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【プロ野球】最高打点の歴代ランキング!メジャー記録や1試合最多も気になる!

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点に繋がる一打を打つことによって加えられる打点、この打点を上げるには勝負どころで結果を残す勝負強さが必要になります。

今回はその【打点】について歴代シーズン最高打点記録や歴代通算での最高打点記録のランキングを表に交えてまとめました。日本の記録だけではなくメジャーの記録に加えて、1試合最多打点についても言及していますので、大変興味深いデータになっていると思いますよ。是非一緒に確認していきましょう。

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歴代シーズン最高打点数ランキング!

それではまず始めに、シーズンにおける歴代最高打点ランキングについてみてみましょう。

順位 選手名 所属チーム 打点 達成年度 試合数
1 小鶴 誠 松竹 161 1950年 130
2 ローズ 横浜 153 1999年 134
3 今岡 誠 阪神 147 2005年 146
4 藤村 富美男 阪神 146 1950年 140
4 落合 博満 ロッテ 146 1985年 130
6 タイロン・ウッズ 中日 144 2006年 144
7 藤村 富美男 阪神 142 1949年 137
8 ブランコ DeNA 136 2013年 134
9 西沢 道夫 中日 135 1950年 137
9 野村 克也 南海 135 1963年 150

第1位は松竹ロビンスで活躍した小鶴誠選手が1950年に記録した161打点でした。ランキングの中では一番少ない130試合での達成となっており、いかに勝負どころで打点をたたき出していたかが伺える記録です。

最近の選手では、阪神タイガースの安打製造機こと今岡誠選手が2005年に記録した147打点、中日の主砲タイロン・ウッズ選手が2006年に記録した144打点、DeNAの飛ばし屋、ブランコ選手が記録した136打点がランクインしています。どの選手もチャンスの場面で仕留めてくれる頼りがいのある選手たちが名を連ねていますね。

 

歴代通算最高打点数ランキング!

それでは続いて歴代通算での最高打点ランキングをみてみましょう。

順位 選手名 打点 実働期間 試合数
1 王 貞治 2170 1959~1980年 2831
2 野村 克也 1988 1954~1980年 3017
3 門田 博光 1678 1970~1992年 2571
4 張本 勲 1676 1959~1981年 2752
5 落合 博満 1564 1979~1998年 2236
6 清原 和博 1530 1986~2008年 2338
7 長嶋 茂雄 1522 1958~1974年 2186
8 金本 知憲 1521 1992~2012年 2578
9 大杉 勝男 1507 1965~1983年 2235
10 山本 浩二 1475 1969~1986年 2284

こちらの記録には、野球ファンなら誰もが知っている歴代の強打者たちがたくさんランクインしていますね。歴代シーズン打点記録とは違い、こちらのランキングは長い間バットで活躍し続けた選手たちがランクインしている、という印象を受けます。

1位にランクインした【世界の王】こと王貞治選手だけが大台である2000打点以上を記録しています。歴代通算ホームラン王でもある王選手がどれだけの強打者であったかが伺える記録ですね。

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最近の選手では西武、巨人などで活躍した【番長】こと清原和博選手や、広島、阪神で活躍した【アニキ】こと金本知憲選手がランクインしています。この両選手もチームの4番打者を勤めた強打者であり、長い間ファンに愛された選手でもありましたね。

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メジャー記録もチェック!

それでは、今度はメジャーの記録についてチェックしてみましょう。日本のプロ野球よりも試合数が多く、バッターのスケールも日本より更に大きい選手たちの多いメジャーリーグでどんな選手たちがランクインしているのでしょうか?

歴代シーズン最高打点数のメジャー記録はカブスのH・ウィルソン選手!

順位 選手名 所属チーム 打点 達成年度
1 H・ウィルソン カブス  191打点  1930年
2 L・ゲーリッグ ヤンキース  184打点  1931年
3 H・グリーンバーグ タイガース  183打点  1937年
4 J・フォックス レッドソックス  175打点  1938年
4  L・ゲーリッグ ヤンキース  175打点  1927年

メジャーリーグの歴代シーズン打点記録のランキングトップ5までまとめてみました。表を見る限り、どの選手も一昔前の記録となっていますね。

その中でも1位のH・ウィルソン選手は身長は168cmと小柄だったのですが、体重が86kgと筋肉質の体型から56本の本塁打とメジャー記録である191打点を記録しています。H・ウィルソン選手はメジャーデビューする前、機関車工場で重いハンマーを振るって仕事をしていた経験があり、これによって強靭な上半身が作られました。小さい身体ながら長打力を兼ね備えているのも納得ですね。

 

歴代通算最高打点数のメジャー記録はブレーブスなどで活躍したハンク・アーロン選手!

