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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代サード(三塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

東北楽天ゴールデンイーグルスを牽引した選手が多く守りについたサード。

今回はそんな東北楽天ゴールデンイーグルスのサードを守った歴代選手の成績や年俸などをリサーチしました。

仙台の地で活躍した選手たちの成績を確認していきましょう!!

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東北楽天ゴールデンイーグルス歴代サード(三塁手)一覧まとめ!

まずは2005年以降、そのシーズンの主にサードを守った選手を確認してみましょう。

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
2005 ロペス 42 118 0.223 12 49
2006 フェルナンデス 42 132 0.302 28 88 ベストナイン
2007 草野 大輔 12 119 0.320 8 44
2008 草野 大輔 12 118 0.271 3 36
2009 草野 大輔 12 122 0.305 7 54
2010 中村 紀洋 99 129 0.266 13 64
2011 高須 洋介 4 128 0.277 1 30
2012 枡田慎太郎 32 79 0.295 5 32
2013 マギー 3 144 0.292 28 93 ベストナイン
2014 松井稼頭央 7 128 0.291 8 46
2015 ウィーラー 40 91 0.255 14 50
2016 今江 敏晃 8 89 0.281 3 23
2017 ウィーラー 40 142 0.271 31 82 ベストナイン
2018 今江 敏晶 8 127 0.276 10 49
2019 ウィーラー 40 117 0.243 19 67
2020 茂木栄五郎 5 73 0.301 7 33
2021 茂木栄五郎 5 120 0.259 14 53
2022 茂木栄五郎 5 73 0.223 9 30
2023 小深田大翔 0 134 0.258 5 37 盗塁王
2024 浅村 栄斗 3 143 0.253 14 60
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2000年代

創設1年目の05年はルイス・ロペス選手が起用され、4月1日にイーグルスの外国人選手として初本塁打を放つ等、12本のアーチを描きましたが、1年限りで退団しました。

翌年はロッテ、西武で活躍したホセ・フェルナンデス選手が加入し、打率.302、28本塁打、88打点の好成績を残してベストナインを受賞しました。

フェルナンデス選手がファーストに回った07年は社会人出身の2年目・草野大輔選手がレギュラーに抜擢され、打率.320のハイアベレージを記録、レギュラー3年目となった09年も打率は3割を上回りました。

2010年代

10年からは毎年のようにサードのレギュラーが代わり、10年は加入2年目だったベテランの中村紀洋選手が129試合に出場しましたが、同年限りでチームを離れ、翌11年はセカンドのレギュラーを務めていた高須洋介選手が回りました。

12年は怪我の影響で高須選手の出場機会が減り、打力を買われた高卒7年目の枡田慎太郎選手が主に起用され、桝田選手が13年にポジションをレフトに移すとメジャーリーグ経験豊富なケーシー・マギー選手がチームに加入し、全試合出場を果たしてベストナインを受賞しました。

マギー選手は1年でメジャーリーグに復帰するため退団、14年はショートから松井稼頭央選手が回り、松井選手が外野に挑戦した15年は来日1年目だったゼラス・ウィーラー選手がチーム2位となる14本塁打を放ちました。

15年オフに球団史上2人目となるFA選手の獲得を行い、ロッテで主力として活躍していた今江敏晃選手が入団し、16年と18年にサードのレギュラーを務め、移籍1年目の16年は通算1500安打を達成しました。17年は前年に指名打者に回っていたウィーラー選手が31本塁打82打点を記録してベストナインを受賞、19年もメインで起用されました。

20年は外国人枠が埋まった影響でウィーラー選手の出場はなく、シーズン途中に巨人へトレード移籍、同年から3年間レギュラーを務めたのは19年まで4年間ショートのレギュラーだった茂木栄五郎選手で、20年に73試合の出場ながら、打率.301を記録しました。

茂木選手が不調に陥った23年はショートから小深田大翔選手が移り、36盗塁を記録して盗塁王を獲得、24年はセカンドを守っていた浅村栄斗選手と小深田選手のポジションを入れ替え、浅村選手は全試合に出場しました。

 

東北楽天ゴールデンイーグルス歴代サード年俸ランキング!歴代最高年俸は浅村栄斗選手の5億円!

