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千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

2024/08/01

今回は千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテンと選手会長の成績や最高年俸などをリサーチしました。

主力としてチームを牽引したリーダーたちの活躍が光っていました。

それでは千葉ロッテマリーンズの歴代のキャプテンと選手会長を早速チェックしていきましょう!!

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千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!

まずはキャプテンから見ていきましょう。

毎日オリオンズとして創設され、合併や移転を経て、92年から千葉ロッテマリーンズとして活動していますが、00年以降のキャプテンを紹介します。

千葉ロッテマリーンズのキャプテン一覧まとめ!

選手名 背番号 試合 打率 本塁打 打点 タイトル
2007 里崎 智也 22 127 0.270 14 75 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2008 里崎 智也 22 92 0.261 15 45
2009 里崎 智也 22 124 0.234 10 49
2010 西岡 剛 7 144 0.346 11 59 首位打者、最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2012 今江 敏晃 8 136 0.253 6 47
2013 岡田 幸文 66 134 0.259 0 18
2014 鈴木 大地 7 144 0.287 3 43
2015 鈴木 大地 7 142 0.263 6 50
2016 鈴木 大地 7 143 0.285 6 61 ベストナイン
2017 鈴木 大地 7 143 0.260 11 52 ゴールデングラブ賞
2021 中村 奨吾 5 143 0.283 9 67 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2022 中村 奨吾 5 138 0.257 12 68
2023 中村 奨吾 5 137 0.220 11 48 ゴールデングラブ賞
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07年にボビー・バレンタイン監督から指名を受けてキャプテンに就任したのは、06年のWBCでベストナインに選出され、05年からレギュラーとしてプレーしていた里崎智也選手で、キャプテン1年目の07年はベストナインとゴールデングラブ賞を前年に続いて受賞し、09年までキャプテンを務めました。

里崎選手からバトンを受けた西岡剛選手はキャプテンに就任した10年に144試合フル出場を果たして、打率.346のハイアベレージを記録、首位打者と最多安打ベストナインに加えてゴールデングラブ賞を受賞し、同年オフにメジャーリーグへ挑戦しました。

西岡選手がチームを去った後、1年間はキャプテン不在でしたが、長年サードのレギュラーを務めていた今江敏晃選手が就任し、13年は育成出身の岡田幸文選手が引継ぎ、どちらも130試合以上に出場してチームを引っ張りました。

14年にキャプテンに就任した鈴木大地選手はプロ2年目だった13年にショートでベストナインを受賞し、当時の伊東勤監督にキャプテン就任を直訴して指名されました。東洋大学時代もキャプテンを務めており、持ち前のリーダーシップでチームを牽引、キャプテンを務めた17年までの4年間はショートを3年、セカンドを1年守り、ショートでベストナイン、セカンドでゴールデングラブ賞を受賞、毎年フル出場に近い出場試合数を記録しました。

17年限りで一度キャプテン制は廃止となりましたが、21年に復活し、セカンドのレギュラーだった中村奨吾選手が就任、21年はベストナインとゴールデングラブ賞、23年は自身3回目となるゴールデングラブ賞に輝きました。

千葉ロッテマリーンズの歴代選手会長一覧まとめ!

ここではキャプテンと同じく00年以降の選手会長をチェックしていきましょう。チームの中心的存在だった選手たちが代々務めていることがわかりました。

選手名 背番号 試合/登板 打率/防御率 本塁打/勝利 打点/奪三振 タイトル
2000 堀 幸一 5 87 0.256 8 29
2001 黒木 知宏 54 17 3.02 11 89
2002 黒木 知宏 54 0 0.00 0 0
2003 小坂 誠 1 134 0.258 3 40
2004 小坂 誠 1 89 0.252 1 26
2005 小林 雅英 30 46 2.58 2 33 最多セーブ
2006 小林 雅英 30 53 2.68 6 48
2007 清水 直行 18 25 4.78 6 101
2008 清水 直行 18 25 3.75 13 108
2009 清水 直行 18 23 4.42 6 88
2010 サブロー 3 125 0.261 19 71
2011 大松 尚逸 10 64 0.213 2 16
2012 大松 尚逸 10 89 0.198 5 22
2013 成瀬 善久 17 14 3.00 6 51
2014 成瀬 善久 17 23 4.67 9 88
2015 岡田 幸文 66 112 0.245 0 13
2016 岡田 幸文 66 121 0.275 0 18
2017 角中 勝也 3 110 0.269 8 44
2018 角中 勝也 3 112 0.265 7 57
2019 鈴木 大地 7 140 0.288 15 68
2020 益田 直也 52 54 2.25 3 53
2021 益田 直也 52 67 2.24 3 68 最多セーブ
2022 益田 直也 52 52 3.29 1 47
2023 益田 直也 52 58 3.71 2 54
 
