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広島カープの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

1950年に市民球団として誕生した広島カープでは、これまで多くの外国人選手がプレーしてきました。

今回はこれまで広島カープに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、広島カープ最強の助っ人選手についてリサーチしました。

外国人選手の国籍に「広島らしさ」が垣間見え、野球界の発展に力を入れていることもわかりました。

それではチェックしていきましょう!!

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広島カープの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。70年代から在籍する外国人選手が増えていることがわかります。

まずは野手から見てみましょう。

広島カープの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1953 銭村 健三 23 10 0.000 0 0 USA
銭村 健四 25 71 0.264 3 28 USA
1954 銭村 健四 25 118 0.259 4 29 USA
1955 銭村 健四 7 109 0.215 3 26 USA
平山 智 3 117 0.238 7 42 USA
1956 銭村 健四 7 77 0.178 1 8 USA
平山 智 3 126 0.240 10 46 USA
1957 平山 智 3 117 0.222 11 38 USA
1958 平山 智 3 123 0.226 5 25 USA
新田 幸男 2 0 0.000 0 0 USA
1959 平山 智 3 113 0.211 1 24 USA
1960 平山 智 3 119 0.210 7 34 USA
1961 平山 智 3 118 0.253 3 23 USA
1962 平山 智 3 77 0.258 1 11 USA
1963 平山 智 3 61 0.177 0 4 USA
1964 平山 智 3 25 0.182 0 4 USA
ロナルド大森 13 0 0.000 0 0 USA
1972 ベルサイエス 49 48 0.189 4 10 CUB
ゴンザレス 59 31 0.297 0 4 CUB
1973 マクガイア 3 103 0.276 9 42 USA
ヒックス 24 105 0.250 16 49 USA
1974 マクガイア 3 104 0.253 2 26 USA
ヒックス 24 78 0.243 17 40 USA
1975 ホプキンス 6 130 0.256 33 91 USA
シェーン 19 117 0.281 13 56 USA
1976 ホプキンス 6 114 0.329 20 69 USA
シェーン 19 122 0.307 20 62 USA
1977 ライトル 6 120 0.301 19 65 USA
ギャレット 5 128 0.279 35 91 USA
1978 ライトル 6 130 0.296 33 108 USA ダイヤモンドグラブ賞
ギャレット 5 130 0.271 40 97 USA
1979 ライトル 6 130 0.264 23 61 USA ダイヤモンドグラブ賞
ギャレット 5 126 0.225 27 59 USA
1980 ライトル 6 130 0.280 23 82 USA ダイヤモンドグラブ賞、日本シリーズMVP
デュプリー 5 127 0.266 10 40 USA
1981 ライトル 6 128 0.318 33 100 USA 最多安打、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞
ガードナー 5 129 0.281 26 77 USA
1982 ライトル 6 126 0.270 24 75 USA
ガードナー 5 89 0.254 4 28 USA
1983 アイルランド 4 96 0.293 12 44 USA
フィルキンス 44 39 0.268 2 7 USA
1984 アイルランド 4 108 0.254 6 23 USA
1987 ジョンソン 42 101 0.319 6 26 USA
ランス 45 121 0.218 39 83 USA 本塁打王
1988 ジョンソン 5 41 0.285 3 12 USA
ランス 45 79 0.189 19 50 USA
1989 ロードン 44 123 0.300 22 79 USA ゴールデングラブ賞
アレン 49 80 0.300 11 39 USA
1990 ロードン 44 26 0.230 2 15 USA
アレン 49 98 0.313 25 61 USA
ヤング 43 69 0.234 11 35 USA
1991 アレン 00 68 0.233 6 33 USA
