【2019年最新版】日本シリーズのルール特集!延長や引き分けから予告先発・DH制の有無まで
2019/10/19
今回は日本シリーズのルール特集ということで、延長や引き分けから予告先発・DH制の有無まで幅広くチェックしていくことにしましょう。
プロ野球の日本シリーズは日本プロ野球界の最高の場と言って良いと思います。その場に立ちたくても立てない選手は多くいます。この日本シリーズに出場できるのはプロ野球で2チームしかないのですから出場している選手も誇らしいですよね。
本当に毎年この日本シリーズでは熱い戦いが見れます。ルールをしっかり理解して、存分に観戦を楽しみましょうね!!
目次
日本シリーズとは?何勝すれば日本一となるルールなの?
日本シリーズとはその名の通り日本プロ野球の日本一を決める戦いです。今では日本シリーズの前に「クライマックスシリーズ」があります。クライマックスシリーズについて確認したい方は以下も合わせてチェックしてみて下さいね。(ちなみに、クライマックスシリーズがはじまる前まではリーグ優勝したチームが日本シリーズに出場する権利を与えられていました。)
クライマックスシリーズの歴代優勝チーム一覧!歴史はいつから始まった?
そのクライマックスシリーズを勝ち上ったチームが日本一の座をかけて、セリーグ・パリーグの代表として対戦するのが日本シリーズです。
日本シリーズは第7戦まで用意されており、先に4勝した方が日本一の座をつかむことになります。
プロ野球の総決算という感じで、毎年大きな盛り上がりを見せますよね。野球ファンとしては、見逃せない最終決戦になります。歴代視聴率も凄い記録を出しています。地域別では70%超えも出るほどです。
【日本シリーズ】の歴代視聴率は?最高をマークしたのはいつのどの試合?
続いて、日本シリーズのルールについて詳しく見ていくことにしましょう。
延長や引き分けのルールは?
プロ野球のペナントレースの延長戦は12回までとなっています。日本シリーズの延長戦や引き分けについてもシーズンと同様に12回までとなっています。
2017年までの日本シリーズの延長戦は第7戦までは15回まででしたが、2018年よりペナントレースと同様に12回へと変更されました。
ですが、もし引き分けなどが重なり、第8戦以降まで持ち越しになった場合は延長の回数は無制限になります。勝負がつくまで試合を継続することになっています。
予告先発のルールについて
今では当たり前になっている予告先発ですが、実は日本シリーズでは原則としてルールにはなっていません。
日本シリーズに出場したチームの監督が日本シリーズ前に紳士協定としてお互いに同意した場合のみ予告先発が行なわれます。
監督によって先発投手も打線を組む上で「戦術」と捉えている場合があるからです。ちなみに最近では1998年、2005年、2013年、2014年、2016年、2018年、2019年の日本シリーズでは予告先発が実施されています。
予告先発に否定的な監督としては野村克也さんや落合博満さんがいました。やはり戦術的に考えて野球をやる監督というような印象を受けますよね。
DH制(指名打者制)のルールは適用される?
DH制はペナントレースにおいてはパリーグだけが採用している制度です。そのようなことからパリーグの本拠地で試合を行なう場合だけDH制が適用されることになっています。
こちらも今では当たり前になった制度で、セパ交流戦でも同じような流れになっていますね。セパともに普段慣れ親しんだ戦術で戦える強みは残しておくという考え方でしょう。
雨天中止のルールは?
日本シリーズで雨天のため試合が中止となった場合には、翌日以降に全て順延という形になります。
但しその場合、第5戦と第6戦の間にあった移動日が無くなり、試合が組まれることになります。クライマックスシリーズの激戦の後の日本シリーズで休みが無くなるのは、選手にとっては本当に大変ですよね。
ちなみにプロ野球の雨天中止の判断やルールについては、以下でもまとめていますので、合わせてチェックしてみて下さいね。
↓
雨天中止のルール!判断基準や再試合・払い戻しもリサーチ【プロ野球】
その他の豆知識ルール
試合球場はどうやって決まるの?球場決定のルールとは
やはり野球ですと本拠地(ホーム球場)の方がファン数の関係もあり、有利に働くケースが多いです。
ですので公平に均等に分けたいところですが、7試合制のため接戦となった場合、どちらか一方のチームの方が本拠地で行うゲーム数が1試合多くなってしまいます。
そういった理由もあって、明確に試合場所についてはルールメイクされていて、以下のとおりとなっています。
●西暦で偶数の年は、第1・2戦と6・7戦をセ・リーグ球団の本拠地で開催、第3・4・5戦はパ・リーグ球団の本拠地で開催
●西暦で奇数の年は、第1・2戦と6・7戦をパ・リーグ球団の本拠地で開催、第3・4・5戦はセ・リーグ球団の本拠地で開催
毎年交互にセパで均等に分けているんですね。
MVP受賞者の賞金はいくら?
MVPを受賞した選手にはスポンサーより賞金が贈られます。
メインスポンサーに加え、協賛会社の計6社から合計600万円の賞金が贈られることになっています。
スター選手にとっては、大したことない金額かもしれませんが、短期間で600万円は嬉しいですよね!
ただ、それ以上にMVPは非常に価値が高いので、名誉ある素晴らしい賞だと思います。なんと王貞治氏や野村克也氏など超有名選手でも獲得できていません。
また過去にMVPを複数回以上受賞した選手は過去6人しかいなんだとか。歴代MVP選手については以下でも詳しくまとめていますので、合わせて是非チェックしてみて下さいね。
↓
日本シリーズの歴代MVP選手まとめ!賞金はスポンサーによって異なる?【プロ野球】
まとめ
・日本シリーズはその名の通りプロ野球の日本一を決める決定戦です。各リーグで行なわれるクライマックスシリーズを勝ち抜いたチームが出場できます。
・延長戦の制度はペナントレースとは異なります。ペナントレースでは最長12回で決着がつかなければ引き分けとなります。日本シリーズでは第7戦までは延長15回となり、第8戦以降まで持ち込まれた場合は延長は無制限になっています。
・予告先発は両チームの監督の判断になります。監督同士が話しあった結果、予告先発を行なうかどうかを決めます。
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