阪神タイガースの歴代年俸ランキング一覧まとめ!最高年俸はいくらで誰なのかチェック!
球団創設85周年の阪神タイガース。西の伝統球団ではこれまで多くの名選手がプレーしてきました。
今回はそんな阪神タイガースの歴代年俸ランキングを一覧にまとめ、最高年俸は誰なのかを調査しました。
意外な選手がランクインしているかもしれません。それでは確認していきましょう!
目次
歴代の年俸ランキング一覧まとめ!歴代最高年俸は金本知憲選手の5億5000万円!!
阪神タイガースに在籍した選手の最高年俸を20位までまとめてみました。複数年契約等で最高年俸のシーズンが複数年ある選手は、初めて最高年俸で迎えたシーズンの成績を掲載しています。
やや外国人選手が多くランクインしました。これから詳しく見ていきましょう。
順位 | 年度 | 選手名 | 年俸 | 打率/防御率 | 試合/登板 | 本塁打/勝利 | 守備位置 |
1 | 2007 | 金本 知憲 | 5億5000万円 | 0.265 | 144 | 34 | レフト |
2 | 2015 | M.マートン | 4億5000万円 | 0.276 | 140 | 9 | レフト |
3 | 2009 | 藤川 球児 | 4億0000万円 | 1.25 | 49 | 5 | 抑え |
3 | 2010 | 城島 健司 | 4億0000万円 | 0.303 | 144 | 28 | キャッチャー |
3 | 2014 | 呉 昇桓 | 4億0000万円 | 1.76 | 64 | 2 | 抑え |
3 | 2015 | 鳥谷 敬 | 4億0000万円 | 0.281 | 143 | 6 | ショート |
3 | 2018 | 糸井 嘉男 | 4億0000万円 | 0.308 | 119 | 16 | ライト |
8 | 2004 | W.ロサリオ | 3億8000万円 | 0.242 | 75 | 8 | ファースト |
9 | 1997 | M.グリーンウェル | 3億6000万円 | 0.231 | 7 | 0 | ファースト |
10 | 2017 | R.メッセンジャー | 3億5000万円 | 2.39 | 22 | 11 | 先発 |
11 | 2006 | 今岡 誠 | 3億3000万円 | 0.221 | 59 | 7 | サード |
12 | 2004 | G.アリアス | 3億0000万円 | 0.272 | 117 | 26 | ファースト |
13 | 2007 | A.シーツ | 2億9000万円 | 0.292 | 132 | 9 | サード |
14 | 2020 | J.ボーア | 2億7500万円 | 0.258 | 72 | 13 | ファースト |
15 | 1994 | R.ディアー | 2億7000万円 | 0.151 | 70 | 8 | ファースト |
16 | 2009 | 赤星 憲広 | 2億5000万円 | 0.263 | 91 | 0 | センター |
16 | 2012 | 新井 貴浩 | 2億5000万円 | 0.250 | 122 | 9 | ファースト |
17 | 2004 | 伊良部 秀輝 | 2億4000万円 | 13.11 | 3 | 0 | 先発 |
17 | 2007 | E.ジャン | 2億4000万円 | 4.66 | 21 | 6 | 先発 |
20 | 2006 | 井川 慶 | 2億3000万円 | 2.97 | 29 | 14 | 先発 |
20 | 2007 | J.ウィリアムス | 2億3000万円 | 0.96 | 60 | 1 | 中継ぎ |
20 | 2017 | 福留 孝介 | 2億3000万円 | 0.263 | 127 | 18 | レフト |
ボーア選手は2020年9月17日終了時点の成績
1位 金本知憲選手 5億5000万円(07年)
FA権を行使して広島から移籍し、入団2年目の04年に打点王を獲得、05年にはMVPを受賞しました。
移籍後3年連続となるベストナインを受賞し、自己最高年俸の07年は31本塁打を放ちました。
2位 M.マートン選手 4億5000万円(15年)
来日1年目の10年から安打を量産し、14年に打率.338で首位打者を獲得すると年俸は自己最高となり、在籍最終年となったこの年も140試合に出場しました。
3位 藤川球児投手 4億円(09年)
自己最高年俸となった09年は防御率1.25で25セーブを挙げ、39セーブを挙げた前年に引き続き守護神として活躍しました。
ストレートを武器に安定した成績を残し続けました。
3位タイ 城島健司選手 4億円(10年)
日本人キャッチャー初のメジャーリーガーが日本球界復帰先に選んだのは阪神タイガースでした。
この年は144試合フル出場を果たし、プロ野球史上初となる両リーグでのゴールデングラブ賞を獲得しました。
3位タイ 呉 昇桓投手 4億円(14年)
来日1年目から39セーブを挙げて最多セーブを獲得すると翌年も41セーブを挙げ2年連続で最多セーブを獲得しました。
