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【巨人】2017戦力外通告結果一覧&引退選手まとめ。気になる選手のその後も追跡!

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2017年もプロ野球はシーズンオフになり、ストーブリーグに突入します。ストーブリーグは各チームが来季に向けてFAでの選手の獲得や、各球団とのトレードの話など来季への戦いに向けて戦力の補強を考える時期です。

ですが、シーズンオフにはチームの戦力補強とは逆に、戦力の構想として考えられない選手は「戦力外」となり球団から契約をしないことを通知されます。企業でのクビにあたる「戦力外通告」ですね。契約がされないということは、来季の働き場がなくなるということになるので「トライアウト」への参加や新たな道を考えなくてはいけません。

2017年も各球団が既に戦力外を発表しています。今回は有名選手の戦力外でも話題になった2017年の巨人軍の戦力外通告を受けた選手や引退選手をまとめました。その後についても追跡するので、今後の去就に注目しましょう。

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巨人2017の戦力外通告結果一覧まとめ

戦力外通告は第一次と第二次で2段階に分かれて行われます。

それでは、2017年巨人の戦力外通告選手の一覧をそれぞれ見ていきましょう。

第一次通告

選手名 年齢 ポジション 背番号
長谷川潤 26 投手 96
乾真大 28 投手 60
江柄子裕樹 30 投手 62
北篤 28 外野手 66
村田修一 36 内野手 25

最初の戦力外通告の選手の中では、一番驚いたのは村田修一選手でした。松坂世代の一人の選手としてプロ野球界を引っ張ってきた選手です。

2017年シーズンはマギー選手を補強で獲得したことにより、シーズン序盤からほとんど代打がメインとなっていました。

2016年のシーズンは活躍を見せてくれただけに、2017年のシーズン当初から試合に出れない状況は本当に悔しかったと思います。

チームに対しての影響力も高い選手だけに思い切った戦力外通告になりました。

 

第二次通告

選手名 年齢 ポジション 背番号
土田瑞起 27 投手 016
大竹秀義 29 投手 019
矢島陽平 27 投手 021
成瀬功亮 25 投手 012
田中大輝 25 投手 024
高木京介 28 投手 028
巽大介 20 投手 93
実松一成 36 捕手 27
松崎啄也 25 捕手 69
川相拓也 26 内野手 004
坂口真規 27 内野手 023
高橋洸 24 外野手 007

第二次通告では多くの選手が戦力外を言い渡されました。村田選手と同い年の松坂世代・実松選手も戦力外となりました。控えの捕手として絶大な信頼があった控えの捕手です。

巨人の捕手は小林選手、2017年シーズン中盤からは宇佐美選手も目立ちはじめました。球団の考えで若手を育てるためにという考えもあるようですが、少し残念な戦力外通告と感じたファンも多いことでしょう。

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巨人から2017年に引退した選手は?

ここでは引退した選手を紹介します。

選手名 年齢 ポジション 背番号
片岡治大 34 内野手 8
相川亮二 41 捕手 23
松本哲也 33 外野手 31
藤村大介 28 内野手 57
鬼屋敷正人 26 捕手 95
堂上剛裕 32 外野手 51

ベテラン選手で素晴らしい選手が引退してしまうと思うと寂しいですよね。

巨人軍というチーム事情もあり、補強などは他球団よりも積極的に行なわれます。ですから少し力が衰えたり、ケガなどがきっかけで試合に長い期間出れないと、すぐに自分の居場所がなくなってしまうのが現状でしょう。

この中では片岡選手はまだまだやれる年齢ではないかと感じてしまいます。走攻守揃ってレベルの高い選手だけに残念ですよね。

野球選手の平均寿命について。引退後の職業はどんな道がある?