バークレオ 5 29 0.203 2 5 USA
1992 ブラウン 43 109 0.233 19 68 USA
ペルドモ 112 0 0.000 0 0 DOM
1993 ブラウン 43 120 0.276 27 83 USA
メディーナ 57 3 0.333 0 1 USA
1994 ブラウン 43 28 0.260 4 14 USA
メディーナ 57 106 0.271 14 70 USA
1995 メディーナ 57 35 0.223 4 11 USA
1996 ペルドモ 59 6 0.083 0 0 DOM
ロペス 2 130 0.312 25 109 USA 打点王、ベストナイン
ペレス 72 31 0.278 1 7 DOM
ソリアーノ 74 0 0.000 0 0 DOM
1997 ロペス 2 134 0.320 30 112 USA 打点王、最多安打、ベストナイン
ペレス 50 86 0.245 3 15 DOM
ソリアーノ 74 9 0.118 0 0 DOM
1998 ペレス 50 98 0.296 5 35 DOM
ケサダ 65 34 0.311 3 9 DOM
1999 ペルドモ 59 35 0.200 1 4 DOM
ペレス 50 12 0.174 0 2 DOM
ディアス 2 110 0.263 8 53 VEN
2000 ディアス 49 88 0.254 8 31 VEN
ロペス 33 93 0.313 20 88 USA
ボール 33 3 0.250 0 0 USA
ブリトー 70 0 0.000 0 0 DOM
2001 ディアス 49 136 0.304 32 85 VEN ベストナイン
ロペス 33 138 0.308 3 85 USA
ブリトー 70 0 0.000 0 0 DOM
2002 ディアス 49 96 0.280 17 51 VEN
ロペス 33 80 0.245 5 33 USA
2003 シーツ 4 136 0.313 25 75 USA
ハースト 70 43 0.207 5 15 USA
2004 シーツ 4 134 0.284 23 85 USA
ラロッカ 43 122 0.328 40 101 USA ベストナイン
2005 ラロッカ 43 80 0.303 18 56 USA
フランコ 96 15 0.229 0 1 DOM
2007 アレックス 43 73 0.300 7 31 USA
2008 アレックス 43 142 0.306 15 76 USA
シーボル 25 110 0.273 15 53 USA
2009 シーボル 25 40 0.213 4 11 USA
マクレーン 90 114 0.244 18 52 USA
フィリップス 22 74 0.265 15 50 USA
2010 ヒューバー 11 80 0.220 7 17 AUS
フィオレンティーノ 43 44 0.246 2 15 USA
2011 トレーシー 43 40 0.235 1 19 USA
バーデン 35 64 0.281 3 20 USA
2012 バーデン 35 0 0.000 0 0 USA
スタビノア 70 52 0.238 9 24 USA
エルドレッド 3 65 0.262 11 35 USA
2013 スタビノア 70 14 0.154 1 3 USA
エルドレッド 55 66 0.247 13 32 USA
キラ 13 66 0.259 14 45 USA
ルイス 41 79 0.268 4 20 USA
2014 エルドレッド 55 118 0.260 37 104 USA 本塁打王
キラ 13 88 0.257 11 40 USA
ロサリオ 69 69 0.336 14 49 DOM
2015 エルドレッド 55 79 0.227 19 54 USA
ロサリオ 69 42 0.258 2 12 DOM
グスマン 13 34 0.230 3 12 VEN
シアーホルツ 57 65 0.250 10 30 USA
2016 エルドレッド 55 95 0.294 21 53 USA
メヒア 146 0 0.000 0 0 DOM
バティスタ 145 0 0.000 0 0 DOM
ルナ 5 67 0.272 5 34 DOM
プライディ 13 0 0.000 0 0 USA
2017 エルドレッド 55 116 0.265 21 53 USA
メヒア 96 9 0.214 0 1 DOM
バティスタ 95 61 0.256 11 26 DOM
ペーニャ 5 22 0.216 0 2 MEX
2018 エルドレッド 55 38 0.213 5 14 USA
メヒア 96 22 0.268 3 7 DOM
バティスタ 95 99 0.242 25 55 DOM
2019 メヒア 96 56 0.259 7 17 DOM
バティスタ 95 103 0.269 26 64 DOM
サンタナ 146、99 13 0.182 0 5 DOM
2020 メヒア 96 37 0.188 2 4 DOM
ピレラ 10 99 0.266 11 34 VEN

