御率に輝くと、プロ5年目の21年には18勝を挙げて初となる最多勝を獲得しました。防御率は驚異の1.39を記録して2回目の最優秀防御率を獲得、2回目の最多奪三振と初の最高勝率も受賞して投手四冠に輝きました。
22年は6月にノーヒットノーランを記録、プロ野球史上初の2年連続投手四冠に輝くと年俸は3億7000万円から大幅アップとなる6億5000万円に達し、迎えた23年も戦後史上初となる2年連続のノーヒットノーラン、前人未到の3年連続投手四冠を達成して同年オフにメジャーリーグ挑戦を表明しました。
腕の振りがコンパクトで左足が突っ張る独特のフォームで160キロに迫るストレートとどの球種も一級品の変化球を投げ分け、令和のプロ野球を代表する球界のエースとして君臨した山本由伸投手がオリックス・バファローズでの歴代最高年俸獲得者でした。
オリックス・バファローズの年俸に関する豆知識
オリックス・バファローズの年俸ランキングトップ20位にランクインした選手には、メジャーリーグに挑戦した選手やメジャーリーグを経験してきた選手等、海を渡った選手が多くいます。
1位の山本由伸投手と2位のイチロー選手は圧倒的な成績を残してともに最高年俸で過ごしたシーズン終了後にポスティングシステムでメジャーリーグ球団への移籍が決定しました。
4位のアダム・ジョーンズ選手はメジャーリーグ屈指のスラッガーとして活躍後に日本球界にチャレンジすることを決め、5位の吉田正尚選手は打線を牽引してリーグ連覇に貢献してメジャーリーグに挑戦することとなりました。
10位の平野佳寿投手は最高年俸でプレーした3年後にFAでアメリカに渡り、中継ぎとしてメジャーリーグを経験、その経験を還元すべく21年から再びオリックスのユニフォームに袖を通しています。
7位の中島裕之選手や20位の中村紀洋選手は目指したメジャーリーグでプレーすることはできませんでしたが、日本球界復帰の球団としてオリックスを選び、高額年俸でプレーしました。
まとめ
・最高年俸は山本由伸投手の6億5000万円。
・野手トップはイチロー選手の5億円。
・山本投手は戦後史上初となる2年連続ノーヒットノーランや前人未到の3年連続投手四冠等、大記録を残してきた。
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