順位 選手名 実働期間 打点
1  ハンク・アーロン 1952~1976年 2297打点
2  ベーブ・ルース 1914~1935年 2213打点
3 A・ロドリゲス 1994~2016年 2086打点
4 バリー・ボンズ 1986~2007年 1996打点
5 ルー・ゲーリッグ 1923~1939年 1995打点

続いて、メジャーの歴代通算最高打点数ランキングですが、こちらも日本と同じ流れでメジャー歴代の強打者たちが名を連ねていますね。

1位のハンク・アーロン選手は打点だけではなく、歴代通算安打数3位、歴代通算本塁打数2位とバッティング部門では偉大な功績を残しており、メジャーを語るには欠かせないバッターの一人です。その功績を賞して、【ハンクアーロン賞】という賞があることでも有名ですね。

最近では、2016年まで活躍した【Aロッド】ことアレックス・ロドリゲス選手や、打球をピンポン玉のように遠くまで飛ばすことでも有名だったバリーボンズ選手がランクインしています。共にメジャーのレジェンドとも言える存在です。

 

ちなみに1試合最多打点は誰で何点?

それでは今度は1試合における打点の最多記録について確認してみましょう。一体どんな選手が最多打点を叩き出したのでしょうか?

日本プロ野球記録は飯島滋弥選手の11打点!

1試合最多打点の日本記録は、大映スターズなどで活躍した飯島滋弥選手が記録した11打点でした!

1951年10月5日の対阪急戦で、1回表に満塁ホームラン、7回表に満塁ホームランと3ランホームランの1イニング2本塁打の計3本の本塁打を放ち、1試合2満塁本塁打、1試合11打点、1イニング7打点の日本記録を打ち立てました。

この記録を塗り替えるには、1試合にランナーが溜まっている状態で少なくとも3本以上の長打またはホームランを打たなければいけないので、記録を更新するのは至難の業ともいえますね。

 

メジャー記録はジム・ボトムリー選手とマーク・ウィッテンの12打点!

続いてメジャーの最多打点記録ですが、共にカージナルスで活躍したジム・ボトムリー選手とマーク・ウィッテン選手の12打点でした!

ジム・ボトムリー選手は1924年9月16日 対ブルックリン・ロビンス戦、マーク・ウィッテン選手は1993年9月7日 対シンシナティ・レッズ戦で時代は少しズレていますが、共に12打点を記録しています。カージナルスは1試合の最多打点を記録する縁みたいなものがあるのかもしれませんね(笑)

ジム・ボトムリー選手は1回に2点タイムリーヒット、2回にタイムリー二塁打、4回に満塁本塁打、6回に2ラン本塁打、7回に2点タイムリーヒット、9回にタイムリーヒットを打ち12打点、マーク・ウィッテン選手は1試合に4本のホームランを放ち12打点を稼いでいます。メジャーは日本より1打点多い記録で、こちらも塗り替えるのはかなり難しい記録であると言えます。

試合中、打点を荒稼ぎしている選手がいたら、この記録を意識しながら観戦してみると更にワクワクしながら試合を観戦できるかもしれませんね!

 

まとめ

・日本の歴代シーズン最多打点記録は小鶴誠選手の161打点であり、試合数130試合とランキングの中では一番少ない試合数での記録となっている。

・歴代通算打点数のトップは王貞治選手の2170打点であり、王選手だけ2000打点以上の打点を記録している。

・メジャーの歴代通算打点数のトップは、ハンク・アーロン選手の2297打点であり、バッティングの偉大な功績からハンクアーロン賞という名前の賞にもなっている。

・1試合における最多打点は日本は飯島滋弥選手の11打点、メジャーではジム・ボトムリー選手とマーク・ウィッテンの12打点であり、どちらも記録の更新は難しい記録となっている。

 

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