※USA=アメリカ、DOM=ドミニカ共和国、VEN=ベネズエラ、AUS=オーストラリア、MEX=メキシコ

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50年代は日系アメリカ人選手が所属し、銭村兄弟の弟の銭村健四選手が多くの試合に出場し、同じく日系アメリカ人の平山智選手が外野の一角を担いました。

70年代に入ると日本にルーツのない外国人選手が入団するようになり、75年にゲイル・ホプキンス選手が33本塁打を記録、77年からはジム・ライトル選手エイドリアン・ギャレット選手のコンビが活躍しました。

ライトル選手は6年間在籍し、78年から4年連続でダイヤモンドグラブ賞を受賞、80年には日本シリーズMVPに輝く等、中軸打者としてチームを牽引しました。ギャレット選手も78年に40本塁打を記録し、長打力を発揮しました。

80年代は打撃面で貢献した選手が少ない中、登録名が「ランス」だったリック・ランセロッティ選手は87年に39本塁打で本塁打王を獲得しました。

90年代に入ると打力に優れた選手が入団、後に監督を務めたマーティーブラウン選手は93年に27本塁打を放ち、96年に入団したルイス・ロペス選手は来日1年目で打率.312、25本塁打、109打点で打点王を獲得、翌年も30本塁打、112打点で2年連続の打点王に輝きました。ロペス選手は1度退団しましたが、01年に復帰して活躍しました。

92年に入団して1年で退団し、96年に再び入団したフェリックス・ペルドモ選手は99年に二刀流でプレーしました。

99年に入団したエディ・ディアス選手は主に二遊間を守り、01年には打率.304、32本塁打、85打点を記録してベストナインを受賞しました。03年に入団したアンディ・シーツ選手は守備の名手として期待されていましたが、打撃面での貢献が大きく、2年連続で20本塁打を記録し、04年に40本塁打、101打点をマークしたグレッグ・ラロッカ選手と恐怖の二遊間コンビでした。

12年シーズン途中に加入したブラッド・エルドレッド選手は来日3年目に37本塁打をマークして本塁打王を獲得し、7年間の長きにわたり在籍しました。17年に育成選手から支配下登録に昇格したサビエル・バティスタ選手は4番を打つまでに成長し、18年に25本塁打、19年に26本塁打を記録しましたが、19年シーズン途中にドーピングが発覚して出場資格停止処分を受け、20年シーズン開幕前に退団しました。

