甲子園がはじまると目当ての高校を応援に行く予定をたてる方も多いと思います。久しぶりに応援している学校が甲子園に出場したり、初出場の場合などは応援にも力が入りますよね。ですが、甲子園は屋外球場になっているので雨天中止などになってしまうことがあります。

その日だけしか都合がつかない方はとても残念ですよね。試合を行ってもらいたい気持ちがある一方で、選手にも最高のコンディションの中で甲子園を思う存分楽しんでもらいたいという思いもありますよね。

今回は、甲子園での雨天中止について判断基準や発表時間などを調べてみました。高校野球シーズンをむかえるにあたり、甲子園へ観戦に行こうと思っている方は是非確認してみてくださいね。

甲子園の雨天中止は誰が決めるの？

高校野球の主催は高校野球連盟（高野連）です。ですから、中止の決定は全て高野連が決めて発表するようになっています。高野連が天気予報などの情報をもとに決めます。

高野連は主催している側ですので、選手が最高のパフォーマンスをできる環境を整備したいと考えてはいるものの、天候についてはどうしようも出来ないことがあります。

年によって雨天が続く日や夏場の台風が襲う日も稀にあるので、足を運んだ方にとっては非常に残念ですが、雨天中止を決めざるをえないのは仕方ありません。

判断基準について

雨天中止の判断基準については明確な降水量などは定義されていません。高校野球は最初に日程をすべて決めた上で実施されます。現在の夏の甲子園は準々決勝と準決勝の間に一日予備日を設けています。選手の連戦の負担を軽減する目的ですね。

ですが、その前に雨天中止や再試合があった場合はその予備日がなくなります。高野連としては決勝戦の日程が決まっている以上、できるだけその期間内で大会を終えたいと考えています。

また甲子園球場は阪神タイガースの本拠地でもあります。プロ野球もシーズン中ですので、余裕をもって日程は組んでいるものの高野連としては日程通りに進めたい思いがあるんです。

ですから、具体的な定義はありません。例えば台風直撃がほぼ確実な状況や、強い雨が朝から降っていて一日やまないことが確実であれば中止にしますが、天候が曖昧な場合は極力試合続行できる方向まで引っ張って、決める傾向にあります。

発表時間を確認しよう

夏の甲子園大会は第一試合が8：30から開始されます。雨天の場合は早ければ7時頃には高野連から発表がされます。ですが、明確な時間が決まっているわけではありません。朝7時の時点で小雨などであれば試合は継続の方向で考えている場合が多いです。あくまでもその日の天気予報などを考慮した上で、判断がなされます。

雨でも強い雨が降り続くような予報でなければ、試合を行うと考えていた方が良いかも知れません。雨天で試合が行なわれるのかどうかについては高野連HPや甲子園球場に問い合わせをするのが最速の確認方法です。

まとめ

・雨天中止の決定は主催者の高野連!!

・明確な判断基準はありません。暴風雨や一日強い雨が確実な時は中止に・・・!!

・日程がタイトな高校野球。主催者側としてはできるだけ決められた期日での大会終了を考えている!!
 

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