石直球と呼ばれた重いストレートを武器に2年間の在籍で80セーブを記録しました。
3位タイ 鳥谷敬選手 4億円(15年)
年俸4億円の複数年契約を結び迎えた15年は3年連続のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、存在感を発揮しました。
この年も143試合に出場し、試合に出場し続ける「鉄人」ぶりを見せました。
3位タイ 糸井嘉男選手 4億円(18年)
16年オフにFAで阪神に入団し、移籍2年目の18年に4億円に到達しました。
打率.308、本塁打16本、打点68の好成績を残し、プロ通算1,500本安打を9月に達成しました。
8位 W.ロサリオ選手 3億8000万円(18年)
長打力を期待され4番で起用されました、日本野球に適応できずに6月に二軍に降格するなど結果を残せず1年限りで退団しました
9位 M.グリーンウェル選手 3億6000万円(97年)
高年俸の契約を結び入団しましたが、キャンプ途中に離脱して出遅れると日本デビューは5月に入ってからでした。
自打球を右足に当てて骨折すると7試合に出場したのみで引退宣言をして退団しました。
10位 R.メッセンジャー投手 3億5000万円(17年)
来日後5度目の2桁勝利を達成した16年シーズンオフに自己最高年俸となる3億5000万円になり、17年も先発の柱として11勝をマークしました。
球団史上最長となる10シーズンプレーしました。
11位 今岡誠選手 3億3000万円 (06年)
05年に5番打者としてプロ野球史上3位となる147打点を記録して打点王に輝くと年俸は自己最高の3億3000万円に到達しました。
06年は死球による負傷もあり、シーズン中盤で離脱しました。
12位 J.アリアス選手 3億円(04年)
03年は中軸打者として38本塁打、107打点を記録して優勝に大きく貢献しました。
自身最高年俸となった04年は本塁打・打点ともに減少しましたが、25本塁打84打点と持ち味の長打力を発揮しました。
13位 A.シーツ選手 2億9000万円(07年)
広島から阪神に移籍すると広島時代のショートではなく主にファーストを守り、05年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞しました。
広角に打ち分ける打撃技術で中軸を務めましたが、最高年俸だった07年シーズンをもって現役を引退しました
14位 J.ボーア選手 2億7500万円(20年)
伝説の助っ人と呼ばれるランディ・バース選手の再来と期待され4番でシーズンをスタートしましたが序盤は苦しみました。
徐々に日本野球にアジャストし、9月17日終了時点で72試合に出場して13本塁打を記録しています。
15位 R.ディアー選手 2億7000万円(94年)
メジャーリーグ通算226本塁打の実績から長打力を期待され入団しましたが、コンタクト率が低く三振が多くなかなか打率が上がりませんでした。
70試合の出場で打率.151、本塁打8本に終わり、負傷で8月に帰国して退団しました。
16位タイ 赤星憲広選手 2億5000万円(09年)
俊足が武器の「レッドスター」は08年に打率.317を記録し、守備でも6回目のゴールデングラブ賞を受賞すると年俸は自己最高の2億5000万円に到達しました。
しかし翌年はプレー中の負傷で惜しまれながら引退しました。
16位タイ 新井貴浩選手 2億5000万円(12年)
11年に打点王のタイトルを獲得し、年俸2億5000万円で迎えた12年はファーストで起用されましたが、1打点を大きく減らし思うような結果が残せない苦しいを送りました。
17位 伊良部秀輝投手 2億4000万円(04年)
メジャーリーグから日本球界に復帰し、初年度の03年に13勝を挙げてリーグ優勝に貢献しました。
04年は3試合の登板で未勝利に終わり、退団しました。
17位タイ E.ジャン投手 2億4000万円(07年)
21試合の登板は全て先発登板で、6勝を挙げましたが防御率は4.66の不安定な投球が続きました。
セットポジションの投球に難があり、12個のボークを記録しました。
20位 井川慶投手 2億3000万円(06年)
03年には20勝を挙げ、05年も4年連続で2桁勝利を達成しました。
06年も14勝を記録して3回目の最多奪三振のタイトルを獲得し、00年代前半にエースとして活躍しました。
20位タイ J.ウィリアムス投手 2億3000万円(07年)
リリーフユニット「JFK」の一員として勝ち試合の終盤に登板し、相手打者を打ち取りました。
07年も60試合に登板して防御率0.96、43ホールドポイントを記録しました。
20位タイ 福留孝介選手 2億3000万円(17年)
13年から阪神でプレーし、16年シーズンではライトのレギュラーを務め、39歳ながら131試合に出場して打率.311を記録しました
阪神タイガースの歴代最高年俸獲得者は5億5000万円の金本知憲選手!