広島カープの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1950 竹村 元雄 18 8 5.19 0 0 25.2 TPE
1953 光吉 勉 11 4 7.20 0 0 4.2 USA
銭村 健三 23 1 4.50 0 0 1.2 USA
1954 光吉 勉 11 2 3.60 0 0 4.1 USA
1984 レーシッチ 44 23 3.18 0 1 22.2 USA
1992 チェコ 106 0 0.00 0 0 0 DOM
バウチスター 101 0 0.00 0 0 0 DOM
ザンギルベルト 107 0 0.00 0 0 0 DOM
1993 チェコ 37 4 9.00 0 0 5 DOM
1994 リベラ 16 2 7.71 0 0 7 DOM
1995 F.ラミーレス 111 0 0.00 0 0 0 DOM
チェコ 106 28 2.74 15 0 193.2 DOM
1996 F.ラミーレス 73 0 0.00 0 0 0 USA
チェコ 50 9 4.80 4 0 50.2 DOM
1997 グスマン 72 0 0.00 0 0 0 DOM
マルチネス 73 0 0.00 0 0 0 DOM
ペルドモ 59 17 4.03 2 0 29 DOM
1998 ペルドモ 59 13 4.15 0 0 17.1 DOM
グスマン 68 0 0.00 0 0 0 DOM
ミンチー 43 35 2.75 15 0 236 USA
1999 ペルドモ 59 17 4.56 1 0 25.2 DOM
ミンチー 43 17 5.77 2 0 82.2 USA
レイノソ 65 9 9.00 0 0 13 DOM
デハート 12 6 8.53 0 0 6.1 USA
2000 ミンチー 43 31 3.49 12 0 183 USA
レイノソ 65 1 27.00 0 0 2 DOM
ウルソー 45 29 8.00 0 1 18 USA
ラドウィック 42 8 5.93 1 0 13.2 USA
カンバーランド 42 1 81.00 0 0 0.1 USA
2001 シュールストロム 45 22 3.27 0 11 22 USA
ヤング 43 5 3.00 0 0 3 USA
ラドウィック 42 17 5.18 2 0 81.2 USA
2002 シュールストロム 45 5 0.00 0 0 4.2 USA
スタニファー 42 9 4.74 0 0 19 USA
ベルトラン 43 25 9.15 0 0 19.2 MEX
マテオ 107 0 0.00 0 0 0 DOM
R.ラミーレス 70 2 3.00 0 0 3 DOM
2003 ニューマン 43 14 7.77 0 0 22 USA
ランドクィスト 49 6 8.22 0 0 7.2 USA
デイビー 16 15 2.37 5 1 76 USA
ブロック 42 24 3.94 8 0 144 USA
2004 デイビー 16 9 6.18 3 0 51 USA
ブロック 42 0 0.00 0 0 0 USA
ベイル 49 25 4.21 11 0 160.1 USA
フェリシアーノ 98 3 15.88 0 0 11.1 DOM
ワトソン 58 19 3.74 0 0 21.2 USA
2005 デイビー 30 18 2.98 6 0 114.2 USA
ベイル 49 51 3.19 2 24 53.2 USA
フェリシアーノ 98 5 6.94 0 0 11.2 DOM
ロマノ 32 27 4.54 5 0 1 USA
レイボーン 70 11 5.06 3 0 64 USA
2006 ベイル 49 30 2.93 1 6 43 USA
フェリシアーノ 98 12 7.39 0 0 35.1 DOM
ロマノ 30 31 5.64 5 0 103.2 USA
ダグラス 21 20 3.41 9 0 97.2 USA
マルテ 93 12 1.59 0 0 11.1 DOM
2007 ダグラス 21 0 0.00 0 0 0 USA
マルテ 93 17 8.31 0 0 17.1 DOM
フェルナンデス 48 30 6.04 3 0 92.1 USA
カリダ 123、95 2 0.00 0 0 0.2 DOM
2008 マルテ 93 1 13.50 0 0 10.2 DOM
シュルツ 70 55 3.23 3 0 53 USA
ルイス 11 26 2.68 15 0 178 USA 最多奪三振
コズロースキー 34 26 4.74 2 2 38 USA
ブラウワー 90 21 3.98 0 0 20.1 USA
2009 シュルツ 70 73 2.28 5 1 75 USA
ルイス 11 29 2.96 11 0 176.1 USA 最多奪三振
コズロースキー 67 1 54.00 0 0 0.1 USA
ソリアーノ 124 0 0.00 0 0 0 DOM
ドーマン 43 9 17.28 0 0 8.1 USA
2010 シュルツ 70 11 3.48 0 7 10.1 USA
ソリアーノ 125、90 10 4.30 2 0 46 DOM
ジオ 91 20 4.07 8 0 119.1 PUR
ベイル 94 30 7.09 0 1 26.2 USA
ゲレロ 140 0 0.00 0 0 0 DOM
スタルツ 24 21 5.07 6 0 124.1 USA
チューク 42 16 5.79 2 1 18.2 USA
2011 シュルツ 70 19 1.06 0 0 17 USA
ソリアーノ 90 8 3.65 1 0 24.2 DOM
ジオ 91 18 2.72 3 0 99.1 USA
バリントン 42 30 2.42 13 0 204.1 USA 最多奪三振
サファテ 58 57 1.34 1 35 60.2 USA
2012 バリントン 42 29 3.23 7 0 175.2 USA
サファテ 58 47 2.90 2 9 49.2 USA
ミコライオ 57 61 2.79 3 21 58 USA
2013 バリントン 42 28 3.23 11 0 172.2 USA
ミコライオ 57 57 2.04 2 27 57.1 USA
ソコロビッチ 58 11 0.79 0 0 11.1 VEN
2014 バリントン 42 23 4.58 9 0 131.2 USA
ミコライオ 57 51 2.45 1 25 47.2 USA
フィリップス 58 9 3.27 1 0 11 USA
ヒース 70 7 2.38 3 0 41.2 USA
2015 ヒース 70 43 2.36 3 4 49.2 USA
ジョンソン 42 28 1.85 14 0 194.1 USA 最優秀防御率
ザガースキー 58 19 2.40 0 0 15 USA
デへへス 144 0 0.00 0 0 0 DOM
2016 ジョンソン 42 26 2.13 15 0 180.1 USA 沢村賞
ジャクソン 58 67 1.71 2 0 68.1 USA
ヘーゲンズ 66 50 2.92 7 0 83.1 USA
デラバー 70 2 0.00 0 0 2 USA
2017 ジョンソン 42 13 4.01 6 0 76.1 USA
ジャクソン 58 60 2.76 2 1 62 USA
ヘーゲンズ 66 11 6.60 0 0 15 USA
ブレイシア 70 26 3.00 2 1 30 USA
2018 ジョンソン 42 24 3.11 11 0 144.2 USA
ジャクソン 58 48 2.76 3 1 45.2 USA
フランスア 143、97 47 1.66 3 1 65 DOM
カンポス 70 1 0.00 0 0 1 VEN
タバーレス 142 0 0.00 0 0 0 DOM
ヘルウェグ 62 7 1.13 0 0 8 USA
2019 ジョンソン 42 27 2.59 11 0 156.2 USA
フランスア 97 67 2.76 8 12 71.2 DOM
ヘルウェグ 62 5 0.00 1 0 3.2 USA
モンティージャ 141、98 2 14.54 0 0 4.1 DOM
レグナルト 58 52 3.34 6 0 59.1 USA
ローレンス 70 1 10.80 0 0 5 USA
メナ 144 0 0.00 0 0 0 DOM
2020 ジョンソン 42 10 6.10 0 0 51.2 USA
フランスア 97 53 2.45 2 19 55 DOM
D.Jジョンソン 58 14 4.61 0 0 13.2 USA
スコット 70 7 15.75 0 0 8 ZAF
モンティージャ 98 1 18.00 0 0 1 DOM
メナ 144 0 0.00 0 0 0 DOM

