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WBSCプレミア12のルールは?延長・タイブレークからDH制やコールドゲームまで徹底解説!

2019年11月2日から11月17日まで行われている第2回WBSCプレミア12 。

前回の第1回大会で準決勝で敗れた日本のリベンジとも言える戦いが始まっています。

連日熱い戦いが繰り広げられているわけですが、まだ第2回大会ということもあり、ルールなどが分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

侍ジャパンを目一杯応援する為にも大会のルールを知っておきたいですよね。

 

今回はWBSCプレミア12 をより楽しむために、大会ルールについて延長・タイブレークからDH制やコールドゲームまで、日本プロ野球のルールと同じ点・異なる点にも触れながらお伝えしていきます。試合形式のルールについても合わせて解説していますから、一緒に確認してみて下さいね。

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延長やタイブレークのルールは?

WBSCプレミア12でもプロ野球同様、1回から9回まで裏表を戦いますが、それでも決着がつかず同点だった場合は延長戦を行います。

 

プロ野球では最長の12回まで同点だった場合は引き分けとなりますよね。

しかし、WBSCプレミア12では9回を終えても同点だった場合10回よりタイブレーク方式で戦う引き分けなしの完全決着制となっています。

 

タイブレーク方式とは前の回の最後の打者とその前の打者を一・二塁に置き、無死一・二塁から打順を変えずにプレーを開始することです。延長戦は決着がつくまで続くこととなります。

 

 

DH制の有無にかかるルールについて

WBSCプレミア12では日本プロ野球のパリーグと同じようにDH制(指名打者)が適用されます。

第2回大会を見てみても、普段からDH制を採用しているパリーグの選手がDHになっているようですね。

DH制を採用することで投手は投球に専念することができ、DHを任せられるような強打者は守備に就くことがないのでバッティングに集中することができます。

中にはバッティングは期待できますが守備に難のある野手もいますよね。その選手をDHとして先発出場させることで攻撃にも守備にも穴が無い打線を組むことができるので、一つのミスが敗退に繋がるような国際試合には適した制度と言えそうです。

 

 

コールドゲームのルールは適用されるの?

WBSCプレミア12ではコールドゲームが適用されます。

5・6回終了時に15点差以上、7・8回終了時に10点差以上がついた場合はコールドゲームとして試合成立とみなすことになってしまうのです。

 

但し、スーパーラウンド・決勝ではコールドゲームは適用されず、大量の点差がついても9回まで試合は行われます。

国際大会では大差がついても、それをひっくり返す力があるチームが出場しているはずです。

それを9回まで待たずに勝敗を決めてしまうのはもったいないですよね。

世界一がかかるWBSCプレミア12でも「野球は9回2アウトから。」

もしも大差がついてしまったとしても、最後まで分からないというトップチームの維持を見せてもらいたいです。

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試合形式のルールは?

WBSC12では、出場12か国が3つのグループに分けられ、オープニングラウンドで総当たりし、その上位2チームの計6チームがスーパーラウンドに進出します。

そのスーパーランドでは、オープニングラウンドで対戦したチーム以外の総当たり戦を行い、上位チームが決勝戦にコマを進める形になるのです。

そしてここがポイントなのですが、オープニングラウンドで対戦して勝利したチームについては、スーパーラウンドでは最初から1勝した形のアドバンテージがもらえます。今大会の日本のケースでは、2位通過の台湾に勝っていますから、最初から1勝分を付与されるイメージですね。

ですから、オープニングランドではもちろん上位2チームに入ることが優先ですが、一緒に通過したチームに勝っているか否かが大事になってくるんですね。オープニングラウンドでの台湾戦では既にスーパーランド進出が決定していた日本ですが、だからこそ台湾戦が大事となっていたんです。

消化試合となることになりにくい面白いルールですよね。

何はともあれ、日本にとって最高の形でスーパーランドにいけたのは本当によかったです!

 

WBSCプレミア12のルールを踏まえて観戦を楽しむポイントとは?

世界一を決めるWBSCプレミア12。

そこでは、世界中の強打者を封じる快投・華麗な守備・力強いホームランが観られることでしょう。

 

WBSCプレミア12ではそんな最高峰のプレーを存分に味わえるようなルールが採用されています。

 

まずはタイブレークが採用されているため9回で決着がつかない場合に待っているのはノーアウト1.2塁からスタートするというハラハラした展開です。

 

また、DH制を採用することで攻撃が途切れることなく進み、トップチームということもあり、どの打順からでも長打・ホームランでの得点が期待できます。

それはもちろん日本以外の国に対しても言えること。

投手のたった一球の失投で大量得点を浴びることも考えられるので、気が抜けないのが短期決戦の恐さでもあり、楽しさでもありますよね。

 

攻撃でも守備でも選手の一挙手一投足を見逃すことなく、世界を相手に戦う侍ジャパンを応援して行きましょう。

そして世界一の瞬間を期待しましょう!

 

まとめ

・9回までに決着がつかず同点だった場合は延長戦へ。延長戦はタイブレークを採用している。

・DH制(指名打者)が適用されている。

・コールドゲームが適用。5・6回終了時に15点差以上、7・8回終了時に10点差以上がついた場合は試合成立とみなす。但し、スーパーラウンド・決勝はコールドゲームは適用されない。

 

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