 

片岡選手含め、気になる選手のプロフィールやその後について以下で触れたいと思います。

 

片岡治大選手

片岡選手は2004年ドラフト3位で社会人東京ガスから西武に入団しました。俊足、好打と堅実な守備を見せてくれる華麗な選手でした。

若い時代の足はすごく魅力的でした。過去の西武野球の走れる象徴的な選手でしたよね。2013年シーズンオフにFAで巨人入りが決まりました。

通算の盗塁数も320個とやはり片岡選手の足の速さは素晴らしかったですよね。引退後は巨人でのコーチへの就任が決まっています。

 

松本哲也選手

育成枠からレギュラー選手として活躍した選手です。一見すると線が細くてプロの投手の球を打ち返せるのか、と思ってしまう程の選手でした。ですが、2010年には開幕戦から2番センターでスタメン出場も果たしました。

その年はケガなどもありましたが、オールスターゲームでは嬉しいファン投票で選出され育成枠からオールスターに出場した初めての選手です。

広い守備範囲や粘り強い打撃と俊足が売りで、つなぎの打者としても役割を十分に果たしていました。今後は片岡選手と同様に巨人コーチの道を歩まれることが決まっています。3軍外野総合コーチです。

若手の育成に尽力していって欲しいですね。

 

藤村大介選手

藤村大介選手ははっきりいってまだ若い選手なのでとても引退が残念です。2007年の高校生ドラフト1位で巨人へ入団しました。俊足が売りの選手でしたので、特にプロでは打撃面が課題でした。

2011年からは主軸選手のケガもあり試合に出場する機会を与えられ、2011年は試合数も119試合、2012年は109試合の出場となりました。2011年は盗塁数が28で盗塁王のタイトルも獲得し、持ち味である足の速さを活かした1年になりました。

ですが、打率は2割台前半と厳しい成績となり、その後も出場機会も減り引退という形になっています。

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戦力外通告を受けた選手の動向が気になる!

ここでは戦力外通告を受けた3名の選手のプロフィールや今後の動向をご紹介します。

村田修一選手

村田選手は通算本塁打数も360本とその長打力が魅力的な選手です。

まだまだ村田選手は現役にこだわりを持っています。通算安打数も1865本とプロ野球打者としての一つの目標である2000本安打も届かない数字ではありません。あと2年フルに出場できれば間違いなく達成できる数字と言ってよいと思います。

ですが、年齢も36歳となっていることもあり、どの球団が欲しがるのかはまだ分かりません。

個人的には古巣の横浜に戻るのも面白のではないかと思います。横浜の内野陣は若手が多いのと、代打陣が少し弱い印象があります。中々FAで外に出た選手を古巣が獲得を示すのはありませんが、これだけの打者ですから動向には注目したいですね。

 

実松一成選手

実松選手は捕手の控えとしては貴重な選手の一人だと思います。

最近のプロ野球では捕手が課題となっているチームが多い印象があります。レギュラーで出るというよりも若手捕手のサポートや育成も行うような立場で安心できる捕手の控えとして獲得をしたい球団はあると思います。

先々はコーチとしても育成を期待できる選手なので捕手不足を感じている球団は獲得を示す可能性は高いと思います。

 

川相拓也選手

巨人の名ショートで知られている川相昌弘さんの息子の川相拓也選手は巨人の育成枠で2014年に育成枠で指名されました。現在は父の川相昌弘さんも巨人軍の3軍監督でしたが、中々芽が出ずに2017年戦力外となりました。

まだ若いだけに今後の動向が気になりますが、トライアウトや独立リーグなどでチャレンジして、まだまだ野球を続けてもらいたいですよね。

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まとめ

・2017年の巨人の戦力外通告の選手で注目は村田修一選手。通算本塁打360本の長打力は魅力です!!個人的には古巣横浜で内野陣に刺激を与える存在、右の代打として復帰したら面白いのではないかと思います。

・片岡選手、松本選手なども戦力外となっています。まだまだやれる年齢の選手たちが引退となるのは巨人軍の層の厚さを感じさせられますね。

・川相昌弘さんの息子である川相拓也選手も育成枠でなかなか芽が出ず、戦力外通告を受けました。まだまだ若いので是非先を考えて野球を続けてもらいたいですよね。

 

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