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トライアウト・戦力外通告

戦力外通告を受けた野球選手のその後は?クビ・解雇の後はどんな職業につく?

2017/09/03

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プロ野球の世界は本当に厳しいです。毎年ドラフトで多くの選手がプロの世界に飛び込みます。ですが、その反面同じくらいの選手達が戦力外を受けることになります。もちろん自主的に引退する選手もいますが、若くして活躍ができず野球をやりたいのに契約をしてくれないという選手もいます。

最近ではテレビでもそのような選手にフォーカスをあてた番組もやっていますよね。プロ野球選手に一度はなった方々ですから野球一筋でやってきている方がほとんどで、プロ野球選手の後はどんな道にすすむのか本当に厳しい現実にぶちあたるところです。

そこで、今回は戦力外通告を受けた野球選手のその後について確認していきます。具体的にはクビや解雇となった後にどのような職業に就くケースが多いのか詳しくみていきましょう。
一度はプロ野球選手として活躍した選手ですから、どこの世界にいっても努力次第できっと成功できますし、頑張って欲しいですよね。

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戦力外通告とは?

プロ野球選手はペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズが終わると若手選手を中心にした秋季キャンプに入ります。その後に契約更改が行なわれ、その年の活躍の度合いにより年俸が決められ次の年の契約を行ないます。

ですが、球団として来季の戦力の構想に入っていない場合は契約がされずにその場でクビとなってします。それが「戦力外通告」ということになります。その名の通り戦力として考えていないからもう必要ないということですね。

ある程度通告される方は自身でも感じているケースが多く、球団事務所に呼ばれて通達されるのが一般的のようです。減額ならまだしも、いきなり解雇とは本当に厳しい世界です。本当の意味での実力社会というところを感じさせられますよね。

 

戦力外通告を受けたその後はどうなる?

戦力外通告を受けてしまった選手はその後の先を考えなくてはいけません。ですが、野球一筋で今まで生きてきた選手たちはそう簡単に野球を諦められませんよね。まだやれると思う選手も多くいます。そのような場合は合同トライアウトというのが毎年11月頃に行なわれます。

合同トライアウトは各球団のスカウト、首脳陣が見にきて他球団、韓国や台湾プロ野球に自分の実力をアピールする場が与えられます。

そこがプロ野球界に残れるのかどうかの最後のチャンスということになります。

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クビ・解雇の後はどんな職業に?

トライアウトに見事合格してプロ野球に残れる方はいいですが、残念ながら不合格となると、基本的にはその後の道を本格的に探さないといけません。

ここではクビ・解雇となってしまったその後の職業などをご紹介します。

球団職員

球団の職員として働く場を用意してくれることもあります。選手としては先がないと判断されても人間性などを考慮した上で球団の職員として働ける道があります。

ですが、クビや解雇された選手が自主的に希望してなれるわけではないので普段からの人間性が大事になります。野球を側面からサポートする立場にはなりますが、野球に関われるという点では良い道の一つではないかと思います。

球団職員の仕事内容については、以下でも詳しく紹介していますので興味のある方は合わせてチェックしてみて下さいね。

球団職員になるには?仕事内容や向いている人の経歴や特徴も確認【体育会系の方必見!】

 

社会人野球・独立リーグ

やはり、自分が選手として野球をプレーしたいという場合は社会人などでプレーを考える選手もいます。また、独立リーグというのも日本国内では広まりつつあります。プロ野球選手であれば入りやすいのは事実ですね。

ですが、月収などはかなり低いようで、やりたくても現実的に厳しいと考える選手も多いようです。

営業マン

何の営業をするかはそれぞれ違うようですが、やはり野球をやってきて努力するということは人より優れていると言って良いと思います。また元プロ野球選手というだけで話題性も高かったりすることもあると思います。

一からの道ではありますが、努力することに慣れている元プロ野球選手には向いている職種だと思います。

ちなみに野球経験のある方の強みが生かせる職業については以下でもまとめています。

野球経験者の就職・転職活動の特徴は?強みを生かせる仕事も確認しよう

 

まとめ

・戦力外通告は来季のチームの戦力から構想に入っていない場合に球団からつきつけられるものです。本当に厳しい世界ということを感じさせられます。

・若くして戦力外通告を受けた場合はまだ合同トライアウトの道があります。プロ野球界に残るための最後の道で他球団の首脳陣、スカウトにまだやれるということをアピールします。

・クビ、解雇の後の職業は様々ですが球団職員という場合もあります。野球はダメでも球団として面倒をみたいと思うような人間性が重要になるようです。

 

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