※TPE=台湾、USA=アメリカ、DOM=ドミニカ共和国、MEX=メキシコ、PUR=プエルトリコ、VEN=ベネズエラ、ZAF=南アフリカ

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50年代は日系人投手が在籍し、60年代と70年代に在籍した外国人投手はいませんでした。80年代も84年に在籍したデビッド・レーシッチ投手のみで、90年代に入りドミニカ共和国のカープアカデミー出身投手が入団するようになりました。

入団しても登板できない投手が多かった中、95年にロビンソン・チェコ投手が28試合に登板して15勝をマーク、アカデミー出身者として最初の成功を収めました。

98年に入団したアメリカ出身のネイサン・ミンチー投手は長身から繰り出す多彩な変化球を武器に活躍し、中4日のフル回転で15勝を挙げましたが、翌年は2勝に終わりました。00年には再び2桁勝利を記録しましたが、同年限りで退団しました。

日本ハムで日本野球を経験していたエリック・シュールストロム投手は01年に抑えとして11セーブを挙げ、サウスポーのジョン・ベイル投手は04年に11勝を記録しました。

08年と09年の2年間先発ローテーションの一角を担ったコルビー・ルイス投手は制球力を武器に2年間で26勝を記録、09年は開幕投手を務めました。08年に入団したマイク・シュルツ投手は来日1年目に55試合に登板すると翌年は73試合に登板し、リーグ1位の35ホールドを記録する等セットアッパーとしてリリーフ陣を支えました。

11年から4年間在籍したブライアン・バリントン投手は前田健太投手との二本柱として活躍し、来日1年目に13勝を挙げ、13年にはミンチー投手のチーム外国人投手通算勝利数29を更新しました。

同時期にリリーフで活躍したのはデニス・サファテ投手キャム・ミコライオ投手で、ともに長身から投げ下ろす剛速球を武器に打者を打ち取り、抑えの切り札としてチームに貢献しました。ミコライオ投手は12年から3年連続で20セーブ以上を記録しました。

15年に来日したクリス・ジョンソン投手はコーナーに投げ分ける制球力を発揮し、来日1年目から14勝をマーク、防御率1.85で最優秀防御率を受賞しました。その後も20年までのプレーし、4度の2桁勝利を記録、16年には沢村賞を受賞してエースとしてチームを牽引しました。記録した57勝は広島カープの外国人投手通算勝利数1位となっています。

 

【広島カープ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はクリス・ジョンソン投手の3億4500万円!

ここでは広島カープの歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。広島カープのトップ5には投手3人と野手2人がランクインしました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2018 K.ジョンソン 3億4500万円 3.11 24
2 2004 A.シーツ 1億4300万円 0.313 134
2 2009 C.ルイス 1億4300万円 2.96 22
4 2015 N.シアーホルツ 1億3900万円 0.250 65
5 2014 B.バリントン 1億3375万円 4.58 23

1位はクリス・ジョンソン投手で、2018年の3億4500万円が歴代最高年俸となりました。来日1年目から先発ローテーションの中心としてチームを牽引し、来日から2年連続で2桁勝利を記録しました。16年には外国人投手として2人目の沢村賞を受賞、契約を結び直した17年は怪我の影響もあり6勝に終わりましたが、最高年俸となった18年は再び2桁勝利をマークしました。