ここでは東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代サードを年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績はサードのレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2024 浅村 栄斗 5億0000万円 0.253 143
2 2006 J.フェルナンデス 2億0000万円 0.302 132
2 2016 今江 敏晃 2億0000万円 0.281 89
2 2019 Z.ウィーラー 2億0000万円 0.243 117
5 2014 松井 稼頭央 1億6000万円 0.291 128
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球団創設以降、主軸打者が多く務めてきたサードの1位は5億円浅村栄斗選手でした。

西武からFAで加入後も移籍前と同じく中心打者として活躍し、24年はそれまで守っていたセカンドからポジションをサードに移して、全試合出場を果たしました。

2位は2億円で3人が並び、06年のホセ・フェルナンデス選手はイーグルスが日本でプレーする3球団目でしたが、移籍1年目から好成績を残してベストナインを受賞しました。

16年の今江敏晃選手は前年オフにロッテからFAで加入、古傷の再発やプレー中の怪我もあり戦列を離れましたが、同年は89試合に出場して8月に通算1500安打を達成しました。

19年のゼラス・ウィーラー選手は明るいキャラクターでファン人気が高く、17年には31本塁打を放ち、ベストナインを受賞する等の活躍を見せ、19年も15年の入団から5年連続となる二桁本塁打を記録しました。

5位の松井稼頭央選手は、メジャーリーグから11年に日本球界に復帰、イーグルスでも慣れ親しんだショートを守っていましたが、年齢や負担を考えて1億6000万円でプレーした14年はサードに回り、128試合に出場して打率.289を残しました。

 

私が思う歴代最強の東北楽天ゴールデンイーグルスのサード(三塁手)はゼラス・ウィーラー選手!

打線の中軸を担った選手が多く務めた東北楽天ゴールデンイーグルスのサードですが、歴代最強のサードは明るいキャラクターでチームを盛り上げ、結果も残し続けたゼラス・ウィーラー選手ではないでしょうか。

ここで、ゼラス・ウィーラー選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・プロ野球指導者
生年月日:1987年1月16日
身長:177cm
出身:アメリカ
最終学歴:ウォレス・ステート・コミュニティカレッジ
血液型:不明

1987年(昭和62年)1月16日生まれ、アメリカ・アラバマ州出身。アメリカではマイナーリーグでのプレーを経て、14年シーズン途中にニューヨーク・ヤンキースでメジャーリーグデビューを果たし、同年オフに東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が決定しました。

来日1年目から開幕スタメンを掴み、いきなり本塁打を放ち、シーズン途中に家族の都合で一時帰国がありましたが、最終的にはチーム2位となる14本塁打を記録しました。

翌年はサードと指名打者と外野で起用され、17年にサードをメインポジションとしてプレーするとシーズン途中から4番に定着し、31本塁打82打点を記録してベストナインを受賞しました。

18年はプレー中の骨折での離脱もあり、思うようなシーズンにはなりませんでしたが、翌年はサードのレギュラーに返り咲き入団から5年連続となる二桁本塁打を達成しました。

外国人枠の関係で出場機会がなかった20年シーズン途中に巨人へトレードで移籍しましたが、明るいキャラクターでチームを盛り上げ、プレーでは常に全力プレーを見せ、仙台の地で愛されたウィーラー選手が東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強のサードだと考えます。

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東北楽天ゴールデンイーグルス歴代サード(三塁手)に関する豆知識

プロ2年目の07年から3年間レギュラーとしてプレーした草野大輔選手。卓越したバットコントロールでレギュラーに抜擢した野村克也監督からの信頼も厚い選手でしたが、現役生活は7年間と短めでした。

草野選手は宮崎の延岡学園高校を卒業した95年に社会人のNTT東京へ進み、NTTグループ内のチームの統合や廃部もあり、02年からはホンダ熊本でプレーしました。全日本の代表に選ばれる等活躍を続けていましたが、ドラフト会議にかかることはなく、社会人でのプレー経験が長くなっていた05年に大学生・社会人ドラフト会議でイーグルスから8巡目指名を受けました。

草野選手は29歳を迎える年で妻子がある身だったため、プロ入りするか悩みに悩んだ結果、28歳11か月という史上2番目に遅い年齢でのプロ入りを決め、31歳のシーズンだった07年から3年間レギュラーを務め、短い現役生活の中で花を咲かせました。


 


まとめ

・東北楽天ゴールデンイーグルスのサードは草野大輔選手と茂木栄五郎選手が最長となる3年連続でレギュラーを務めた。

・外国人3選手がベストナイン受賞経験があり、小深田大翔選手は盗塁王を獲得した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、浅村栄斗選手の5億円。

・ゼラス・ウィーラー選手は明るいキャラクターでファン人気も高く、入団から5年連続となる二桁本塁打達成やベストナイン受賞等、記録を残した東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強サードである。

 

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