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甲子園の土の値段はいくらでどこで販売している?成分や産地も調査

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高校野球の聖地甲子園と言えば、試合で勝敗がついた後、敗戦したチームが悔しさで涙しながら甲子園の土を集めているシーンというのはよく見ますよね。

またそのシーンを各メディアのカメラマンが必死で撮影しているところをテレビ中継などで目にします。あれは高校野球ならではの光景で、各メディアも絵になるところなので、必死でベストショットをおさめようと膝をつきながら写真を撮っています。

そんなシーンを演出するのも甲子園の土を持って帰るのが定番化しているからです。今回はその甲子園の土について詳しく調べてみました。高校野球ファンの方もあまり知らない分野かも知れないので、多くの方に知ってもらえればと思います。

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甲子園の土は購入できるの?

甲子園は阪神園芸という会社が整備を任されており、土の準備や試合前の、グラウンド整備、天候が不良の際の整備などを行っています。

その会社でもちろん土も管理しているので以前販売もしたことがあるのですが、個人からの問い合わせや注文が殺到し、やめてしまいました。その販売した場合にネット等で高く転売されていたケースもあったのも、そちらもやめた理由の一つのようです。

現在は身元がはっきりしている、学校などには販売しているとのことです。ですので、現在では、高校の野球部グラウンドでも甲子園の土と同じものを使用している学校なども出てきています。

またまれに個人の方がオークションなどで販売しているケースもあるようです。球場などでも基本的には販売していないので、個人の方については購入できないようです。

 

値段はいくら?

前述したとおり、甲子園の土は身元がはっきりしているところ、学校・その他施設には販売しています。

ちなみにその価格は15リットル、2310円です。

15リットルというと家庭用などのゴミ袋が大体45リットルなので、家庭用ゴミ袋の3分の1くらいのイメージです。もし高校野球の学校グラウンドに使用しようとした場合はかなりの、金額がかかると考えられます。内外野土のグランドであれば、またそれ以上になるので私学で野球に力を入れている学校じゃないととてもやりきるのは難しいですね。

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成分や産地をリサーチ

甲子園の土は黒土と砂のブレンドでできています。黒土の産地は岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山、などの黒土を利用しています。

特にこの産地という決め方はしていないようで、その時その時で判断して使用しています。砂については、以前は瀬戸内海産の砂浜のものを使用していましたが、現在は中国の福建省から取り寄せた砂を使用しています。

季節に応じて黒土と、砂のブレンドのバランスは変えています。春は夏と比べ雨が多いこともあり、比較的砂を多くしています。夏は日差しが強くなるので、砂が多くなりすぎるとグラウンドの砂と反射してボールも見にくくなることから、黒土を多くしています。

この微妙な配合を行っているのが、甲子園球場のグラウンドの整備を任されている阪神園芸という会社です。いつも球児のために最高のステージを作っている会社は素晴らしいですね。

 

まとめ

・個人では甲子園の土は購入できないです。どうしても欲しい方はオークション等でタイミングよく出る場合もあるのでたまにはチェックして長い目で探してください!!

・値段は土の割には高い部類だと思います。さすが、設備のプロ阪神園芸さんがつくっているブレンドした甲子園の土。

・砂はなんと現在は中国から取り寄せています。こんなところにも中国産って感じですね!!
 

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