2017年ソフトバンクの契約更改が全選手終了しました。 2016年のソフトバンクは悔しいしシーズンとなりました。シーズン序盤は圧倒的な力を発揮し、6月下旬時点で最大11.5ゲーム差をつけていましたが日本ハムの猛追を受けシーズンは2位に終わりました。今季は2年ぶりのペナントレース優勝、そして日本一を目指しベテランから若手まで全力で戦っていくでしょう。2017年ソフトバンクの年俸ランキングを確認しましょう。 年俸を見れば、2016年の成績に加え、2017年の球団側の期待も分かります。今年は大型助っ人の補強はないですが、もともとの戦力の厚さは群を抜いています。

2017ソフトバンクの年俸ランキング結果一覧

それでは早速ですが2017年ソフトバンクの年俸ランキングを見てきましょう。 投手部門と野手部門に分けてみていきます。
※単位は万円で、一番右端のカッコ書きとなっている数字は前年からの増減額を示しています。

投手部門

まずは投手部門です。
結果一覧は以下のとおりになります。

松坂　大輔　40000（±0）
和田　毅　　40000（±0）
摂津　正　　40000（±0）
五十嵐亮太　35000（±0）
武田　翔太　12000（△5000）
中田　賢一　 9500（±0）
森　唯斗　　 8700（△1700）
千賀　滉大　 6500（△4000）
岩崎　翔　　 6200（△2200）
大隣　憲司　 5500（▼1300）
寺原　隼人　 5200（▼1300）
東浜　巨　　 3600（△1800）
二保　旭　　 2250（▼750）
飯田　優也　 2100（▼400）
嘉弥真新也　 2000（▼500）
田中　正義　 1500 -
高橋　純平　 1500（±0）
山田　大樹　 1400（▼300）
岡本　健　　 1300（△300）
加治屋　蓮　 1100（±0）
伊藤　祐介　 800（±0）
松本　裕樹　 800（±0）
島袋　洋奨　 750（▼50）
小沢　怜史　 700（±0）
古谷　優人　 700 -
星野　大地　 650（▼50）
坂田　将人　 600（±0）
笠原　大芽　 600（△50）
笠谷　俊介　 530（▼20）
石川　柊太　 500（△100）
吉本　祥二　 480（△80）
川原　弘之　 450（△50）
児玉　龍也　 400（±0）
長谷川宙輝　 300 -
伊藤大智郎　 270（±0）
東方　伸友　 270（±0）
山下　亜文　 270（±0）
斎藤　誠哉　 270（±0）
柿木　映二　 270（±0）
中村　晨　　 270（±0）
渡辺　健史　 270（±0）
野沢　佑斗　 270（±0）

やはりソフトバンクの財力なのか、ベテラン投手陣松坂投手、和田投手、摂津投手、それぞれ4億円で合計12億円と3人でかなりの金額の合計年俸となっています。若手でも昨秋のドラフト1位で入団した田中投手をはじめ若手でも知名度のある投手陣が揃っているところをみると、安定したブルペンであることが伺えます。

松坂投手（4億円）
平成の怪物松坂投手が復活できるか、とても楽しみなところです。全盛期ほどの活躍は難しいでしょうが、経験値は文句ありません。ローテーションを守り10～12勝し、復活するところをみてみたいですね。

高橋投手（1500万円）
2015年のドラフト1位で獲得した投手です。昨年は一軍に一度も上がることはありませんでした。高卒なので、首脳陣としてはまだ体を作る時期という考えもあるでしょうが、本人は悔しい思いをしたでしょう。昨年はフレッシュオールスターで154kmの力のあるボールで存在感も見せ、今季ローテーションの仲間入りができるか楽しみな若手投手です。

田中投手(1500万)
高橋投手に続き2016年のドラフト1位で獲得した投手です。こうみるとソフトバンクは競合してもクジ運が良いですね。即戦力として評価も高いので、ローテーションは入るでしょう。どこまでの成績を残せるか？田中投手の活躍次第で、中堅・ベテランに刺激をあたえ、より厚みのあるブルペンになってくるでしょう。