阪神タイガース創設85年の歴史の中で歴代最高年俸獲得者は5億5000万円の金本知憲選手です。
ここで、金本知憲選手のプロフィールを確認していきましょう。
職業:元プロ野球選手・元プロ野球指導者・野球解説者
生年月日:1968年4月3日
身長:180cm
出身:広島県
最終学歴:東北福祉大学
血液型:O 型
1968年(昭和43年)4月3日生まれ、広島県広島市南区出身。広陵高校から東北福祉大学に進み、1991年のドラフト会議で広島東洋カープから4位指名を受けてプロ野球の世界に飛び込みました。
若い頃から猛練習を積み、広島の主軸として活躍しましたが、02年オフにFAで阪神タイガースに入団しました。移籍後も安定した成績を残し、03年と05年のリーグ優勝に大きく貢献し、05年にはMVPに輝きました。
阪神でプレーした10年間で1,394試合に出場し、打率.278、232本塁打、813打点を記録し、上述したMVPに加えて打点王を1回、ベストナインを4回受賞しました。
06年には連続フルイニング出場の世界新記録を達成し、「鉄人」と呼ぶに相応しい姿をファンに見せ続け、年俸も阪神タイガース歴代最高となる5億5000万円となりました。
FAで入団し、数々のタイトルの獲得や2度の優勝に貢献した「アニキ」こと金本知憲選手が阪神タイガース歴代年俸の選手です。
金本知憲監督の凄さが分かる名言・語録集!伝説エピソードや努力論にも迫る!
阪神タイガースの年俸に関する豆知識
阪神タイガースの年俸ベスト20には他球団からメジャーリーグに挑戦し、日本球界復帰の際に阪神タイガースを選んだ選手が3人ランクインしています。
3位タイの城島健司選手は、長くホークスのレギュラーキャッチャーを務め、キャッチャーとして日本人初のメジャーリーガーとなりました。日本球界復帰の際はホークスに戻ると思われていましたが、ホークスのチーム事情もあり阪神タイガースに入団しました。
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17位タイの伊良部秀輝投手はロッテのエースとして活躍し、メジャーリーグに挑戦しました。メジャーでは3球団を渡り歩き、02年オフに子どもの頃からファンだった阪神タイガースに入団しました。
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20位タイの福留孝介選手は中日の主軸として首位打者2回獲得の実績を引っ提げて海を渡りました。メジャー5年間で596試合に出場し、12年オフに複数球団の争奪戦の末に阪神タイガースに入団しました。入団後はライトとレフトで毎年コンスタントに出場し、生え抜き以外では初のキャプテンを務めました。
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まとめ
・最高年俸は金本知憲選手の5億5000万円、ベスト20のうち外国人が11人占めている。
・投手トップは藤川球児投手と呉昇桓投手の4億円。
・移籍してきた選手が多くランクインしている。
・メジャーリーグから日本球界復帰の際に阪神タイガースを選んだ選手が3人ランクインしている。
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