日本シリーズの歴代視聴率は?最高をマークしたのはいつのどの試合?
今回は日本シリーズの歴代の視聴率についてご紹介します。
数多くの素晴らしい戦いが繰り広げられてきた日本シリーズで、いつのどの試合が最高視聴率をマークしたのか、気になる野球ファンの方は多いことでしょう。
ランキング形式で振り返ろうと思いますので、当時を懐かしみながら確認するのもいいかもしれませんね!
日本シリーズの歴代視聴率ランキング(関東地区)
ここではまず関東地区における日本シリーズの歴代視聴率をランキングにまとめました。
順位 | 年度 | 第何戦 | 視聴率 | 優勝チーム | 敗戦チーム | 成績 |
1位 | 1978年 | 第7戦 | 45.6% | ヤクルト | 阪急 | 4勝3敗 |
2位 | 1996年 | 第2戦 | 43.3% | オリックス | 巨人 | 4勝1敗 |
3位 | 1996年 | 第1戦 | 43.1% | オリックス | 巨人 | 4勝1敗 |
3位 | 1965年 | 第3戦 | 43.1% | 巨人 | 南海 | 4勝1敗 |
5位 | 1983年 | 第5戦 | 41.8% | 西武 | 巨人 | 4勝3敗 |
歴代最高視聴率は1978年の第7戦(ヤクルトvs阪急)になります。平均視聴率が45%超えですから、これは凄まじい記録になります。
この年はヤクルトが球団史上初の日本一に輝いた年ですね。この第7戦はある事件がおきました。阪急の上田監督がホームランの判定を巡って猛抗議を行い、1時間19分も試合が中断したんです。それはコミッショナーがグラウンドに降りて説得するほどでした。あまりあってはいけない光景ですが、臨場感があって野球ファンは興奮したでしょうね。
当時の様子については、以下でもまとめていますので合わせてチェックしてみて下さいね。
↓
日本シリーズの歴代名場面ランキング!劇的な逆転優勝も振り返る
上位5位までを記してみましたが、大分昔の試合になりますね。やはり昔の方がテレビ中継を多くしていた分、注目度が高かったということでしょう。そして注目すべきは、5試合のうち実に4試合が巨人戦ということです。いかに巨人戦の注目度が高いかがよく分かりますよね。
では最近は視聴率は全く取れていないのか、というとそういう訳ではありません。
上記はあくまで関東地区なんですね。各地域毎の視聴率をみると面白い結果になるんです。次で、各地域毎の視聴率について詳しく見ていきましょう。
日本シリーズの歴代視聴率ランキング(各地域別)
それでは早速ですが、今度は視点を変えて各地域別の視聴率ランキングを見ていきましょう。
順位 | 年度 | 第何戦 | 視聴率 | 優勝チーム | 敗戦チーム | 成績 |
1位 | 2016年 | 第6戦 | 54.9%(広島地区) | 日本ハム | 広島 | 4勝2敗 |
2位 | 2006年 | 第5戦 | 52.5%(札幌地区) | 日本ハム | 中日 | 4勝1敗 |
3位 | 2000年 | 第2戦 | 51.5%(北部九州地区) | 巨人 | ダイエー | 4勝2敗 |
4位 | 1999年 | 第1戦 | 47.6%(北部九州地区) | ダイエー | 中日 | 4勝1敗 |
5位 | 1999年 | 第5戦 | 47.1%(北部九州地区) | ダイエー | 中日 | 4勝1敗 |
こうしてみると見事に最近の試合が多くなりましたね。そして注目すべきは巨人戦の割合が比較的少ないことでしょう。
ここ数年でプロ野球は地域密着で根付いてきたことが要因でしょうね。
そして数字を見ると、なんと第3位までが脅威の50%超えです。2人に1人は試合を見ているということですから、凄いことです。もう国民のイベントですね。
中でも1位の広島地区の54.9%は脅威的な数値ですし、記憶に新しいですよね。25年ぶりのセリーグ制覇に感動した野球ファンは、広島ファンならずとも多かったことでしょう。
そして2位は、2006年日本シリーズで日本ハムが本拠地の5戦目で日本一を決めた試合になります。東京から北海道に本拠地を移転してより人気が高まりました。熱い北の大地から初の日本シリーズに出場し、日本一に王手をかけていた試合でした。やはり地域密着でファンからの高い支持を受けていたことが分かります。この時は新庄選手がいて、ファンサービスを多くやっていたことも視聴率に繋がっていると思います。
3位は、ON対決ですね。長嶋監督率いる巨人とダイエーを率いる王監督との対戦です。
やはり話題性の高い対戦は視聴率が高まりますね!
ちなみに歴代瞬間最高視聴率(各地域別含む)は2006年第5戦の73.5%!
これまで視聴率の平均で歴代の記録を見てきましたが、瞬間視聴率も気になりますよね。そこで最後に歴代の瞬間最高視聴率を確認しましょう。
その名誉ある記録を叩き出した試合は、先ほどの地域別の第2位にランクインした2006年第5戦(日本ハムvs中日)になります。
札幌地区の視聴率ですが、73.5%と視聴率とは思えない数値をたたきだしました。最後の日本一を決める瞬間は、多くの北海道民を中心にファンから見守られれていたということになります。
その他にも、北海道に移転してからの初の日本シリーズということもあり、この瞬間最高視聴率に繋がっていると思います。本当に凄いですよね・・・(^^)/
まとめ
・日本シリーズの歴代最高視聴率(関東地区)は1978年の第7戦(ヤクルトvs阪急)で45.60%になります。試合が1時間以上も中断する事件がおきました。
・日本シリーズの歴代最高視聴率(各地域別)は2016年の第7戦(日本ハムvs広島)で広島地区の54.90%になります。25年ぶりのセリーグ制覇ということもあり、広島ファンの熱気は最高潮になりました。
・歴代瞬間最高視聴率は2006年の日本シリーズで北海道に移転した日本ハムが日本一を決めた第5戦の札幌ドームの試合です。その数字は脅威の73.5%。北海道に移転して初の日本シリーズということもこの脅威の数字に繋がった理由だと思います。
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