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00年の堀幸一選手は90年代にセカンドのレギュラーを務めた実力者でしたが、この年は不振や故障に苦しみ87試合の出場にとどまり、01年にエース格だった黒木知宏投手が就任し、11勝を挙げました。黒木投手は00年シーズン半ばから右肩に違和感があり、01年後半戦から登板することができなくなり、この違和感は右肩の靭帯を損傷する重傷で、選手会長2年目の登板はゼロに終わりました。

03年からの2年間はショートのレギュラーだった小坂誠選手、05年からの2年間は守護神・小林雅英投手が就任し、小林投手は1年目だった05年に29セーブを記録して最多セーブのタイトルを獲得しました。

小林投手の後を02年から5年連続で二桁勝利を記録していた清水直行投手が務め、選手会長2年目の08年に13勝を挙げましたが、3年目の09年は不調もあり6勝に終わるとオフに横浜ベイスターズにトレードで移籍しました。

10年は長年レギュラーとして活躍していたサブロー選手が就任、通算1000安打と100本塁打を達成する等、メモリアルな1年を過ごし、翌年も選手会長を続投していましたが、シーズン途中に巨人へ電撃トレードとなり、大松尚逸選手が後を受けて12年まで務めました。

左腕エースとして07年に16勝を挙げる等、先発の柱として活躍していた成瀬善久投手が13年に選手会長に就任しましたが、怪我の影響で二桁勝利が4年で途切れ、14年も9勝に終わりました。

成瀬投手が14年シーズン終了後にFAでヤクルトへ移籍し、13年にキャプテンを任されていた岡田幸文選手が2年間務め、17年に角中勝也選手が就任、2年間務めて両年とも110試合以上に出場しました。

19年は岡田選手と同じくキャプテン経験者の鈴木大地選手が務めましたが、同年オフにFAで楽天に移籍、守護神の益田直也投手が引継ぎ、21年には最多セーブを獲得する等、就任後4年間で安定した投球を披露して勝ち試合を締めくくりました。

 

【千葉ロッテマリーンズ】歴代キャプテン&選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は小林雅英投手の2億6000万円!

ここでは千葉ロッテマリーンズ歴代キャプテンと選手会長を年俸で順位付けしてみました。在任期中の最高年俸を記載しています。まずはキャプテンから見てみましょう。

【千葉ロッテマリーンズ】歴代キャプテンの年俸ランキング!歴代最高年俸は中村 奨吾選手の2億円!

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2023 中村 奨吾 2億0000万円 0.220 137
2 2010 西岡 剛 1億7000万円 0.346 144
3 2009 里崎 智也 1億5000万円 0.234 124
4 2012 今江 敏晃 1億4700万円 0.253 136
5 2017 鈴木 大地 1億0000万円 0.260 143
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キャプテンの1位は中村奨吾選手2億円でした。21年から23年までの3年間キャプテンを務め、FA権を行使せずに残留した22年オフに大型契約を結び、自己最高年俸でプレーした23年はゴールデングラブ賞を受賞しました。

2位は1億7000万円でプレーした10年の西岡剛選手。同年オフにメジャーリーグに挑戦したため、ロッテでプレーした最後のシーズンでしたが、全試合に出場して打率.346のハイアベレージを記録、首位打者と最多安打のタイトルを獲得して海を渡りました。

3位にランクインしたのは09年の里崎智也選手で、3年間務めたキャプテン最終年の年俸が1億5000万円でした。00年代半ばからキャッチャーのレギュラーを務め、この年も124試合に出場しました。

4位は今江敏晃選手でした。キャプテンは12年の1年間だけ担い、年俸1億4700万円でプレーし、136試合に出場して、不動のレギュラーとしてチームを牽引しました。

5位の鈴木大地選手はプロ2年目だった13年にショートのレギュラーを掴み、同年オフにキャプテン就任を伊東勤監督に直訴して、14年から17年まで務めました。17年は1億円でシーズンを迎え、ショートからセカンドにポジションを移して、ゴールデングラブ賞に選出されました。

【千葉ロッテマリーンズ】歴代選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は小林雅英投手の2億5000万円!

続いて選手会長です。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2006 小林 雅英 2億5000万円 2.68 53
2 2009 清水 直行 2億4000万円 4.42 23
3 2020 益田 直也 2億0000万円 2.25 54
3 2024 中村 奨吾 2億0000万円 0.230 63
5 2001 黒木 知宏 1億6200万円 3.02 17

※中村奨吾選手の成績は7月2日現在

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ピッチャーと野手がバランスよく選手会長を務め、トップ5にはピッチャーが4人ランクインし、最も年俸が高かったのは抑えを任されていた小林雅英投手で、06年の2億5000万円でした。選手会長1年目の05年は29セーブを挙げて最多セーブに輝き、06年は34セーブをして、守護神として君臨しました。

2位は09年の清水直行投手2億4000万円でした。00年代にエース級の働きを毎年見せていましたが、この年は不調により6勝に終わるとオフに横浜ベイスターズへトレードで移籍することになりました。