野手部門

続いて、野手部門になります。
結果一覧は以下のとおりになります。

松田　宣浩　40000（△18000）
内川　聖一　35000（△2000）
柳田　悠岐　26500（▼500）
長谷川勇也　20000（±0）　
本田　雄一　18000（±0）
中村　晃　　15000（△3000）
今宮　健太　14500（△5500）
ジェンセン　 7840　-
鶴岡　慎也　 7600（±0）
明石　健志　 5500（▼1500）
芳村　裕基　 5000（±0）
城所　龍磨　 4000（△2100）
川島　慶三　 3500（▼500）
高谷　裕亮　 3400（±0）
福田　秀平　 2300（▼200）
高田　知季　 2000（▼400）
江川　智晃　 1900（▼200）
牧原　大成　 1300（±0）
塚田　正義　 1100（▼100）
斐紹　　　　 1060（△60）
拓也　　　　 900（△300）
上林　誠知　 800（±0）
栗原　陵矢　 680（▼20）
谷川原健太　　600（±0）
九鬼　隆平　　600　–
古沢　勝吾　　600（±0）
釜元　豪　　　600（±0）
真砂　勇介　　600（△50）
張本　優大　　510（±0）
黒瀬　健太　　500（±0）
茶谷　健太　　500（±0）
三森　大貴　　500　–
川瀬　晃　　　480（±0）
樋越　優一　　400（±0）
森山　孔介　　300 -
松本　龍憲　　300　-
大本　将吾　　300 -
田城　飛翔　　300　-
清水　陸哉　　300　-
堀内　汰門　　270（±0）
曽根　海成　　270（±0）
幸山　一大　　270（±0）

ソフトバンクの野手の顔である松田選手。昨年も素晴らしいシーズンでした。30を過ぎてもまだまだ「熱男」を代名詞にチームを盛り上げていく大きな存在です。柳田選手は昨年厳しいシーズンとなりました。期待されていた2016年は相手投手の厳しいマークから、シーズン終盤にはケガなどもあり思うような成績が残せませんでした。今年は昨年の雪辱をはらすほどの大ホームランをみたいですね。
内川選手は今年もキャンプテンとしてチームの中心です。今年は大記録「2000本安打」まで残り104本となっています。例年通りの活躍ができれば記録達成はまず間違いないでしょう。自身の大記録達成とペナントレース優勝、日本一を目指し今年も躍動してくれることと思います。

若手から中堅になりはじめ、チームの顔になった今宮選手、中村選手もまだまだ伸びしろのある選手です。年俸においても高い評価をされているのが分かります。選手個々の力をみても優勝を争うのは間違いないでしょう。昨年の屈辱をはらすには充分の選手層の厚さがあります。

最高年俸は4人松坂投手・和田選手・摂津投手・松田選手（4億円！！）

高年俸4億円（松坂投手、和田投手、摂津投手、松田選手）が4人となっていますが、投手陣で行くと昨シーズンは和田投手15勝、摂津投手2勝、松坂投手はケガや調整不足もあり1軍での登板機会も1回しかなく勝ち星はありませんでした。ただ、実績充分な選手なので、松坂投手、摂津投手はチームに刺激を与えるためにも今期の巻き返しに期待したいですね。

まとめ

・野手でも高年俸が多く1億以上が7選手と実績のある選手が名を連ねている。若手では今宮選手、中村選手の活躍が目立ち始めベテランと若手でチーム内の循環が良くなっている印象。

・平成の怪物と騒がれたてから今年で19年、もう一度日本球界で松坂投手の復活が日本球界の大きな話題になることは間違いなし。松坂投手には最高年俸に見合った成績、存在感を期待したい。

・年俸最高額4億はなんと4人で計16億円！ソフトバンクの財力が浮き彫りになる結果となった。
 

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