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トライアウト・戦力外通告

トライアウトに参加条件・資格や年齢制限はあるの?超難関の合格率についても【プロ野球】

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プロ野球も10月に入り、第一次の戦力外選手が各球団から発表になっています。

今年も日本シリーズが終わると、来る11月15日にマツダスタジアムにて、12球団合同トライアウトが行われることが決まりました。毎年、プロ野球への生き残りをかけて行われるこのトライアウトですが、参加条件や資格、年齢制限などはあるのでしょうか?また過去の最高齢参加者は何歳なのでしょうか。

また、トライアウトを受験しても合格できるのは一握りです。その厳しい合格率など、今回はトライアウトの厳しさも含めて、条件などの詳細も見てみることにしましょう。

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トライアウトの参加条件や資格は?

「12球団合同トライアウト」が正式名称であるこのトライアウトに、参加条件や資格はあるのでしょうか?

このトライアウトには、一定の参加条件があります。過去、日本プロ野球機構に所属したことのある選手が対象となっています。その年に戦力外や自由契約になった選手だけではなく、過去にプロ野球界に在籍していて、独立リーグなどに所属している選手でも参加資格はあります。

ですので、一般の人やアマ野球の選手などは対象外となるわけですね。一般向けの入団テストは、それぞれの球団が年齢や体格制限などは設けていますが、別で行われています。

 

年齢制限はあるの?過去の最高齢参加者は何歳?

では、このトライアウトに年齢制限はあるのでしょうか。厳密に言えば、トライアウトの参加条件、資格をクリアしていれば年齢に制限はありません。

過去の最高齢参加者は、2015年の元阪神の加藤康介選手の当時37歳が最高です。加藤選手は、この年のトライアウトが2度目の受験でした。しかし、NPBに復帰はならず、現在は独立リーグの福島ホープスに在籍しています。

ですが、今でもNPBへの復帰を加藤選手本人は希望しているとか。もしかすると、トライアウト3度目の受験もあるかもしれませんね。現在39歳になる加藤選手が受験となると、最高齢参加がまた更新されることになります。

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超難関の合格率について

現状をご存知の方も多いと思いますが、トライアウトの世界は厳しく、受験してもNPB球界に復帰出来るのはほんの一握りです。

ここで、過去3年間の参加者数と合格者数だけを抜き出して平均値で割り、合格率を出してみます。

年度 参加者数 合格者数 合格率
2014 59人 7人 11%
2015 47人 3人 6%
2016 65人 3人 4%

このように、各年度のトライアウト参加者数と合格者数の割合を見ると、ざっと計算しても10人に1人受かるか、受からないかという厳しい数値が出ています。

しかも、トライアウトに合格しても、その後球団独自の入団テストをクリアしてやっと入団に至るケースや、支配下ではなく育成契約にとどまるなど、NPBへの復帰は非常に厳しいものとなっています。また、トライアウトに合格し、入団が決まっても結果1年で結果が出せず、再び戦力外選手となってしまう選手も多いのが現状です。

ですが、2015年に合格しヤクルトに入団、今年引退となりましたが1軍でもスタメンに名を連ねた鵜久森淳志選手や、2014年に合格し阪神に入団、今年は1軍での出場機会もあった森越祐人選手など、活躍した選手もいます。
今年、トライアウトを受験する選手からも、このように再び活躍の場を得られる選手が沢山出ることを期待したいですね。

戦力外通告のその後は?復活を遂げてプロやメジャーで再活躍した選手はいるの?

 

まとめ

・NPBのトライアウトには参加資格があり、過去日本プロ野球機構に所属していた選手が対象となっている。

・トライアウトに年齢制限はないが、過去最高年齢で受験したのは加藤康介選手(元阪神)の当時37歳。

 

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