2位は2人が並び、1人目は来日1年目の03年に打率.313、25本塁打、75打点を記録したアンディ・シーツ選手で、オフの契約更改で年俸は1億4300万円にアップしました。04年も23本塁打、85打点を記録しましたが、同年限りで阪神タイガースに移籍しました。

同じく2位にランクインしたのは08年から2年間先発ローテーションの一角を担ったコルビー・ルイス投手です。08年に15勝を挙げ、最多奪三振を獲得すると年俸は1億4300万円になりました。09年も11勝を記録して2年連続となる最多奪三振のタイトルを獲得しました。

4位にランクインしたネイト・シアーホルツ選手1億3900万円の高年俸で入団しましたが、相次ぐコンディション不良で65試合の出場に終わり、1年限りで退団しました。

5位は14年のブライアン・バリントン投手。11年に入団し、いきなり13勝を挙げ、13年にも再び13勝を記録し、先発ローテーションの中心を担いました。1億3375万円で最高年俸となった14年は防御率は4.58と思うような数字ではなかったものの9勝を記録しました。

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私が思う最強の広島カープ歴代外国人(助っ人)選手はクリス・ジョンソン投手!

これまで多くの助っ人外国人選手が赤ヘル軍団の一員としてプレーしてきましたが、歴代最強の選手は沢村賞投手となったクリス・ジョンソン投手だと考えます。

ここで、クリス・ジョンソン投手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手
生年月日:1984年10月14日
身長:193cm
出身:アメリカ
最終学歴:ウィチタ州立大学
血液型:不明

1984年(昭和59年)10月14日生まれ、アメリカ・カルフォルニア州出身。ウィチタ州立大学からドラフト1巡目でメジャーリーグのボストン・レッドソックスに入団し、ピッツバーグ・パイレーツやミネソタ・ツインズを経て2014年のオフに広島カープへの入団が決定しました。

日本での通算6年で128試合に登板し、防御率2.76、57勝、624奪三振を記録しています。内外角に投げ分ける抜群の制球力を武器に内野ゴロを打たせる投球スタイルで勝ち星を挙げ、記録した57勝は広島カープの外国人投手通算勝利数1位となっています。

15年に防御率1.85の好成績で最優秀防御率のタイトルを獲得、16年には外国人投手として史上2人目となる沢村賞を受賞し、プレーした6年間で4度の2桁勝利を達成する等エースとしてチームを牽引し、登板した128試合は全て先発マウンドでした。

20年シーズン限りで退団し、21年8月に引退を表明しましたが、その際に21年の東京オリンピックのアメリカ代表の誘いを辞退していたことも判明しました。辞退の理由が「広島カープの一員だったことをファンの皆さんに覚えておいてほしい」からであったカープ愛に溢れたクリス・ジョンソン投手が、広島カープ歴代最強の外国人選手ではないでしょうか。

広島カープの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

広島カープに在籍した外国人選手の国籍を見るとアメリカ出身の選手が多いですが、ドミニカ共和国出身の選手も多くいます。

90年に自前で選手を発掘・育成するためにドミニカカープアカデミーを創設したことが要因の一つに挙げられ、95年に15勝を記録したロビンソン・チェコ投手や二刀流で活躍したフェリックス・ペルドモ選手らがアカデミーで練習を積み、日本にやってきました。

00年代に入り一度縮小したものの10年代に施設改修を行い、リリーフで現在も活躍しているへロニモ・フランスア投手、現在は退団していますが2年連続で20本塁打以上を記録したサビエル・バティスタ選手らが主力に成長しました。

巨人の先発ローテーションの一角を担い、東京オリンピックでドミニカ共和国の銅メダルに貢献したクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手も出身者であり、日本球界でアカデミー出身者が活躍しており、野球界の発展にカープアカデミーが寄与しています。

まとめ

・広島カープは70年代から外国人選手が増え、90年代に入るとドミニカカープアカデミー出身者が入団するようになった。

・野手ではライトル選手やエルドレッド選手、投手ではバリントン投手やジョンソン投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、2018年シーズンのジョンソン投手の3億4500万円。

・ジョンソン投手は来日1年目からエース格として活躍し、16年には外国人投手として2人目となる沢村賞を受賞した広島カープ歴代最強の外国人選手である。

 

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