3位は2人がランクインし、20年の益田直也投手と24年の中村奨吾選手2億円です。益田投手は守護神として毎年60試合前後の登板数を記録して安定した投球を披露し、中村選手は選手会長就任直前のシーズンまでキャプテンとしてチームを牽引、両選手ともにFA権行使を封印して大型契約を結んでいます。

5位は黒木知宏投手1億6200万円。「ジョニー」の愛称で親しまれ、98年に最多勝を獲得する等、エースとして登板を続けていましたが、00年シーズン途中に右肩に違和感をおぼえ、最高年俸となった01年は11勝をマークしていましたがシーズン後半戦に離脱し、苦しいリハビリ生活が始まりました。

 

私が思う最強の千葉ロッテマリーンズのキャプテンは鈴木大地選手!

主力が務めてきた千葉ロッテマリーンズのキャプテンですが、歴代最強のキャプテンは最長となる4年間務めてチームを牽引した鈴木大地選手だと考えます。

ここで、鈴木大地選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:プロ野球選手
生年月日:1989年8月18日
身長:175cm
出身:静岡県
最終学歴:東洋大学
血液型:O型

1989年(平成元年)8月18日生まれ、静岡県駿東郡小山町出身。桐蔭学園高校から東洋大学に進み、2011年のドラフト会議で3位指名を受けて千葉ロッテマリーンズに入団しました。

プロ1年目の12年は62試合に出場し、翌13年にショートのレギュラーを獲得して、ベストナインを受賞するとシーズンオフにキャプテン就任を当時の伊東勤監督に直訴しました。

プロ3年目でチームを束ねる立場となり、主に2番ショートを務めてキャプテン1年目はフル出場を果たし、翌14年は142試合、15年と16年は再び全試合に出場する等、怪我をせずに出場を続けてチームを牽引しました。

キャプテン在任中は16年までショートを守って、ショート最終年にベストナイン、セカンドにポジションを移してゴールデングラブ賞に輝き、チームを支えた鈴木大地選手が、千葉ロッテマリーンズ史上最強のキャプテンだと考えます。

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私が思う最強の千葉ロッテマリーンズの選手会長は益田直也投手!

これまでピッチャー、野手ともにレギュラー格の選手が多く務めた選手会長ですが、歴代最強の選手会長は守護神として登板を続けた益田直也投手だと考えます。

まずは、益田直也投手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:プロ野球選手
生年月日:1989年10月25日
身長:178cm
出身:和歌山県
最終学歴:関西国際大学
血液型:B型

1989年(平成元年)10月14日生まれ、和歌山県那賀郡貴志川町(現:紀の川市)出身。和歌山商業高校から関西国際大学に進学し、2011年のドラフト会議で4位指名を受けて、千葉ロッテマリーンズに入団しました。

ルーキーながら開幕一軍入りを果たしてセットアッパーを担い、体をトルネード気味に捻りやや横手から繰り出される速いストレートと多彩な変化球を武器に72試合に登板、防御率1.67、41ホールドを記録して新人王に輝きました。

翌年は抑えに回り33セーブを挙げて最多セーブに輝き、その後は怪我や不調もあり抑えを外れる年もありましたが、17年を除いて毎年50試合以上に登板、19年からは抑えに固定されて選手会長就任2年目の21年に38セーブを記録して2回目の最多セーブのタイトルを獲得しました。

選手会長を20年から23年まで4年間務め、在任期間中に130セーブをマーク、23年にはプロ野球史上10人目となる通算200セーブを達成した益田直也投手が史上最強の選手会長です。

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千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテン&選手会長に関する豆知識

清水直行投手サブロー選手成瀬善久投手鈴木大地選手。この4選手は千葉ロッテマリーンズの選手会長を務めた経験がありますが、4選手とも選手会長として過ごしたシーズン終了後やシーズン中に移籍をしています。

先発の柱として結果を残していた清水直行投手は選手会長を3年務め、09年オフに横浜ベイスターズに交換トレードで移籍、外野の一角を長年担ってチームの顔でもあったサブロー選手は11年シーズン途中に巨人へ電撃トレードとなり、大松尚逸選手が急遽引継ぐこととなりました。

左腕エースとして実績を残していた成瀬善久投手とキャプテンを4年間務めた経験のある鈴木大地選手はFAで他球団へと移籍しており、チームの中心選手の放出や流出にファンは驚きとショックを感じていました。

 

まとめ

・千葉ロッテマリーンズでは00年以降に6人がキャプテンを務め、鈴木大地選手が長く務めた。

・選手会長は益田直也投手が最長の4年務め、それ以外は2年務める選手が多くいた。

・歴代で一番年俸が高かったのは、キャプテンは中村奨吾の2億円、選手会長では小林雅英投手の2億5000万円。

・鈴木選手はキャプテンを務めた4年間ほぼフル出場を果たしてチームを牽引、益田直也投手は抑えとして勝利に貢献し続けている選手会長である。

 

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